みなさんこんばんわ。たぬきちです。
8月ももう後半戦ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
たぬきちはブログの更新をしばらくしなかった間も、着々とトイガン遊びを続けておりました。
先日は栃木県栃木市にある有名なインドアフィールド、F2Plantへ遊びに行って来ましたので、その日の様子についてちょこっと書き散らしたいと思います。
F2Plantは廃工場をまるっとサバゲーフィールドにしてしまった!という施設で、廃工場での激戦はまさに映画の中のワンシーンのよう。
たぬきちの大大大好きな映画『ジョンウィック』でも、工場内で激しい撃ちあいをするようなシーンが数回、出てきました。
九龍戦闘市街区もそうですが、ごっこ遊びの延長線上にあるサバゲというアクティビティにおいて、イメージの中にある銃撃戦への没入感というのは最高の醍醐味の一つだと思います。
F2 PlantはたびたびTVなどでも取り上げられ、特撮ものの戦闘シーンなどに多用されているフィールドでもあります。
F2 PlantのHPにフィールド内をドローン空撮した映像がありましたので以下に貼っておきますので、ご興味のある方はぜひ見てみてください!
www.youtube.com(F2 Plant HPより)
どうです?
なんだかどこかで見たことがあるような気もしてくる、いかにもここで撃ちあいしたら楽しそうなフィールドじゃないでしょうか(^^
廃工場で撃ちあい! わくわく!
当日は午後から雨が降り出すような天候でした。
しかしインドアフィールドなので天候に関係なくサバゲができるので、サバゲーマーにとってはその点も非常にありがたいです。
お盆過ぎの8月中旬のこと。降雨もあって蒸し暑い中ではありましたが、最高気温30℃程度とあって存分に動き回って楽しむことができました。
いまだコロナ禍ということもあり、当日は参加人数が14人程度と少数で、フィールドを区切っての殲滅戦やフラッグ戦をメインにたくさんのゲームが出来ました。
工場内とはいえ、フィールド内はとても広くライフル等を使って長距離での撃ちあいもあり、一方でバリケを駆使して攻めあがることで敵に肉薄してのハンドガンによる撃ちあいになるシチュエーションもあり。
メイン・サブと武器を変えながらの戦闘もでき、気分はもう映画の中のガンアクション・ヒーローです!
身を隠すバリケードとなる構造物も多いのですが、一方で足元や構造物中にも穴など射線の通っている箇所も多く、狙うには有利でもあり、うっかりするとそこを撃ち込まれるというトリッキーさのあるバリケード構造がなかなかの曲者。
慣れてくると床面すれすれから敵の足元を狙うような索敵&攻撃もできるようになってきます。
うちのチームの隊長と攻め上がり、フラッグを取る直前のシーンです(^^
会場のスタッフさんが激写していてくれました。
一般的なサバゲフィールドではフラッグ戦におけるフラッグは電子ホイッスルである場合が多いですが、さすがの廃工場、このフィールドでは写真右手の配電盤にあるボタンの一つがフラッグになっていました。
このボタンを長押しすることで、場内にゲーム終了のホーン音が鳴り響きます。
ボタン多すぎでどれを押したらいいのか一瞬戸惑いますが(^^;
このフィールドらしい粋な演出ですね!
さて、当日の武器選びについて、たぬきちはひとつのコンセプトをもって臨みました。
フィールドの特徴にも鑑み、3種類のPDWを用意。
それらをローテーションで使ってみることで使い勝手の違いなどを楽しもうというわけです。
当日選んだメイン武器3選はこちら。
・東京マルイ MP7A1 GBB
・CYMA/CYBERGUN P-90 電動ガン
・WE-Tech KAC PDW GBB
どれも長物武器にしては小柄で取り回しの良さがうりの、PDWの代表格です。
当日は気温26℃~31℃程度とガスブロを使用するにも好条件。
入り組んだバリケードが多いフィールドの特性にもマッチしていて、基本的にどの武器もとても戦いやすかったです。
東京マルイ MP7A1 GBBです。
8月の東京マルイ製品の一斉値上げ直前に格安セールとなっていたものを購入。
以前、KSC製MP7A1 GBBを持っていましたが、それに比べると撃ち味は幾分豪快さがあるような。
KSC製品のほうがシャープでキレのあるブローバックですが、TM製品はもう少し雑味を含めて豪放な雰囲気の撃ち味です。
外装についてはKSC製品の方が実銃の海外製銃器といった雰囲気が出ているような。
それを知っていると、TM製品はよくできた玩具、といった印象が幾分ありますね。
ま。KSCにしろUMAREXにしろTMにしろ、どれをとっても玩具であることには絶対的に変わりはありませんので(^^;
そこはあまり気にしても仕方がないとも言えますね。
弾道はTM製品のイメージそのものといった風で、70後半の初速ではあるものの直進する弾道は素晴らしく、当日もたくさんのヒットを取ってくれました。
海外製品に比べ、本体にしろマガジンにしろアフターパーツにしろ入手性がよく安価でもあります。
インドアフィールドでガスブロで遊びたいと思うなら、初心者から玄人まで万人にお勧めできる一丁だと思います。
当日は格好つけてカバー付きのサプレッサーを装着していましたが、これがなければバリケードの穴から敵を狙うのにもなおさら有利だったことかと思います(^^;
まあそこはそれ。サバゲにおいて、格好いいのは正義ですからね。
個人的趣味嗜好というスパイスがあってこそ、武器は自分のものになるような気もしますしね。
2丁目に選んだのはCYMA/CYBERGUN P-90 電動ガンです。
以前、色違いのTANカラーを持っていましたが、装備やシチュエーションの多様さに合わせやすいという理由からBKカラーに買いなおしました(^^;
マルイ製のパッキンとSBD設置をした程度のファインチューンですが。
やはり電動ガンは弾道が安定していて良いですね。
F2 Plantでは遠くのバリケの穴に向かって撃ち込むようなシチュエーションが多く、その点ガスブロに比べて電動ガンの弾道は利点がありました。
リアカンを身上とするたぬきちたちチームの方針に則っても、P90はワンマグ50発というキャパシティがあり、継戦能力の高さも魅力といえそうです。
だいいち、ガスブロに比べてマガジンが安いし軽い♪
撃ち味で言えば当然ガスブロに軍配が上がるわけですが。
戦いやすさの一点に絞るなら、コンパクトで歯切れのよい筒先というディテールも含めてインドアフィールドではこれ以上なくマッチしたキャラクターを持つトイガンだと思います。
サプレッサーをつけて特殊部隊を気取れば、音や反動がないこと自体も強みに代わるような気すらしたり。
そういう意味ではカバー付きサプレッサーはMP7ではなくこちらP90につけるのが正解だったかなー(^^;
トリガープルがやや長いので、バリケで相手と正対しての撃ちあいだとデメリットも見え隠れしますが。
やはりサプをつけて一撃必殺の無音攻撃をするような戦い方が向いているのかな。
当日はこの状態でもたくさんのヒットが取れました。
さて3丁目、WE-Tech KAC PDW GBBです。
ORGA Airsoft謹製のNPAS搭載モデルなので、ガスブロにもかかわらず初速の調整幅があって近距離からロングレンジまでカバーできる万能選手でもあるこの銃。
M4系統としては異色のショートスケールで、PDWという名をわざわざ冠するのも単なる伊達ではない、取り回しの良さがあります。
M4タイプのマガジンは大型で冷えにも強く、撃ち味はTM製MP7と比べても比較にならないほど強烈、サブマシンガンではなくライフルの一族の出自であることを思い知らされる感じが何とも心強い。
一方で、エアソフトとしてはどうなんでしょうかね。
MP7はあの細身のロングマガジンにリアカンで40発のキャパシティ。
M4系はこの大きさのマガジンで30発。
いっぱい撃ちたい人にとっては、マガジンの大きさ、重さがネックになるかもしれません。
大きさ、重さこそがロマンを運んでくれるのだ!と言い切れるのであれば。
同じ性能、同じ戦果だとしてもこちらを選んでも良いのかもしれません
たぬきち的にもKSCのKRISS VECTORと並んでお気に入りのPDWでもあります。
当日の戦果も3丁とも拮抗し、やはりF2 PlantではPDWはメイン武器としてはベストな選択肢の一つだと実感しました。
最後に、サブウェポンとして身に着けるハンドガンは東京マルイのハイキャパをチョイス。
こちらはTMハイキャパ5.1インチをSTI仕様にカスタムしたもので、中身はノーマルのハイキャパ5.1です。
あえてアンダーレールは搭載せず、ガバメントタイプのシンプルさを残した姿がたぬきち好みでツボな一丁となっています。
基本ハイキャパなので装弾数もガバメントに比べて多く、サイドウェポンとしてはより信頼性が高いのも好感点ですね。
当日、ラストゲームは殲滅戦でした。
たぬきちは味方チーム最後の生き残りとなってしまい、その段階で敵の残り人数は3人。
幸運にも最初のひとりを待ち伏せで倒し、二人目とは撃ちあいになったもののバリケを活かして回り込んで撃破。
その戦闘を聞きつけて3人目が寄せてきましたが、相手より先に気づいたたぬきちが先制攻撃!
と思いきや、マガジンの弾詰まりで発砲音だけ轟かして撃破できず(T_T
たぬきちは即座にハイキャパSTI5.1に持ち替えつつ、大回りして敵の背後を取って。
最後は背中に一撃を与えてゲーム終了となりました。
やはりサイドアームは重要だし、サイドアームこそ信頼性メインで選ぶのが最良なのだと実感させられました。
いやはや。
やはりサバゲって楽しいですね。
ついつい仕事も日常も考えることばかりで頭でっかちな生活になりがちなたぬきちにとって、考えることと体を動かすことがきちんとリンクするサバゲは本来あるべき自分を取り戻す行為のような気がします。
現代社会において、心と体のずれって大きな問題として誰にも潜んでいるリスクなのではないでしょうか。
スポーツなどでももちろんいいと思いますが、サバゲは痛みや勝利の喜びも含めて心が体に帰ってくるような、自分が整いなおすような思いがした一日でした。
ちなみに、写真右側は隊長の息子さんでチームの仲間。
同じ趣味、同じ楽しみを仲間と分け合い共有できるというのも人間生活の本質としてあってしかるべき喜びの一つですよね。
たぬきちにとって、サバゲはそういう自己を整えてくれる要素がぎっしり詰まったアクティビティなのだと改めて感得させられた一日でした。
しっかりリフレッシュできましたのでね。
また明日から普通の生活を頑張ろうと思います。
それでは今宵もこの辺で。
たぬきちでした。