みなさんこんばんわ。週末の時間っていうのは、いつも短いですね。
わずかな時間になにを楽しもうか?と考えるとなると、やっぱりこれですよ!
たぬきちは例の九龍迷宮街区さんのシューティングレンジにまた行ってきました。
秋晴れの中、陣馬街道をクルマで走ってとても気持ちよかったです!
本日のお題は以下の通り!
S&T M1903 エアーコッキングライフル
DE M40A3 スナイパーライフル
KSC Kriss Vector SMG GBB
GE M870 SFカスタム
KJ Gemtech Oasiss & Mk1 Silent EVO
さあ、どんな具合だったか。
行ってみよー!
S&T M1903 エアーコッキングライフル
今回のメインディッシュの一品でございます。
この個体は初期整備後、レンジへ持ち込むのは初めてです。
さてさて、長距離射撃の精度はどんなものかなー。
まず、動作は極めて良好ですね。
当初はボルトアクションのコッキングの戻しが少し硬くてもたつく感じがありましたが、だいぶこなれてきた様子です。
初速はゼロホップで92m/s程度、適正ホップ(0.2g弾)で84m/s程度となりました。
撃った感覚だと、弾道は左右へのあやしいロールなどはありませんので、割と素直な弾道です。
しかしも、40mのターゲットは狙えるものの、そこから先、50mまでの間には大きな壁がある感じでした。
適正ホップで84m/sだと、スナイパーライフルとして考えた場合にはちょっと出力不足ですね。
出力不足で遠くへ飛ばそうとすると必然的にホップを強くかけざるを得ず、ホップを強くすれば初速はさらに下がるので悪循環です。
弾も重量弾ではさらに強いホップが必要ですので、中間距離での直進性は得られても、長距離を飛ばすことに不向きになってしまう。
そのジレンマを解消するのには、やはり適正ホップでも初速が90mを超えてくるくらいの調整をしたいですね。
ちなみに、ホップの押し加減が同じだった場合、初速が早い方がよりホップが掛かる傾向があります。
そういう意味でも、長距離を狙うならともかく初速を限界値付近に調整するのが第一です。
もちろん、限界を超えてはだめですよ。
そこが腕の見せ所なのです。
やはりこうやってレンジで撃ってみると、調整の方針がはっきりしますね。
このトイガンの場合、まずは出力アップ。
あとはゼロホップ側にホップレバーを一番下げた状態でも多少ホップが掛かっている状態にして、適正ホップで90m台半ばにしたいところです。
もうひと頑張りですね。
さて、次です!
DE M40A3 スナイパーライフル
こちらはチープガンにしてはだいぶまとまってきました。
ゼロホップで96m/s程度、適正ホップで94m/s程度です。
ホップによる初速のロスが少ないのが良いですね。
やはり適正ホップでこれくらいの初速があると、やすやすと50mまで届く感じです。
しかし、そこはチープガン。
50mでの着弾は、一言でいえば雑な感じです。
いやいや。弾道がちぐはぐとか、フライヤーが出まくるとかそういう深刻な事ではないのですが。
毎回同じような弾道を描くのですが、微妙に着弾点がずれる。
50m先でもおおむね1m四方くらいの範囲の中には納まるので、チープガンにしてはむしろ上等かもしれないのですが。
うーん惜しい。
まあ、この辺はバレルにしろチャンバーにしろ、根本的につくりが今一歩なので仕方がないですね。
このあたりの精度を得るためにお金をかけるくらいなら、もともとVSRを購入した方が手っ取り早く、効果も上がることと思います。
あえてDEのM40A3を使うのは、結局はVSRに対するアンチテーゼですので、これはこれで良いのです。
そもそもめくじらを立てて精度を求めるようなトイガンじゃないですからね。
基本セットを調整しただけで得られる精度としては、上々じゃないでしょうか。
20m、30mならば毎回ヘッドショットが成功するくらいの精度はあります。
これはひとまず、完成としましょう!
次、行ってみよー!
KSC Kriss Vector SMG GBB
ストックを取っ払ったこのスタイル。良いですねぇ。
気温19度程度でしたが、動作も良好でとても好印象でした。
初速は適正ホップに調整した状態でMaxが81m/s程度です。
弾道はガスブロにしてはとても素直でのびやか。
ホップの掛かりが良いようで、まぐれですが50m先の金属円盤のターゲットを鳴らしてくれました!
こうなると、ストックを外してきたことが悔やまれますね。
やはりガスブロは良いですね。
クリススーパーVシステムのおかげで、リコイルショックは射手側、銃握下側に分散されるのでそれほど強烈ではありませんが。
撃っている感覚というのはとても感性に響くものがありますね。
昨日はこれを引っ提げて仲間とインドアのサバゲに行く予定だったのですが、仕事の都合で参加できなかったことが悔やまれます。。
こうなりゃ、やけ撃ちだー!(笑)
フルオート&二点バーストも動作快調なので、やけ撃ちしたい方にもおすすめですよ。
GE M870 SFカスタム
これも最近のお気に入りの一つです。
ガス式、リアルウッドのソウドオフですよ!
期待が膨らむ構成ですね。
うーん。期待は膨らむ一方なのですが。
実際のところ、ちょっと手を焼きますねぇ。
まず、グリップを交換したことによるガス漏れの症状ですが、だいぶ状態は良くなりました。
ガスケットのシール材をいったん剥がし、外径10mmのOリングを調達してそれを3重にして装着してみたところ、漏れが少なくなりました。
それでもまだ、一晩たつとガスは抜けきってしまいます。
まあ、ゲームで使うには不便しない状態なのでそれは大きな問題ではありません。
現状、パッキンが要調整です。
3発にしろ6発にしろ、弾の散りが不均一で鬼ホップの弾とションベン弾が混在している状態です。
また、このモデルはラピッドファイア機能があります。
それを確認するために乱射していたところ、BB弾が大して飛ばずに銃口から落ちるように飛び出す症状が出てしまいました。
おそらくこれは、ホップパッキンが内部でずれたためかと思われます。
このタイプで良くあるマイナートラブルのようですね。
パッキンが一般的なバレルを包み込むようなタイプではなく、載せたパッキンをチャンバーで押さえつけている構造のために発生するトラブルです。
給弾のために前後動するノズルに引きずられて、パッキンがずれてしまうのです。
対処方法は至ってシンプル。
組み込みの際に、パッキンをバレルに接着すればいいはずです。
あとは鬼ホップとションベン弾の格差問題ですね。
これについてはちょっと良く調べてみないといけないですね。
いやはや。トイガン遊びは奥が深いです。
ま、それが面白さの所以なのですが。
さて、ラストは何だっけな(笑)
KJ Gemtech Oasiss & Mk1 Silent EVO
そうそう、こんなものも持ってきていましたね。
よく似た二丁ですが、内部構造は全く同じです。
こちらはホップ調整のために持ち込みました。
双方とも、初速は90m/s程度あります。早いですね!
そしてつまづきホップ構造の一般的な特徴の通り、弾道も暴れん坊です(笑)
なかなかまっすぐ飛んでくれないのですが、オアシスの方はそれでも30mのターゲットを狙えるくらいの精度が出ています。
オアシスはホップパッキンを電動ガン用PDIパッキンから切り出したものに変更してあります。
サイレントエボはマルシン製のMk1アサシン用のパッキンです。
今のところ、サイレントエボの方はデフォルトのパッキンと同じくらいの暴れん坊です。
経験上、このトイガンのパッキンはなじむまで相当数、撃ち込まなければならないのでまだまだこれから良くなるかもしれません。
ま、あまり期待をせずにいましょう。
それでも部屋で小さなターゲットを狙い撃ちするのにはとても良い銃ですよ。
ガスブロに比べたら撃発音が小さいし、初速が早いので近距離での直進性は優れていると思います。
さてさて、今日も楽しく撃てました。
そしてたくさんの課題を持ち帰りましたね。
トイガン遊びは奥が深く、やることが尽きませんね。
たぬきち自身の時間の余裕がないことの方が問題視されるべき。
それも今後、深刻化する見込みですしねぇ。
ま、それも含め。
やれるときに思う存分、精いっぱい遊ぶのです。
暇を持て余す人生より、よほど良いんじゃないでしょうかね。
そういう意味では、トイガン遊びは暇を埋めて余りある奥深さがありますので。
本当に趣味性の強い、楽しい遊びですね。
おまけ
九龍のポイントカードがたまっていましたので、商品と交換してもらいました。
なんと、¥8,000-分も引き換えてくれました~。
欲しかった九龍謹製の赤ウサギもゲット(^^
そして右下のものは、なんと10禁のグレネードです!
ピンを抜いて落下させると、内部のバネの力でBB弾をまき散らすらしいです。
上側の黒い羽がBB弾を跳ね飛ばすとのこと。
おそらく大した威力はありませんが、こんなものが足元に投げ込まれれば痛くなくてもヒットと言わざるを得ないでしょうからね。
九龍戦闘市街区では不可だと思いますが、九龍迷宮街区では使用可能とのことです。
ピンを口で抜いて、隣の部屋に放り込みたいですね!
あ、たぬきちはガスマスクなので、ピンが口で抜けない(T_T
おあとがよろしいようで。
それではまた。たぬきちでした。