みなさんこんばんわ。たぬきちです。
日に日に寒い日が増え、いよいよ本格的な冬シーズンの到来を感じる今日この頃。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
今年はコロナ禍でインドアサバゲに行く機会が激減し、かわりに3密を避けやすいアウトフィールドで遊んでいるたぬきち。
本格的な冬を迎えるにあたって思う事。
それは、ガスブロとの惜別であり、電動ガンへの持ち替えという事実。
アウトフィールドで遊んでいる今年は例年になく、その事実に向き合わされているたぬきちです。
来るべき冬に備え、3か月くらい悩んでいたのですが。
とうとうコイツを買ってしまいましたので、今宵はその紹介をしようと思います(^^;
驚異のリコイルと切れ味!
電動ガンの未来が見える一品!?
じゃじゃーん(笑)
BOLT PEAKER BRSS : 電動ガン MPR-9 BEAST ETU 電子トリガー搭載 新型ハイスピードリコイルショックモデルです!
(名前が長い(^^;)
とうとう手を出してしまいました。
これまで、たぬきちにとっては電動ガンといえばスタンダードタイプ。
次世代?電子トリガー?
リコイルショック付きといったって、まあ所詮は電動ガン。
ガスブロ長物とはまったく別ジャンルでしょう。
それに、仮にこれまでの認識が覆った場合、今持っている電動ガンが不要になるのでは?という恐れもあり。
そう思って、近づくことのなかった領域。
それが、たぬきちにとってのリコイルショック付き電動ガンです。
しかし。
冒頭で述べた通り今年はアウトフィールドで遊ぶ機会が多く。
来るべき冬に向けて、とうとうこの一丁に食指を伸ばしたというわけです。
いままで足を向けてきたとはいえ。
まるで興味がなかったわけではありません。
ましてやトイガンの事。
知らなかったことを知るのはやはり楽しいものじゃないですか。
さてさて!
まるで冒険に出かけるような心持のたぬきちですが。
いざ、レビューと参りましょう!
まず、MPR-9という銃についてですね。
世界中でスタンダードとなって久しいMP5ですが。
誕生から50年という月日の中で、様々な形で近代化を果たしてきました。
MPR-9という銃が実際に存在しているのかどうかはイマイチわかりませんが、確かな事はMP5の派生形という形式を踏襲しているという事。
近代化され3面レールとなったハンドガードに、FBIなどで採用実績のあるストレートタイプのマガジン。ストックはM4系のクレーンタイプとなっています。
外観としては、全体的に金属が多用され重厚感があります。
重量はおよそ2.8kg。
フロントサイト、ハンドガード回りも含め、アッパーレシーバーはすべて金属製で高剛性ないでたちです。
レシーバー下部、ストックおよびマガジンは樹脂製です。
名前は違いますが、基本的には間違いなくMP5を踏襲しています。
セレクタはアンビタイプ。
セミオートポジションにクリック感がないので、慣れないうちは目視しないとセミオートの位置がわからないのはちょっとしたマイナスポイントです。
梨地風の手触りの強化樹脂製レシーバー。
どことなくマルイやCYMAなどのMP5と少し雰囲気が違うような気がするのは、アッパーレシーバーの色味が真っ黒でないからかな?
ストックはBOLTオリジナルタイプで、パッド部分にタテ向きにバッテリーを入れるタイプ。
使い勝手は案外良いですが。たぬきち的には同じBOLTオリジナルでCTR風デザインのタイプの方が好み。
ポジションは5か所のようです。
後端にスリングスイベルがありますが。
この位置だとぶら下げた時に銃がずいぶん低い位置に来る。
M4系のストックパイプなのでパイプに噛ませるスリングスイベルが使えるかと思いきや、基部は独自仕様でしたので使用不可ですね。
うーん。一点式のスリングだとぶら下げにくいなぁ。
チャージングハンドルを引くとボルトはこの位置まで稼働します。
調整しづらいことでちょっと有名なMP5のホップチャンバーを踏襲しています。
ゼロホップ位置で弾ポロが発生し、すこしずつホップをかけていくと最速で90台の初速が出ています。
さらにホップをかけていくと初速は45程度までガンガン落ちていくので、ホップ調整範囲のスイートスポットが狭そう。
調整ロッドはくそ硬いのでなおさらてこずらされそうな(^^;
ちなみに、マウントレールは一般的なG3系、MP5系に対応するものが使えるようです。
この製品で特長的な部分の一つが、このストレートマガジン
BEAST ETU 電子トリガー搭載タイプは特殊で、発射管制システムに対応したこのホログラムシール付きのマガジンのみ対応。
一般的なマルイ準拠のMP5用マガジンは使えませんのでご注意を!
おなじMPR-9でもBEAST ETU 電子トリガー非搭載タイプはマルイ準拠のMP5マガジンが使えるそうで、この辺りが実に紛らわしい。
重厚感のある本体に対し、ツヤテカ強化樹脂製の軽くてチープなマガジンなので雰囲気を損なっているような気もします。
もしや、ホログラムを移植したらマルイ準拠のマガジンが使えたりするのかな??
ホログラムは〔マガジンが刺さっているかどうかを本体に対して示すためのもの〕のようです。
これはBEAST ETU 電子トリガーの操作をマガジンを抜いた状態でトリガーを引くことによって行うためで、マガジン抜きで空撃ちが出来ない仕様になっています。
うーむ。
これだと、サバゲではマガジンを抜いた後のチャンバークリアが出来ないことになりますね。
まあ、万が一トリガーを引いてしまってもマガジンが刺さっていないと動作しない仕様なのでOK、という事で良いんでしょうかね。
このあたり、若干モヤッとするたぬきちです。
さて、肝心かなめの実射性能ですね。
電動ガンの認識が覆る撃ちごたえがありました。
まずもって、このたぬきちが手にしているモデルをおさらいすべきなのですが。
このMPR-9。
BEAST ETU 電子トリガー搭載、なおかつBRSS(ボルト・リコイルショックシステム)搭載でプリコック設定が可能なリコイル式電動ガンです。
そして、バッテリーは11.1vリポバッテリー推奨。
これはボルトのラインナップの中でもこのモデルが現状唯一だそうで、ETU、電子トリガー、プリコッキング、リコイルショック、11.1v対応という五拍子がそろっていることに意味があります。
プリコッキングなしの状態での撃発を音に例えるなら、『ギュバッ!』という感じ。
これは最初のギュがモーター音+ギヤ鳴りで、わずかに遅れてバッと撃発する。
まあ電動ガンといえばどれもおおむねこんな感じですね。
一方プリコックありの場合、これが先にバッ!と撃発し、駆動音はほとんどかき消され、トリガーと撃発はまさにダイレクトに連動する感覚です。
そこへボルトのお家芸たるBRSSによるしっかりとしたリコイルショックが加わるため、電動ガン特有の駆動のダルさがほぼ一切感じられない。
まして11.1vの立ち上がりの良さです。
トリガーフィール自体はシアーの落ちる手ごたえのないぬるっとした感覚なのですが。
それ以外はガスブロに近いと言いますか。
ガスブロ。。。
うーん。ちょっと違うなぁ。
なんと表現したら良いんでしょうか。
言葉を見つけにくいのですが、電動ガンとしてはやはりスタンダードタイプとはもはや全くの別物。
以前、20万円くらいする電動トレポンをお借りして撃たせてもらったことがありますが。
いうなれば、それに近い感覚じゃないかと思います。
購入時、6万円弱を高いなぁとおもったたぬきちですが。
これは。
この撃ちごたえを見る限り、たぬきちの肌感覚としては、破格なんじゃないかな?と思えて来ました。
ま。あとは実際に長い距離を撃ってみないとなんともですが。
ブローバックのリコイルを考えると、連射すれば精度が落ちるのは確実なので。
ここはひとつ、プリコックして撃ち味重視でセミオートオンリーで運用していきたいところ。
ともかくまずはレンジインして確かめてみなくちゃです。
さて、見てまいりましたが。
BOLT MRP-9。いかがだったでしょうか。
屋外での射撃がまだこれからなので実射性能についてはまだ未知数ですが。
たぬきちのトイガンライフにおいて、新しい扉が開けてしまったような。
いやいや。たぬきち個人の好みの問題は脇に置いておいたとしても、
いずれトイガン業界(電動ガン部門)のニューノーマル化する予感すらするような気がします。
昨今のフロンガスを取り巻く厳しい環境もあり。
Co2に対しては業界全体で未だ過去のトラウマもある。
そんな中、
電動ガンでこれだけのものが作れるという実証。
うーん。
トイガンの未来の一端に触れたような。
そんな気すらするたぬきちです。
良く知っているような気でいましたが。
まだまだ、たぬきちもモノを知らないという事でもありますね。
もしかしたら、たぬきちの知らないところでまだ見ぬ素晴らしいトイガンが実はあふれているのかもしれません。
まさに、沼。
深くて楽しく、興味の尽きない底知れぬ沼。
トイガンって本当に面白いなと、つくづく思わされたたぬきちでした。
それではまた、近々。
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