みなさんこんばんわ。たぬきちです。
いよいよ今年も寒くなってまいりましたね。
ガスブロ沼の住人には大変こたえる季節の到来です。
凍える夜には昔の銃(ヒト)をついつい思い出してしまうもの。
たぬきちにとっても、理由あって手放してしまったものの、機会があればまた手にしてみたい銃がいくつかあります。
というわけで、今宵はそんな『もう一度手にしてみたいトイガン』をいくつか紹介してみようと思います。
さーて。まずは何から行こうかな♪
最初はこちら!
CYMA MP5SD6 電動ブローバックガンです。
東京マルイもMP5SD6を販売していますが、スタンダード電動ガンですね。
一方のこちらはブローバック機能付き。
このブローバックがなかなか良いんです。
ダミーボルトには錘が仕込んであって、次世代ほどではないにしてもそれなりに射撃感があって面白い。
チャージングハンドルを引くとブローバックをキャンセル出来る機能あり。
射撃精度も良く、パッキンをマルイ製に替えただけで50mレンジで最奥のターゲットにもよくヒット出来ていました。
パッケージングとしてまとまっていて、完成度の高いトイガンです。
しかしその完成度の高さが当時のたぬきちには面白みが薄かったんでしょう。
一通り内部調整まで行い、レンジで性能を確かめた後。やることがなくなってしまって触る機会が激減。
また、偏屈なたぬきちの事。
銃がオーソドックス過ぎてサバゲに持ち出すこともほとんどなく。
非の打ちどころがないにもかかわらず、使う機会がないという理由で手放してしまいました。
本当に良いトイガンだし、こう思い出しているとまた撃ってみたい気もしてくる。
今宵のテーマにぴったりの銃ですね(笑)
一時期このバリエーションが良く販売されていましたが、ここ一年くらいずいぶん品薄になっておりました。
2019年10月初旬に再販されていますので、入手するなら今ですよ(^^;
また欲しくなっちゃうので、思い出に深入りするのは避けましょうか。
次に行ってみよーっ。
S&T P-90TR 電動ガンです。
こちらも電動ガンですね。ガスブロ沼に落ちた人間にとって、思い出の向こうにあるのは電動ガンという事でしょうか(^^;
こちらはブローバック機能等のない、オーソドックスな電動ガンです。
マルイの同じモデルと違って、アッパーマウントが金属製で剛性があります。
この銃もパッキンをマルイ製に交換するだけで40mくらい先のターゲットにやすやすと当てられる性能がありました。
またギミックの少ないスタンダード電動ガンですので音も静か。
写真のようにサプレッサーを装着すると驚くほど静かです。
一方、ブルパップ式の銃すべてに言えることではありますがストック部分が射軸に近く頬付けがしにくいのが泣き所。
バッテリースペースが狭くて入れにくいという点もありましたが、たぬきちはヒューズボックスを切除して配線を引き直して使っていました。
このトイガンを手放した理由はCYMA MP5SD6 と一緒。
完成度が高く、いじる必要がすぐになくなってしまったこと。
オーソドックス過ぎて、サバゲに持ち出す武器のリストに入りにくかったことです。
二度手に入れて二度とも手放したこの銃。
特価品があるなら三度目もあるかもしれません。
それくらい良いトイガンです。
・・・っと、これはこじらせ発言ですね(^^;
未練は胸にしまっておく方がロマンがあって良い。
ささ、次へ参りましょう。
VFC Umarex UMP45 DX ガスブローバックガンです。
今度はガスブロが出てきましたね。
写真がちょっと変なのは、今の撮り方の基準が出来上がる前の昔話であることの証左ですね。
強烈なリコイルショックに定評のあるモデルで、撃ち味は豪快です。
樹脂製の本体は軽量で構えやすくゲームをしていても疲れにくい。
また畳むとリュックサックに詰め込める大きさですので可搬性にも富んでいます。
射撃精度はあまり高くなかったように思いますが、インドア戦では十分なもの。
チャージングハンドルを引くリアルな動作はガスブロじゃないと味わえません。
肩を叩くブローバックの衝撃がなんとも懐かしいです。
良いトイガンなのですが。
この銃の難点は、入手性の悪さでした。
購入した当時、予備マガジンがまるで手に入らず。
別売りのサイドレールも入手困難で、そのあたりの不便さもあって手放したのでした。
やはり、オーソドックスであることは尊いこと。
たぬきちはこの銃でそれを学んだ気がします(^^;
銃本体、予備マグ、レール。
条件がそろうなら、今でもまた入手したい一丁です。
さて、次ですね。
KSC AK74N ガスブローバックライフルです。
GHKのウッドストックを加工して装着しています。
この銃も豪快な撃ち味が特徴で、頬付けして撃てば音と衝撃に気が遠のくほど。
KSCの伝家の宝刀・システム7TWOを搭載し精度も上々。30m先ならヘッドショットも狙えるガスブロライフルです。
動作もリアル、内部構造もリアルで国産品の安心感。
至れり尽くせりなようにも見えるこの銃ですが。
いかんせん、ガスの消費量が半端なかった。
大型マガジンはガス容量も大きく、注入時いつまでも入り続けるのでだんだん「これちゃんと入ってる?」と疑わしくなってくるほど。
ようやく吹き戻しを確認して遊び始めるわけですが、寒い日などは数発も撃たないうちに生ガスぶっしゃー!っとなってしまったり。
重たい本体&重たいマガジンは取り回しの不便さもあり。
美しい銃身にリアルウッドのストックは傷がつくのもためらわれ。結局使いにくさの方が先に立ってしまいました。
最近はどこのフィールドでもマガジンの加温機を常設していますよね。
そういう設備をもっと有効利用すれば、生ガス大噴射は防げそうです。
取り回しも遊び方の工夫で何とかなるようにも思えますし、ライフルで遊ぶ以上、不便さは当たり前ですのでね。
たぬきちも若かった、という事でしょう。
いまならそんな不便さも受け入れられるような気がします。
いいトイガンであることは間違いないですのでね。
欲しいという人には勧められる一丁でもあります。
さて。今宵は『別れても好きな銃(ヒト)』というテーマでお送りしてまいりましたが。いかがだったでしょうか。
誰しも未練を引きずる過去の銃というのもあるんじゃないでしょうか。
それでも。そんな彼らがいたから今があるのです。
銃選びもどんどんシビアになってくるし、入手し手放す中でずっと手元に持ち続けている銃というのも必然的に現れます。
トイガン好きにとっては、次から次と触れてみたい銃というのは出てきます。
時には過去を振り返り、自分が本当に欲しいものを知るための考察をしてみるのも悪くないことだと思います。
それでは今夜もこの辺で。
たぬきちでした。