せんばやまのたぬきちのブログ

たぬきちのトイガン&サバゲーに関するブログです!

【たぬラボ】KSC Kriss Vector 互換 Ace1 マガジンにつき

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

 

注文していたこんなものが届きましたので。

今宵はこんなもののお話をしたいと思います!

 

じゃじゃん!

 

 

 

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ACE1 ARMS KSC/KWA KRISS Vector GBB用 58連アルミタクティカルトレーニングマガジンです。

 

購入価格、9千円弱です。

たっか(^^;

 

まあ、廃盤になって久しいKSC Kriss Vectorの互換マガジンが新品で入手できるというだけで、ありがたいんです。

本当にそう思います。

 

 

 

 

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KSC KRISS Vector GBBです。

廃盤になり久しいということもあり。

中古市場では価格が高騰し、現在では上物で7万円前後で取引されています。

 

マガジンにしても、今や中古でも一本1万円くらいで取引されているこの商品。

おそロシアww(^^;

 

 

冷えに弱いという評価もありますが、我が家のベクターさんは冬場でもガンガン動作します。

そのうえ、短いインナーバレルに似合わず長距離射撃もなかなかの精度。

 

たぬきちの個体について言えば中古で入手していますので、もしかしたら前のオーナーがチューンしているのかもしれません。

 

夏も近づく八十八夜。

 

来るべき外サバへ向けて、我が家のベクターさんも臨戦態勢を整えるべく。

ついに、マガジンの追加購入を決定したのでした。

 

 

さて実際のところ、この商品についてどうなのかといいますと。

 

初速にして、79m/s~75.6m/s。 

室内温度28度前後です。

 

KSCのマガジンが初速86m/s~83m/s程度ですので、パワー的にはやや劣りますね。

 

 

この ACE1 ARMSというメーカーですが、昔からベクターの互換マガジンをリリースしていて、我が家には古いロットのマガジンが一本あります。

 

そちらはKSCの純正と同じ程度のパワーが出ているのですが。

何か仕様が変わったのかな~。

 

 

 

 

 

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左がKSCの純正マガジン。

右が今回購入したACE1 ARMSの互換マガジンです。

 

並べてみると一目瞭然。

マガジン上部のハウジングおよびガスルートパッキンが変更されていますね。

 

さらに気になるのが、ガスルートパッキン内部に見える謎のネジです。

 

 

 

 

 

 

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何だこりゃ(^^;

もしや、これで初速を調整していたりして。

 

そう思って、マイナスで回せるようだったので回してみました。

 

一回転する直前くらいでガスが漏れ始めましたので、漏れる直前で止めて初速を測ってみましたが特に変化はなし。

 

うーん。

何なんでしょうね。

 

少なくとも言えることは、ガスルートパッキン含め上部ハウジングがオリジナル形状になっているという事。

そしてKSCのベクターに、いちおうきちんと互換するという事。

初速はKSCのマガジンよりも若干劣ること。

 

ふむふむ。

謎が多いなぁ。

 

 

 

 

 

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繰り返しになりますが。

廃盤になって久しいKSCのクリスベクターの互換マガジンがいま入手出来ること自体に大きな価値がありますのでね。

たとえ多少出力が低かろうと、この商品の価値は薄れることはないと思います。

 

その前提はこゆるぎもしないとして。

 

一つ、解消したい問題がありました。

弾上がりが悪いのです。

 

 

 

KSC製品で時折見受けられる、この現象。

M11イングラムでもあったので、割とありふれているマイナートラブルかと思います。

 

 

 

 

 

 

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さっそく分解してみました。

 

まず、黒染めの塗料がフォロアー筒部の内部に剥離していて白色のBB弾に黒い切片が付着します。

これはフォロアー筒部の内部を磨いて、剥離するものを極力除去しておきましょう。

 

 

 

 

 

 

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弾上がりの悪さのいちばんの問題は、このフォロアー先端部が筒部に対してきついことです。

 

KSC製品はこの部品はダイキャストと思われる金属的な高硬度部品ですが、こちらは強化樹脂製。

 

ここは一つ、接触している部分で窮屈そうな箇所をやすりで削り落としましょう!

 

 

 

しこしこと樹脂製品を削ること30分。

強化樹脂の名が伊達ではないことを痛感しつつ。

 

 

 

地道な作業の結果。

組み上げて、最後の弾まできちんと給弾される状態へもっていくことが出来ました。

 

 

 

 

 

 

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ここまで来たら、ついでにこれもやっておきましょうか。

 

この製品、海外製マガジンのデフォルトよろしくガス注入時に注入音も吹き戻しもありません。

 

そこで注入バルブを交換しようというわけです。

 

 

 

たまさかKSC製品向けのライラクス製注入バルブを持っていたのですが。

写真の金色の注入バルブがAce1製品。

そして下の黒色のバルブがライラクス製・・・。

 

え?

こんなとこだけ、マルイ&WE規格・・・?

 

 

 

ここはKSC規格にするところでしょう!

と突っ込みを入れたくもなりますが(^^;

 

たぬきちはデフォルトのバルブを分解し、注入口側のムシゴムを排除して注入音&吹き戻しがある仕様の注入バルブ化を実現しました。

 

 

うーん。

なかなか突っ込みどころが多いマガジンだな(^^;

 

 

 

費用ゼロで効果の大きい作業ではあるものの。

  

イラクス製バルブ。。。

使う日が来るのだろうか(^^;;

 

 

 

 

 

 

 

 

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なんだか結構面倒くさいんですが・・・

 

 

いやいや!

何度も言うようですが、廃盤になって久しいクリスベクターのマガジンが手に入るということは意味があるのです!

 

 

・・・まあ、ちょっとした面倒くさい手間はあるのですが。

それはとっても、否めない部分なのですが。

 

ともかくっ。

 

こうして、きちんと使えるマガジンが一本増えたので。

すべて世は事もなし、という事にしておきましょう(^^;

 

 

ひと手間、ふた手間掛かりますが。

動作については不備もありませんのでね。

たぬきち的には評価の出来るアイテムだと思います。

 

この商品も、在庫がはけたらもう入手不能になる可能性もありますのでね。

KSCあるいはKWAのクリスベクターを愛用している方にとっては、キープしておいて損のない商品だと思います。

 

それでは今宵もこの辺で。

たぬきちでした。