みなさんこんばんわ。たぬきちです。
お盆時期の時ならぬ長雨もありましたが。
九月に入るなり、さっそく現れた秋雨前線に、またもぐずついた空模様ですね。
みなさま、お変わりありませんでしょうか。
足早に去りつつある夏の名残に、なんだか無性に切なくなるような。
そんな気分に負けないよう。たぬきちは相変わらず、夜な夜なトイガンいじりを楽しんでおります。
今宵はその中から、最近触ったいくつかのトイガンのお話をしてみたいと思います。
今宵のお話の主な内容はこちら。
・KJ works Gemtech Oasis
・Doublle bell AR-AIMS
・WE-Tech KAC PDW
・WE-Tech Remington R5 RGP
それでは行ってみましょー!
・KJ works Gemtech Oasis
まずはこちら。
先日の九龍戦闘市街区について書いた回でも出てきたGemtech Oasisです。
先日の通り、マルイ・マイクロプロサイトを最近新たに搭載してみました。
これも含め、ノーマルからの変更点は以下の通り。
・ノーブランド3Dプリンタ製のレシーバー。これはマイクロプロサイト仕様のリアサイトベイを持つ、リアル刻印の入ったもの。
・チャンバーはサイドアームズ製のOリングが仕込まれた精密チャンバー。
・パッキンはPDIの電動ガン用Wホールドパッキンから切り出した、たぬきちお手製のもの。
・トリガー回りは分解研磨しアンチ腱鞘炎仕様(笑)の、引きの軽い仕上がり。
もろもろ時間をかけて調整してきたトイガンです。
これで20m先の空き缶に狙って命中させられる精度が出ています。
購入から5年前後を経ておりますが。
いやはや。
九龍戦闘市街区にて使用する専用品となっている感もあるものの、
やはり、たぬきちにとって一番お気に入りの銃の一つです(^^
・Doublle bell AR-AIMS
こちらはDoublle bell AR-AIMS です。
購入モデルはデフォルトでは黒い樹脂製グリップでしたが、CYMA製の木目調のグリップへ交換しました。
やっぱりAKはストックなりハンドガードなりに木製部品が使われている方がAKらしいですよね。
このトイガンではストックもハンドガードも木製にはしようがないので、せめてグリップを木製(木目プリントのフェイクですが)にすることで東側の武器の雰囲気がぐっと出た気がします。
このモデルの調整点の総復習をすると、給弾不良が一番の難点でした。
弾が上がらない、5発に一発くらいションベン弾が出るという二つのトラブルが連発したのですが。
結局、ノズル長とマガジンキャッチ形状の二点が大きな弱点であるとわかりました。
基本的に、どのマガジンを指しても掛かりが浅く軽い衝撃でマガジンが脱落するので、使用するマガジンのすべてについて、マガジンキャッチ内部の爪が掛かる部分を削って薄くしました。
これによって、マガジンキャッチにマガジンがきちんと刺さり抜けなくなるし、チャンバーに対しても深く刺さって位置がずれたりしなくなるので弾上がりが良くなります。
また、デフォルトではノズル長はいわゆるAKロング・サイズでしたが、クリンコフなどショートサイズのAKと同じくAKショートのノズルに替えたところ給弾不良がなくなりました。
気密性や動作の確実性向上の意味合いも含め、シリンダー&シリンダーヘッド&ピストンヘッド、タペットプレートもすべて含め、SHS製のものにまるっと交換。
5千円前後かかりましたが、整備性に難のあるVer.3メカボックスをこれ以上開け閉めする必要がなくなるわけですからね。
楽しく遊ぶために必要な投資なら、まあ良しとしましょう。
おかげで、これ以後給弾不良に悩まされることはなくなりました。
また、セレクタを人差し指ひとつで操作可能なタクティカルタイプに変更。
と言っても、電動AKのセレクタはおおむね動作が重たいので、人差し指だけでチャチャッとセレクタを動かすのは難しいのですが。
まあ、タクティカルな味付けを加味することは出来たような気がします。
この銃の総評をまとめてみるとしたら。
実際の運用上、折りたたむとバックパックに普通に入ってしまう大きさなのでかなり重宝しています。
基本的に、ガスブロメインで戦いたいたぬきち。
しかしも季節気候によっては意外と動作しないなど、ガスブロには不確実性のあるのも事実。
すると、必然的にバックアップを持って行くことになりますよね。
このトイガンはバックパックに気軽に投げ込めるので、荷物を極端に増やすことにもならないため、その点非常に使い勝手が良いです。
もろもろ調整したおかげでメインで使用しても問題ないだけの性能も発揮できていることもあり。
荷物に一丁忍ばせておくと、出先での不安が一つ消えることになるわけです。
たぬきちにとって、まるでお守りのようなトイガンとなっております。
・WE-Tech KAC PDW
WE-Tech KAC PDWです。
なんやかやと、ほぼ箱出しで使っている割に動作も命中精度も良く非常に優等生な印象のこのトイガンも、ちょっとひと弄り。
刻印シールをKAC PDW用のものに貼り換えたので、気分的にも盤石な、まさに主戦力となっております。
外サバではこの銃をメインに戦う事が多いたぬきちです。
細かいことではありますが、こういうディテールアップというのも心理的にはけっこう使用感の向上に寄与する要素のような気がします。
一方、使うほどに傷みも出てくるものです。
留め具の先端が赤茶けているのは、錆びみたいですね。
リアリティの美名のもと、スチール部品を使えば使うほどに向き合わされる事案です。
これはあれですかね。
CRCでも吹きかけておくのが良いんでしょうかねぇ。
あるいは、ブルーイングすればいいのかな。
赤さびが浮く前に、黒さびでコーティング。
それが良いのかもしれませんね。
これに関しては要検討ですね。
・WE-Tech Remington R5 RGP
最近購入したレミントンのM4ライフルですが、さっそく追加でグリップをPTS製のEPGに交換。
セレクタのスプリングを若干切り詰める必要がありましたが、それだけであとはポン付け出来ました。
デフォルトのM4グリップに比べ、手のひらに包まれる部分の肉が厚く、逆に親指と人差し指の間に挟まれる根元部分が細くなっているため取り落としにくくがっちりとグリップ出来る気がします。
また、ノズルリターンスプリングをAngry Gun製150%スプリングに交換。
なかなか不思議なものなのですが、室内で調整してもサバゲに持ち込むとジャムるという現象もままあることなので、まだなんとも言い難い部分もありますが。
ノズル形状を整え直したことと相まって、給弾不良&ジャミングの発生率がかなり下がったような気がします。
フォアグリップと、ストックパイプに着けるスリングスイベルを装着しようかと検討していますが。
どうしようかなぁ。あんまりゴテ盛りよりスマートな方が好みだし。
この辺り、M4系は選択肢が多くて悩ましくもありますね。
何を付けようか、調べている時間もまた楽しいたぬきちです。
あと欄外なのですが。
最近、チームの友人からマルイのガスショットガンの調整を依頼されて少しいじりました。
(写真はGE製 M870ショーティ)
ブリーチャーの特徴でもあるのですが、
「鬼ホップなのでダブルホップアップパッキンのホップ山の一つを切り落としてほしい」
というのが最初の依頼でした。
セオリー通り手前側のホップ山をリューターで研ぎ落してみたのですが。
依頼者からは、
「あと少しホップを弱めたいんだけどな~」
という要望をいただきました。
もともと固定ホップであるこのトイガン。
そういう微妙なラインの調整って、ホント難しいんですよね(^^;
残ったホップ山を微妙に削る?
三つあるので、それぞれの削り具合をどう合わせるか。。。
少し削っては撃って確認して調整するか。。。
これはなかなかの難題です。
面倒くさがりでもあるたぬきちは、ここで一計を案じました。
曰く、
ホップパッキンの中央にリューターで1mm幅の溝を掘り、PDIのWホップアップパッキンのような二点掛けのパッキンに加工してみてはどうか。
ホップ山の中央に切れ込みを入れる分、押し圧力は弱まる。
そして二点掛けになるので直進性は増すはずですよね。
これがドンピシャで奏功し、依頼者のブリーチャーは25m先で6発がA4程度の散り具合となる直進弾道になりました。
よっしゃ!
ちいさな手数で最大限の成果を発揮(^^;
こういうことが出来ると、スカッとしますよね。
胸がすく思いがするというかなんというか。
依頼者にも喜んでもらえたし、調整の楽しさの醍醐味を強く感じた瞬間でした。
さてさて。
ブログをアップしない間にも、なんやかや、こんな感じで楽しんでおります。
こまごまとした事ばかりではありますが。
トイガン遊びは撃つだけではありませんのでね。
弄ることそのものもまた、楽しいものです。
その結果を表現する場が、実際のサバゲでもあるわけです。
コロナ禍という事もあり、なかなかレンジやゲームにもひょいひょい参加できるような状況ではない昨今。
自分で調整することでより良い性能を発揮してくれるなら、これはこれで面白い趣味の形態とも言えるはずですよね。
みなさんも秋の夜長に銃いじり。
どうでしょうかね(^^;
それでは今宵もこの辺で。
たぬきちでした。