せんばやまのたぬきちのブログ

たぬきちのトイガン&サバゲーに関するブログです!

WE-Tech Black Dragon 7.0 TYPE B レビューです!

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

いやー。珍しく長かったお正月休みも終わって、あっという間にあるべき日常に戻ってしまいましたね。

休み疲れなのか、今週はやけに体が重いたぬきちです。

休日に、バブバブをヨシヨシしすぎたかな。

 

親戚巡りでお年玉を撒いてまわったせいですっかり懐の寂しいたぬきちですが、年末までに溜まっていたポイントを期限内に消費するという名目で、欲しかったものをゲットしてしまいました。

 

というわけで今宵はこやつのレビューをば!

じゃじゃん!

 

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WE-Tech製 Black Dragon 7.0 TYPE B です!

 

いやー。ずっと気になっていたんですよねぇ。

もう1年半くらい、買おうか買うまいか迷い続けたハンドガンです。

 

台湾のトイガンメーカーWE-Techが生み出した、ハイキャパガバメントモデルのガスハンドガンです。

実銃に具体的なモデルがあるわけではありませんが、そもそもガバメントは初号ロールアウトから100年を経て派生形も多く、質の悪いコピーモデルから射撃大会用のレースガンまでありとあらゆる亜種が存在していますね。

それはトイガン業界でも同じこと。このモデルはWE社が生み出した、ハイキャパ亜種の一つなのです。

 

さてさて、たぬきちにとって、この銃の何が琴線に触れたのかと申しますと。ともかくまずは、7インチという長い銃身長を持っているという事です。

 

銃身長が長いと何が良いのかというと。

BB弾が加速するバレル内の距離が長いため、初速が早く質のいい弾道直進性が見込まれるという事です。

また実射する際にも、銃身長が長い銃の方が手元がぶれにくく、照準を外しにくい特徴がありますね。

 

そういった性能や特性に対する興味と期待感から、ずっと気になっていたのでした。

単純に、大きくてかっこいいハイキャパのレースガンという側面的な魅力もありますね。

マルイ製品を見てもわかる通り、ハイキャパという銃は多種多様なバリエーションがあって楽しいですよね。

その中で自分が手に取るならどれだ?と選んだ時に、この奇抜なデザインのハイキャパに気を引かれておりました。

 

 

さて、それではさっそく細部を見てみましょう。

 

 

 

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まず目を引くのがこのマークですね。

Black Dragon という名の銃ですが、ドラゴンというより恐竜っぽいですね。

カスタムガンのワンポイントとしてはなかなか良いセンスじゃないでしょうか。

あんまり、どうだカッコいいだろう、というようないかにもなドクロマークとかよりは好みです。

Type Aというグレードではこの恐竜マークがありませんが、たぬきち的にはマーク有りのこっちの方が洒落ていて良いと思います。

この辺は単純に好みの問題ですね。

 

 

 

 

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下はKSCのSTIエントリーA1です。

スライド後端の位置のちがいから、Black Dragon がいかに大きいのかがわかりますね。

 

これを見る限り、Black Dragon のフレーム部分はSTIに準拠しているようです。

KSCのSTI製品のグリップは、米国のSTI社が製造している実物仕様のもの。

Black Dragon はこれとよく似ていますね。

パッと見、トリガー位置とPタイプハンマーの形状が違っていますね。

まあ、あとは金色のWEマークのメダリオンですが。これはトイガンメーカーとしての自信の表れのようで、たぬきち的には評価できると思います。

 

ちなみに材質はスライド部分、コンペンセイター、アウターバレルは金属製です。

スライド下部のシャーシ部分(真っ黒い部分)およびグリップまわりは樹脂製。

グリップセーフティ、セーフティ&スライドストップ、トリガーも金属製です。

 

 

 

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Black Dragon はフロントサイトは集光管タイプ、リアサイトはこんな感じの平凡なアイアンサイトとなっています。

金属製のアウターバレルには『.45 ACP』とありますね。

これと恐竜マーク以外に刻印の類はありません。

スライドのセレーションがタイヤの溝というか、この場合は恐竜の爪痕とでも言えば良いんでしょうか。ちょっと変わったデザインになっていますね。

 

ちなみに前掲のKSC製STIではリアサイトはHEINIE製を標準装備、イジェクションポートには『STI 45 ACP』と刻印がありました。

どっちがよりリアルなのか、たぬきちにはよくわかりません。

たぬきちは実銃至上主義ではないですのでね。

 

KSCのSTIは軽量な樹脂製スライドなので動作が半端なく機敏で軽快です。

一方こちらのBlack Dragon は速めのスライドスピードを維持しつつ、重たいリコイルショックがあって迫力満点です。

 

 

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このモデルのいちばんの難点は、ホップの調節が極端にしにくいことです。

 

ホップ機構は基本的にマルイに準拠しており、ホップダイヤルもスライド内部にあります。

それを調節するにはスライドを外さないといけないのですが、そのためにはフロント周りを分解しなければなりません(;_;)

 

写真の通り、工具が三種類必要です。

 

 

 

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まず銃口付近下部のプラスネジと2.5mmへクスネジを外します。

 

 

 

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それから、銃正面から見える二つのへクスネジ(2.0mm)を外すと、コンペンセイターが分解できます。

あとは普通のガバメントタイプ同様、スライドストップを切り欠き位置で引き抜けばスライドが分解できます。

 

写真はないのですがデフォルトのパッキンはマルイ製品によく似ているものの、そのままではマルイ純正パッキンを流用できませんでした。

マルイ純正パッキンを装着すると初速が25m/s程度となりましたので、ノズル径がWE製品の方が細いのかもしれません。

その辺をいじればマルイ純正パッキンも使えるかな??

 

デフォルトのパッキンのホップ山は長掛けホップ形状で、台形のかまぼこ板型です。

WEの本国、台湾では15気圧のガスを使っているようなので(日本国内のトイガン用ガスは5気圧)、ハイパワー仕様のパッキンなのかもしれませんね。

 

 

 

 

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さて、実射性能です。

初速に関してはマガジン表面温度を28℃程度に温めた状態で83m/s程度で安定していました。

いまだに部屋から持ち出せていないので遠距離についてはまだ未知数です。

どうだろうなぁ。

 

 

 

 

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コンペンセイターの恐竜刻印。

ジュラシックパークでおなじみのラプトル?

 

さてさて、見てまいりましたWE製Black Dragon 7.0ですが。どうでしょうかね。

たぬきち的には中~遠距離性能がとても気になるところです。

長掛けホップパッキン×高出力ハンドガン。

最低限、20m程度直進してくれればインドアゲームでは使えますね。

どうだろうなぁ。どきどき。

 

動作に関してはこの時期のメタルスライド製品にしてはキックが強めでとても好印象です。

逆に、樹脂製のフレームの強度はどうなんでしょう。

WEはG36Cなど樹脂フレームの長物にも定評がありますので。ひとまずは期待して扱ってみようと思います。

 

ゲームに使うなら、装備はBDU系ではなくスポーツシューター系が似合いそうですね。

タクティカルな雰囲気ではないですねぇ。

シューティングマッチで使うには重すぎるかな。 

中~遠距離の射撃性能も含めて、実際の使いやすさ、狙いやすさなど使ってみた後でまたレビューしたいと思います。

 

それでは今夜もこのあたりで。

たぬきちでした。