せんばやまのたぬきちのブログ

たぬきちのトイガン&サバゲーに関するブログです!

【たぬ雑記】IBF9 シューティングレンジにて3機種の調整をしてきました

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

 

前回ブログで書いた通り、八王子TENKOOでの定例会でガスブロ長物の撃ちごたえの良さに酔いしれたたぬきち

しかしも40mから先の初弾の命中精度の低さから、アウトフィールドでの電動ガンの有用性に興味は回帰したのでした。

 

そういうわけで、今宵はIBF9のレンジにて調整してきた電動ガンのお話です。

 

 

 

 

 

まずはこちら。

CYMA MP5SD6 電動ブローバック機能付き電動ガンです。

前回レンジインした際にホップレバーの根元の留め具を破損し、ホップが全くかからない状態になってしまったこのトイガン

樹脂製のピンが破損・紛失してしまったので、身近にあった似たような樹脂の棒を軸として代用し修理しました。

 

今回採用したのはマルイ純正ホップパッキンですが。

さすがすべての電動ガン用パッキンのベンチマークたりえる東京マルイ製のオーソドックスな純正パッキン。

20m、30m、40m、50mと各距離でドットサイト通りにターゲットに命中できる素晴らしい弾道になりました。

 

BB弾は程度の差はあれ山なりに飛ぶものなので、各距離でサイト通りのエイムでターゲットに当たる設定を出すのって難しいんですよね。

 

ノズル、チャンバー、パッキン、インナーバレル。

すべての要素がバランスよく成立していないとこううまくはいかないものですが。

このトイガンについては、それが実現できる素性の良さがあったということでしょう。

 

あえて言えば、ワンマグ分くらい撃つうちにブローバックするポートカバーに叩かれるのかホップレバーが少しずつ動いてしまうような様子がありますが。

電動ブローバック機能自体は気に入っているので、それは笑って甘受するべきところでしょうか。

 

毎回ずれるというわけじゃないんだよなー。

何かの拍子にずれる。

何の拍子にずれるのか、これについてはもう少し様子を見ていずれ対策を考えようかと思います。

 

CYMA MP5SD6。

やはり。タボールもそうですが、安い割に本当に遊びやすい良いトイガンだな~。

 

 

さて、次です!

 

 

 

 

 

 

ICS / ASG HERA Arms CQR 電子トリガー搭載ブローバック機能付き電動ガンです。

 

いやはや。またもポチってしまいました。

ガスブロにしろ電動ガンにしろ海外製品をひろく愛用してきたたぬきち

円安のあおりを受け今後価格が上昇してしまうことを見込んで、勢い込んで欲しかったこのモデルを買ってしまいました。

 

このトイガン

何がいいかといいますと、まずICSの最近の他の電動ガン同様、スプリットタイプ(上下分割方式)のメカボックス搭載なのです。

ガスブロM4ではエンドピン一本を抜くとボンネットよろしく、レシーバーが上下にぱかっと分裂し内部にアクセスできますよね。

ICSの電動ガンは上下分割方式のメカボックスを採用しているため、ガスブロや実銃と同様にエンドピン一本を抜くだけでメカボ内部にアクセスできるのです。

 

たぬきち的にはこれが気になっていて、以前からこのためだけにでもICSの電動ガンを触ってみたいと思っていました。

 

 

 

 

はい、ぱかっとな(笑)

 

要するにこういうことです。

HERA CQRではフロントハンドガードが邪魔をするのでピボットしないため、ピボットピンも一緒に抜くことでこのように上下分割するわけです。

これによって上部の吸排気系と下部の駆動系を分けて、それぞれに簡単にアクセスできる。

 

 

このモデルの一番大きなメリットはさらにQDスプリングを採用していることでしょう。

これによって、ピン二本を抜くだけでメカボックス上下を分割し、上部後端のQDからメインスプリングの交換が容易にできる。

要するに、フィールドに応じた初速に変更するなどフレキシブルな初速調整がいとも簡単に行えるというわけです。

 

これまでさんざっぱら電動ガンをいじってきましたが、この機構は内部をいじるユーザーにとっては本当に革新的なものじゃないかと思います。

 

うーん、実に素晴らしい!

実にらくちんだ(笑)

 

 

 

 

このモデルの利点はまだまだあります。

電子トリガー搭載でプリコック機能付きの、電動ブローバックユニット搭載なのです。

 

要するに、キレッキレでなおかつブローバックするギミックもついているという特色の山盛り具合。

プリコック解除も簡単で、セレクターをSAFEに入れるだけ。

それだけでプリコックが解除され、スプリングが解放されるのです。

当然使用後にはセレクタをSAFEに入れるわけで。プリコック解除を忘れる心配がありません。

こういうユーザーライクな機能をもりもりに盛り込んでくれるあたり、台湾の電動ガンシーンというのは本当に日本のそれをはるかに凌駕しているなと感心させられてしまいます。

 

また電子トリガーはセレクタとトリガーを操作することでフルオートポジションを3点バーストに変更することも簡単に可能。

プリコック機能無しモードも設定できますが。あえてそれを設定する意味はないような。

 

電子トリガーの機能設定はこれだけですが。

細かい設定をどんどん増やしても使い切らないので。

これに関してはもう十分事足りているんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

あとはもう。何よりこのあくの強い見た目じゃないでしょうか。

両手ともサムホールになっているグリップの、何とも言えない先進性というか、近未来感がありますが。

これでいて、HERA ARMSというのはドイツに本拠を置く実銃用のアフターパーツメーカー。

要するに、この見た目で実はきちんと実銃を根拠にして作られたトイガンなのです。

 

 

 

 

 

 

メカメカしい見た目ではあるものの。よく見ると4面レールのハンドガードを装備したM4にサムホールタイプの大型フォアグリップがついているのだということがわかりますね。

 

 

 

 

 

 

ストックもまたサムホールタイプで特徴的なもの。

抱えてみるとこれが実にエルゴノミックで、体に吸い付くような保持感覚があります。

 

もっとも、一般的なクレーンストックとは違ってホールドポジションを選べないので、体格の小さな人にはおさまりが悪いのかもしれませんので、一長一短とも言えそうな。

少なくとも、身長180cmのたぬきちの体格にはジャストフィットでした。

 

また、バッテリーはストック後端のバットプレートを外し、ストックパイプに相当する部分に挿入。

これがまた狭く、一般的なM4ストック内に収まるものしか対応していません。

ストックが上下に幅広なのでちょっと意外ですね。

 

11.1vに対応するという情報もありますが、販売元は7.4vを推奨しているようです。

 

セミオートで使っている限り、プリコッキングのおかげで7.4vでもダルさは感じませんのでね。

たぬきち的には7.4vでもキレの良さに不満はありません。

 

 

さて肝心の実射性能ですが。

これもなかなか上々で、搭載されたダイヤル式のチャンバーは全くのゼロホップからかなり強めなホップ設定まで対応。

デフォルトでは初速85m/s程度でしたが、そこはスプリット式メカボックスとQDスプリングのおかげで簡単にメインスプリングを交換。

初速95m/s程度の設定として、20m~50mの各距離でこちらも光学機器のサイト通りにターゲットに命中させることができる良好な弾道です。

 

これだけ機能もりもりで整備性も抜群。

なおかつ弾道も申し分なく、トリガーフィーリングもキレッキレで。

なんだかもう、脱帽させられるようなパッケージングのトイガンですね。

 

 

 

 

 

 

HERA CQRに足りないもの。それはリコイルショック!
というわけで、BOLT Airsoft URG-Iリコイルショック付き電動ガンです(^^;

 

マルイ製パッキンに変更すると初速が落ちる現象があるため、デフォルトのパッキンに戻したわけですが。

その状態で初速は92m/s程度。

20m、30mは毎回ターゲットに命中させることができますが、40m、50mでは多少上下に振れる感じがあります。

 

またホップ調節について、ある程度ダイヤルを回すとそれ以上ホップがかからなくなる感覚がありますね。

 

パッキンの硬さ、押しゴムの硬さのバランスが悪いのかな。

 

撃ち味に関して言えば、ガスブロと比べても勝るとも劣らないリコイルショックと撃発音があって特筆に値すると言えるほど。

一方で、弾道に関して言えば上掲二機種に比べてもう一歩、まだ煮詰めたい感じですね。

 

もしかしたら、ノズルを国内サードパーティ製に変えたらマルイ純正パッキンでも初速が低下しなくなるのかもしれません。

11.1vのキレの良さもあり。撃ちごたえは電動ガンで随一ともいえるほどなので。

もう少しいろいろなことを試してみようかと思います。

 

 

 

 

 

いやはや。やっぱりトイガン遊びって楽しいですね。

ガスブロ、電動それぞれに良さがあって、モデルごとにも様々な特色がありますね。

 

ICSの電動ガンの整備性の良さ、性能面での素性の良さには今回特に驚かされました。

また撃ちごたえという面ではBOLT製品には他の追随を許さない特別さがありますね。

 

現状で言うならば、やはりBOLTのURG-Iを40m、50mでも毎回ヘッドショットが狙えるような精度を出してやりたいなぁ。

それが実現するならば、撃ち味の良さと含めて最高の電動ガンの一丁となるはずですね。

 

それに関しては引き続きいじってみようと思います。

 

今宵も長話になってしまいましたね。

それではまた。たぬきちでした。