みなさんこんばんわ。たぬきちです。
今回は、前回に引き続きこいつの分解編です!
では、いざ!
って、これはGEはGEでもゴールデンエッグスだよ!
べたすぎましたね。
今回の分解被験者はGE(ゴールデンイーグルね)のM870 SFカスタムです。
張り切って、分解開始です!
まずマガジンチューブを留めている先端の留め具を外します。
マガジンチューブのキャップを外して、
下から見える穴から奥にあるネジを外しましょう。
この時、中にあるネジの受け側の部材が外れますのでなくさないように。
先端を広げるようにして、留め具を外します。
ネジが取れたら、フォアハンドを引いて、そのまま引きっぱなしにしておいてください。
M870系のトイガンの多くは、分解時はコッキング状態で行います。
次に、グリップ側にあるグリップパーツを留めているボルトを外します。
この時に、ボルトを回し始めると残留ガスが抜けますので驚かないでね。
次に、レシーバーを固定しているピンを打ち抜いてしまいましょう。
ピンにローレット加工が施されているので左手側から打ち抜きます。
そうすると、トリガーブロックがごそっと取れます。
レシーバーカバーは引き抜けば取れます。
この際、レシーバー右手側には飛び出しやすいバネが三つあるので、右手側を上にしてゆっくりカバーを引き抜きます。
バネは長いもの2本はなくしやすいので外しておくのが賢明かと思います。
先台はロッド二本が本体を挟み込んでいるだけですので、ロッド後端を広げるようにして外しましょう。
次に、マガジンチューブを外します。
チューブ下側にあるネジ一つで止まっていますので、これを外します。
あとは引き抜くだけです。
今度はアウターバレルを外します。
右手側に見えている二本のネジを外すと、マガジンチューブ同様に引き抜けます。
写真を撮り忘れましたが、インナーバレル基部にある左右のネジをそれぞれ外すと、インナーバレルおよびチャンバーが外れます。
目的地はもうすぐそこです。
チャンバーを解体しましょう。
チャンバーは二本のネジで固定されていますので、これを外します。
すると、チャンバーを挟み込んでいたカバーが前後に分割され、チャンバー本体が見えてきます。
インナーバレルはチャンバーに押し込まれているだけの構造です。
チャンバーカバーで締め上げて気密を取るので、気密性の高い構造ですね。
さて、問題の鬼ホップを引き起こしていた原因ですが、ダブルホップアップ構造のパッキンのため、3発発射だとホップ山に2度接触するため、強烈なホップが掛かるようです。
対策としてはノズル側の山を削り落とすのですが、ここでたぬきちはやってしまったようです。
わかりますか?
ホップ山を削りすぎて、向こう側が見えています(滝汗;;;
あわわわわ・・・。
ここでめげないのが我ながら大したもの。
パッキンの穴をシールテープで塞いでみました。
こんなので気密が取れるのかな??
なんというか、包帯を巻いているようで痛々しい姿です。。
さて。組直して初速を測ってみたところ、気密はしっかりとれている様子。
先ほどの、きっちり締め付けるチャンバーの構造に助けられたのかと思います。
初速は3発発射で84m/s、6発では67m/sと上々です。
今の時期は八月なので、初速問題はクリアですね。
(マルイのM870は真夏はやばいらしいです)
後日、ホップのかかり具合をシューティングレンジで確かめたところ、まずまずの直進弾道となりました。
タテに散るので散り具合はもう少し調整の余地がありそうです。
やはり冒険には冷や汗はつきものですね。(^^;
それではまた。たぬきちでした。