せんばやまのたぬきちのブログ

たぬきちのトイガン&サバゲーに関するブログです!

【レビュー】WE-Tech M4A1 GBB

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

関東でもいよいよ梅雨入りも間近に迫った今日この頃。

晴れ間のある日はもう夏も近いと感じる陽気にガスブロ魂がざわめく季節ですが。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

 

たぬきちはWE-Techの長物×NPASの真価を問うべく、こんなアイテムを購入しいじりまわしております。

 

WE-Tech長物の基本中の基本?!

オールドスクールな中に漂う鉄壁のGBB魂!

 

じゃじゃん!

 

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WE-Tech M4A1 GBBです!

 

もともとはCQBモデルですが、長短楽しめるようエクステンションバレルを噛ませてあります。

最近のたぬきちのマイブーム。

小さく買って大きく遊ぶ!的な感じですな(^^;

 

オルガさん謹製、NPAS仕様の無刻印モデルに刻印シールを貼付してあります。

オールドスクールというにも鉄板、鉄壁の、メインストリーム中のメインストリームと言いますか。

多種多様に発展しているM4系ライフルの大本の姿にして始祖。

あらゆる意味でライフル選びの基本、基準点とも言えるモデルがコルトM4A1アサルトライフルだと思います。

それをガスブロの雄、台湾WE-Tech社がモデルアップしたトイガンです。

 

AR-15を出発点に、ベトナム戦争を戦ったM16、そしてそこから携行性と拡張性を求め進化したこのM4A1は、近代ライフルの基礎を作った一丁といって過言ではないと思います。

 

WEのこのモデルもその形式を忠実に再現。

キャリングハンドルを兼ねたリアサイト、オーソドックスなフロントサイトポストにM16の面影を残しつつ。

クレーンストック対応となり可搬性に優れ、4面レールとなったハンドガードは多様化した近代戦闘のあらゆるシーンに対応。キャリングハンドルを外せば様々な光学機器を搭載可能となり。

 

まさに歴史の中でライフルが現代の姿へと移行したその瞬間を見るような。

そんな変革の瞬間を写し取ったようなモデルと言えるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

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チャージングハンドルにしろ、セレクターにしろマガジンキャッチにしろ。

操作系はもはや語るべくもない、オーソドックスそのもの。

それもそのはず。

近代ライフルの多くはこのモデルを土台に発展してきたのだから。

まさにライフルの普遍的な姿の化身とでも言えそうですね。

 

WEのM4A1は滑らかな梨地の軽金属製レシーバーが銃器としての存在感を大いに演出しています。

惜しむべくはこのモデルでは無刻印であったという事ですが。

アルミ製の刻印シールのおかげでむしろ刻印がこれでもかと言わんばかりに自己主張をしております。

 

実物の写真を見ると無刻印のモデルも多数存在しているようですし、この辺りは好みで選べるとも言えますね。

 

 

 

 

 

 

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オールドスクール感を醸しているキャリングハンドルを兼ねるリアサイト。

高さやピープの大きさ、左右など調節でき、エアソフトとしてはこのままでも十分遊べるのでこれはこれで味なんじゃないかと思います。

緩み止めのネジを仕込まれたダイヤルを緩めて外せば、下からは20mmのピカティニ規格のレールが現れます。

 

M4の良いところはマズルにしろグリップやストックにしろチャージングハンドルにしろ、あらゆる点でアフターパーツが豊富な事。

一つ一つ、吟味して自分らしいM4を組んでいくのは実に楽しい作業じゃないでしょうか。

 

そしてむしろドノーマルのM4A1というのも逆に珍しいので、これはこれでアリじゃないかと思うたぬきちです。

 

 

 

 

 

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印象的なフロントサイトポストにガスブロック、そして着剣装置?

四面レール化されたハンドガードとのマッチングはまさにライフルが近代化する過渡期の様相を呈しております。

 

もともとCQBモデルなのでインナーバレルはガスブロック先端まで。

 

 

 

 

 

 

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エクステンションバレルを外すとこの大きさになります。

MASADAやSCARなどに比べ、あらためて抱えて見るとM4A1って結構小ぶりな銃なんだなと思い知らされたり。

光学機器やゴテ盛り装備を付けていないからか(^^;

 

これはこれでやっぱり良いなぁ。

実射性能的に同じであるなら、より小型な方が高性能という見方も当然ありますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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さて肝心の実射性能はどうでしょうか。

 

とりあえずたぬきち所有のモデルはNPAS搭載なので、初速は90m/sから自在に選べるといった利点があります。

とくにこれから暑くなる時期には、初速を絞れるというメリットは大きな安心感がありますね。

 

デフォルトのパッキンはゼロホップにしてもホップが強く、20mほど直進してからは天高く舞い上がっていってしまうような弾道です。

これは初速が早いことも影響していますね。

 

パッキンはマルイ系がそのまま使えるので、それについては問題はいくらでも解決のしようがあります。

たぬきちはPDIのWホールドパッキンを試してみたところドンピシャで、40mをきれいに直進する弾道が得られました。

 

ガスブロの宿命として連射すると弾は散り散りになりますが。

この設定なら単発なら40mヘッドショットも狙える性能です。

 

こうなるとやはりキャリングハンドルは外して光学機器を載せなきゃもったいないような気もしてきますね(^^;

 

ボルトのオイルが切れると多重給弾しやすく、ガスを入れすぎると白煙を吹いて動作不良が起きやすい印象もありますが。

ガスブロですのでね。

その辺の癖もわかってくれば対処のしようもありますので。

大きなウィークポイントではないように思います。

 

 

 

 

 

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さて、ざっと見てまいりましたWE-Tech M4A1 GBBですが。

いかがだったでしょうか。

 

たぬきち的にはやはりこのコンサバティブでオールドスクールな見た目を楽しみつつも、各種アフターパーツで着せ替え的な要素も楽しめる、トイガンとしては奥深い好モデルなんじゃないかと思います。

基本的な動作性能についてはさすがWE-Tech製品といった風格。

マガジン一本当たりの単価が一般的なガスライフルのマガジンの中では安価な部類というのも評価できる気がします。

また、以前紹介したKAC PDWやSCARなどマガジン共用できるモデルが多いのも利点の一つと言えると思います。

 

多少の調整で40mのヘッドショットを狙える弾道性能もあり。

見た目も中身も楽しめる、奥の深いガスライフルなんじゃないかと思います。

 

それでは今宵もこの辺で。

たぬきちでした。

 

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