せんばやまのたぬきちのブログ

たぬきちのトイガン&サバゲーに関するブログです!

S&T タボール21 Pro Ver. ブローバック ロング BK レビュー

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

たぬきちは面白みのあるトイガンが思いのほか安く手に入る機会があると、ついつい手を伸ばしてしまう癖がありまして。

今夜のレビューはこちらです。

はい♪

 

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S&T製、タボール21Pro.ver ブローバックモデルです。

 

耳ざとい方はご存知と思いますが、最近国内メーカーのKSCがガスブロ版タボールを開発中との情報がありましたね。

こちらは電動ガンですが、表題の通りブローバック機構付きです。

ガスブロのタボールも良いですが、いつ頃販売になるんでしょうかね。

また5万円前後の高額商品になるのでしょう。

そしてガスブロは夏限定のアイテム。。

ロマン指数は最強クラスですけどね。

たぬきちも結構期待しているモデルです)

 

一方、こちらは香港のトイガンメーカーS&T製の電動ガンです。

初速&サイクルを測ったところ、初速が90m/s程度、サイクルは915発/分ですので秒間15発強程度かな。

現状、数字だけ見ればまずまずの性能じゃないですか。

ブローバック機構もバシバシと良く動いてなかなかいい感じです。

ひとまず、各部を眺めてまいりましょう。

 

 

 

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フロント回りです。

 

3面レールが奢られております。

左右方向のレールは見えているこの向きだけについていますので、4面ではなく3面レールとなります。

ちなみに向こう側のこのレールの位置にはチャージングハンドルがあります。

 

タボールにしては長いアウターバレルがなんとも印象的ですね。

インナーバレルもハイダーの手前ぎりぎりのところまで来ていますので、480mm前後の長さがあるかと思います。

これはきちっと仕上げれば長距離射撃で高精度が期待できるかも。

 

 

 

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さて、お次はトリガーまわり&機関部外装です。

マガジンは便宜的に差し込んだだけなので、もう少し奥までささります。

スイッチはシンプルな構成で、S(セーフティ)から時計回りにR(セミオート)、A(フルオート)です。

機関部もなかなか機械っぽい姿をしていますね。

トリガー上部の四つある開口部から見えている銀色のロッドはチャージングハンドルから機関部へ伸びているロッドです。

 

 

 

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機関部には実銃の製造元IWIの刻印があって、なかなか雰囲気を醸していますね。

その右上部に見えるピンを一本抜けば、メカボックスの後端にアクセスできます。

この銃の実にいい点の一つなのですが、そこからメインスプリングを引き抜くことが出来るので初速調整がとても簡単です。

ちなみにメカボックスはマルイ準拠ではなく、S&T独自設計のものです。

ギア等中身はマルイ準拠のアイテムが流用可能です。

 

 

 

 

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機関部の逆サイドです。

チャージングハンドルを引くとこの通り、エグジクションポートが開いて、見えている歯車状のダイヤルを回すことでホップ調整が出来ます。

機関部下部に見えている逆三角形型のでっぱりを押すとポートが解放されて閉じます。

また、ピストンがコッキング状態になっていた場合にはそれも開放される仕組みになっています。

実に手が込んだ作りですね。

 

 

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さて、残念ながらいい点ばかりでもありません。

上部レールが乗っている上部パネルは前方からの差し込み式で、ハンドガードが抑えになっている構造です。

見てわかる通り、ハンドガードと上部パネルの間に若干隙間があるため、上部パネルが前後に動いてしまいます。

これは何か詰め物をするなどして固定したいですね。

 

 

 

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フリップアップ式のフロントサイト&リアサイトはとても見にくいです。

P90などもそうですが、どうしてもブルパップ式ライフルの場合、機関部が入っているストックに高さがあって頬付けした際に目線が高くなります。

ちょっと大げさですが、首を真横に曲げるくらい倒さないとアイアンサイトを覗けません。

光学機器も、極力高さのあるものを選びたいところです。

 

他にも樹脂製フレームの合わせ目のパーティングラインが未処理なのでエッジが立っていて目立ってしまっていますね。

気になる人には気になるかもしれません。

 

しかしたぬきち的に気に入ったいい点もあります。

 

 

 

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セミオートのキレが素晴らしく良いのです。

 

それは上の写真でもわかる通り、単発射撃時にピストンがハーフコックくらいの位置まで後退を始めていて、次のトリガーですぐに撃発されるためのようです。

カットオフがプアなだけかもしれませんね(苦笑

でも、このおかげでだいぶトリガーレスポンスが良いです。

ただ、引き切りが長いのでセミオートの連射は必ずしもやりやすいとは言いにくいですね。

 

この通り、射撃後には必ず中間位置までピストンが引かれてしまうから、デコッキングボタンがライブ化されているのかもしれません。

引きっぱなしじゃ、スプリングのへたりが早いですからね。

よく考えて設計されていますね。

深読みしすぎかもしれませんが。

 

さて、せっかくの長いバレルを生かして、たぬきちはこれに長掛けホップチューンを施そうかと思っています。

うまくいくといいなあ。

 

結果はまたいずれ近々、ブログにアップしようと思います。

まだ、これからの施工なのでもろもろ未定ですね。

 

今宵も最後までお付き合いくださってありがとうございました。

たぬきちでした。