みなさんこんばんわ。たぬきちです。
とうとう、たぬきちもコロナに掛かってしまいました。
今日から一週間は出社できず。
とはいえ微熱とのどの痛みが多少あるものの、それ以外たいして具合が悪いわけでもないたぬきち。
ここはひとつ、気を取り直して。
時間があるうちにやれることをやっちゃいましょう。
BOLT Airsoft URG-Iリコイルショック付き電動ガンです。
早くも購入から1年以上が経ちました。
その間、フィールドで実際に使うことわずか。
あとは時間をかけて調整を続けております。
先日のまとめ編やシューティングレンジでの様子でも書きましたが、
目下、マガジンと本体の相性で振り回されておりましたところ。
AIRSOFT97さんの過去記事から有用なものを見つけました。
https://cyma.militaryblog.jp/e450670.html
「マガジンで初速が変わる??」
という見出しの記事で、これは電動M4系ではままある症状のようですね。
AK系でもインナーバレル&チャンバーを本体に挿入する際にインナーバレルにバネを噛ませ、チャンバーをメカボックス側へ押し当てるのですが。
この押し当てが弱いと初速が落ちるということがあります。
M4系で言えばチャンバー上部に細い径のスプリングがあって、それがチャンバーをメカボックスに押し当てる役割をしています。
それにしても、PMC-Qに比べてもURG-Iはマガジンによる初速の差異が激しくて。
BOLTのURG-I全般に言えることなのか、それともたぬきちのがハズレ個体だったのかわかりませんが。
なかなか手を焼かせてくれます。
それはそれとして。
先日のレンジでの印象から、50mの着弾精度をもうすこし高めたいと考え始めたたぬきち。
PDI Wホールドパッキン装着、初速96m/s程度の先日の状態で、50m付近では山なりに左にロールする癖が見受けられました。
もう一息。
4倍スコープを覗いて撃つのにふさわしい弾道にしたい。
そこでパッキンを宮川ゴムのスリックタイプにし、押しゴムはSPARK猫なでHOPというアイテムに交換。
長掛け仕様に換装してみました。
うーん。おかしいなぁ。
先日レンジで試した際には一番相性が悪かったのに、
この状態では、なぜかDMTのPMAGが一番安定しているんですよね。
うーん。
ここで一つの疑問が浮上してきますね。
パッキンを交換するたびに、マガジンの相性が変わるのはなぜだろう。。。?
多分、パッキンを交換するたびに、というのではなく、
見落としている何かがあって、それが変化の条件になっているのではなかろうか。
うーん。
パッキンが、チャンバーとメカボックスの密着具合に
なんらかの影響を与えているということ?
ここでたぬきちは一つ、試してみたいことが浮かびました。
インナーバレルの挿入位置を深くしてやれば、メカボックスとチャンバー(詳しく言えばメカボックス側のノズルとチャンバー内のパッキン)の接合が深くなり、気密がアップするのではないか?
理屈としては至極全うですが、やるとなるとなかなか大変です。
たまたま自室に転がっていたインナーバレル。
374mmという微妙な長さは何のインナーバレルだったんでしょうか。
もともとインナーバレルの固定用の切り欠きの位置の差による初速低下を疑っていたこともあり、このほかにもライラのプロメテウス、自分で切り出したステンレスのインナーバレルなど数本のインナーバレルをとっかえひっかえしていたたぬきち。
とりあえずこのありもののインナーバレルをURG-Iのものと同じ長さに切り詰めて、より深い位置で固定できるよう固定用の切り欠きと、長掛けホップ用のホップ窓を改めて切削して、試してみましょう。
まずは同じ長さになるようにパイプカッターで首ちょんぱです。
パイプカッター以外にたいした工作機械があるわけでもないので、とりあえずリューターで頑張ります。
①が今回新しく切削した固定用の切り欠き。
②はもともとの切り欠き。
③は今回改めて開削するホップ窓です。
固定用の切り欠きはBOLT純正インナーバレルよりも0.5mm深い位置で固定されるように位置を決めています。
まず固定位置を決めたうえで、ホップ窓は長掛けホップ用にいくぶん幅広になるように切削します。
チャンバーにパッキンなしで挿入してみて、ホップ窓の限界の広さを狙いました。
切り欠きとホップ窓の開削完了です。
出口の方からインナーバレルをのぞき込んで、バリがなくなるように開口部を面取りします。
念のため、BB弾も通して普通に通ることを確認。
ホップ窓はBOLT純正よりも1.5mm以上広い開口があります。
これで長掛けホップの押しゴムにも対応できます。
さて、実際にこれで組んでみたところ、効果はてきめんでした。
加工前、このインナーバレルに宮川ゴムのスリックパッキンに、猫なでHOPという押しゴムで初速が90m/s程度だったところ、インナーバレル加工後には97m/s程度まで出力が上昇。
やはりチャンバーとメカボックス(本質的にはパッキンとノズル)の間のクリアランスが初速低下の大きな原因だったようです。
前回掲出の電動M4用マガジン各種でもそれぞれ初速が93~97m/s程度となり、10発トライアルでもダブルフィードされる様子もありませんでした。
今回の件をまとめると、以下のようになるかと思います。
少なくともたぬきち所有のBOLT URG-Iの純正チャンバーは、
マルイ準拠のものに対してインナーバレルが浅めの位置に固定されるため、
マルイのパッキン、マルイ準拠のインナーバレル等を使った場合、
初速の低下がみられる。
対策としては、
インナーバレルがより深く固定されるよう、固定用の切り欠きの位置を修正したインナーバレルを使うこと。
あー面倒くさい(^^;;
普通のユーザーはそんなことまでやらないでしょう。
ダメなところも多いものの。やっぱり格好いいんですよね。
BOLT Airsoft URG-Iリコイルショック付き電動ガン。
ガスブロとCo2の中間ぐらいの大きな撃発音も勇ましくていい。
スリムでスマート。
インテリジェンスを感じさせる現在進行形のM4の姿でもある。
たぬきちにはこのトイガンに惚れて、AR15TTIから乗り換えたというバックストーリーもあります。
さんざっぱら書いたように、あちこちにアラがあるトイガンでもありますが。
いじればなんとかなるものです(^^;
ダメな子ほどかわいいと言いますか。
いじるほどに愛着が湧くような気もなくはないですしね。
さあ、調整も済んだし、
あとは遊ぶだけだ!
(あれ? このセリフ、こないだも言った気がしなくもない・・・)^^;
今回ひとまず試みに長掛けホップを試すべくインナーバレルまでしつらえましたが。
おそらく深く刺さるインナーバレルであればマルイのパッキンでも初速は落ちないはずだと思われますのでね。
もし長掛けパッキンに不満があるようなら、パッキン&押しゴムを変えてマルイパッキンにしても良いかも。
そのあたりはもう。あとは撃ってのお楽しみですね。
配線を引き直してみたり、
インナーバレルをハンドメイドしてみたり。
まったく、トイガンいじり冥利な銃ですね。
早くレンジで試したいのに、
そういえばコロナ罹患中なので身動きが取れないことに気が付いたたぬきち(><
まあ、腐るもんでもあるまいし、
今は自室でできることをやって過ごすしかありませんね。
それでは今宵もこの辺で。
たぬきちでした。