みなさんこんばんわ。たぬきちです。
なんだか最近はすっかり寒くて当たり前のような感じになって、季節の移ろいを肌身に感じる今日この頃ですが。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
たぬきちは冬ごもりの準備よろしく、Co2ハンドガンの準備にいそしんでいるところ。
今宵はまだ暖かかったころに入手したガスブロの紹介をしてみたいと思います。
あの頃はガシガシと動いていたけど。
いや、今でも意外としっかり動くぞ!(笑)
というわけで、この方の登場です。
じゃじゃん!
WE-Techベース M92 ピエトロベレッタ ガスブローバックガンです!
名前が長い!
そしておそらく出自もややこしいやつです。
たぬきちがCo2ハンドガンを調達するためにちょくちょくチェックしているSFBCというAmazonのショップがあります。
そこを覗いていてこのトイガンを見つけ、あまりの格好良さについつい衝動的にポチってしまった一品なのですが。
商品名にあるように、WE-TechのM92FをベースにSFBCが企画して製作したハンドガンのようです。
届いた商品は、白無地の箱にSFBCのロゴシールと『M92 Italy』という二つのシールだけが貼られた質素な元箱に入っており、取説もありません。
発送元は国内らしく、注文後は割と早く届いたような。
通関書類のみ添付されていて、生産国は台湾のようです(WE-Tech製だから当たり前といえば当たり前ですね)。
そんなわけで、WE-Techの正規品ではないけどWE-TechのM92をベースに作られたトイガン、という事のようです。
ま、その辺はともかくとしても(^^;
第一印象の、このなんと美しいことでしょう!
せっかくなので、似たアングルですがもう一枚。
冴え冴えとした白銀のメタルスライドが実に美しいじゃありませんか。
それに据えられたリアルウッドのグリップもまた色気があって良い。
国内メーカーもベレッタのパテントは取りにくい事情があるらしく、コーポレートマークのPBがPPとなっている商品も多いなか。
このモデルでは堂々とPBのマークも入っています。
外箱を見る限り、ちゃんとしたパテントを取っているのか疑わしいんですが(^^;
その辺の真偽は定かではありませんね。
パテントを取った結果、箱に回す予算がなくなったんだという事ですね。きっと。
例によって実銃には疎いたぬきちですが、やはり刻印類がリアルだと言われると胸躍るものです。
スライド、アウターバレルがともに金属製で、そうであってこそ実現できるこのステンシルバーの輝き。
まさにメタルスライドの醍醐味の一つだと思います。
フレーム部は当然国内法規に準拠した樹脂製なのですが、こちらも遠目には印象を損ねないだけの美観を有しています。
グリップ部の刻印も、ちゃんとピエトロベレッタのものになっています。
素材の関係で写真ではガサツな様子に見えますが、手に取るとしっくりとくるグリップです。
ベレッタを手にするのはこれが初めてとなるたぬきち。
グリップした感覚は意外と太いんですね。
ベレッタといえば、たぬきち的にはやはり『ブラックラグーン』の主役の一人・レヴィのソードカトラス。
このトイガンを持った限りでは、女性の手には太いような。
もしかしたらソードカトラスはグリップパネルが細身なのかもしれませんね。
少なくとも、このトイガンのグリップは大柄なたぬきちの手にも幾分余るくらい、太目の印象です。
銃右側の様子です。
スライドおよびトリガーガードに刻印があります。
白銀のスライドにはっきりとした書体で刻まれた刻印。
インレタではなくちゃんと彫り込まれているものです。
M92シリーズはデコッキング機能が付いているものとそうでないものがあります。
このトイガンはM92Fを元にしているらしくデコッキング機能はついておらず。アンビ仕様で付いているスライド後端のツマミはセーフティとしてのみ機能するようです。
サイトビューはこんな感じです。
銀地のフロントサイトに同じく銀地のリアサイト。シンプルですね。
写真ではわかりませんが、フロントサイトには赤色のドットが入っています。
光の加減によってはこのサイトで精密射撃を試みるのは難しそうですね。
ゲームに使用する際にはあらかじめレンジなどで目と体をこの銃になじませておきましょう。
ハンマーのパーツは金属ですが型枠から抜いた時の跡のようなものが浮いて見えますね。
うーん、もう一歩(^^;
フレーム下部はさらに仕上げの粗が目立ちます。
きっとパテント使用料を払うための努力の結果なんです(^^;
写真に撮るとこんな感じで目立つようですが、普通に使用する分にはたぬきち的には大して気になるほどではありません。
銃口部分にはWE-Techお得意の11mmアタッチメント用の溝が切ってあります。
こんなオサレな銃にサプレッサーまで付けたら!
なんだかムービープロップみたいで素敵じゃないですか。
そういう意味でも、実用性よりも見た目の印象で勝負を挑めるトイガンな気がします。
ホールドオープンした姿です。
さすがデザイン大国イタリーの伊達で粋な国民性を反映してか、本当に存在感のあるシルエットが際立っています。
さて実射性能についてです。
内部構造は東京マルイのM92Fのコピーらしく、固定ホップとなっています。
なんと、いまどき固定ホップか~。
と、たぬきちも思ったものですが。これが意外とよくできているというか。
東京マルイの機構を忠実に再現したという事でしょうか。きちんとまっすぐ飛ぶのでインドア戦では普通に使えるくらいの箱出し性能があります。
9月の時点で初速がおよそ75mps程度。
11月末も差し迫る今現在で72mps程度で動作は良好です。
たぬきちの個体はマガジンのバルブを加工していますので、動作の良さについてはそれも寄与している可能性があります。
加工の内容については過去の記事にありますので、気になる方は参照してみてください。
さて、見てまいりましたM92 ピエトロベレッタですが、いかがだったでしょうか。
Co2ハンドガンを弄り始めた今となっては、たぬきち的には動作性能は並のガスガンと同程度といったところではあるものの。
動作性能、集弾性能がトイガンのスペックのすべてではありませんのでね。
このトイガンの第一の美点は、なによりこの美しい印象に尽きると思います。
それが定評あるWE-Techのガスブローバックエンジンで動作するわけで。
最強だとか、効率的だとか。そういった物差しだけでものを見ていてはトイガン道は味わい尽くせるものではありません。
時にはこんな色気のあるハンドガンで遊んでみるのもオツってもんじゃありませんか。
また、このステンシルバーの美しい姿というのは、やはり『ブラックラグーン』に出てくるソードカトラスを思わせるものでもあります。
SFBCでは、ステンシルバーのボディに黒い樹脂グリップを奢ったM92も製品化しています。
(しかも、そのトイガンの刻印はベレッタではなくトーラスというマニアックさ!)
『ブラックラグーン』のレヴィよろしく、ステンシルバーのベレッタ二丁で戦うというのも面白いかもしれません。
ソードカトラスだとミーハーすぎる気がするし、何より高額ですのでね。
トーラスというのは確か南米に本拠を持つ銃器のコピーメーカー。安価という点でもリアリティがあるってことで(^^;
いやはや。やはりトイガン遊びは面白いし、奥が深いですね。
いろいろ楽しいことを思いついては、ついついぽちっとやってしまうたぬきちです。
ほどほどにしなきゃって、いつも思うんですが。
・・・いや、本当にそう思ってますよ(^^;
それでもね。
ついついやっちゃうんですよ。
だって、本当に楽しいんですもの。
たぬきちもちゃんと頑張りますのでね。
みなさんもぜひ、身を持ち崩さないように気を付けつつ、トイガンライフを楽しんでまいりましょう。
それでは今夜もこの辺で。たぬきちでした。