みなさんこんばんわ。たぬきちです。
季節の巡るのは早いもの。
今年もあっという間に夏の暑い日々も過ぎ去り、ここ数日は上着を着ようか迷うくらい秋めいてきました。
うかつなたぬきちはあっさりと風邪をひいて寝込んだりしてしまいましたが(^^;
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
さて今日はこんなトイガンを紹介したいと思います。
S&T製じゃなくてCYMA製?
銃自体は珍しくないけど、正規ライセンス品で刻印こそが珍しい!?
じゃじゃん!
CYMA / CYBERGUN FN P90 電動ガンです!
いやー。
たぬきち、なんと購入4丁目の電動P90ですが(^^;;;
買っちゃいましたよ。
何のためって、そりゃあFN HERSTALの刻印入りだからですよ!
それだけで珍しくないですか??
P90自体は扱いやすいトイガンだしサバゲフィールドでも見かける機会も多い銃です。
それでも!
FN社の刻印入りのP90なんて、これまで一丁も見たことありません。
電動P90のメインどころといえば東京マルイやS&Tですが、それら各社の電動P90には刻印はありません。
WE-Tech製のガスブロP90も所持していたことがありますが、こちらも刻印なし。
FN社はトイガンに自社のロゴをそう簡単に使わせない方針なんでしょうかね。
理由はわかりませんが、そういう現状がありました。
つまり、この刻印を正々堂々と使用しているトイガンというだけで、たぬきち的には価値のあるものだという事です。
見てください。この堂々たる化粧箱の威容(^^;
そもそもこの電動ガン、企画がCYBERGUNというフランスの会社。
CYBERGUNは大手トイガンメーカーで、近年では実銃の製造販売も行っているという、筋金の入った遊戯銃メーカーです。
ライセンスをきちんと取得して製造されているトイガンが多く、このP90も例にもれずFN社のライセンスを得た電動ガンというわけです。
そしてこのトイガン。
製造自体は香港のCYMAというメーカーが行っています。
CYMAは言わずと知れた中華電動ガンの雄。
たぬきちもこれまで様々なCYMA製電動ガンを手にしてきました。
特にマルイ自身がモデルアップしているこのP90のようなパターンだと、何らかのトラブルがあってもマルイ製部品でフォロー可能なことが多くて助かったり。
そういった意味でも、このP90は手に取りやすい部類に当たるとおもいます。
さてさて。
何はともあれ、この刻印入り電動P90を見て参りましょうか(^^
まずもって目を引くのが、なんといってもこのFN社の刻印ですね!
日本製のトイガンばかり触っているとお目にかかることもめったにないくらい、ライセンスを取得したトイガンが少ないFN社製品です。
ロゴ下にも、〔Licensed by FN HERSTAL〕と誇らしげに入っていますね。
この刻印ですが。
たぬきちはさっそくひと手間かけております。
(写真出典:Amazon)
おなじCYMA / CYBERGUN 製、FN P90 電動ガンのBKバージョンの写真です。
これを見ていただくとわかる通り、せっかくの刻印にも関わらず、もともとは外装色と同じで目立ちませんね。
たぬきちのFDEバージョンのP90もそうでした。
ボディ色と同じなので、せっかくの刻印が埋もれてしまっています。
これはもったいない!
刻印自体は入っているわけだし。
そう思って最初は深く気にもしていなかったたぬきちでしたが。
箱の側面に貼ってあるシールを見て確信しました。
色が入っている方が断然格好いいじゃないですか!
ってか、なぜ外箱シールと中身の仕様が違う??
まあ、嘆いていても仕方ありません。
そこでたぬきちは刻印に白いクレヨンで色を擦り込み、剥離防止に表面をコーティングしたのでした。
やっぱり、こっちの方がこの製品の存在価値を際立たせてくれる気がしますよね。
なぜシールと違い出荷段階で刻印が無色になったのかが不思議でなりません。
うーん。やはり刻印の白は正解だわ(^^;
それはそうと、ボディ色のFDE(フラットダークアース)もP90としては珍しいですよね。
今年はコロナの影響で換気に不利のあるインドアよりも3密を避けて安心して遊べるアウトドアフィールドへ行く機会も多く。
外用の装備に合わせて、FDEカラーを選択したのでした。
ま。単純に珍しいものを使いたくなるひねくれた性格であることの証左かもしれません(^^;
そしてボディカラーに合わせ、茶金色のサプレッサーとEOTECHレプリカのホロサイトを搭載。
もともと対テロ特殊部隊が使用しているイメージの強いP90ですのでね。
これくらい統一感があった方が「らしい」感じがする気がします。
これまで所持してきた電動P90は三丁ともS&T製でしたが。
このCYMA製P90。
驚くほどS&T製とよく似ています。
この辺の事情は詳しくないのですが。
もしかしたらS&TもCYBERGUNと同じく企画・販売を担当していて、ことP90については製造はCYMAなのかもしれませんね。
このP90ではS&T製品と同じく、タイトなバッテリースペースに大き目のヒューズボックスがあり。
固めのコードとも相まって、バッテリーは入れにくいです。
かと思えばこのマガジン。
スプリング給弾式の、振ってもジャラジャラいわないマガジンですが。
S&T製は90発。
CYMA製は70発。
見かけはそれぞれよく似ているものの。
マガジンについては別物のようですね。
インナーバレルからチャンバーを覗き込んでいる図です。
ホップ山はWタイプでホップの掛かりが非常に良く、弾道もいたって素直で扱いやすいもの。
たぬきちの個体では、0.2g弾ならダイヤルをゼロ位置にしてベストな弾道です。
初速は90m/s程度でどのフィールドでも持ち込みやすくて良いですね。
デフォルトでこの性能なので、箱出し性能としてはまずまずです。
ただし、箱出し状態でゲームにて使用後に、ひとつだけマイナートラブルがありました。
初速が90m/sから45m/sに下がり、果ては15m/sくらいまで落ちて、また90m/sに戻る。
ゲーム使用中には問題を感じなかったのですが、ゲーム後の後日、部屋撃ちをしたところこのような症状が発生。
ピストンのオイル切れ等による気密漏れと踏んでメカボを開帳してみたところ、まさにその通りでした。
シリンダ内のグリスにシリコンスプレーのような粘度の低いさらさらなオイルが使われていたことと、純粋にOリングのサイズがシリンダサイズに適合しにくいものだったようです。
メカボ内部を脱脂洗浄しグリスアップのし直し。それから組み立てたところ、Oリングのみ社外に交換した場合が最適でした。
光学機器はEOTECH XPS3タイプのレプリカを搭載。
ストックが高く、本来深い頬付けが必要なP90ですがこのサイトならレクティル位置が高く、マスクをしていても覗き込みやすいです。
ちなみにスリングは後端位置だと両手を離した際にくる位置が低くなりすぎて歩きにくいため、たぬきちはパラコードを使ってサムホールに固定しています。
この辺は意外と苦労させられる点なのでおすすめですよ。
さて。見て参りましたこのCYMA / CYBERGUN FN P90 電動ガンですが。
いかがだったでしょうか。
サプレッサーを付けていることもあり、発砲音が静かで射撃時に敵に気づかれにくいという大きな利点があるので、普段はガスブロメインのたぬきちでも一丁持っておく価値のあるトイガンだと思います。
また、メカボ内部のマイナートラブルはあったものの、それ以外は素性も良く弾道は鮮やかですのでね。
メカボを弄れる人にとっては、良い素体なんじゃないかと思います。
なにより、FN社の刻印入りですのでね。
たぬきち的には、長く使っていきたい電動ガンの一丁となりました。
それでは今宵もこの辺で。
たぬきちでした。