みなさんこんばんわ。たぬきちです。
なんだか気が付くともう12月も後半戦。
2022年もあっという間に残すところ2週間となっております。
寒さも増してゆく今日この頃ですが。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
本日は久々に予約注文して購入したアイテムがありますので、
こいつの紹介をしてみたいと思います。
ほいやっ!
BOLT AIRSOFT SCAR SC リコイルショック付き電動ガンです!
いやーついに出ましたね。
URG-I以来、一年二か月ぶりのBOLTの新作電動ガンです。
URG-Iの調整にずいぶんと手こずらされたたぬきちでしたので、
あやうくBOLTはもう新作を出さない事態なのかと変な心配をしたりもしましたが。
ようやっと出た新作はなんとSCARのサブコンパクトモデル。
なんというマニアックなチョイスなんでしょうか(^^;
ただたぬきちにとっては待望のサブコンパクト。
ガスブロも電動ガンもPDWで固めつつある中でしたので、
まるでたぬきちのハートを狙い撃ちするような新作チョイス。
思わず予約購入せずにはいられませんでした(^^;
SCAR SCのSCとは、もちろんサブコンパクトの略です。
どうですこの寸詰まりなシルエット(笑)
この状態ならバックパックにも普通に収まるのでバックアップガンとしても重宝しそうじゃないですか。
クルツほどではないにしろ、元がライフルとは思えないようなサイズ感で取り回しの良さは使う前から折り紙付きでしょう。
BOLT AIRSOFTとCYBERGUNのダブルネームでの発売ですので、刻印類も多くリアリティがあって良いですね。
刻印はこんなところにもありました。
お値段がそこそこお高いだけあって気配りがこまやかですね。
格好いいんですが、
今現在、このマガジン単体での販売はされていないようです。
うーんちょっと残念💦
残念ついでにもう一点。
チャージングハンドルはライブ可動ではありませんでしたので、そういうところが気になる人にはちょっと残念かもしれません。
いちおう引くと動くのですが、せいぜい数センチ。
取説にもチャージングハンドルは引くなと書いてあるので、無理に引くと破損の原因になりそうです💦
チャージングハンドルが引けないとなると、どうやってHOP調節をするのでしょうか。
方法は単純。
フルオートで何度か撃って、たまたまポートカバーが開いたタイミングで調節をします(笑)
うーん。
まあ、それで困りはしないだろうけど。
非固定ストックでリコイルショック機構を搭載するため、内部空間的にオミットせざるを得なかったのでしょう。
しかるにボルトリリースレバーもただのモールドで、押してもうんともすんとも言いません。
繰り返しになりますが。そういうのが気になる人には面白くない点なのじゃないでしょうか。
ちなみにたぬきちはあんまり気にしてません。
だって電動ガンだもん。
そういう駆動部すべてライブがよければ、ガスブロのやつを買うしかないですし。
それを受け入れる代わりに、真冬でも遊べる対候性を手にしているわけですのでね。
気になる特徴といえばもう一点。
このモデルの存在意義とも言えそうなこのワイヤーストックです。
SC、なるほどコンパクト。
バットプレートを深く肩につけているのを想像してみてほしいのですが、
ワイヤーストック基部にあるチークパッドが近すぎて、頬を深めにつけるとリアサイトがほっぺにめり込む位置関係となります。
まあそこはそれ。
SCAR SCは特殊部隊など隠密行動や携行品の小型軽量を求められるような任務で使われる銃です。
じっくり狙って撃つためのストックではないのは仕方がないというか、
存在意義がそもそもコンパクト重視ということの現れですのでね。
良くも悪くも、SCAR SCをよく表している部分と言ってよさそうです。
同じ理由になるかと思いますが、
ワイヤーストックおよびバットプレートは簡素な作りになっているので若干ぐらつく感じも見受けられます。
もう一回言いますがそこはそれです。
SCAR SCらしいなあと、このモデルらしさとして甘受してしかるべき点じゃないでしょうか。
左側は刻印の類はセレクタのポジション表記だけで、シンプルな見た目ですね。
箱出し時にはワイヤーストックが直接銃本体に触れないように左右ともシールが貼ってありましたが、
それをはがして使ってみると、確かにワイヤーストックに引っかかれて本体側に傷というか、鉄粉のようなものが付着するようです。
気になる人はなるべく伸縮させる回数を少なくするような運用を心掛けた方がよさそうです。
中身についてはまだ分解等は何も行っていませんが。
外から見る限り気が付いたことで言えば、マガジンハウジング内、給弾口を囲って厳重な構造が追加されていますね。
これはもしや、たぬきちがさんざURG-Iで苦労させられたマガジン相性対策なのかも。
URG-Iの記事で書きましたが、URGはマガジン相性がとてもシビアであるマガジンでは初速95m/s程度出るのに、別のマガジンでは80m/s程度になる、あるいは多重給弾してしまうなどの問題が起きやすい個体にたぬきちは当たりました。
もしかしたらその対策として、次回作であるこのSCAR SCではメカボからチャンバー、マガジンへの接続部分を新規パーツで固めたのかもしれません。
このモデルではバッテリーはこのハンドガード下部を外してここに挿入することになります。
ハンドガード下部を止めている二つのマイナスネジを外すのですが、こいつが特殊ネジになっているので、反時計回りに力任せに回すとネジを痛めることになるので注意が必要です。
よく見ると矢印が書いてあるのですが、押し込みながらこの矢印方向に半周ほど回すと外れる仕組みになっています。
バッテリーは11.1v15c三つ又タイプというSCAR SC専用のバッテリーで、接続端子はディーンズコネクタとなっています。
これはひとえに挿入スペースの問題によるもので、ハンドガード内はごくごく狭小でうまく入れないとバッテリーが収まりません。
取説に付属してバッテリーの入れ方についてのコピーが添付されてきましたが、これが印刷が暗くて何の役にも立ちませんでした💦
そこでさんざ工夫してたぬきちはこんな感じでバッテリーを詰め込めることを発見。
まずバランサー端子が付いている三つ又の一本を写真下側の隙間に挿入し、
シールの貼付されている一本をそこに乗せ、
ディーンズコネクタにつながる赤いリードを持つ最後の一本は、そのリード線を右側の支持構造の外側に通しています。
ハンドガード自体も装着に多少の力が必要ですので、間違ってリード線を噛みこんだまま力いっぱい閉じようとすると断線しかねないので注意が必要です。
さて、肝心の実射性能ですが。
箱出しで初速が92m/s程度と上々のパワー感です。
そしてリコイルショックはなかなか強烈で、URG-Iと撃ち比べてみましたが肩を叩く衝撃はURGと同じか幾分強いかもしれません。
チャージングハンドルがオミットされている件も、この撃ち味のためだったら致し方ないと納得できるレベルのリコイルショックがあります。
やはり幾分ギア鳴りが気になる気もしますが、URGやPMC-Qの時ほどではないです。
弾道はなかなか素直で35mのターゲットにバシバシ命中させることが出来ました。
PDWの類であることを考えればまずまずの実射性能だと思います。
レンジでは0.2g弾のみしか試せなかったので、0.25g弾でもう少しHOPをかけた場合にどうなるかというのは改めて試してみたい件ではありますね。
さて。
見て参りましたBOLT AIRSOFT SCAR SC リコイルショック付き電動ガンですが。
いかがだったでしょうか。
サイズ感といいリコイルショックといいリアリティといい。
とてもよくまとまっている電動ガンなんじゃないでしょうか。
マガジン相性ですが、ひとまずデフォルトのマガジン、CYMAのノーマルタイプマグ、DMTのPMAGで試しましたが給弾不良や初速の乱れもなく。
弾道も含めた実射性能は箱出しレベルとしてはまずまず上等な部類だと思います。
ストックやオミットされている部分については好き嫌いがあるかと思いますが、たぬきち的にはその不便さや難点も含めて面白みに溢れた良いトイガンじゃないかと思います。
これから始まるウィンターシーズンですが。
メインにしろサブにしろ、相棒としてフィールドに持ち込む武器として選択肢に常に入る一丁になりそうな。
実際に使ってみてわかることもありますのでね。
おいおい、そのあたりもレビューしてみたいと思います。
それでは今宵もこの辺で。
たぬきちでした。