みなさんこんばんわ。たぬきちです。
秋晴れ、朝夕はきりっと涼やかな空気が進む秋の気配を感じさせてくれる今日この頃ですが。
みなさま、トイガンライフを楽しんでいらっしゃいますでしょうか。
本日は高尾山近くにあるIBF9というフィールドのシューティングレンジにて、懸案になっていた2丁のトイガンを試射して来ましたのでその備忘録です。
BOLT Airsoft URG-Iリコイルショック付き電動ガンです。
もろもろ調整し配線引き直しまで実施した力作です(^^;
今回の懸案事項は以下の二点。
・いまだ散見される給弾不良につき対処を考えたい
・PDI Wホールドパッキンへパッキン変更したので弾道の確認
この二点を明らかにするため、実射テストをしようというわけです。
まずはマガジンの相性を確かめましょう
はい、持ってるマガジン全種類持ってきました(^^;
左から、BOLT純正(BK)、BOLT純正(TAN)、UFCのPMAG、DMTのPMAG、CYMA タンゴダウンタイプ、CYMA M4純正タイプです。
これらを10発ずつ撃ってみて、そのうちミスフィードが何回あるかで相性の良しあしを見てみようというわけです。
結果
・CYMA M4純正タイプ
・BOLT純正(BK)
上記二種については10発中すべての弾が普通に発射されました。
・DMTのPMAG
・CYMA タンゴダウンタイプ
上記二種については10発中3発のダブルフィードがありました。
・UFC PMAG
こちらについてはダブルフィードあり、不発ありとさんざん。
おかしいなぁ。
部屋撃ちではUFC PMAGが一番まともだったんですが。
マガジンの相性についてはもう少し使ってみないと何とも言えない雰囲気。
給弾不良がマガジンの各種形状に由来するものなのか、
マガジンの刺さり具合、ブレ具合によるものなのか。
もう少し使ってみないと、確定的な答えと言い切るのは難しい感じですね。
今回のレンジインでは、部屋撃ちで発生しなかった(気が付かなかった?)ダブルフィードも見受けられました。
思い返すと部屋撃ち時に極端に低い初速が示されることが時折ありましたが、もしかしたらそういう時にはダブルフィードしていたのかもしれませんね。
部屋撃ちでは気が付かなくても、長距離へ撃ち放つレンジにおいては二発発射されているのは見てわかるわけですから。
今後は部屋撃ちで極端に初速が低い撃発があった場合にはダブルフィードと見た方が良いのかもしれません。
ダブルフィードの対応策として、タペットプレートのセクターギアにかかるV字型の部分の先端を切り詰める方法もなくはないですが。
不可逆作業になるわけで。
これについてはもう少し様子を見てから考えようかと思います。
弾道については50mのターゲットまで届くものの、緩やかに左まわりにロールする山なりの弾道です。
うーむ。
CYMA MP5SD6やS&T タボールのように、スーッと飛んでびしっと当たる直進弾道が欲しいんだけど。
それら2丁はマルイ純正パッキン装備。
やはりすべての精度はマルイへ通ず、ということでしょうか。
PDIパッキン装着の現状にて初速が96m/s程度。
マルイのパッキンでたしか88m/s程度に低下してしまうので、初速を1割ほど増してマルイパッキンを装着する仕様に変更することも検討しても良いかもしれません。
さてもう一丁は、BOLT AIRSOFT PMC-Q リコイルショック付き電動ガンです。
前回ブログで箱出しのレビューをした後、全バラシを敢行。
・SHSのギヤへ変更
・シム調整
・清掃&脱脂&グリスアップ
・スプリングはノーマルのまま
・ピストンのOリング交換
・PDI Wホールドパッキンへ換装
・押しゴムはマルイ純正
たったこれだけですが、全バラシしてのファインチューンを施しています。
やはりSHSのギヤの方が鳴りが静か。
この状態で初速92m/s程度と扱いやすい初速です。
こちらもマガジンの相性のチェックを行いました。
・BOLT純正(TAN)
・CYMA タンゴダウン
・UFC PMAG
上記三種ではミスフィードの類もなく、上々な動作でした。
・CYMA M4純正マグ
・DMTのPMAG
上記二種ではダブルフィードが数回ありました。
うーん。URGとPMC-Qでの相性を見る限り、DMTのPMAGはBOLTのM4製品には向かないような印象ですね。
弾道に関してはURG同様、多少山なりに飛ぶものの50mのターゲットまでおよそ問題なく狙えるもので上々でした。
URGはリューポルドのHAMAという4倍スコープ、
PMC-QはEO-TeckのEXPS3のレプリカにて実射。
双方おなじくPDI Wホールドパッキンを装着しているので、実射性能は似たり寄ったりのはずですが。
4倍スコープを使うと40mを超えた先での山なり&ロール弾道が気になってしまうということも、仕上がり具合の印象を左右している気もします。
同じ弾道なら等倍のEXPS3で狙って撃っている方が気持ちがいい。
50m付近がよく見える4倍スコープでは弾道の粗が目についてしまうというわけです。
実際のサバゲでは遠くに見え隠れしている相手の姿がきちんと視認出来て良いという側面も当然ありますが。
倍率スコープを使うのは良し悪しだなとやはり思ってしまうたぬきちでした。
さてさて。
結果をまとめるならば、PMC-Qは実戦レベルの完成度。
よりロングレンジの戦果を求めたいURG-Iについてはトライ&エラー継続、というところでしょうか。
ノーマルのノズルでは給弾不良が、変更後のSHSのノズルではダブルフィードが気になっている現状です。
確実に、そして一発のみを給弾させるにはSHSのノズルでタペットプレートのV字の頂点を削るのが現状推測できる対応策なのかな~。
うーん。やはり電動ガンの調整はしつっこい(^^;
まあともかくはPMC-Qが実戦投入レベルであったことが一番の収穫ですね。
引き続き、これらBOLT製品の動作や実射のクオリティアップについて研究を進めて行こうと思います。
それではまた近々。
たぬきちでした。