みなさん、あけましておめでとうございます。
たぬきちでございます。
新年もまたどうぞよろしくお願いいたします。
というわけで、本日は新年会兼ね、いつも一緒に遊んでいるサバゲ仲間のみなさんと御徒町~秋葉原界隈を散歩しつつ、サバゲショップを5店舗ほど回って福引きなどで楽しんでまいりました(^^
福引の結果はまあ、いつも通りだったのですが(^^;
道すがら、サイドアームズさんで見付けて思わず衝動買いしてしまったアイテムを今宵は紹介したいと思います。
初物には縁起あり!?
使えるのに出回らない、WE-Techの隠し玉発見!
じゃじゃん!
WE-Tech BABY HI-CAPA3.8 FORCE SERIES (DEINONYCHUS)です!
なぜこの製品を衝動買いしたのかといいますと。
以前紹介したWE-Tech Black Dragon 7.0というWE製のハイキャパが動作性能、集弾性能ともにすこぶる良く。
ハンドガン戦では左手用にもハンドガンを挿しているたぬきちとしては、左手用のハイキャパがあると良いなぁと思っていたわけです。
ヤフオクなどで見かけてこのBABY HI-CAPAという商品が存在していることを知ってはいたのですが、いかんせん流通量が少なく正比例して情報もまたほとんどない現状。
Amazonに出品がありますが、そちらも詳しい表記がなく。
文面から推測するに、スライド、フレームとも金属製??という可能性が見え隠れしているため、そちらは手を出すことが出来ずにいました。
それが今回、新年の御徒町~秋葉原散歩の途中で立ち寄ったサイドアームズというトイガンショップでこれを見かけたわけです。
ショップで扱っているので、もちろんメタルスライド×樹脂フレームの正規輸入品というお墨付きもあって。
これはもう。このトイガンの前を素通りしてしまう事など出来ませんでした(^^;
黒色もあったのですが、最近のたぬきち的マイブームのメタルカラーをチョイス。
金属スライドの放つメタルカラーのリアリティというか、艶めかしさって特別な感じがするじゃないですか(^^;
樹脂スライドにいくらメタルカラー、ステンカラーを施しても表現しようのない、金属スライドだからこそ醸せるこの雰囲気がとても気に入っております。
手元にマルイのハイキャパ4.3があるので、それと見比べながらレビューを進めましょうか(^^
BABY HI-CAPA3.8は名前の通りハイキャパ4.3を一回り小さくしたくらいの大きさで、内容的にはハイキャパそのもの。
ハイキャパ4.3はトリガーより先のフレーム下部は金属製ですが、こちらは当該部分も樹脂製。
その分、ハイキャパ4.3に比べてアンダーレールが締め付けに弱いかもしれませんが。
フルメタルの非合法品でないことを主張する上で、ここは仕方がないですね。
熱で溶解させたような質感のグリップもマルイ製ハイキャパと共通していますが、BABY HI-CAPAにはフレーム側に刻印の類はありません。
フレーム部分のいちばんの差異はトリガーガードがマルイ製ハイキャパでは角形なのに対し、BABY HI-CAPAは丸形であること。
あとはグリップ前後がマルイ製ハイキャパはチェッカリングなのに対し、BABY HI-CAPAは前後も溶解処理のような仕上げです。
また、ハイキャパ4.3ではサムセーフティが片持ちであるのに対し、BABY HI-CAPAはアンビタイプになっています。
スリーホールトリガーにPタイプハンマーというオーソドックスなカスタムガバメントの構成に即したセットアップです。
BABY HI-CAPA3.8 FORCE SERIESはデザインの違う3種類のバリエーションがあり、それぞれ恐竜にちなんだ名前がついています。
たぬきちの選んだこのモデルはDEINONYCHUS(デイノニクス)という名前だそうで。
スライド後端のセレーションがBlack Dragon 7.0のツメ痕的な意匠とよく似ていて、親近感からたぬきちはこの機種を選びました。
大型のマグウェルを標準装備しているため、幾分小ぶりなグリップでも小指までしっかりかかるのでホールド感は上々。
またマグウェルがカスタムガンとしてのアイデンティティを強く主張しているような感じがしますね。
サイトビューです。
前後とも集光管を奢った豪華なアイアンサイトで視認性も高く、こちらもカスタムガンとしての雰囲気を演出してくれています。
ついでにリアビューです(^^;
エキストラクターが別体で表現され、ファイアリングピンもスプリングが仕込んであってライブで動くなど芸が細かい仕上がりになっていて好感が持てます。
そのスプリングの鳴りなのか、ハンマーが落ちると小さくチーンと鳴るのがまた良い。
音までは狙って作ったわけじゃない気がしますが(^^;
アウターバレルはWE-Techお得意の11mmマズルアダプタが装着可能で、アダプタを介して14mm逆ネジの各種マズルアタッチメントが使用可能です。
見かけ上、ライフリングとしての表現も兼ねていて、物々しい感じがアグレッシブで良いですね。
真鍮製のインナーバレルが黒染めじゃないのが惜しい(^^;
ハイキャパ4.3もそうですが、バレルブッシングの無いショートモデル特有のフロントフェイスをしています。
スライド上部です。
やや荒々しいヘアラインが実用品であることを示しているようで、なんだかリアリティを感じる気がします。
重量のあるメタルスライド製ですが、肉抜きの施されたスライドは見た目のカスタム感に加え、軽くなることで動作上の実利をももたらしてくれています。
ホールドオープンするとアウターバレルにWE-Techの社名を表すロゴが現れるのは、ちょっとした遊び心でしょうかね(^^;
全体的に刻印の類が少なめなので、それを埋める意味でも悪くはないですね。
さて、実射性能についてです。
1月初旬の現在の室温(およそ20℃くらい)という条件下で、マガジンを表面温度25℃程度まで温めて初速は65mps程度。
ハイキャパ全般に言えることですが、初速の振れ幅が少なく安定して最後まで撃ち切れる感じはこのBABY HI-CAPAも共通していて期待通りでした。
デフォルトのホップパッキンは台形のホップ山を持つ長掛けタイプに近いパッキン。
5mからの集弾性は5発が5cmにおさまる程度ですので、まずまずです。
重たいはずのメタルスライドを軽快にブローバックさせる動作性能はさすがWE-Techとうならされるものがあります。
インナーバレルの短さもあって、撃発音は割と大き目な気がします。
うーん。なかなか良い感じじゃないですか。
BABY HI-CAPAの名に恥じない実射性能だと思います。
さて。見てまいりましたBABY HI-CAPA3.8 FORCE SERIES (DEINONYCHUS)ですが。
いかがだったでしょうか。
たぬきち的にはやはりBlack Dragon 7.0をメインにしたハンドガン戦での左手用(セカンダリ)として使いたくなる銃です。
同じWE-Tech製ですので、Black Dragon 7.0のマガジンをBABY HI-CAPAに使用することも可能ですのでね。
シチュエーションによってはその互換が活きてくることもあるかもしれません。
マガジンを温めれば冬でも遊べるハイキャパに、新しい家族(ベイビー)が増えたというのもなんだか面白みがある感じもします。
何より、動作性の良さについては折り紙付きですのでね(^^
Co2ハンドガンと並んで、この冬に実戦投入するトイガンとなりそうです。
それでは今宵もこのあたりで。
たぬきちでした。