みなさんこんばんわ。たぬきちです。
いやはや。一年というのは夏が終わると途端につるべ落としと言いましょうか。
9月があっという間に過ぎ、今日からもう10月に突入してしまいましたね。
というわけで、暦の上では後半戦なのですが。
天気予報によると、季節外れの残暑で夏日がまだ数日続くようです。
もう暑いのは良いよ。などと仕事中は思ったりもするものの。
ガスブロ好きのトイガンフリークとしては別です。
過行く季節を惜しむような心持で、
たぬきちは手持ちのガスブロ長物のピーク時の動作・性能の確認をすべく、みんなの森というフィールドのレンジに行って来ました。
今宵はその際の記録として書付けておこうと思います。
初速の表記はすべて0.2g弾にて計測した数値です。
さて、今宵も書き散らしますよ!
WE-Tech R5 RGP
たぬきちの夏のアウトフィールドでのメイン武器にして、ショットガンやスナイパーライフルじゃないレミントン、R5 RGPです。
現状、マガジンを日向に置いておいた状態で初速90m/s程度。
NPAS搭載なのでもう少し限界値のパワーを狙えるかもしれませんが、弾速チェックで引っかかっては意味がないので迷うところです。
あらためてレンジで撃ってみると、0.25g弾を使用して40mでもわりとよく当たりますね。
ELCAN SPECTORがよく似合っているような。
弾道的にも40mで4倍スコープで気持ちよく撃てる弾道です。
先日TENKOOで物足りなさを感じたのがうそのよう。
ただし、やはり比べると40mでの弾道や50mへのアプローチという面では電動ガンにさすがにかなわない。
この銃の持ち味は撃ち味の良さと見た目ですかね。
気温30℃での撃ち味は豪快そのもの。
ガスブロですのでキレの良さは電動ガンとは比肩に能わない。
トリガーを引き絞り、シアが切れた瞬間にドンと来る撃発のこのダイレクト感はやはりトイガンとしてはガスブロライフルでしか味わえないものです。
最近ではPDWこそガスブロにふさわしく、ライフルサイズはもう電動ガンの領域だと思い始めたたぬきちですが。
あらためてレンジで撃ってみると。
この銃に限ればアサルトライフルとしての責務を果たしてくれるガスブロ長物だと、留飲を下げるような思いもあります。
昨年の今頃は、気温が低下した時期でもCo2マガジンでこの銃を使おうと画策していましたが。
電動ガンに使用機会を与えたいという点と、Co2でドライブした際の内部破壊のリスクを考えると今はCo2マガジンでの使用はしないつもりでおります。
WE-Tech KAC PDW
WE-Tech G36cでもそうでしたが、撃ち始めにホップの不安定さがありますね。
それでも、2マグくらい撃っているとホップが安定してきて、0.25g弾にて40mのターゲットにヒット性の高い弾丸を叩きこめるようになります。
R5でもそうですが、やはりガスブロ長物のヘッドショットの限界値は40m程度のようで、そこから先は急に不安定になりますね。
ちなみにパッキンはR5がPDIでこのPDWはデフォルトのままです。
撃ち心地はR5に比べてガツンと単純で硬質な衝撃があります。
後退するボルトを受け止めているスプリングが細く、衝撃が 割とダイレクトにバッファに伝わるからでしょうか。
計っていませんが、動作しているボルト自体はR5よりも重量がありそうな気がします。
この二丁はマガジンを共用するのですが。
そのあたりも撃ち味の違いに表れているようですね。
PDWをインドア戦の武器だと仮定した場合、この銃は狭い穴などにも撃ち込める精度の高さとガツンとした撃ち味を与えてくれる最高のバディになりえるんじゃないかと思います。
30mのヘッドショットが毎度のように取れる精度。
ガスブロPDWとしては上々でしょう。
WE-Tech G36C
今回レンジには持ち込みませんでしたが、比較の意味で掲載しておきます。
初速で言えば最大95m/sと電動ガンに匹敵する初速があります。
0.25g弾を使用した場合、40mでも上々の命中性があり、リコイルショックも最上級。
強化樹脂製レシーバーで作動音はソリッドではありませんが、スプリングの鳴りなのか涼やかな金属音をわずかに含む心地よい動作音がします。
難点はマガジンポーチがM4系と共通化できないこと。
M4マグに比べ大きく、連結アタッチメントが引っかかるので出し入れに難儀します。
アタッチメントにて二個セットで組み合わせて運用するつもりで4マグ持っていますが。
予備マグはダンプポーチに入れて運用するのが手っ取り早いのかな。
これがこの銃の一番の泣き所ですね。
さてどうしましょうかね。
TM MP7A1 GBB
初速は最高値で76m/s程度で頭打ち。
使用弾は0.25gだと40m手前でドロップしてしまうので、0.2g弾での運用がベストのようです。
0.2g弾使用だと40m程度までフラットな弾道で飛んでくれるので、まさにインドア戦向きな一丁と言えそうです。
円安&原材料費高騰でぜいたく品であるトイガンが加速度的に入手困難になっていく中で、安価で入手性抜群なPDWとして今後ますます注目されていくモデルじゃないかと思います。
マガジンを直射日光に当てすぎると、セミオートでの撃ち始めに2バーストショットとなることがしばしばありました。
この銃に限った話ではありませんが。
マガジンの温めすぎには注意したいところです。
KSC KRISS Vector
陽光でマグが温められると初速93m/sぐらい出ていましたが、標準的には気温30℃で86m/s程度の初速が出ています。
TM MP7A1と同じく、こちらも0.25g弾だと40m程度で顕著なドロップがあり、運用的には0.2g弾が妥当のようです。
MP7と同じく、インドア戦がメインフィールドとなる武器かと思いますので使用弾については0.2gのみを想定しておくべき銃のようです。
0.2g弾使用にて40mをほぼフラットで飛ぶ弾道なので、インドア戦であれば長距離射程でもバチバチとヒットを取ってくれそうですね。
幸か不幸か、クリススーパーVシステムの存在のためにリコイルショックが控えめで撃ち味にはやや欠ける印象もありますが。
特異な存在であるガスブロKRISSを使用する満足感が、足りないもののすべてを埋めてくれることでしょう(^^;
マガジンが売っているのを見かけたらまた買っておきたいところ。
今年の春先に香港から買い付けた際には、船便で荷物が届くのに3か月かかりました。
さてさて。気温が安定しているうちに、手持ちのガスブロ長物についてピーク時の初速や動作を確認しておこうという企画だったわけですが。
やはり、撃ち味で言えばR5などガスブロのアサルトライフルは最上級の高揚感を与えてくれますね。
撃っている感というものが半端ないと言いましょうか。
トイガン遊びの醍醐味、銃を模したアイテムで遊んでいるのだという実感を十二分に与えてくれますね。
MP7やKRISSなど小型PDWの場合でも、撃発音や肩を叩くリコイルショックは確かに手の中にあるものが銃であり武器であるのだと感得させてくれます。
まあ、電動P90でも撃てば内部メカの動作で多少の振動を体感できますが。
より強く肩を叩く”撃っているのだ”という実感は、人を傷つける覚悟を自分に突き付けてくるようでもあり。
サバゲでのヒリヒリするような戦場の感覚を大いに盛り上げてくれる要素になっているような気がします。
電動ガン隆盛の時代ではありますが。
ゲームに投入するかどうかはさておいたとしても、トイガン好きであればガスブロ長物はぜひ体験してみてほしいアイテムであるのは間違いありません。
それでは今宵もこの辺で。
たぬきちでした。