みなさんこんばんわ。たぬきちです。
なんやかやと2021年もあっという間にもう2月ですね。
年始早々、たぬきちの働く会社でもとうとうコロナ罹患者が発生。
それに伴って社内の部分隔離やら少人数稼働やら、全社員の抗原検査やらがあり。
またチームでの定例会参加も緊急事態宣言を受けて1月度は中止。
お世話になっているシューティングレンジにも行くにも行けず。
そんなこんなで、1月はけっこう鬱々として過ごしておりました。
みなさんの身の回りはお変わりありませんか。
もはやコロナ以前には戻れないのだと改めて感得したたぬきち。
ウィズコロナ時代、というわけですのでね。
どうかみなさんの身の回りに、まずはコロナが迫りませんよう。
そしてもはやそれは有り得ることなので、災禍を受けても最小限度で乗り越えられるよう。
まさにわが身の事ととらえ、祈らずにはいられないたぬきちです。
さてさて。
まさに時代はウィズコロナですのでね。
もはや、『こんなことくらいで!』へこんでいる場合ではありません。
元気を出していくうえでも、防疫対策を十二分にしたうえで、トイガン遊びを引き続き楽しんでいこうじゃありませんか!
というわけで、今宵はこれの紹介をしてみましょう!
KWA TP9です!
年末、最後のブログでちょろ出ししたやつですね。
昨年秋にKSCのMP9を中古で購入したたぬきち。
なかなか気に入ったものの。
国内で予備マグが入手できない状況だったため台湾から取り寄せたところ。
KWA製のそのマグ。実はKSCのMP9には互換性はありませんでした。
理由は簡単。
KSC製はハードキック版という旧方式の内部メカ。
現行のシステム7版ではないのですね。
一方のKWA製ですが。こちらこそ、なぜかシステム7搭載なのです!
うーむ。。。由々しき事態なり(^^;
この辺りの事情はよくわかりませんが。
ともかく、たぬきち的にはKSCのMP9本体に、KWAの予備マグ2本というナゾの手持ち状況となってしまったのでした。
よくよく調べてみたところ、どうもシステム7版の方がやはり動作が良いという情報もあり。
たまさか中古品でKWAのTP9を見かけたこともあり、こちらへ乗り換えることとなったのでした。
まずもって目を引くのは、外見上の差異です。
KSC MP9にくらべ、KWA TP9はずいぶんとカチッとした質感を備えております。
特に目に付くのは刻印のたぐい。
TP9(KSC製はMP9)、B&Tとある刻印の印象は、KSC製品のようなぼんやりと読み取りにくいものではなく、しごく一般的なレベルのきちんとした刻印になっています。
こちらはKSC MP9です。
ドットで書かれたような、滑らかでない描線の刻印ですね。
色味や質感から推測すると、使用している樹脂そのものも違うような。
パーティングラインなどの処理についても、KSC製の方が残念な雰囲気があります。
こちらはKWA TP9。
はやり印象がずいぶん違いますね。
KSC製が内部メカも旧版であることを踏まえても、KWA製の方がより製品としてブラッシュアップされたもののように思われてなりません。
KSC MP9とKWA TP9の外見上のいちばんの具体的な差異はフロント下部です。
KSC MP9はフォアグリップが成型据え付け型。
KWA TP9はアンダーレールとなっています。
両者を上から見比べてみました。
左がKSC MP9、右がKWA TP9です。
材質、質感の差異もありますが。
コッキングハンドルやピープサイトの形状もやや違っていますね。
内部メカの違いも含め、両者は全くの別物といっても過言ではなさそうです。
やはりKWA TP9の方がカチッとした印象ですね。
さて、なんといっても両者のいちばん決定的な差異は内部メカの違いです。
左がKWA TP9のマガジン。右はKSC MP9のものです。
違いは実射性能にも如実に表れておりました。
KSC MP9は体温程度にマグを温めて、初速70m/sがやっと。
KWA TP9では同じ条件で初速80m/s台後半が出ます。
しかるに、動作についても歴然です。
両者ともブローバックは軽快で小気味いいのですが、キレ、鋭さという意味では断然にKWA TP9に軍配が上がります。
どちらも冷えに対する動作上の耐性は良いようで、冷えてきても動作に不安はあまり出ない点では共通しています。
KWA TP9の初速が高いので、念のため40℃ちょいくらいにマグを温めてみたところ、最速で96m/sを叩き出しました(^^;
インドア戦を念頭に置いているのですが。。
近距離で喰らいたくない弾速ですねぇ。
たぬきちのKWA TP9は中古購入したものですが。
使っているうちに一つトラブルがありました。
コッキングハンドルが引っこ抜けたと思ったら、ボルトに引っかかっている部分が折れてしまっておりました。
KWA TP9とは共通部品の方が少なそうなKSC MP9ですが。
ダメ元で取り寄せてみたところ、コッキングハンドルについてはKSC MP9用のものが流用可能で助かりました。
比べてみると、KWA TP9のそれよりもKSC MP9のコッキングハンドルの方が2~3mm程短いようですが。
それでも普通に装着し、動作させることが出来ました。
海外製品はこういうのが怖いんですよね。
国内にパーツの流通がなく、なにか別の製品のものでの流用も不可だった場合、即アウトとなることもありますのでね。
その場合はもう、オクで流して誰かの部品取りにしてもらう以外に用途はなくなってしまいますのでその辺の覚悟はあらかじめしておく必要があります。
その点、電動ガンは海外製品でも内部パーツは国内品の流用が出来る場合がほとんどなので心配は少ないですが。
ガスブロの場合、パーツそれぞれがその製品用で唯一無二というのが普通ですのでシビアな結果を招きやすい気がします。
さてさて。見てまいりましたKWA TP9ですが。
いかがだったでしょうか。
たぬきち的にはマガジンと同時に調達していたマズルアダプタを介してフルオートトレーサーも使えるし。
ガスマスク装備時でも光学機器の焦点が目線にきちんと入るストックとレールの高さの差もあり。
冷えに対する耐性もあり、インドア戦での心強いバディになるんじゃないかと思っております。
写真の状態でストックを畳めばハンドガン用のレンジバックにも入る可搬性の高さも好感点。
あとはコッキングハンドルのように、思いもしない部品が壊れたりとかさえしなければいいのですが(^^;
あえて言えば、やはり初速の高さがやや気になるところではありますね。
世界にはあまたの玩具銃メーカーがあり、まだまだ未体験なモデルが探すほどに出てきますね。
引き続き、最高の一丁に出会うためのジャーニーを続けていきたいと思うたぬきちでした。
今宵も最後までお付き合いくださってありがとうございました。
それではまた、近々。