みなさんこんばんわ。たぬきちです。
ここ数日、上着が手放せないほど日中も寒かったのに、今日からはまた汗ばむ陽気が数日間。
季節の変わり目って着るものに困りますよね。
それもこれも、季節が秋の色を濃くし、いずれ来る冬の到来を予感させるものでもあります。
朝晩の肌寒さに季節の変わり目を感じる今日この頃。
みなさま、お変わりありませんでしょうか。
たぬきちは来るべき冬の到来に備えるべく、
というほど大げさなものでもないのですが(^^;
BOLT Airsoft URG-Iの整備を進めております。
今宵はそのまとめ編ということで、
箱出し状態から現状へ至るまで、必須であった事項をまとめてみようと思います。
BOLT Airsoft の電動ガンを使っている人をほかに見たことがないたぬきちですが。
このログがあれば、BOLT製品でもある程度は戦えるようになるはずですよ!
それでは、行ってみましょう!
BOLT Airsoft URG-Iリコイルショック付き電動ガンです。
まずはデフォルトでの問題点ですが。
① 慢性的に給弾不良気味
② セミオートなのに数発撃ってしまう
③ 駆動音がうるさい
この三点がたぬきちの個体に見られた箱出し状態でのウィークポイントです。
基本的にデフォルトの状態での命中精度もよく、撃ちごたえはガスブロ長物もかくやと思わされるほどで、磨けば光る逸材だとたぬきちは期待をして接して来ました(^^;
弱点があるなら解消すればいいだけのこと。
面倒くさがらずにやっつけていきましょう。
① 慢性的に給弾不良気味
デフォルト状態では、セミオートにしろフルオートにしろ、撃っていると10発中2~3発ほど給弾不良にて発射されないサイクルがありました。
マガジンの給弾口のリップを薄く削る等も試してみましたが、
一番の理由はローディングノズルの長さが短いことのようです。
一般的な電動M4のローディングノズルの長さは21.4mmですが、BOLT純正ノズルは21mm程度しかありません。
短い分には給弾されそうな気もするんですが(^^;
症状は、SHSアルミシールノズルに交換することで一切出なくなりました。
また、デフォルトのローディングノズルに対してはマルイ純正やPDIのパッキンでは初速の顕著な低下がみられました。
一方、SHSのノズルではマルイのパッキンでは初速が低下する現象は解消されませんでしたが、PDIのWホールドパッキンでは初速の低下が穏やかなものになりました。
試しにチャンバーの交換も試してみましたが、給弾不良はチャンバー交換では解消されませんでした。
純正チャンバー自体はダイヤル式で可動範囲が広く、PDIのパッキンにマルイの押しゴムで、ゼロホップから限界ホップまでかかるようになります。
純正のスプリングでは適正ホップ付近で初速90m/s程度でしたので、メインスプリングに1.5cmほど別のスプリングをかさましして96m/s程度まで出るようにしました。
これで給弾不良とパッキンの問題は解決です。
さて、次ですね。
② セミオートなのに数発撃ってしまう
BOLT Airsoft AKS74UNでも全く同じ症状がみられましたのですが、
セミオートポジションなのに、デフォルトではなぜか数発撃発してしまうことが多々ありました。
これに関してはAKS74UNもURG-Iも同様で、
BOLT純正ギアとBOLT純正カットオフレバーの相性が悪いことが原因のようです。
SHSの18:1のノーマルギアに対してBOLT純正カットオフレバーではきちんとカットオフされ、
BOLT純正ギアに対してサードパーティ製のカットオフレバーでもきちんとカットオフされます。
要するに、
BOLT純正ギアとBOLT純正カットオフレバーとでは、相性が悪くセミオートでもカットオフがプアで数発撃ててしまう、ということです。
うーん。
BOLT純正の内部パーツ同士で相性が悪いなんて。
外観の良さやリコイルシステムの強烈さはともかくとしても、
それ以外、特に内部パーツはけっこうずさんなのだと言わざるを得ないですね。
まあ、その外観やリコイルショックは値段なりの価値を発揮していると思うので、引き続き弱点をつぶしていきましょう(^^;
上記の通り、セミオートで数発撃ってしまう症状はギアかカットオフレバーを社外品に交換することで解決できました。
また、
③ 駆動音がうるさい
についても、SHSの18:1ノーマルギアの方がギアノイズは少ないですね。
2度、交換を繰り返して試してみましたが、BOLT純正ギアは鳴りがうるさく、SHSのギアの方がまともな動作音でした。
その他、こまごまとした部分ですが。
BOLT製品は純正品オプションのバッテリーの使用を強く推奨されていますが、URG-IではバッテリーコネクタがBOLT純正バッテリーと嚙み合わせが悪かったのでコネクタ及び内部端子を社外品に交換。
また、このモデルではメカボックスにアクセスする際、毎回バッテリーケーブルを切る必要があります。
写真のケーブルの被覆の下、はめ殺しのギボシで左右がつながっているのですが。
それを外さないとストックパイプを止めているリングが外れず、ストックパイプが外れません。
しかるに組み上げる際に何らかの方法でケーブルをつなぎなおす必要があるのですが、つなぐ際はつけ外しが確実でコードも切らずに済むのではんだ付けしてしまうのが一番の方法でした。
ケーブルをすべて引き直す気があれば、いっそコネクタ部分を外してリングをくぐらせる仕様に変えた方が整備性が良い気がします。
また、
強烈なリコイルショックでネジが緩むため、毎回すべてのネジをネジ止め剤で止めるのですが。
ネジ止め剤を使って止めているネジを抜き差しするので、どうしてもナメてしまうネジが出てきてしまうので、M3およびM2のネジセットを購入しておかないといちいち困る羽目にあいます。
同様に、ナメたネジを抜くための工具も持っておかないと、いちいち作業が途中で止まってイライラさせられてしまいます。
あと目下の謎が一つあって、
マガジンの給弾口のリップを削っていないマガジンと削ってあるマガジンで初速の差が見られたんですよね。
給弾口のリップを削ったマガジンでは初速が96m/sまで出るのに、新品のマガジンでは初速が75m/s程度となってしまいました。
給弾口のリップを削ってみましたが、85m/s程度まで初速が上昇。
うーん。なんだろうなぁ。
もしかしたら、チャンバーがリップのバネで押される分だけ気密が下がるということかしら。
むむむ。
そんなことってあるのかなぁ。
これに関してはもうすこし触り続けてみないと、すぐにはわかりませんね。
さてさて。
BOLT Airsoft URG-Iリコイルショック付き電動ガンですが。
この、手の掛かりようです(^^;
それでも、やはり見た目の良さとリコイルショックの激しさは、問題点をぬぐうモチベーションたりえる十分な魅力があるとたぬきちは思います。
まあ、単純にいじくるネタが多いトイガンこそいじり甲斐があるということでもあるのですが(^^;
やってみるもので、
それぞれの問題点も結局解決することはできました。
だいぶてこずらされたのも事実なんですがねぇ。
ま、
せっかく使える状態になったので、あとは楽しく使うだけですね。
いずれこの銃をもってサバゲに遊びに行く日を、今日のところは楽しみにして。
さすがにくたびれたので今夜はちゃんと休もうと思います。
それでは今宵もこの辺で。
たぬきちでした。
追記:
食事をして自室に戻って、ふと社外品のマガジンを試したくなったたぬきちは、新しい事実にたどり着きました。
UFCのマガジンだと初速がもう少し高いところで素晴らしく安定するのです。
それをヒントに、たぬきちは初速が安定しなかった理由にたどり着きました。
BOLT Airsoft URG-Iの純正マガジンはマガジン挿入口に対して遊びがあって、それが故に刺さっている角度に応じて初速が変動していたのです。
なんと、BOLT Airsoft URG-Iは純正マガジンですら社外品に劣る!?
という、すばらしくズッコケる答えに到達したたぬきち。
はあ。。。
ちょっと初速が高すぎるのよね。。。
これでは是非もないので、
仕方なく再度全バラシを敢行。
その際に、
ケーブルのはんだ付けをカバーしていたビニールテープにわずかに焦げがあるのを発見したたぬきち。
うーむ。
このままだといずれビニテが解けて、最悪漏電してケムリを吹きかねない。。。
そこで一念発起したたぬきち。
結局、テフロンコードで配線引き直しを敢行。
はんだ付けしてあるトリガースイッチなどははんだをはがし、金具などは再利用。
もちろんストックパイプ上のケーブルの継ぎ目もなくし、末端のコネクターを取り外しすることでばらしたり組み立てたりする仕様に変更。
これで漏電する心配は、普通の電動ガンと同程度まで低下しました。
サバゲ中に煙を吹いてギャー、とかって絶対に嫌ですもんね。
初速を増すためかさ上げしていた詰め物は除去し、この状態で96m/s程度で安定動作。
いやはや。
さすがにくたびれました(^^;;
しかしもこれで現状、不安や不満のある点をすべて対処しきりました。
時間のあるに任せ、今日はとことん工作にいそしんだたぬきちですが。
電動ガンの調整って、いっつもしつっこいですよね。
でも、その没頭している時間がたまらなく好きでもあるんですよ。
今日は普段やらない配線引き直しまでしてとことん疲れましたが(^^;;
これだけやれば、さすがに打ち上げでもやりたい気分です。
さて、ビールでも飲んで寝ましょうかね。
長文、お付き合いくださいましてありがとうございました。
それではまた、近々^^