せんばやまのたぬきちのブログ

たぬきちのトイガン&サバゲーに関するブログです!

【たぬ雑記】最近いじったトイガンのお話(^^;

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

お盆時期の時ならぬ長雨もありましたが。

九月に入るなり、さっそく現れた秋雨前線に、またもぐずついた空模様ですね。

 

みなさま、お変わりありませんでしょうか。

 

足早に去りつつある夏の名残に、なんだか無性に切なくなるような。

そんな気分に負けないよう。たぬきちは相変わらず、夜な夜なトイガンいじりを楽しんでおります。

 

今宵はその中から、最近触ったいくつかのトイガンのお話をしてみたいと思います。

 

 

今宵のお話の主な内容はこちら。

 

・KJ works Gemtech Oasis

・Doublle bell AR-AIMS

・WE-Tech KAC PDW

・WE-Tech Remington R5 RGP

 

 

それでは行ってみましょー!

 

 

 

 

 

 

 

・KJ works Gemtech Oasis

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210826013703j:plain

まずはこちら。

先日の九龍戦闘市街区について書いた回でも出てきたGemtech Oasisです。

 

先日の通り、マルイ・マイクロプロサイトを最近新たに搭載してみました。

これも含め、ノーマルからの変更点は以下の通り。

 

・ノーブランド3Dプリンタ製のレシーバー。これはマイクロプロサイト仕様のリアサイトベイを持つ、リアル刻印の入ったもの。

・チャンバーはサイドアームズ製のOリングが仕込まれた精密チャンバー。

・パッキンはPDIの電動ガン用Wホールドパッキンから切り出した、たぬきちお手製のもの。

・トリガー回りは分解研磨しアンチ腱鞘炎仕様(笑)の、引きの軽い仕上がり。

 

もろもろ時間をかけて調整してきたトイガンです。

これで20m先の空き缶に狙って命中させられる精度が出ています。

 

購入から5年前後を経ておりますが。

いやはや。

九龍戦闘市街区にて使用する専用品となっている感もあるものの、

やはり、たぬきちにとって一番お気に入りの銃の一つです(^^

 

 

 

 

 

 

 

・Doublle bell AR-AIMS

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210904172121j:plain

こちらはDoublle bell AR-AIMS です。

購入モデルはデフォルトでは黒い樹脂製グリップでしたが、CYMA製の木目調のグリップへ交換しました。

やっぱりAKはストックなりハンドガードなりに木製部品が使われている方がAKらしいですよね。

このトイガンではストックもハンドガードも木製にはしようがないので、せめてグリップを木製(木目プリントのフェイクですが)にすることで東側の武器の雰囲気がぐっと出た気がします。

 

このモデルの調整点の総復習をすると、給弾不良が一番の難点でした。

 

弾が上がらない、5発に一発くらいションベン弾が出るという二つのトラブルが連発したのですが。

結局、ノズル長とマガジンキャッチ形状の二点が大きな弱点であるとわかりました。

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210904173001j:plain

基本的に、どのマガジンを指しても掛かりが浅く軽い衝撃でマガジンが脱落するので、使用するマガジンのすべてについて、マガジンキャッチ内部の爪が掛かる部分を削って薄くしました。

これによって、マガジンキャッチにマガジンがきちんと刺さり抜けなくなるし、チャンバーに対しても深く刺さって位置がずれたりしなくなるので弾上がりが良くなります。

 

 

 

また、デフォルトではノズル長はいわゆるAKロング・サイズでしたが、クリンコフなどショートサイズのAKと同じくAKショートのノズルに替えたところ給弾不良がなくなりました。

気密性や動作の確実性向上の意味合いも含め、シリンダー&シリンダーヘッド&ピストンヘッド、タペットプレートもすべて含め、SHS製のものにまるっと交換。

5千円前後かかりましたが、整備性に難のあるVer.3メカボックスをこれ以上開け閉めする必要がなくなるわけですからね。

楽しく遊ぶために必要な投資なら、まあ良しとしましょう。

 

おかげで、これ以後給弾不良に悩まされることはなくなりました。

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210904174508j:plain

また、セレクタを人差し指ひとつで操作可能なタクティカルタイプに変更。

 

と言っても、電動AKのセレクタはおおむね動作が重たいので、人差し指だけでチャチャッとセレクタを動かすのは難しいのですが。

 

まあ、タクティカルな味付けを加味することは出来たような気がします。

 

 

 

 

この銃の総評をまとめてみるとしたら。

実際の運用上、折りたたむとバックパックに普通に入ってしまう大きさなのでかなり重宝しています。

 

基本的に、ガスブロメインで戦いたいたぬきち

しかしも季節気候によっては意外と動作しないなど、ガスブロには不確実性のあるのも事実。

すると、必然的にバックアップを持って行くことになりますよね。

 

このトイガンバックパックに気軽に投げ込めるので、荷物を極端に増やすことにもならないため、その点非常に使い勝手が良いです。

 

もろもろ調整したおかげでメインで使用しても問題ないだけの性能も発揮できていることもあり。

荷物に一丁忍ばせておくと、出先での不安が一つ消えることになるわけです。

 

たぬきちにとって、まるでお守りのようなトイガンとなっております。

 

 

 

 

 

 

 

・WE-Tech KAC PDW

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210904175309j:plain

WE-Tech KAC PDWです。

なんやかやと、ほぼ箱出しで使っている割に動作も命中精度も良く非常に優等生な印象のこのトイガンも、ちょっとひと弄り。

刻印シールをKAC PDW用のものに貼り換えたので、気分的にも盤石な、まさに主戦力となっております。

 

外サバではこの銃をメインに戦う事が多いたぬきちです。

細かいことではありますが、こういうディテールアップというのも心理的にはけっこう使用感の向上に寄与する要素のような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210904212034j:plain

一方、使うほどに傷みも出てくるものです。

留め具の先端が赤茶けているのは、錆びみたいですね。

 

リアリティの美名のもと、スチール部品を使えば使うほどに向き合わされる事案です。

これはあれですかね。

CRCでも吹きかけておくのが良いんでしょうかねぇ。

 

あるいは、ブルーイングすればいいのかな。

赤さびが浮く前に、黒さびでコーティング。

 

それが良いのかもしれませんね。

これに関しては要検討ですね。

 

 

 

 

 

 

・WE-Tech Remington R5 RGP

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210904175944j:plain

最近購入したレミントンのM4ライフルですが、さっそく追加でグリップをPTS製のEPGに交換。

セレクタのスプリングを若干切り詰める必要がありましたが、それだけであとはポン付け出来ました。

 

デフォルトのM4グリップに比べ、手のひらに包まれる部分の肉が厚く、逆に親指と人差し指の間に挟まれる根元部分が細くなっているため取り落としにくくがっちりとグリップ出来る気がします。

 

 

 

また、ノズルリターンスプリングをAngry Gun製150%スプリングに交換。

 

なかなか不思議なものなのですが、室内で調整してもサバゲに持ち込むとジャムるという現象もままあることなので、まだなんとも言い難い部分もありますが。

ノズル形状を整え直したことと相まって、給弾不良&ジャミングの発生率がかなり下がったような気がします。

 

フォアグリップと、ストックパイプに着けるスリングスイベルを装着しようかと検討していますが。

どうしようかなぁ。あんまりゴテ盛りよりスマートな方が好みだし。

 

この辺り、M4系は選択肢が多くて悩ましくもありますね。

何を付けようか、調べている時間もまた楽しいたぬきちです。

 

 

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210905031847j:plain

あと欄外なのですが。

最近、チームの友人からマルイのガスショットガンの調整を依頼されて少しいじりました。

(写真はGE製 M870ショーティ)

 

ブリーチャーの特徴でもあるのですが、

「鬼ホップなのでダブルホップアップパッキンのホップ山の一つを切り落としてほしい」

というのが最初の依頼でした。

 

 

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210905032207j:plain

セオリー通り手前側のホップ山をリューターで研ぎ落してみたのですが。

依頼者からは、

「あと少しホップを弱めたいんだけどな~」

という要望をいただきました。

 

もともと固定ホップであるこのトイガン

そういう微妙なラインの調整って、ホント難しいんですよね(^^;

 

 

残ったホップ山を微妙に削る?

三つあるので、それぞれの削り具合をどう合わせるか。。。

少し削っては撃って確認して調整するか。。。

 

 

これはなかなかの難題です。

面倒くさがりでもあるたぬきちは、ここで一計を案じました。

 

曰く、

ホップパッキンの中央にリューターで1mm幅の溝を掘り、PDIのWホップアップパッキンのような二点掛けのパッキンに加工してみてはどうか。

 

ホップ山の中央に切れ込みを入れる分、押し圧力は弱まる。

そして二点掛けになるので直進性は増すはずですよね。

 

 

これがドンピシャで奏功し、依頼者のブリーチャーは25m先で6発がA4程度の散り具合となる直進弾道になりました。

 

 

よっしゃ!

ちいさな手数で最大限の成果を発揮(^^;

 

こういうことが出来ると、スカッとしますよね。

胸がすく思いがするというかなんというか。

 

依頼者にも喜んでもらえたし、調整の楽しさの醍醐味を強く感じた瞬間でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210904182444j:plain

さてさて。

見てまいりました最近のたぬきちトイガン事情ですが。

ブログをアップしない間にも、なんやかや、こんな感じで楽しんでおります。

 

こまごまとした事ばかりではありますが。

トイガン遊びは撃つだけではありませんのでね。

弄ることそのものもまた、楽しいものです。

その結果を表現する場が、実際のサバゲでもあるわけです。

 

コロナ禍という事もあり、なかなかレンジやゲームにもひょいひょい参加できるような状況ではない昨今。

自分で調整することでより良い性能を発揮してくれるなら、これはこれで面白い趣味の形態とも言えるはずですよね。

 

みなさんも秋の夜長に銃いじり。

どうでしょうかね(^^;

 

それでは今宵もこの辺で。

たぬきちでした。

【たぬ雑記】久しぶりの九龍戦闘市街区

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

夏も盛りというのに、コロナのために外出する機会もなくただむなしく青空を見上げる日々ですが。

みなさんお変わりありませんでしょうか。

 

コロナ禍であるという事もふくめ、たぬきち的にも比較的安全な屋外のオープンフィールドへ行く機会も多かったこの一年あまりですが。

先日久しぶりに我がホームフィールド(勝手にそう呼んでおります)、九龍戦闘市街区へ行って来ましたので、雑記的ですが概況をすこし書き散らしたいと思います。

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210826003603j:plain

九龍戦闘市街区。

さすが本業が照明設備の会社らしく、倉庫内にぬかりなく配された映画のセットのようなフィールドを怪しく浮かび上がらせるネオンライトのような照明が雰囲気を盛り上げています。

 

あいかわらずのクオリティの高さ(^^

 

倉庫内に三階建てのセットが組まれていて、一階および二階は小部屋やバリケードなどをくぐりながら内周、外周を回遊でき、三階は前後二か所の階段からいくつかの小部屋へエントリーすることになります。

 

平面での撃ち合いもさることながら、それが上層階との間でも起こりうることで移動時のクリアリングはかなり難しく、移動すること自体がかなりスリリング。

また内周、外周、上下間移動などによって攻略ルートが多数あるため、うっかりするとすぐに裏に回られ移動しない事にもリスクが伴います。

 

勝とうと思うととことん難しいこのフィールド構造が戦いに奥行きを生み出し、遊ぶたびにルートを変えたり戦い方を考えたりさせられ、参加者を飽きさせません。

 

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210826005041j:plain

奥スタート地点付近の階段下から、手前スタート地点方向を見ている、一階外周の奥の角に当たる場所の景色です。

 

左の青い照明の小部屋も外周の一角で、中央奥に見えている構造は内周部分の建屋です。

外周を攻めあがると一口に言っても、バリケードや小部屋による分岐がありルート選びが難しい。

 

正面には確かに敵の気配がある。

ここで出方を伺えば狙い撃てるかもしれない。だが。

もし敵が内周を突破していた場合、すぐにこちらの裏を取られてしまうかもしれない。

逆にこちらが正面の敵を抜けば、裏取りに成功して多数撃破できる可能性もある。

 

この手の葛藤に常にさらされることでスリルは否応なしに倍加していきます。

 

高ぶる心拍数を抑えて銃撃音や気配に注意を払う。

最後は手の中の武器を頼みに、前へ飛び出していくことになります。

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210826011245j:plain

一口にサバゲ、あるいはサバゲーマーと言ってもスタイルは人それぞれ。

 

軍装系、UABスポーツ系、ハマポリ系、シューター系、はたまたスーツや黒服系。。。

フィールドごとに似合う装備というのもありますが、奥深き九龍の薄暗闇の中では、それらが混在しているのがまた似合う。

 

混沌とした様相こそが、九龍らしさのような気がします。

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210826011943j:plain

ま。だいたいたぬきちは九龍だとこんな感じの風体で、九龍の闇の住人になりきるようにしております。

 

交戦距離の短さや取り回しの良さから、九龍ではぜひハンドガン主体で戦いたいたぬきち

日によっては本当にハンドガンしか持ってこないこともしばしば。

 

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210826012516j:plain

ゲーム中の一コマ。黒い人がたぬきち

二階廊下からキャットウォークへ続く吊り橋部分、下を通過する敵を狙っているところです。

 

上部には三階建屋が見えています。

上を占拠されていると、そちらからの射線も気にして戦わなければなりません。

 

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210826012939j:plain

いつも一緒に遊んでくださっているわがチームの隊長との一コマ。

本当に、セットの中で戦っている感じなので没入感がたまりません。

 

長いと20m超の射線が通る場所もあるので、長物もそれはそれで利点がありますね。

 

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210826013703j:plain

九龍で使うなら、たぬきち的に外せないのはこの銃。

Gemtech Oasisです。

KJ Works製スタームルガーMk1の亜流で、少数生産されたモデルのようで現在は流通していないトイガンです。

 

撃発時にブローバックしない固定ガスガンの一種で、バレル部分の内部がサイレンサーを兼ねているため発射音が素晴らしく小さい。

 

また、最近ついにダットサイトを搭載。

見た目的に、ハンドガンにダットサイトを載せるのは本来あまり好きではないのですが。

ゼロイン調整も入念にやったので、20m先の空き缶に狙って当てられる性能を発揮してくれています。

 

まさに九龍の闇に潜んで敵を討つのにうってつけな一丁!

 

 

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210826014610j:plain

さて、ざっくりとして取り留めもない内容ではありますが。

 

九龍戦闘市街区。

どうですか。心が躍るでしょう?(笑)

 

たぬきちてきには本格的にサバゲを始めたきっかけになったフィールドですし、うちのチームの隊長と出会った場所でもあるし。

今でも自分のホームのフィールドだと勝手に思っております。

 

コロナ禍で完全予約制となり、昔のように思い付きでふらっと行くようなことが出来ない状態ではありますが、ぜひここを乗り越えて存続していって欲しい。

 

世の中、単調なバリケ攻略戦しかおこらないフィールドも結構あります。

ぜひ他のフィールドにもこの回遊性のある動的な特性を参照してもらいたいとも思います。

当然、サバゲーマーのみなさんにも実際にここへきてそれを感じ取っていただきたい。

 

九龍の深い闇にみんなで一緒に飲まれましょう(笑)

 

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210826015604j:plain

いつも楽しく迎え入れてくださる店長のロンさんとの貴重なツーショット。

 

コロナ禍、飲食業をはじめ、どの業種でもそうですが、九龍戦闘市街区でも営業を続けるための各種努力に本当に尽力されています。

自粛要請もある中でどのくらい行っていいのか、行かない方が良いのか、お店も客も非常に苦々しく悩ましい今の状況下です。

行くことを勧めることも難しいですし、行かないことを推奨することも出来ない。

お店も客も知恵を絞って、出来る限り万全の対応を取ったうえで、出来る限りあるべき日常の存続を図る以外にありません。

 

自粛下に遊びの話をして不謹慎な記事とのお叱りの意見もあるかとも思います。

それでもお店は必死に頑張ってくださっている。

まずはそれを応援せずにはいられないたぬきちなのです。

 

それでは今宵もこのあたりで。

たぬきちでした。

【レビュー】WE-Tech R5 RAPTOR ガスブローバックライフル

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

季節外れに肌寒い日もありましたが、ようやく夏らしい晴天が戻ってきましたね。

ガスブロユーザーにとっては心躍る季節。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

 

コロナ禍とはいえ、たぬきちは我が家の三歳児に年齢なりの夏の経験をさせてやるべく奮起していて、なかなかてっぽう遊びをする暇もありませんが(^^;

 

心躍る青い空にそそのかされたのか、こんなものを入手しましたので本日はこいつの紹介をしたいと思います。

 

出でよ!

 

WE-Tech M4の変わり種!?

スナイパーでもショットガンでもないレミントンのライフルだと!?

 

 じゃじゃん!!

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210822174258j:plain

WE-Tech R5 RAPTOR ガスブローバックライフルです!

例によって、オルガエアソフトさんのNPAS搭載済み無刻印モデルを元に、刻印シールを貼付し、ストックはCTRストックに交換してあります。

 

モデルとなっているのはレミントン R5 RGPというライフル。

H&KがM4をリファインしたHK416などのように、スナイパーライフルやショットガンで有名なレミントンが再設計したM4のコンセプトモデルをトイガン化した製品となります。

 

実銃の世界では市販化にあたって価格がHK416の二倍前後となってしまったそうで、大々的に販売されることはなかったようですが。

コンセプトモデルとして発表されて以来、ゲームや擬人化作品などでは重用されているらしくそれなりに人気があるのか、WE-Tech からモデルアップされております。

 

たぬきち的にはMASADAから出発し、レミントン/ブッシュマスターACRを経てこの特異な外見を持つM4ライフルに到達した感じなのですが。

ミリタリーよりはシューター寄りの雰囲気を持つ、なんとも精悍なたたずまいのライフルですよね。

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210822180915j:plain

まず大きな特徴と言えるのがガスブロックが大きく露出したハンドガードです。

実銃では発射機構をガス直噴式からピストン方式に仕立て直したのがR5だ、という説明がありますが。

はっきり言って、たぬきちは詳しくないのでそれらがどう違うのかはよくわかりません(^^;

 

SCARなどのガスブロックに似ているような気もするこのフロント部分です。

ピストン方式というのはどこの事なのかな~。

 

AACのフラッシュハイダーと相まって格好いいですし、見た目上の大きな特徴になっているフロント部であることは間違いないですね。

ハンドガード各面には、同梱されている追加レールを付けて各種オプションを装備することも可能なので、現在の基準に劣らない拡張性能を持っています。

 

 

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210822182003j:plain

トイガンとしてのR5の機関部はWE-Tech M4そのものです。

ボルトキャリアもWE-Tech M4のものと完全互換がありました。

また、チャンバーのホップアップシステムもM4と共通で、イモネジで締めるタイプです。

 

排莢口から1.27mmの六角を差し込んで調整するタイプなので、調整しずらいのが難点ですが。

いちど設定が出てしまえばズレにくい堅牢なホップシステムでもあります。

 

SCARなどでダイヤルタイプのチャンバーにも実績があるWE-Techです。

M4のチャンバーをわざわざブラッシュアップしないのは、それなりに理由があるなとも思わされますね。

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210822182413j:plain

逆サイドです。

ハンドガードがわずかに青味がかっているのがわかりますね。

両面とも無刻印のモデルに、ACR用のアルミ製の刻印シールを貼付しています。

(R5用の刻印シールが見つからなかったため)

 

なのでレミントン社製であることをしめす内容だけ貼っています。

まあ、この辺はご愛敬ですね(^^;

 

こちら側はレミントン・ディフェンスのロゴマークとなっております。

 

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210823000047j:plain

ストックはデフォルトではLMTタイプのストックですが、個人的な好みによってCTRへ変更。

シンプルで無駄のないスケルトン&クレーンのこのストックがたぬきちのお気に入り。

 

この辺はゲーム『ゴーストリコン ワイルドランズ』の影響もあるかな。

ゲーム中に出てくるR5はこのストックを装着したものとなっていて。

あーやっぱりこれだよね。うんうん。わかってるなぁ。

的な感じで。好きな気持ちを裏打ちされたようなところはあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210822232309j:plain

さて、肝心の実射性能のお話です。

 

箱出しで初速が85m/s程度。

WE-Tech M4A1で給弾不良の際に悩まされたボルトキャリア内のローディングノズルの動きの渋さはこのモデルも共通。

またボルトストップが掛からないという様子も見受けられました。

 

M4A1の経験から、まずはパッキンをPDIのWホールドパッキンに変更。

これは相当相性がいいらしく、これだけで初速は100前後出るようになり(当然NPASで絞ることになります)、鬼ホップの弾道も至ってまともなものに早変わりします。

M4の弱点の一つである首回りも、大型バレルナットへの変更で堅牢さが増しているようです。

 

給弾不良を引き起こすローディングノズルの後退時の動きの渋さについては、分解して摩擦箇所をやすって滑らかにし、脱脂&グリスアップで解消。

これだけでゲーム中のジャミングのリスクをだいぶ減らせるはずです。

 

ボルトストップが掛からない原因はボルトストップのレバーの動きが渋いことにありましたので、こちらも分解して摩擦箇所の研磨&グリスアップで解消しました。

 

こういった初歩的な動作上の擦り合わせ&慣らしが必要なあたり、やはり海外製品だなあと思わされもするものの。

台湾や香港の製品は、一昔前のトラブル連発のイメージはほぼなくなったように思います。

むしろ日本のトイガンメーカーの作らないようなニッチな製品をモデルアップしてくれるので、選択肢の幅をずいぶんと広げてくれている存在ですよね。

 

とはいえ、箱出しでの性能に関してはおそらくマルイが世界一。

さすがのWE-Techも、そのレベルにはまだまだ及ばないのも事実でしょうね。

 

足りないものは、ユーザーの愛と技術でカバーしましょう。

 

 

撃ち味に関してはM4A1と同じく、ガツンと硬質な音&衝撃がとても印象的。

パッキン交換の効果で初速も出ていて40mのターゲットにもやすやすと届きます。

ひと手間掛かりはしたものの。

動作のWE-Techの異名にたがわない、さすがの動作性能を発揮してくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210822174258j:plain

さて、見てまいりましたWE-Tech R5 RAPTORガスブローバックライフルですが。

いかがだったでしょうか。

 

無刻印モデル&ばっちり合うシール無しなのでリアル派には向かない現状とも言えますが。

レミントンの刻印シールを貼ったし、たぬきち的にはその辺はノープロブレム。

現実的にも刻印っておそらく多種多様で、写真で実在が見られるものがすべてじゃないような気もしますしね。

 

実射性能についてはパッキンを変えるだけでかなりまともな弾道が得られ、初速よし動作よしなので、初期整備さえできれば不満もありません。

 

あとは見た目の好き嫌いでしょうかね。

AR-15にも似た細身でスタイリッシュな外観と拡張性を持ったこのモデル。

PDWとともに、しばらくはたぬきちの第一線の装備にラインナップされるんじゃなかろうかと思います。

PDWとは マガジン共有も出来るしね。

 

いやはや。

マガジンの入手性も良いし。

WE-TechのM4系ライフルの魅力にすっかりはまってしまったような気さえします。

 

 

それでは今宵もこの辺で。

たぬきちでした。

 

 

 

 

【たぬ雑記】HEADS川越にて遊んできました

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

梅雨の真っただ中、毎日雨が降ったりやんだりしておりますが。

みなさま、お変わりありませんでしょうか。

 

たぬきちは先日、初めてHEADS川越というフィールドにてサバゲをしてきましたので。

今宵はその時のことを少し書き散らしたいと思います!

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210627210954j:plain

南海から台風五号も接近しつつあるとのこと、

たぬきちは今月度のサバゲをなかばあきらめかけておりましたが。

予想に反して当日は梅雨も中休みといった風で、無事に遊んでくることが出来ました。

 

HEADS川越は埼玉県川越市にある大型の屋外フィールド。

 

大きく分けて市街地と野戦地に分かれた特色あるフィールドで、その双方を観戦台を兼ねるキャットウォークが半ば隔てていて、そこをどう攻略・突破して相手陣地へ攻め込むかという事がおおむねゲームのカギでした。

 

 

長距離での斜線が通っている箇所がじつに多く、電動ガンで長距離をバリバリ撃っても楽しいフィールドです。

 

一方で我々のようなガスブロ・リアカン勢には弾数、射程の面で実に不利のある戦いを強いられるフィールドでもありました(^^;

 

CQBフィールドもあるのですが、立ち回りで勝敗を決するような細やかな戦いは当日はあまりなかった印象です。

 

 

 

 

たぬきちが当日メインで使っていたのはこちら!

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210628052225j:plain

まず一丁目はWE-Tech KAC PDWです。

刻印シールはPDW専用品を見つけたので貼り替えました(^^;

 

このトイガンについては箱出しで使っているのですが。

NPAS搭載で90m/s以上の設定も可能な高初速、ノーマルでも素晴らしくのびやかな弾道、グローブをした指でも排莢口から調節できるホップなど、使い勝手がともかく良いトイガンです。

 

おかげで、当日はずいぶんHITを取ってくれました。

 

 

一方で、使い込むうちに若干のネガティブポイントも見えてきました。

弾を噛みこみやすいのです。

 

 

どうも、セミで撃っていると20発に1発くらいの頻度で多重給弾をしてしまうらしく。

チャンバー内でポロっといったBB弾が、運が良ければ排莢口から薬莢よろしくポーンと吐き出され、あるいはボルトに挟まれて砕け散り。

運が悪いとトリガーアッセンブリに飲み込まれてジャムるという(^^;

 

 

あやしいと思ったら射撃をいったん中止し、マガジンを抜いてチャージングハンドルを引いて弾を排出してみるのが良いですね。

 

運が悪いパターンだとトリガーがロックしてしまいますが、チャージングハンドルを引いてみたりセレクターを触ってみると詰まったBB弾がポロっと排出される場合もありました。

 

ただし、トリガーアッセンブリの中にBB弾が入り込んでしまうとハンマーが落ちなくなってしまうので、その際には銃本体の後ろ側のピンを抜いて内部から遊び弾を排出してやる必要があります。

 

 

戦いながらそこまでやるシチュエーションなんて。

まさに戦場のサバイバル感!(笑)

 

 

 



 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210628052343j:plain

もう一丁、当日持ち込んでいたWE-Tech M4A1です。

 

こちらも調子はすこぶる良くヒットも取れたのですが、やはり弾を噛みこむ癖がありました。

 

こちらの方は運悪く、ボルトにかみ砕かれた弾がチャンバー外郭に挟まってボルトの動作を阻害して閉塞不能に陥り、現場では対処不能となって戦線離脱となりました(T_T

 

 

 

ジャムる直前まで良い戦績だったので残念さもひとしおでしたが。

 

KSCのガスブロ長物シリーズでも同じような展開は多々ありましたので、これはもはや各社銘柄を問わず、ガスブロ長物ではつきものと言えるのかもしれませんね。

 

 

 

まあ、

サバゲ中に銃がジャムることも、

慌てる気持ちを抑えて冷静に対処しなきゃならないシチュエーションそれ自体も。

案外、嫌いではないたぬきちなのですが(^^;

 

そうであればこそ。

やはりバックアップ武器をフィールドへ持参することの意味も大きく、

M4A1とPDWのようにマガジンが共用可能であればその際にも荷物は少なくて済むというメリットもある気がします。

 

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210628052502j:plain

さてもう一丁、バックアップ用で持ち込んでいたのはこちら。

Doublle bell AR-AIMS 電動ガンです。

 

バックアップ用に持ち込んだのですが・・・。

こちらもやや厄介なマイナートラブルが発生(^^;

 

 

7~8発に一度くらいの頻度で多重給弾し、その際だけ二発発射されてしまうのです。

 

 

前回最後に触った際にパッキン交換をしているので、おそらくノズルやチャンバーとパッキンとの相性の問題なんじゃないかなぁ。

多重給弾の頻度が周期的に安定しているので、おそらくノズルの前後動が引き金になっているんじゃなかろうかと推察しております。

 

バックアップガンにもトラブル発生とは(>_<

たぬきちとして、ふがいなし!

 

 

まあ、

最近なかなかレンジにも通えていませんのでねぇ。

事前準備の不足感はいなめない感はありますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210614003156j:plain

さてさて。

楽しくサバゲで遊んでまいりましたが、今回も持ち帰った課題はけっこう山積しておりますね。

 

ガスの長物はこれだけ弾の噛みこみが発生するとあっては、楽しく遊んだ後には、やはり毎回きちんとしたクリーニングをするべきですね。

これはこれで玄人感があって楽しいものでもありますのでね。

 

AR-AIMSについてはノズルなのかタペットプレートなのかチャンバーまわりなのか、もう少し手を変え品を変え、触ってみないといけませんね。

 

 

こういうトライ&エラーの繰り返しは、これはこれでやはり楽しいものでもあります。

 

あとは時間さえあればねぇ(^^;

 

 

まあ、しょげずに頑張って参りましょう!

 

 

それでは今宵もこの辺で。

たぬきちでした。

 

【レビュー】WE-Tech M4A1 GBB

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

関東でもいよいよ梅雨入りも間近に迫った今日この頃。

晴れ間のある日はもう夏も近いと感じる陽気にガスブロ魂がざわめく季節ですが。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

 

たぬきちはWE-Techの長物×NPASの真価を問うべく、こんなアイテムを購入しいじりまわしております。

 

WE-Tech長物の基本中の基本?!

オールドスクールな中に漂う鉄壁のGBB魂!

 

じゃじゃん!

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210614003156j:plain

WE-Tech M4A1 GBBです!

 

もともとはCQBモデルですが、長短楽しめるようエクステンションバレルを噛ませてあります。

最近のたぬきちのマイブーム。

小さく買って大きく遊ぶ!的な感じですな(^^;

 

オルガさん謹製、NPAS仕様の無刻印モデルに刻印シールを貼付してあります。

オールドスクールというにも鉄板、鉄壁の、メインストリーム中のメインストリームと言いますか。

多種多様に発展しているM4系ライフルの大本の姿にして始祖。

あらゆる意味でライフル選びの基本、基準点とも言えるモデルがコルトM4A1アサルトライフルだと思います。

それをガスブロの雄、台湾WE-Tech社がモデルアップしたトイガンです。

 

AR-15を出発点に、ベトナム戦争を戦ったM16、そしてそこから携行性と拡張性を求め進化したこのM4A1は、近代ライフルの基礎を作った一丁といって過言ではないと思います。

 

WEのこのモデルもその形式を忠実に再現。

キャリングハンドルを兼ねたリアサイト、オーソドックスなフロントサイトポストにM16の面影を残しつつ。

クレーンストック対応となり可搬性に優れ、4面レールとなったハンドガードは多様化した近代戦闘のあらゆるシーンに対応。キャリングハンドルを外せば様々な光学機器を搭載可能となり。

 

まさに歴史の中でライフルが現代の姿へと移行したその瞬間を見るような。

そんな変革の瞬間を写し取ったようなモデルと言えるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210614004957j:plain

チャージングハンドルにしろ、セレクターにしろマガジンキャッチにしろ。

操作系はもはや語るべくもない、オーソドックスそのもの。

それもそのはず。

近代ライフルの多くはこのモデルを土台に発展してきたのだから。

まさにライフルの普遍的な姿の化身とでも言えそうですね。

 

WEのM4A1は滑らかな梨地の軽金属製レシーバーが銃器としての存在感を大いに演出しています。

惜しむべくはこのモデルでは無刻印であったという事ですが。

アルミ製の刻印シールのおかげでむしろ刻印がこれでもかと言わんばかりに自己主張をしております。

 

実物の写真を見ると無刻印のモデルも多数存在しているようですし、この辺りは好みで選べるとも言えますね。

 

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210614005621j:plain

オールドスクール感を醸しているキャリングハンドルを兼ねるリアサイト。

高さやピープの大きさ、左右など調節でき、エアソフトとしてはこのままでも十分遊べるのでこれはこれで味なんじゃないかと思います。

緩み止めのネジを仕込まれたダイヤルを緩めて外せば、下からは20mmのピカティニ規格のレールが現れます。

 

M4の良いところはマズルにしろグリップやストックにしろチャージングハンドルにしろ、あらゆる点でアフターパーツが豊富な事。

一つ一つ、吟味して自分らしいM4を組んでいくのは実に楽しい作業じゃないでしょうか。

 

そしてむしろドノーマルのM4A1というのも逆に珍しいので、これはこれでアリじゃないかと思うたぬきちです。

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210614010414j:plain

印象的なフロントサイトポストにガスブロック、そして着剣装置?

四面レール化されたハンドガードとのマッチングはまさにライフルが近代化する過渡期の様相を呈しております。

 

もともとCQBモデルなのでインナーバレルはガスブロック先端まで。

 

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210614010805j:plain

エクステンションバレルを外すとこの大きさになります。

MASADAやSCARなどに比べ、あらためて抱えて見るとM4A1って結構小ぶりな銃なんだなと思い知らされたり。

光学機器やゴテ盛り装備を付けていないからか(^^;

 

これはこれでやっぱり良いなぁ。

実射性能的に同じであるなら、より小型な方が高性能という見方も当然ありますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210614010223j:plain

さて肝心の実射性能はどうでしょうか。

 

とりあえずたぬきち所有のモデルはNPAS搭載なので、初速は90m/sから自在に選べるといった利点があります。

とくにこれから暑くなる時期には、初速を絞れるというメリットは大きな安心感がありますね。

 

デフォルトのパッキンはゼロホップにしてもホップが強く、20mほど直進してからは天高く舞い上がっていってしまうような弾道です。

これは初速が早いことも影響していますね。

 

パッキンはマルイ系がそのまま使えるので、それについては問題はいくらでも解決のしようがあります。

たぬきちはPDIのWホールドパッキンを試してみたところドンピシャで、40mをきれいに直進する弾道が得られました。

 

ガスブロの宿命として連射すると弾は散り散りになりますが。

この設定なら単発なら40mヘッドショットも狙える性能です。

 

こうなるとやはりキャリングハンドルは外して光学機器を載せなきゃもったいないような気もしてきますね(^^;

 

ボルトのオイルが切れると多重給弾しやすく、ガスを入れすぎると白煙を吹いて動作不良が起きやすい印象もありますが。

ガスブロですのでね。

その辺の癖もわかってくれば対処のしようもありますので。

大きなウィークポイントではないように思います。

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210614003156j:plain

さて、ざっと見てまいりましたWE-Tech M4A1 GBBですが。

いかがだったでしょうか。

 

たぬきち的にはやはりこのコンサバティブでオールドスクールな見た目を楽しみつつも、各種アフターパーツで着せ替え的な要素も楽しめる、トイガンとしては奥深い好モデルなんじゃないかと思います。

基本的な動作性能についてはさすがWE-Tech製品といった風格。

マガジン一本当たりの単価が一般的なガスライフルのマガジンの中では安価な部類というのも評価できる気がします。

また、以前紹介したKAC PDWやSCARなどマガジン共用できるモデルが多いのも利点の一つと言えると思います。

 

多少の調整で40mのヘッドショットを狙える弾道性能もあり。

見た目も中身も楽しめる、奥の深いガスライフルなんじゃないかと思います。

 

それでは今宵もこの辺で。

たぬきちでした。

 

<

 

 

 

 

【レビュー】CYMA MDT LSS-XL SRS-Lite

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

関東在住のたぬきちですが、梅雨入り前だというのに雨っぽい天気が続いて鬱陶しいですね。

一雨ごとに新緑の茂る若葉の頃ですが。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

さて。

さかのぼることしばし。4月上旬のお話なのですが。

一緒にサバゲをやっている仲間がL96を使っているのをみて、久しぶりにスナイパーライフルを触りたくなったたぬきち

使いやすくていじりやすくて面白みのあるアイテムを探していたのですが、

結局こんなものを入手してみましたので、今宵はこいつを紹介しようと思います!

 

中身は王道にして外観は超現代的!?

軽量級でも狙った獲物は外さない、サバゲユース向きな一品!

 

じゃじゃん!

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210519030506j:plain

CYMA MDT LSS-XL SRS-Lite エアーコッキングライフルです。

いやはや。スナイパーライフルを買っていじるのはいつぶりでしょうかね。

 

今回、いちおうアウトフィールドで使用してみたいというのが出発点でしたので、軽くて使いやすそうなものからこのモデルを選びました。

 

まず重量なのですが。

バイポッド、スコープ込みで全備重量3.4kgと、スナイパーライフルの中では軽量な部類です。

L96やM40A3など、一般的に現代的なスナイパーライフルは銃本体の重量だけでも4kg超えはザラですからね。

全備重量で3.4kgは実際のサバゲでも扱いやすい部類に入るかと思います。

 

機関部はレミントンM700。

軽量強強度な樹脂製のストックがなんとも現代的でクールですね。

 

チャンバーの形状はS&TのM40A3と同じで、ホップ調整をマガジン挿入口の見上げ部分に六角レンチを差し込んで行うタイプです。

このタイプは調整に手間取りますが、左右二点のイモネジで調整するため弾道の調整幅があってたぬきち的にはお気に入りの機構です。

調整に時間がかかるのでレンジ向きの銃ではありますが^^;

そのぶん、あたりが取れれば50mでもターゲットにビシバシ当てられるだけの性能を発揮しやすいですからね。

そのあたりの調整幅があるモデルであるという事も購入するきっかけになっております。

 

 

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210519030557j:plain

さて。本製品はCYMA製なのですが。

シリンダーにあるSTから始まる型番を見ると、どうも機関部はS&TのM40シリーズからのOEMなんじゃないでしょうか。

 

S&TのM40A3についてはレンジでの楽しい思い出がたくさんあるたぬきち

なんだか旧友に出会ったような心持ちになりますね。

これなら、弄りやすくて素材としてはもってこいです(^^

 

一方で、トリガーフィーリングはなんだかM40A3と違うような。

M40A3の方がリニアで滑らか。

滑らかさでいえば、電動ガンのトリガーフィーリングに近いと思えるほどでした。

他方、こちらはもう少しザラッとした感じで、シアーの切れるタイミングが読み易い気がします。

 

どちらにしろ、単純に好みの問題ではありますが。

 

たぬきち的にはレンジでならM40A3のシックで大人な雰囲気のトリガーフィールを推したいですね。

ただし、ゲームユースをメインで考えている今回については、よりシアータイミングのわかりやすいこちらのモデルの方により利点があるように思います。

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210519030634j:plain

本体に刺さっている大型のマガジンはダミーで、実際にBB弾をこめるトイガンとしてのマガジンはダミーマガジンの前方にあります。

 

大型マガジンの大迫力。格好良いっちゃ、格好良いんですがねぇ。

 

セーフティでもマガジンが刺さっているようにしか見えないので、ゲームユースを考えるうえではちょっと好し悪しですね。

 

前述の通り、ホップ調整は前方にある”実際上のマガジン”の挿入口の見上げにある二つのイモネジで行います。

 

シリンダーを引き切ったうえで六角レンチで行うので、ゲーム中に触るのは考えない方が無難。

まあ、ここはひとつ事前にきっちり調整してから持ち込めば良いだけの事ですのでね。

 

より深刻なのは、このマガジンが他機種となんら互換性がないこと。

時期によってはこのマガジンが入手困難となりますので、マガジンが多数必要なプレイスタイルだと場合によっては問題となるかもしれません。

 

もっとも、本来スナイパーライフルは連射するものではないですのでね。

 

弾が切れた時や急な接敵用にSMGを一丁ぶらさげておけば良いような。

その方が戦い方に幅も出るし。

サバゲでのスナイパーライフルとは、不便を楽しむものなんじゃないでしょうかね。

 

たぬきちの、今夜の格言です(^^;

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210519030722j:plain

このモデルの妙味として、大きな部分はこのストックですね。

まずこの見た目のメカメカしさ(^^;

 

バットプレートとチークピースはともに押しボタン式で調節可能。

またストック根元の六角ネジ一本を外すとストック自体も分解可能です。

 

極度に肉抜きされ軽量化されたストックは、M40A3との一番の違いでもありますね。

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210519030849j:plain

基本がレミントンM700ですので、シリンダーのボアや引きしろはVSRに近いと思われます。

 

特徴の一つと言えるガングリップは若干太目。

手の小さい方には少し扱いにくいレベルかもしれません。

 

トリガー前方にあるマガジンおよびマガジンキャッチもダミーで、キャッチを押してもダミーマガジンは抜けません。

 

 

 

さてさて。

肝心の実射性能ですが、箱出しでの初速は85m/s程度と控えめ。

開梱後、すぐにばらして調整に入ってしまったので箱出しでの弾道は不明ですが(^^;

 

前述の通りS&TのM40A3と同形状のチャンバーはマルイの電動ガン用パッキンが流用可能で調整幅が無限に等しく。

またシリンダーもシンプル構造で分解整備に向いているので、箱出しで使用をするというよりもチューンベースに使ってこそ、真価を発揮するモデルじゃないかと思います。

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210519031053j:plain

さてさて、見てまいりましたCYMA MDT LSS-XL SRS-Liteですが。
いかがだったでしょうか。

 

撮影時にはバイポッドを装備してみましたが。

たぬきち的にはアウトフィールドで使う前提ですので、バイポッドも外して軽量なスナイパーライフルとして活用していきたいアイテムです。

また内部構造もシンプルで流用可能な部品も多くチューンベースに最適ですので、レンジでの的撃ちで性能を突き詰めていくのにも面白い素体じゃないかと思います。

 

あらためて見てみると、M700系スナイパーライフルはCYMAやS&Tだけでも相当数のモデルが発売されていますね。

リアルウッドでハンター風のM700も味わいがあって良いですが。

軽量な樹脂ストックの強みを活かしたこのモデルにも、大いに存在価値があるような気がします。

 

あとはゲームで実際に使ってみてどう思うか。

これに関してはプレイアビリティに大きく依存していますのでまた別問題ですかね。

 

それでは今宵もこの辺で。

たぬきちでした。

 

 

【レビュー】WE-Tech KAC PDW GBBです!

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

いやはや。GWも終わった五月の半ばって、なんだか物憂げな気持ちになりますよね。

日に日に暖かくなって折角ガスブロが良く動くようになるのに、連休がもう終わってしまったなんて。

6月は祝日がないし、モジモジしていたら何もできないままそのうち梅雨入りしてしまうかも。

 

これがいわゆる五月病ってやつですかね(^^;

 

そんな五月病をぶっ飛ばすためにも。

ともかく何かをして遊びましょう!

 

というわけで(どういうわけだ^^;

今日はこんなものを紹介したいと思います。

 

M4界のスーパーフェザー級

意外と本当に小さいけど驚異の動作性と命中精度!?

 

じゃじゃん!!

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210515055611j:plain

WE-Tech KAC PDW GBBです!

先日のSCAR-L Co2に引き続き、WEのCo2およびNPAS搭載機についての洞察を深めるため購入。

モノはオルガエアソフトさん謹製、NPAS搭載のフロン仕様のモデルです。

こいつでCo2とフロンでの初速の変化の具合と撃ち味の違い、そしてNPASの使い勝手などを試そうというわけです。

 

なんだか結局いつも買い物続きですが(^^;

遊べ遊べ~(笑)

 

外観についてはさすがガスブロ最王手の一角、WE-Techの製品。

重量、質感ともにまずまず満足度の高いクオリティですね。

 

ただ一つ、惜しむべくは無刻印であること。

オルガさんのNPAS搭載機はどれも無刻印の個体をベースにしていて、今回購入の契機がNPAS搭載必須である以上、ここは致し方ない部分でした。

 

そこでたぬきちはKAC(ナイツアーマメント)のシールを別途購入し貼り付けてみましたが。

まあ、何もないよりはだいぶ雰囲気も出たのかな。

 

 

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210515055700j:plain

フロント周りです。

独特な形状のフラッシュハイダー、アウターバレルのディンプル、ガスブロックの形状などが実に特徴的ですね。

 

KAC PDWはライフルであるM4をベースにその名の通りPDW化したもので、単純に言えば極めて小型に切り詰めたM4という事になります。

 

それゆえ、”M4なのにM4じゃない”各種の変更点こそ、このモデルの面白味だと思います。

 

そういうところをどんどん探して参りましょう!

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210515055743j:plain

操作系は基本的にM4を踏襲。

アウターバレル同様、ディンプルの施された特徴的なグリップは普通のM4グリップに比べ底部が切り詰められショート化されています。

 

こういうところにも、ともかく小型化したかったというコンセプトが感じられますね。

 

グリップのメダリオンはWEのものですので一般論からすれば褒められたものではありませんが。

たぬきち的にはトイガンメーカーとしてのWEの矜持を示しているようで、嫌いじゃないです。

自社製品の性能への自信と誇りの現れかなと。

 

セレクタの右上にある丸い穴はQDスリングスイベルのキャッチでした。

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210515055848j:plain

たぬきち的にツボを突く萌えポイントが多いこのモデルですが。

その最上級の一つはこのスケルトンストック。

 

パイプをつないだシンプルなストックは銃全体の軽量化、小型化に貢献。

必要最低限にして十分というこの銃のコンセプトをストイックに追及している感じが良いですね。

 

バットストックにあるQDスイベルは、前述のレシーバー側のキャッチに移設可能。

下側のパイプについているクリップはストックを折り畳んだ際の留め具です。

これら二つがアクセントになっていて小洒落ていますね!

 

 

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210515060025j:plain

逆サイドです。

セレクタがアンビで持ち手を選ばず使えるのが良いですね。

 

M4との大きな違いはフォアアシストノブがないことと、排莢口のダストカバーがないこと。

この差で一般的なM4とは印象がかなり違って見えますね。

 

 

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210515060213j:plain

KAC PDW用にしつらえられたリアサイトも上部に20mmレールのある特殊な代物。

光学機器をハイマウントするのに有効ではありますが。

実際のところ、どんな光学機器を付ける想定でこういうリアサイトになっているんでしょうかね。

 

 

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210515060355j:plain

さて、実射性能のお話です。

 

一般的なM4に比べ、ボルトが軽いので撃ち味は軽妙でサイクルも速めだと思います。

そういった点からしても、M4の皮をかぶったSMGといった性質が見て取れますね。

 

初速についてですが、フロン仕様のデフォルトの設定でフロンにて90m/s程度のところ、Co2マグをそのまま使うと●25m/s程度という初速を発揮。

まずいまずいまずい(><;;

 

というわけでさっそくNPASの出番です。

 

NPASで絞りを利かせることで、鬼の初速も90m/s程度まで落とすことが出来ました。

なるほど、NPASって便利なものですね。

これなら一つのモデルでCo2もフロンでも楽しめると言うわけですね。

 

うーん。

その場合、フロン仕様の初速ではCo2マグと法律上、同居出来ないはずですよね。

外部倉庫にマグを預けておけばいいのかな。

 

この辺り、非常にセンシティブなのにグレーな部分ですので、たぬきちの現状からすればCo2仕様の初速でつねに運用するのがベストでしょうね。

 

うーんなるほど。

やはり触ってみるといろいろ良い点も問題点も見えてくるものです。

 

弾道はデフォルトでもとても素直で40mのターゲットもわりと当てられる精度があります。

 

以前のバージョンでは鬼ホップで弾道のばらつきも結構ひどかったようですが、たぬきち購入のモデルは内部機構をブラッシュアップされた最新版。

チャンバーの分解は今回まだ行っていないのでパッキンがマルイ製が使えるのか等は未知数ですが。

ひとまず箱出しでも十分の高性能だという印象です。

 

 

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20210515055611j:plain

さて、見てまいりましたWE-Tech KAC PDW GBBですが。
いかがだったでしょうか。

 

そもSMGが大好物なたぬきちです。

M4ベースの軽量小型なSMGという事で、とても心をくすぐってくれる一品だと思います。

まだゲームでは未投入ですが、取り回しの良さは想像に難くないですし命中精度や軽さといった点からもゲームユースにもとても利点の多いモデルであるような気がします。

 

また、軽量ボルトは撃ち味こそ軽いですがそのぶん冷えにも強いと思われますので、たとえフロン仕様で使った場合でも冬場の動作性も期待できるんじゃないでしょうか。

 

だいいち、NPAS搭載なので動作については無敵の一品と言っても過言じゃないのではないでしょうか。

 

うーん。これはもう。

サバゲで実際に使ってみるのが楽しみで仕方ないですな。

 

それでは今宵もこの辺で。

たぬきちでした。