せんばやまのたぬきちのブログ

たぬきちのトイガン&サバゲーに関するブログです!

M870だよ! 全員集合! の巻です!

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

いやはや、好きこそもののなんとやらと言いますが。

好きなんですよねぇ。ショットガン。。。

 

いつの間にやらついついいろいろ買ってしまっていましたので、今宵はその中でも今持っているものを中心にいくつか挙げてみましょうか♪

 

それでは!

レッツエンジョイ♪ショットガン!

 

がしゃっ! ズド~ン!!

 

S&T M870ミディアム フルメタル リアルウッド

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まずこちら。S&T M870ミドル リアルウッドです。

 

M870といえばこのスタイルですよね!

ショットガンという言葉で、まずこんなものが思い浮かぶ人も多いはず。

 

このトイガンはマルゼンCA870シリーズのコピーで、発射数は単発です。

ショットガンで単発かぁ。。と侮るなかれ。

マルゼンCA870シリーズといえば、言わずと知れたAPS競技銃の機構を元に開発されたことで有名なトイガンです。

そのコピーたるこの銃もまた「これで精密射撃をやってみたい!」と思わせるくらいの弾道の直進性と再現性を持っています。

初速が箱出しで95m/s程度と高出力なので、重量弾を使えば50m先のマンターゲットにもやすやすとヒット出来るほどです。

 

もっとも、デフォルトではフロントサイトもリアサイトもありません。

これは根本的にモチーフがショットガンなので仕方なし。

M870の宿命ですね。

 

素性の良さはピカイチなのに、何となく日陰な印象もたぬきち的にはくすぐられる点で

す。

みんなが使っているものを使うより、面白くないですか?

たぬきち的には大いにアリです。

 

 

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ポンプアクションのショットガンスタイルですが、刺すような一撃を放てる魅力的なトイガンです。

フルメタル、リアルウッドの外装も良いですよね。

隠れた名銃だと思います。

 

 

 

S&T M870ソウドオフ フルメタル リアルウッド

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お次はこちらです。

さっきのやつの、ソウドオフモデルですね。

 

実は購入順はこちらが先でした。

この銃の出来があまりに良くて気に入ったので、思わずサイズ違いを買ってしまったという流れでして(^^;

 

このトイガンも前掲のものとほぼ同じ機関部を持ち、初速も箱出しで95m/s程度あります。

ちなみにこれら二丁はフォアエンドの引きがとても軽く、女性でも容易く引けるほどです。

これこそ、単発発射タイプの恩恵ですね。

 

どのモデルにも共通して言えることですが、M870の宿命として、引き(ポンプアクション)をしくじると弾が詰まることがよくあります。

引きかけて途中で先台を戻してしまった場合、どうしてもダブルフィード(多重給弾)してしまうからです。

引きの軽さはそのトラブルを防ぐうえでもとても有効に働く要素です。

 

 

 

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こちらのモデルもフロント・リアともサイトがありませんが、不思議とゲームで使う上では困らないですね。

 

とくにソウドオフモデルの場合、右手を鼻先に寄せて構えることでバレルの延長上に敵を捕らえることが出来ます。

やってみると、小さなサイトをとっさに合わせるよりも、この方が格段にエイミングが早いです。

 

実銃でこれをやるときっと撃発の反動で顔面をやられるかと思いますが(^^;

トイガンではこの構え方はとても有効だと思います。

 

実際、この銃はゲームでもたくさんのヒットを取ってくれました。

早い初速も含め、たたぬきちの心強い相棒です。

 

 

 

CYMA M870ミディアム スポーツライン

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こちらはCYMA製のエアコキタイプのトイガンです。

この個体はたぬきちがリアルウッド風に塗装をしていますが、もともとは黒色の樹脂ストックタイプでした。

 

CYMA製M870はマルイ準拠の3発発射タイプで、マルイのショットシェルマガジンが使えます。

初速は70m/s程度ですが、きれいに散りながら30mほど直進する弾道を描くのでとても使いやすいですよ。

 

一方で、S&T製の単発ショットガンに比べるとフォアエンドの引きは重いので、こちらは体格に秀でた方向けですね。

とはいえ何事にもコツがあるもので、一気にガシャっと引けばそれほど苦にはならない重さです。

 

外観的にはフォアエンドと機関部の間の部分が太く、リアリティを損ねているのが若干気になりますね。

この形状、どうやら東京マルイ・M3スーパー90のコピーのようですね。

ベネリをコピー・改造してレミントンにした、という事ですかねぇ。

 

この個体はスポーツラインですのでバレル部分以外は樹脂製で軽量なのが良いですね。

屋外のサバゲでも、電動ガン武装した相手方に対してこの銃で待ち伏せをして戦ってみましたが、軽いので姿勢を維持しやすく待ち伏せはしやすかったです。

 

やはり3発発射のアドバンテージはすごく大きいですね。

慣れてくると、丁寧にエイミングしなくてもヒットが取れるようになるので無双感を味わう事もできます。

 

 

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この個体に関しては、リアルウッド風の塗装がうまくいったので愛着がある一丁です。

茶色に塗装した後、ニスを刷毛で何層にも塗り重ね、その際に刷毛目が付くよう工夫しながら塗っています。

こういうのも、安いスポーツラインならではの楽しみ方でもありますね。

 

 

 

CYMA M870ソウドオフ スポーツライン

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さてこちらはこの秋の新作です!

予約購入し本日届いたものですので、発売直後のモデルとなります。

今回のM870特集も、実はこれが届いたことに端を発しています(^^;

 

機関部等は前掲のモデルを踏襲し、ショートバレル&ソウドオフ化、そしてウェポンレール&シェルホルダーを標準装備したタクティカルなエアコキショットガンです。

初速は74m/s程度とやや早めですね。

 

よくエアコキショットガンはフォアエンドの引きが重いと言われますね。

それでも、ストックを肩に当ててコッキングをするとずいぶんコッキングはしやすくなります。

一方こちらのモデルですが。

あれあれ?? ストックがありませんねぇ。

 

という事は。

当然、フォアエンドの引きはとっても重いのです(汗

 

ピストルグリップだとまだ幾分やりやすく感じますが、ソウドオフされたライフルストックなのでコッキングのしやすさは最悪レベルです(>_<

 

それでも軽量さ、取り回しの良さはピカイチですのでね。

三発発射ですので、インドアゲームでのアドバンテージは大きいと思われます。

 

何より見た目が格好いいじゃないですか。

このトイガンはそれだけでもう十分な存在価値があります。

うん。間違いない。

 

 

A&K M870フォールディングストック フルメタ

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こちらはA&K製のM870です。

エアーコッキングタイプで、微妙にマルイに準拠した3発発射タイプです。

 

なぜ微妙にかというと、A&K純正のシェルはマルイタイプよりも微妙にやせていて、このトイガンにマルイ製シェルを使った場合、よく抜けなくなるからです(汗

 

シェルを挿入するハウジングの内ぐりを拡幅して削れば、マルイのシェルも普通に使えるようになります。

しかしも、結構手間が掛かった思い出がありますね。

 

初速も75m/s程度出ていたと思います。

とても気に入って一時期使っていましたが、残念ながらフォアエンドから機関部へとつながっているロッドの先端が折れてしまって(T_T

力が掛かる部分ですのでね。

どうにもきちんと直す方法が思いつかず、ジャンクとして手放してしまいました。

 

3発発射で首元も細いリアル志向な外観。

フルメタルレシーバーにフォールディングストック。

なかなか気に入っていたんですがねぇ。

壊れてしまっては致し方ないですね。

 

やはり、安定こそ力です。

(どっかの政党のコピーみたいですね)

 

 

 

GE M870SFカスタム フルメタ

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GE(ゴールデンイーグル)製M870です。

最近、このブログへの登場率がとても高いトイガンですね。

 

このトイガンのいい点はガス発射式で3発6発の切り替えが出来るところ。

そしてリアルウッド化キットに換装したので、このスタイルの良さですね。

ガス発射式なのでフォアエンドの引きが軽く、取り回しも良く、スタイル抜群でマルイ準拠。

良いところだらけですね!(大興奮

 

泣き所はガスが漏れるところ。

あと今現在はおそらくホップパッキンがずれてしまっていて故障中です(T_T

詳しくはカテゴリからこの銃の記事を探して見てみてくださいね。

 

こいつがうまく修理・調整できれば最高なんですがね。

そうそううまくいくかな??

 

 

 

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最近、サバゲはほとんどインドアのみで遊んでいるたぬきちにとって、ショットガン、特にソウドオフのモデルはメイン武器のポジションをがっちりキープしているアイテムです。

 

何より、ガシャッ!というこのポンプアクションが良いですよね!

なんともやる気にさせてくれます。

 

考えてみれば、ガス長物や電動長物には定数制を設けているたぬきちの武器庫(部屋ですね)の中で、ショットガンだけは増殖し続けていますね。

 

やはりショットガンがそれだけ好きなんだな。

改めて、そう実感したたぬきちでした。

 

S&T スプリングフィールドM1903 リアルウッド エアコッキングガン 追加整備編です!

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

先日のシューティングレンジ以来、新たな調整課題が山積していましたね(^^;

 

そのうち、今宵はこやつをやっちゃいましょう。

出でよ!

 

ボヨォン!(謎の音&煙)

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はいこの人!

S&Tの美しきエアコキライフル、M1903です。

 

 

先日のレンジで出てきた課題は、えっと。

根本的な出力不足とホップの掛かりの不足でしたね。

 

それではやっつけていきましょう!

 

 

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ここまでの分解方法は以前レビューしていますので、カテゴリからこの銃についての記事を追ってくださいね。

 

今回はシリンダーまで分解してスプリングの長さを調節します。

 

 

 

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まずはマスキングテープの向こう側に見えている出っ張った部品を抜きます。

 

こうやってマスキングテープを貼って外郭に傷がつかないようにして、ポンチを添わせて打ち抜きます。

 

 

 

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写真は順不同で申し訳ありませんが、出っ張った部品が抜けたらトリガーメカのハウジングにある最前部、最後部のネジを抜いてハウジングを外しましょう。

 

 

 

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すると、シリンダーを引き抜けるようになりますので抜いちゃいます。

 

すぽっとな!

 

 

 

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そうしたら、シリンダのノズル部品を外しましょう。

ノズルの根元に見えている二つの穴にラジオペンチを差し込んで回します。

 

ちなみにたぬきちの個体はとある事情からホップパッキンをマルイ純正ガスハンドガン用に交換しておりまして(^^;

その都合でノズルに海苔巻きのようなものが巻いてあります。

 

その辺の事情も過去記事にあります。

 

 

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ノズルが取れると、中からこのようなものがぞろぞろと出てきます。

わりとしっとりつゆだくなので、軽くふいておいてあげましょうか。

 

たぬきちの最近のやり方では、この際に脱脂洗浄はしません。

大体の場合、シリコングリスやセラグリスで再グリスアップすると初速が落ちるためです。

相当数撃ち込んで慣らせば元に戻りますが、100発や200発の話ではないです。

フルオートの電動ガンならともかく、ボルトアクションでそれをやっていたら慣れるころには次のトラブルに見舞われかねません。

 

大体、中華グリスがトイガンの性能の足を引っ張るのは電動ガンの話じゃないでしょうかね。

サイクルとか、ギアの摩擦、加熱とか。

フルオートメインで使用状況が過酷な電動ガンならいざ知らず、ボルトアクションライフルでわざわざそこまで中華グリスを嫌悪する必要はない気がします。

 

そんなところから、たぬきち的にはここは軽くふいてグリスが噴き出さない程度にならせばOKだと思います。

 

 

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さてここでこんな情報も上げておきましょうか。

もろもろ、写真の通りの寸法でした。

 

スプリング径はマルイL96とほぼ同じのようです。

 

この個体の場合、問題は出力不足なのでL96用のスプリングから切り出したものをスプリングガイドに噛ませてパワーアップを図りました。

 

仮組したところ、いい具合に限界突破付近に到達。

このまま組んでしまうと、持っているだけで銃刀法違反になってしまう恐れがあるのでこの後調節することにして、すぐに再度分解。

 

くれぐれも、法規違反だけはだめですよ!

 

 

 

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それはそうとして、今回の調整ではやりませんがこの製品はトリガーのぶらぶら具合がなかなかすごいですね。

もしそれが気に入らないなら、トリガーメカをばらしましょう。

 

トリガーの根元に見える円柱状の軸部分にだいぶ隙がありますね。

電動ガン用のシムがちょうど入る径ですので、気になる方はここをシムで調整するとトリガーのガタを治めることが出来ます。

 

たぬきち的には、このガタはS&Tの味付けだと思っております。

同じS&T製品のM40A3はトリガーはとてもリニアでスムーズ。シアが落ちるのも指先で感じられるほどの滑らかな出来でした。

そんな技術のあるS&Tなので、おそらく時代感の演出でわざとこういうプアなトリガーにしたんじゃなかろうかと。

 

たぬきち的にはそんな深読みをしてみましたが。

事実かどうかは定かではありません。

それに、トリガーフィーリングは好みの問題でもありますね。

調整したい方はトリガーメカのバラシもやってみてくださいね。

 

 

 

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さて、組立ですが二点ばかりコツがいりましたので記しますね。

 

一つはシリンダを挿入する際です。

トリガーメカの中に、部品が引っかかっているのが見えますね。

この状態で、細いものでこの部品を押し下げないとシリンダはささりません。

 

 

 

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あと、シリンダを挿すとこのリングが飛び出します。

スペーサーですのでなくさないようにね。

 

これを元の位置に戻すのですが、切り欠きが上側です。

12時の位置に切り欠きが来るように仕込んで、バレルで押し込んで留めます。

 

これを切り欠きの位置を違えてはめるとバレルが最奥まで入りません。

そしてこれを取るにはもう一度シリンダを外郭から引き抜く必要があります。

面倒なので。気を付けてくださいね。

 

さて、残る問題は二つ。

一つは出すぎている初速。

もう一つはホップの掛かりの悪さでしたね。

 

その二つをいっぺんに解決できる方法を思いついたのでやってみましょう。

 

 

 

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今回改めて手を入れたチャンバーです。

改良点は二か所。

 

一つはホップレバーのアームが押しているホップバーにかさ増しで両面テープを二重にしたものを仕込みました。

厚みの差はわずかに見えますが、ホップ山が深く押されることになるのでホップの掛かり具合は改善されるはずです。

両面テープはある程度の弾性があるのでパーツにかかる負担を分散し、はく離紙は表面の張力が強く摩擦係数も低いので、この工作には向いている素材だと思います。

プラ板を仕込むほどの厚みでもないですしね。

 

もう一点は、レバーを止めているネジの右手につけたリミッターです。

プラ板から切り出した小さな部品でこれ以上ゼロホップ側にレバーが動くのを止めています。

これが何かというと、要するにこれより前側に動くと初速が限界突破してしまうので、それを食い止めているわけです。

 

この二つの工作をした結果、リミッターに当たった状態で、最速でも規定値以内に調整出来ました。

あとは必要な分だけホップが掛かってくれるかどうかですね。

それはまたレンジに持ち込まないとわかりません。

 

 

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リミッターに当たった状態でこの位置ですので、ホップレバーの引きしろはまだ十分あります。

初速が上がっている分だけでも、ホップはこれまでより強めにかかるはずです。

 

さてさて。うまくいったかな?

 

それはまた次回のレンジインまでのお楽しみですね。

今夜も十分楽しかったですので、ひとまずは満足です。

 

ああ。昔みたいに家の庭で的撃ちが出来たらいいのにな。。。

田舎の家を懐かしく思うたぬきちでした。

 

 

秋深し! 九龍迷宮街区でレッツシューティン! (その③)

みなさんこんばんわ。週末の時間っていうのは、いつも短いですね。

わずかな時間になにを楽しもうか?と考えるとなると、やっぱりこれですよ!

 

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たぬきちは例の九龍迷宮街区さんのシューティングレンジにまた行ってきました。

秋晴れの中、陣馬街道をクルマで走ってとても気持ちよかったです!

 

本日のお題は以下の通り!

 

S&T M1903 エアーコッキングライフル 

DE M40A3 スナイパーライフル

KSC Kriss Vector SMG GBB

GE M870 SFカスタム

KJ Gemtech Oasiss & Mk1 Silent EVO

 

さあ、どんな具合だったか。

行ってみよー!

 

S&T M1903 エアーコッキングライフル 

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今回のメインディッシュの一品でございます。

この個体は初期整備後、レンジへ持ち込むのは初めてです。

さてさて、長距離射撃の精度はどんなものかなー。

 

まず、動作は極めて良好ですね。

当初はボルトアクションのコッキングの戻しが少し硬くてもたつく感じがありましたが、だいぶこなれてきた様子です。

初速はゼロホップで92m/s程度、適正ホップ(0.2g弾)で84m/s程度となりました。

 

撃った感覚だと、弾道は左右へのあやしいロールなどはありませんので、割と素直な弾道です。

しかしも、40mのターゲットは狙えるものの、そこから先、50mまでの間には大きな壁がある感じでした。

適正ホップで84m/sだと、スナイパーライフルとして考えた場合にはちょっと出力不足ですね。

 

出力不足で遠くへ飛ばそうとすると必然的にホップを強くかけざるを得ず、ホップを強くすれば初速はさらに下がるので悪循環です。

弾も重量弾ではさらに強いホップが必要ですので、中間距離での直進性は得られても、長距離を飛ばすことに不向きになってしまう。

そのジレンマを解消するのには、やはり適正ホップでも初速が90mを超えてくるくらいの調整をしたいですね。

 

ちなみに、ホップの押し加減が同じだった場合、初速が早い方がよりホップが掛かる傾向があります。

そういう意味でも、長距離を狙うならともかく初速を限界値付近に調整するのが第一です。

もちろん、限界を超えてはだめですよ。

そこが腕の見せ所なのです。

 

やはりこうやってレンジで撃ってみると、調整の方針がはっきりしますね。

このトイガンの場合、まずは出力アップ。

あとはゼロホップ側にホップレバーを一番下げた状態でも多少ホップが掛かっている状態にして、適正ホップで90m台半ばにしたいところです。

 

もうひと頑張りですね。

 

さて、次です!

 

 

 

 

DE M40A3 スナイパーライフル

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こちらはチープガンにしてはだいぶまとまってきました。

ゼロホップで96m/s程度、適正ホップで94m/s程度です。

ホップによる初速のロスが少ないのが良いですね。

 

やはり適正ホップでこれくらいの初速があると、やすやすと50mまで届く感じです。

しかし、そこはチープガン。

50mでの着弾は、一言でいえば雑な感じです。

 

いやいや。弾道がちぐはぐとか、フライヤーが出まくるとかそういう深刻な事ではないのですが。

毎回同じような弾道を描くのですが、微妙に着弾点がずれる。

50m先でもおおむね1m四方くらいの範囲の中には納まるので、チープガンにしてはむしろ上等かもしれないのですが。

うーん惜しい。

 

まあ、この辺はバレルにしろチャンバーにしろ、根本的につくりが今一歩なので仕方がないですね。

このあたりの精度を得るためにお金をかけるくらいなら、もともとVSRを購入した方が手っ取り早く、効果も上がることと思います。

あえてDEのM40A3を使うのは、結局はVSRに対するアンチテーゼですので、これはこれで良いのです。

 

そもそもめくじらを立てて精度を求めるようなトイガンじゃないですからね。

基本セットを調整しただけで得られる精度としては、上々じゃないでしょうか。

20m、30mならば毎回ヘッドショットが成功するくらいの精度はあります。

 

これはひとまず、完成としましょう!

 

次、行ってみよー!

 

 

KSC Kriss Vector SMG GBB 

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ストックを取っ払ったこのスタイル。良いですねぇ。

 

気温19度程度でしたが、動作も良好でとても好印象でした。

初速は適正ホップに調整した状態でMaxが81m/s程度です。

 

弾道はガスブロにしてはとても素直でのびやか。

ホップの掛かりが良いようで、まぐれですが50m先の金属円盤のターゲットを鳴らしてくれました!

こうなると、ストックを外してきたことが悔やまれますね。

 

やはりガスブロは良いですね。

クリススーパーVシステムのおかげで、リコイルショックは射手側、銃握下側に分散されるのでそれほど強烈ではありませんが。

撃っている感覚というのはとても感性に響くものがありますね。

 

昨日はこれを引っ提げて仲間とインドアのサバゲに行く予定だったのですが、仕事の都合で参加できなかったことが悔やまれます。。

 

こうなりゃ、やけ撃ちだー!(笑)

 

フルオート&二点バーストも動作快調なので、やけ撃ちしたい方にもおすすめですよ。

 

 

 

 

GE M870 SFカスタム

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これも最近のお気に入りの一つです。

ガス式、リアルウッドのソウドオフですよ!

期待が膨らむ構成ですね。

 

うーん。期待は膨らむ一方なのですが。

実際のところ、ちょっと手を焼きますねぇ。

 

まず、グリップを交換したことによるガス漏れの症状ですが、だいぶ状態は良くなりました。

ガスケットのシール材をいったん剥がし、外径10mmのOリングを調達してそれを3重にして装着してみたところ、漏れが少なくなりました。

それでもまだ、一晩たつとガスは抜けきってしまいます。

まあ、ゲームで使うには不便しない状態なのでそれは大きな問題ではありません。

 

現状、パッキンが要調整です。

3発にしろ6発にしろ、弾の散りが不均一で鬼ホップの弾とションベン弾が混在している状態です。

 

また、このモデルはラピッドファイア機能があります。

それを確認するために乱射していたところ、BB弾が大して飛ばずに銃口から落ちるように飛び出す症状が出てしまいました。

おそらくこれは、ホップパッキンが内部でずれたためかと思われます。

 

 

 

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このタイプで良くあるマイナートラブルのようですね。

パッキンが一般的なバレルを包み込むようなタイプではなく、載せたパッキンをチャンバーで押さえつけている構造のために発生するトラブルです。

給弾のために前後動するノズルに引きずられて、パッキンがずれてしまうのです。

 

対処方法は至ってシンプル。

組み込みの際に、パッキンをバレルに接着すればいいはずです。

 

あとは鬼ホップとションベン弾の格差問題ですね。

これについてはちょっと良く調べてみないといけないですね。

 

いやはや。トイガン遊びは奥が深いです。

ま、それが面白さの所以なのですが。

 

さて、ラストは何だっけな(笑)

 

 

KJ Gemtech Oasiss & Mk1 Silent EVO

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そうそう、こんなものも持ってきていましたね。

よく似た二丁ですが、内部構造は全く同じです。

 

こちらはホップ調整のために持ち込みました。

双方とも、初速は90m/s程度あります。早いですね!

 

そしてつまづきホップ構造の一般的な特徴の通り、弾道も暴れん坊です(笑)

なかなかまっすぐ飛んでくれないのですが、オアシスの方はそれでも30mのターゲットを狙えるくらいの精度が出ています。

 

オアシスはホップパッキンを電動ガン用PDIパッキンから切り出したものに変更してあります。

サイレントエボはマルシン製のMk1アサシン用のパッキンです。

 

今のところ、サイレントエボの方はデフォルトのパッキンと同じくらいの暴れん坊です。

経験上、このトイガンのパッキンはなじむまで相当数、撃ち込まなければならないのでまだまだこれから良くなるかもしれません。

ま、あまり期待をせずにいましょう。

 

それでも部屋で小さなターゲットを狙い撃ちするのにはとても良い銃ですよ。

ガスブロに比べたら撃発音が小さいし、初速が早いので近距離での直進性は優れていると思います。

 

 

さてさて、今日も楽しく撃てました。

そしてたくさんの課題を持ち帰りましたね。

トイガン遊びは奥が深く、やることが尽きませんね。

 

たぬきち自身の時間の余裕がないことの方が問題視されるべき。

それも今後、深刻化する見込みですしねぇ。

 

ま、それも含め。

やれるときに思う存分、精いっぱい遊ぶのです。

暇を持て余す人生より、よほど良いんじゃないでしょうかね。

 

そういう意味では、トイガン遊びは暇を埋めて余りある奥深さがありますので。

本当に趣味性の強い、楽しい遊びですね。

 

 

おまけ

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九龍のポイントカードがたまっていましたので、商品と交換してもらいました。

なんと、¥8,000-分も引き換えてくれました~。

 

欲しかった九龍謹製の赤ウサギもゲット(^^

そして右下のものは、なんと10禁のグレネードです!

 

 

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ピンを抜いて落下させると、内部のバネの力でBB弾をまき散らすらしいです。

上側の黒い羽がBB弾を跳ね飛ばすとのこと。

 

おそらく大した威力はありませんが、こんなものが足元に投げ込まれれば痛くなくてもヒットと言わざるを得ないでしょうからね。

九龍戦闘市街区では不可だと思いますが、九龍迷宮街区では使用可能とのことです。

 

ピンを口で抜いて、隣の部屋に放り込みたいですね!

あ、たぬきちはガスマスクなので、ピンが口で抜けない(T_T

 

おあとがよろしいようで。

それではまた。たぬきちでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

KSC クリスベクターSMG レビューです!

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

芸術の秋、読書の秋。はたまた食欲の秋か。

みなさま、秋深まる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

 

たぬきちは相変わらず、暇さえあればトイガン三昧(^^

とはなかなかいかないもので。

実際のところ、日々雑事に追われてうんざりしております。

 

ので!

というのもアレですが、今宵はこいつのレビューです!

 

はいなっ!

 

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KSCのイカ大王こと、クリスベクターSMGです!

 

いやぁ、フル装備だとごっついですね。

中古で手に入れたものですが、フリップアップサイトとフォアグリップが欠品していましたのでそれぞれ入手しています。

もっとも、フリップアップサイトの純正品は前後で1.5万円くらいするのでマグプルの汎用品です。

あんなものは飾りですよ。

偉い人にはそれがわからんのです

 

しっかし、ごっついですね。

 

 

 

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というわけで、取っちゃいました(爆

 

うーむ。たぬきちらしい。

いろいろ買った後で、元も子もないですなあ。

 

でも、このスタイル良くないですか?

SMGサブマシンガン)としての自意識に目覚めた姿と言いますか。

裸どころか、ストックも外してしまいました。

 

なんだか、大工道具のタッカー(釘を打ち込む銃みたいなやつ)に似ていますね。

スリングでぶら下げるより、腰に吊り下げたくなるスタイルです。

 

もともとたぬきちは、銃は裸に近いほど美しいと思っております。

その銃の個性が一番出る姿のような気がするのです。

もろもろ、こってこてにモリモリの銃も格好いいですが。

たぬきち的には、こんなスタイルで使うことをアンチテーゼとして提案したいです。

 

 

 

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レビューと銘打っていますので、いちおう各所、見ていきましょうか。

 

まず先ほどからの話題の中心、拡張性です。

 

銃の上面は全通式のウェポンレールになっていて、基本的にはどんな光学機器でも付くかと思われます。

底面も、デフォルトのフォアグリップを外すとウェポンレールになっています。

たぬきちの個体では付属はありませんでしたが、デフォルトでは右側面にもウェポンレールが付いているはずです。

ピカティニ規格の諸装備をたくさん付けたい人にとっても、これなら十分な拡張性ですね。

 

マズルはSOCOM Mk.24と同じM16正ネジ仕様ですので、M14逆ネジ等のサプレッサーなどを付けたい場合には専用のアダプタが必要になります。

SOCOMのサプレッサーなどなら転用可能ではないかと思われます。

 

チャージングハンドルの引きはとても重いですが、重厚感があるとも言えますね。

 

 

 

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トリガープルも重めですので、セミオート戦でも弾幕を張りたい人には向かないです。

 

初速は今現在の気温(およそ16℃程度)で、80m/s弱程度です。

冷えに弱いというレビューも見かけますが、セミ、フル、2点バーストとも、このくらいの気温なら正常動作します。

まあ、冷えに強いガスブロという方がよほど特殊だと思いますので、平均的な動作基準ではないでしょうか。

 

外装に関してはクリス社のライセンスを取っているので、発売当時のベクターを忠実に再現しているのではないかと思います。

刻印の類も随所にあって、雰囲気は十分あると思います。

 

ライセンスの話が出たのでついでですが、このライセンスはすでに失効しているようです。

クリス社がクライタックというトイガン部門を作ったので、そちらで一元的に企画を扱うためかと思います。

そういう理由から、KSCによる再販の見込みはほぼないトイガンですので、中古価格でも新品時よりも高額で取引されていて、しかも値が落ちませんね。

おそらく、この状況は長く続くのでしょう。

 

KSCのベクターですが、本体の製造元は台湾のKWAというメーカーのようです。

KWA製品にシステム7の心臓部を組み込むことでKSC製として販売していた様子です。

 

KWA製のクリスベクターGBBも若干量出回っていますが、そちらはシステム7搭載ではないのでしょう。

KWAのクリスベクター用のマガジンはKSC製には完全互換していませんので、おそらくそういう事だと思います。

(ささるけどうまく動作しませんのでご注意!)

 

 

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セレクタはセーフティと別個になっています。

(写真の左上に見えるツマミがセーフティ、中央上部のツマミがセレクタ

 

煩わしいようでもありますが、セミ、フル、バーストの発射の切り替えをあらかじめ合わせておいた上でセーフティのみ切り替えられるとも言えますね。

 

セレクタ、セーフティともアンビタイプですので利き手を選びません。

クリック感はだいぶ固めな気がします。

 

 

 

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右手フロント部分です。

こちらにもクリスベクターの刻印がありますね。

 

デフォルトではこちら側にウェポンレールが付いています。

左手にも同じ位置にネジ穴がありますので、用途に合わせてレールを左右に付け替えることが出来ます。

 

拡張性はやはり高いですね。

 

マガジンキャッチ、ボルトリリースレバーは左手にありますのでこちら側からは操作できません。

 

ちなみにマガジンハウジング部にセレーションが切られていて持ちやすく、それゆえフォアグリップをあえて付ける意味はないように思います。

この方がすっきりしていてたぬきち好みです。

 

 

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銃口側からのアングルです。

 

銃口の上にあるVの文字のある丸いパーツはライトレセプタクルという機構のカバーになっていて、これを外して中に専用のライトモジュールを仕込むことが出来ます。

 

それにしても、銃口が本体に対してずいぶん低い位置から出ていますね。

トリガー位置との関係を見ていただけると、その特異性が分かると思います。

これはクリススーパーVシステムという、撃発時の銃口の跳ね上がりを打ち消す独特な機構によるものとのこと。

 

 

 

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もちろん、その特殊機構もこのモデルでは完全再現されています。

これぞ、ガスブロの特権ですね。

 

ピンを三つ抜くことで、銃本体から機関部を外すことが出来ます。

写真下側の構造が機関部ですね。

おおざっぱに言うと、マガジンを挿した時の最上部にあたる位置にあるボルトが撃発時に後退し、それは写真で見えている分割された機関部のヘリに沿って斜め下方向へと向きを変えて後退し、本来真後ろへ来るはずの衝撃を下に逃がし、マズルジャンプを抑え込んでいるという事です。

 

後退するボルトを導く溝がくの字に屈折している姿はとても常識外れな感じです。

実銃程の衝撃のないトイガンですのでそこまで大きな衝撃の違いは感じませんが、実際に実物同様に動くボルトを、意識していれば感じることはできます。

 

設計思想によって、銃のメカニズムがこれほど独特なものになるというのも面白いものですね。

 

実射性能については以前レビューしていますので、気になる方はブログのカテゴリから探してみてください。

 

 

 

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KSCとしても、今後も温めていきたいラインナップだったんだと思います。

大人の事情とはいえ、なんだか切ないものも感じますね。

マニュアルの絵にも、右手側には側面レールがあります。

 

 

 

さてさて。

せっかく手に入れることが叶ったので、しばらくはこれで遊んでみようと思います。

ゲームでの使用レビューについても、いずれアップする機会があるかも。

 

実際のところ、マガジン一つとっても入手するのはなかなか大変なのですが。

間違いなく、面白いトイガンだと思います。

 

夜も更けてきましたので、今宵もこのあたりにしておきましょう。

たぬきちでした。

 

 

 

tanukichi-in-mtsemba.hatenablog.com

Golden Eagle M870 SFカスタム リアルウッド化!

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

注文していた品が香港から届きましたので、さっそく組んでみました!

 

はいこれ!

 

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Golden Eagle M870 SFカスタムの、リアルウッドストックキットです。

 

やはり良いですよね。リアルウッド。

質感というか、現実感がぐっとアップしますね。

 

 

 

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もともとはこちら。

どちらも格好いいので、これはもう好みの問題というか。

コンバーチブルなので、着せ替えられるのが良いですね。

 

 

 

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コンバーチブルといえば一言で済みますが、今回もなかなか大変でした。

もともと、購入時のサイトに以下のような文言が載っていました。

 

(以下、引用)

 

【注意点】
ウッドグリップを固定するボルトのインサートナット(ネジダボ)の部分の強度が足りておらず、
ボルトを強く締めすぎると木製の基部が割れてインサートナットごとすっぽ抜けて破損する恐れがございます。

さらに海外製、更に木製品の為新品でも入荷時より細かな傷、
ヒビ等が生じている可能性がございます。

海外製パーツの中でも超上級者向けの商品ですので
以上の点や下記の当店利用規約をご確認、
踏まえた上でのノークレーム、ノーリターンで御落札をお願いします。
当店は一切の返品交換は致しておりません。

 

(以上、引用。原文まま)

 

 

なんだか恐ろしげな文句が並んでいますね。

よほど製品に自信がないのか。。。

 

んなら、そんなもの売るなー!

 

と言いたいところですが。

国産品のクオリティを海外製品に求めてはいけません。

日本の常識、世界の非常識。

世界はそれだけ広いという事ですね。

 

 

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このトイガン本体ですが、基本的な部分はマルイのブリーチャーのコピーです。

グリップにはガスタンクがあり、そこだけは交換式ではなく固定式です。

 

グリップ交換=ガスタンクを交換という事になるのですが、このガスタンクと本体との接合が非常に悪く(げんなり

ガスを注入すると、さっそくグリップの付け根あたりから「しゅ~~~」っという聞きたくない音がするわけです。

 

そこがだめでどうするよー!?

 

とまあ、突っ込みたいところなのですが。

上記の通り、注意書きというか、脅し書きのようなものを読んだ上で購入していますのでねぇ。。

 

これはもう、たぬきち自身でどうにかするしかないですね。

 

 

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構造は実に単純です。

 

グリップの中には、上の写真のような半透明なシリンダー状のガスタンクが入っています。

これが面白くて、本当に半透明なので、中に生ガスを注入すると中身が見えます。

 

本体との接合部を親指で強く抑えてガス注入。

すると中身が見えるわけです。

親指を離すと、その液化ガスが一瞬でぶわっと吹いて消えてしまいます。

しごく当たり前の話なのですが。

目の当たりにすると、なんだかマジックみたいで面白いですね。

 

それはそうとして、

このタンクと本体との接合が悪くて、グリップのネジをいくら絞めてもしゅーしゅーと音がするわけです。

注意書きからするとグリップのネジの締めすぎも破損の元とあり。。。

 

もう。どうしろというんですかねぇ。。。

 

 

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こうしました(^^;

 

見た目がちょっと、アレですね。。。

 

これは何かというと、液体ガスケットシールです。

本来、接合面にだけ塗れば済むものなのですが、それだけだとシューシューがもうどうにも止まらない!状態。

そこで充填剤のように、入る限りの量を詰め込んだところ、どうにかガス漏れが収まりました。

 

 

 

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半透明チューブの首も、金色の輪で締められているだけです。

そこも怪しかったので、金属製の台座とチューブとの接合部に瞬間接着剤を塗りこんでみました。

考えうる原因に対して、考えうる対策を施したわけです。

 

一応シューシュー音は収まりましたが、朝注入したガスは仕事から帰ってくると抜けてしまっていたので、どうもまだ完全ではありませんね。

でもひとまず、ゲーム等で使うには十分でしょう。

インターバル中に、はやめにガスをつぎ足せば良いことです。

 

 

まったく、毎度毎度、海外製品のクオリティには驚かされますね。

海外ではきっと、組立とか組付けという行為には、こういったすり合わせは必須というのが常識なんでしょう。

日本でいうところのポン付けなんていう概念は、きっとないんでしょうね。

 

まあでも。こういう工作が面白くてトイガン遊びをしているたぬきちです。

おかげで結構、楽しませてもらっております(^^;

さてさて良いのやら、悪いのやら。

 

 

 

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やはり、リアルウッドのストックというのは締まりますね。

本物感というか、空気感みたいなものが見ちがえたような気がします。

 

 

このグリップですが。

デフォルトのガングリップと比べたら、すごい浅い角度です。

これが、実に良いのです。

腰だめにして撃つ場合、この角度が最適なのです。

 

ショットガンといえば、やはり腰だめで撃ちたいですよね。

 

 

先月は毎月一度の定例会に参加できなかったので、はやくこいつを引っ提げてゲームに飛び込みたいなぁ。

 

ポンプアクション、大好きです。

今宵も、トイガンに振り回されてはほくほくしているたぬきちでした。

 

ダブルイーグル M62(M40A3)スナイパーライフル 塗装完了です!

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

日に日に深まる秋の夜長にみなさま何をしてお過ごしでしょうか。

たぬきちはもろもろ同時進行中なのですが、一つはこんなことをしておりました。

 

じゃじゃん!

 

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ダブルイーグル製M40A3スナイパーライフルの迷彩塗装です!

 

いやー手間のかかったこと。

もともとはウッドランド風にしようと思って始めたのですが、完成してみればどうもデザート色が強い雰囲気ですね。

 

もともとこのDE製M40A3は大して取り柄がないので(爆

何か一つでも花を持たせてやろうという親心です。

・・・われながら、よくわからない動機ですねぇ。

 

 

 

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全体的にはこんな感じです。

どうでしょうかね。

 

おおむね基本に忠実に、各種手順を踏んで着色したので時間がだいぶかかってしまいました。

一度サーフェイサーを吹いてからやすり掛けをしてみたのですが、黒地のままよりもチリ合わせの悪い箇所が分かりやすいので面を出しやすく、思いのほかいい方法でした。

 

なにごとも突き詰めれば途方もないものなので、適度が一番なのですが。

今回は深みにはまった感じでしたね。

ま、結果オーライなら上々でしょうか。

 

 

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BDUの柄を参考に、四色塗りを手作業でやっているので時間をかなり要しましたが、その分、柄の強さはありますね。

 

しかしも。

根本論ですが、柄の強さがある=目立ってしまうという意味では、まったく実戦的ではありませんねぇ。

 

まあ、そこに面白みがあると、思ってしまうんですよね。

人間というのは、とてもわかりにくい生き物ですねぇ。

たぬきちだけかな。

 

万が一、柄のせいで見つかって撃たれても死ぬわけではありませんし(^^;

こんな迷彩柄のスナイパーライフル。

目立ちたがり屋のスナイパー。

キャラが立っていて、ちょっと面白くないですか??(^^;;

 

こういうのもトイガン遊びの範疇っていうことで。

良いんじゃないでしょうかね。

 

 

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そういえば、バレルのガタどり&アンダーレールのガタ取りも同時に行ったので、再度レンジで長距離を試してみるつもりです。

このトイガンの記事も、もう少し続きそうですね。

 

人生、楽しんだもの勝ちなんだとして。

一人遊びが得意なのは、きっと得な性分なんでしょうね。

 

たぬきちでした。

 

S&T スプリングフィールドM1903 リアルウッド エアコッキングガン 初期整備編です!

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

先日のレビューに引き続き、今夜はS&T製スプリングフィールドM1903の基本整備をしていきましょう。

 

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まずマガジンから行きましょう。

このモデルでは給弾不良の事例が散見されますね。

この個体でも多重給弾の症状が時折でましたので改善しましょう。

 

原因はマガジンの給弾口のゲートが狭いことだそうで、これを削ります。

 

 

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 給弾口とは逆側の端にある二つのネジを抜くと後端のパーツが外れますので、そのままスプリングも引き抜いてしまいましょう。

 

胴体部分も引き抜けますのでそれも抜きます。

そのあと、給弾口がわの三つのネジを抜くと完全分解となります。

 

 

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この中央に見えるパーツの半円形の部分を棒やすりでやすって広げましょう。

 

 

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このくらいまで削ったところ、給弾不良は出なくなりました。

地味でかんたんな作業ですが、効き目は大きいですね。

 

 

さて、それでは本体をばらしていきましょう。

 

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まずはストックを分解してはだかにしましょう。

 

先端側から、写真中央に見える二つのネジを抜くと、留め具が外れます。

 

 

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中央部にあるこちらの留め具も外しましょう。

胴横に見える黒いパーツはストッパーですので、ネジを緩めたらこちらを押しながら留め具をずらして外します。

 

 

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すると、ぱっかーん!と上下に分割されます。

銃口側にある二つのバレル留めの金具を無くさないようにしましょう。

 

 

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続いて側面のネジを抜きます。

 

トリガー上のネジは飾りネジですので抜く必要はありませんので、ストックに見えている前側のネジを抜きます。

 

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ちなみに、今回のロットではトリガーガード下にこんな印刷がありました。

 

前回ロットでは『MADE IN CHAINA』とあったので、それよりはマシですが。

何となく雰囲気を壊していて、いただけませんねぇ。

 

 

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さて、ストックを外すことが出来ました。

次は機関部とバレルを分割しましょう。

 

 

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分割するには、首元にあるイモネジを外します。

左右外すと、ごそっと抜けます。

 

 

 

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ごそっ。

 

まずはインナーバレル&チャンバーの整備をしましょう。

 

 

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ホップレバーを外しましょう。

前回ロットと同じく、金属製のものでしたのでまずは一安心ですね。

これを止めているネジを外し、レバーを外してしまいましょう。

 

 

 

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そうしたら、マガジンの受け皿になっているこの部品を外します。

アウターバレルと結合している二つのネジを外すと取れます。

 

 

 

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はい取れた!

 

ここまで外すと、チャンバー&インナーバレルがするするっと抜ける・・・はずだったのですが。

なんと、全く抜けません!

 

開口部からポンチなどを使って多少打ち込んで抜きましたが、どうやらチャンバーの工作精度がいまいちだったらしく、継ぎ目がずれて盛り上がっていました。

本当に素手では全く抜けなくて、こんなこともあるのかと思いました。

 

しかし、サプライズはこれでは終わりません。

今回のロットは波乱含みですね。

(この個体だけかな?)

 

 

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苦労して引き抜きましたので、チャンバーの外郭も研磨しておきました。

こんなところを研磨することになるとはねぇ。。

柔らかい材質の金属なので簡単に削れます。

 

 

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さあ、気を取り直して進めましょう。

チャンバー外郭にある四つのネジを外すと、チャンバーは二つに割れます。

 

 

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ぱかっとな。

 

給弾ルートにゲートを抑えているスプリングがあるので、飛ばしてなくさないように気を付けましょう。

 

 

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インナーバレルを銃口側から覗いたところです。

年輪のように見える輪っかもきれいに見えていますので、ゆがみはほぼないようですね。

 

しっかりバレル内部のクリーニングをしておきましょう。

長距離をまっすぐ飛ばすポイントはいくつもありますが、基本に忠実に、地味で着実な整備をしていきましょう。

 

 

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さてここで今回一番のサプライズが発覚しました。

 

頼みの綱のホップパッキンが割れております(滝汗;;;;

なんですとーーーー!!!???

 

いやこれは困った。

このパーツ、S&Tのオリジナルパッキンなんですよ。

という事は、簡単には替えが手に入らない。

 

この時点で取りうる方策は二つ。

このパッキンを直して再利用するか、マルイ純正パッキンを流用し、加工して使うか。

 

試しにマルイの純正パッキンを付けてみたところ、新事実が明らかになりました。

前回ロットではマルイ純正パッキンはホップ山の位置が違っていてこの製品には無加工では使えませんでしたが、今回のロットではホップ山の位置はマルイと同じになっておりました。

 

そういう事ならとりあえず、マルイ純正パッキンで組んでみましょうか。

 

しかし問題がもう一つ。

 

マルイ純正パッキンの内径は6mmよりも少し大きく、はだかのパッキンにBB弾を載せると無抵抗で通過しますね。

しかしS&Tのパッキンは内径が6mm弱。BB弾をただ載せても通過しないのです。

しかるに、シリンダー先端のノズルの直径が細く、マルイのパッキンだと気密が取れずに初速が大幅低下してしまうのです。

 

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ようするにこういう状態です。

これじゃ気密もへったくれもありませんね。

 

これにも実は対応策があります。

 

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ノズルに熱収縮チューブをかぶせて太くしてしまうのです。

 

以前情報収集している際にどなたかのブログで見かけた方法です。

うろ覚えでしたが、ものは試しなのでやってみましょう。

 

熱収縮チューブを適度な長さに切ってかぶせ、ライターであぶります。

このままだとパッキンに食われて内部で外れてしまうので、瞬間接着剤をノズルにまんべんなく塗ったくって一気に装着します。

 

さてこれでひとまずチャンバーの整備は完了です。

本当に大丈夫かな。どきどき。

 

箱出しの初速が85m/s程度だったので機関部も整備して初速調整をするつもりでしたが、いっぺんにやってしまうとマルイパッキンに交換したチャンバーの気密が取れているのかどうか検証できませんので、これでいったん組み上げます。

 

 

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組み上げ後、初速を計測したところ、ゼロホップで92m/s程度と、一割ほどパワーアップしてしまいました。

 

うーん微妙。

これ以上の初速を目指すとなると、限界値とのせめぎあいでシビアな調整になりますね。

 

機関部の全バラシをするかどうかは検討の余地がありそうです。

 

 

 

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ひとまずこれで様子を見ましょう。

 

マウントレールを装着し、スコープはレトロ感のある20mm径の細いスコープを選びました。

このスコープですが。ピカティニー規格ではない17mm程度のレール幅対応なので一般的なウェポンレールには搭載できませんが、なぜかこのM1903のマウントの土台の幅にぴったりです。

なので、土台に挟んで締め込んで固定しています。

 

こんなのでも、スコープを持って振り回したりしなければ外れることはないので十分です。

 

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やっぱりM1903にはこういう細い径のスコープが良いですね。

 

イルミネーションも何もない安物のスコープですが。

小さな径で見にくいところも、覗いた時に見える図像のヘリがすこしゆがんで見えるところもなんだか時代観めいたリアリティがあって気に入っています。

 

 

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さて、ひとまず組みあがりました。

 

なかなかかっこいいじゃないですかー。

たぬきち的にはアリですね。

安さも性能のうちです。

 

屋内の廊下で8m程度先のターゲットを撃ってみましたが、委託なしの立射で5発、2cm以内くらいのグルーピングでした。

整備内容から考えても、ひとまず上々でしょう。

あとはシューティングレンジに持って行ってみないとわかりませんね。

 

 

さてさて。

今回もいろいろと困らせてくれましたねぇ。

でもそういうのも良いんですよね。

一つ一つクリアして、磨き上げていく過程が実に面白みがありますね。

 

シューティングレンジでもきっと一筋縄じゃ行かないんだろうなぁ。

わくわく。

たぬきちはよほどMな性分なんでしょうかね。

 

ま、今夜はこの辺にしましょう。

今宵も最後までお付き合いくださってありがとうございました。

たぬきちでした。