みなさんこんばんわ。たぬきちです。
関東在住のたぬきちですが、梅雨入り前だというのに雨っぽい天気が続いて鬱陶しいですね。
一雨ごとに新緑の茂る若葉の頃ですが。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて。
さかのぼることしばし。4月上旬のお話なのですが。
一緒にサバゲをやっている仲間がL96を使っているのをみて、久しぶりにスナイパーライフルを触りたくなったたぬきち。
使いやすくていじりやすくて面白みのあるアイテムを探していたのですが、
結局こんなものを入手してみましたので、今宵はこいつを紹介しようと思います!
中身は王道にして外観は超現代的!?
軽量級でも狙った獲物は外さない、サバゲユース向きな一品!
じゃじゃん!
CYMA MDT LSS-XL SRS-Lite エアーコッキングライフルです。
いやはや。スナイパーライフルを買っていじるのはいつぶりでしょうかね。
今回、いちおうアウトフィールドで使用してみたいというのが出発点でしたので、軽くて使いやすそうなものからこのモデルを選びました。
まず重量なのですが。
バイポッド、スコープ込みで全備重量3.4kgと、スナイパーライフルの中では軽量な部類です。
L96やM40A3など、一般的に現代的なスナイパーライフルは銃本体の重量だけでも4kg超えはザラですからね。
全備重量で3.4kgは実際のサバゲでも扱いやすい部類に入るかと思います。
機関部はレミントンM700。
軽量強強度な樹脂製のストックがなんとも現代的でクールですね。
チャンバーの形状はS&TのM40A3と同じで、ホップ調整をマガジン挿入口の見上げ部分に六角レンチを差し込んで行うタイプです。
このタイプは調整に手間取りますが、左右二点のイモネジで調整するため弾道の調整幅があってたぬきち的にはお気に入りの機構です。
調整に時間がかかるのでレンジ向きの銃ではありますが^^;
そのぶん、あたりが取れれば50mでもターゲットにビシバシ当てられるだけの性能を発揮しやすいですからね。
そのあたりの調整幅があるモデルであるという事も購入するきっかけになっております。
さて。本製品はCYMA製なのですが。
シリンダーにあるSTから始まる型番を見ると、どうも機関部はS&TのM40シリーズからのOEMなんじゃないでしょうか。
S&TのM40A3についてはレンジでの楽しい思い出がたくさんあるたぬきち。
なんだか旧友に出会ったような心持ちになりますね。
これなら、弄りやすくて素材としてはもってこいです(^^
一方で、トリガーフィーリングはなんだかM40A3と違うような。
M40A3の方がリニアで滑らか。
滑らかさでいえば、電動ガンのトリガーフィーリングに近いと思えるほどでした。
他方、こちらはもう少しザラッとした感じで、シアーの切れるタイミングが読み易い気がします。
どちらにしろ、単純に好みの問題ではありますが。
たぬきち的にはレンジでならM40A3のシックで大人な雰囲気のトリガーフィールを推したいですね。
ただし、ゲームユースをメインで考えている今回については、よりシアータイミングのわかりやすいこちらのモデルの方により利点があるように思います。
本体に刺さっている大型のマガジンはダミーで、実際にBB弾をこめるトイガンとしてのマガジンはダミーマガジンの前方にあります。
大型マガジンの大迫力。格好良いっちゃ、格好良いんですがねぇ。
セーフティでもマガジンが刺さっているようにしか見えないので、ゲームユースを考えるうえではちょっと好し悪しですね。
前述の通り、ホップ調整は前方にある”実際上のマガジン”の挿入口の見上げにある二つのイモネジで行います。
シリンダーを引き切ったうえで六角レンチで行うので、ゲーム中に触るのは考えない方が無難。
まあ、ここはひとつ事前にきっちり調整してから持ち込めば良いだけの事ですのでね。
より深刻なのは、このマガジンが他機種となんら互換性がないこと。
時期によってはこのマガジンが入手困難となりますので、マガジンが多数必要なプレイスタイルだと場合によっては問題となるかもしれません。
もっとも、本来スナイパーライフルは連射するものではないですのでね。
弾が切れた時や急な接敵用にSMGを一丁ぶらさげておけば良いような。
その方が戦い方に幅も出るし。
サバゲでのスナイパーライフルとは、不便を楽しむものなんじゃないでしょうかね。
たぬきちの、今夜の格言です(^^;
このモデルの妙味として、大きな部分はこのストックですね。
まずこの見た目のメカメカしさ(^^;
バットプレートとチークピースはともに押しボタン式で調節可能。
またストック根元の六角ネジ一本を外すとストック自体も分解可能です。
極度に肉抜きされ軽量化されたストックは、M40A3との一番の違いでもありますね。
基本がレミントンM700ですので、シリンダーのボアや引きしろはVSRに近いと思われます。
特徴の一つと言えるガングリップは若干太目。
手の小さい方には少し扱いにくいレベルかもしれません。
トリガー前方にあるマガジンおよびマガジンキャッチもダミーで、キャッチを押してもダミーマガジンは抜けません。
さてさて。
肝心の実射性能ですが、箱出しでの初速は85m/s程度と控えめ。
開梱後、すぐにばらして調整に入ってしまったので箱出しでの弾道は不明ですが(^^;
前述の通りS&TのM40A3と同形状のチャンバーはマルイの電動ガン用パッキンが流用可能で調整幅が無限に等しく。
またシリンダーもシンプル構造で分解整備に向いているので、箱出しで使用をするというよりもチューンベースに使ってこそ、真価を発揮するモデルじゃないかと思います。
さてさて、見てまいりましたCYMA MDT LSS-XL SRS-Liteですが。
いかがだったでしょうか。
撮影時にはバイポッドを装備してみましたが。
たぬきち的にはアウトフィールドで使う前提ですので、バイポッドも外して軽量なスナイパーライフルとして活用していきたいアイテムです。
また内部構造もシンプルで流用可能な部品も多くチューンベースに最適ですので、レンジでの的撃ちで性能を突き詰めていくのにも面白い素体じゃないかと思います。
あらためて見てみると、M700系スナイパーライフルはCYMAやS&Tだけでも相当数のモデルが発売されていますね。
リアルウッドでハンター風のM700も味わいがあって良いですが。
軽量な樹脂ストックの強みを活かしたこのモデルにも、大いに存在価値があるような気がします。
あとはゲームで実際に使ってみてどう思うか。
これに関してはプレイアビリティに大きく依存していますのでまた別問題ですかね。
それでは今宵もこの辺で。
たぬきちでした。