せんばやまのたぬきちのブログ

たぬきちのトイガン&サバゲーに関するブログです!

たぬきち、趣味としてのサバゲを考える の巻。

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

いやー。だいぶご無沙汰にしておりました(^^;

というのも、出産で実家に帰っていた嫁たぬきが、子だぬきを連れてわが家へ戻ってきたもので。

もう、てんてこ舞い状態の日々が続いております。

 

でもまあ、不思議なものでそんな生活にも慣れるもの。

だいぶ子だぬきの抱き方からあやし方から、愚図った時の寝かしつけ方まで少しは身についてきたような。

 

しかしも、たぬきちの部屋は子だぬきには到底侵入させられないので、本当に片付けもままならないまま開かずの部屋になりつつあります(T_T

 

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今回、画像は大して意味はないのであしからず(^^;

さて、今日は思い立ったのでこんなお題でどうでしょうか。

 

 

趣味としてのサバゲを考える

 

それというのも、出産に伴い育児が始まったことで趣味に割ける時間やお金の割合がだいぶ制限されるようになったたぬきちにとって、

サバゲとは自分にとって何ぞ? 

・今後続けていけるのか? やめるべきなのか? 

などという、今まで思いもしなかった疑念が湧いてきたのです。

 

これを少しひも解いて考察したいな、と思います。

 

たぬきちにとって最近まで身近な趣味の一つだった、ゴルフを比較対象にしてみたいと思います。

 

 

サバゲは趣味としての敷居は意外と低い

さて、大人の趣味において大きな問題なのが、得られる楽しさや喜びに対して発生する『時間とお金の消費具合』ではないでしょうか。

 

大人の趣味の代表格のひとつであるゴルフ。

会社で大人数が参加するコンペが行われたりするくらいポピュラーな趣味ですが、やってみるとこれが結構難しいですね。

クラブを振ってあの小さなボールにきちんとヒットさせることだけでも、コツを必要とします。

ましてやまっすぐに飛ばすとなると、コンペに合わせて週に数度も練習場へ通う必要があります。

コンペにしろ個人参加にしろ、ゴルフでコースを回って他の人と打数を競うような技術レベルに到達するのには、やはりそれなりに修練が必要です。

 

当たり前の話、やはりゴルフはスポーツなんですね。

 

人と競って楽しむレベルまで自分を高め、それを維持するには持続的に練習場へ通う必要があるという事です。

ましてや、新しい仲間を作るために全くのズブの素人を誘った場合、その人が楽しめるレベルまで到達するのには時間、お金、労力のすべてが掛かります。

たぬきち自身、誘ってくれた会社の先輩に迷惑をかけないでコースを回れるように、だいぶ苦労して練習した記憶があります。

 

 

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一方、サバゲはどうでしょう。

 

サバゲの場合、フリーゲーム等に参加するのに特別な修練は不要ですね。

サバゲで初心者に感じて欲しい喜びというのは、「スリル」と「射撃の爽快感」かと思います。

サバゲでは、初心者でもその両方を、初回から味わうことが出来るはずです。

もう一歩踏み込んで、ヒットをたくさん取りたいとか、チームの勝ち負けに絡むような活躍がしたいとなればタクトレ等、必要な修練もあるかと思いますが。

そういったものがなくても、初心者でも初日から楽しめるという意味では、サバゲはゴルフと比べた場合の敷居は高くはなさそうです。

 

また、よく「サバゲはお金がかかる」という意見を聞きます。

これも大事なポイントですよね。

誰だって、趣味に費やせるお金は限りがあるはずです。

 

費用面で考えると、ゴルフの場合もサバゲの場合も、自分がどこまで求めるのか次第なのでふり幅が大きく、一概に比較ができません。

 

それでは、最低限で考えた場合はどうでしょう。

 

ゴルフでは、コースを回るのに最低限必要なものは、

・クラブのフルセット

・シューズ

・ボールほか小物類(ティーやスコアカウンター、マーカーなど)

・ゴルフウェア(コースの格式によってはドレスコードがあるので)

でしょうか。

 

たぬきちはこれらを2万円以内で揃えました。

シューズや小物は新品ですが、クラブのセットは中古品です。

 

サバゲの場合、レンタルで済ませるという手もあるかもしれませんが、ゴルフの場合、それは現実的ではありません。

夜ごと別のレンタルクラブで練習して、本番でまた違うクラブを借りてコースを回れば、身に着けた感覚は狂ってきっと混乱すると思います。

そういう意味でも、自分のクラブは購入する必要があると言えるでしょう。

 

一方でサバゲの場合、前述の通り事前の修練が不要ですので、サバゲ当日に会場でレンタル銃を借りても十分楽しめます。

この点でも、初心者が第一歩を踏み出すのには敷居が低いアクティビティだと言えそうです。

 

つぎにランニングコストです。

ゴルフは練習場で1時間千円程度、コースで1日1万円からのプレイ費用が掛かります。

一方、サバゲはプレイ代は屋外で1日遊んで5千円程度、屋内で半日遊んで4千円程度が相場かと思います。

 

諸費用としては、ゴルフの場合ボールをよく無くすのでボール代がわずかに掛かる感じです。

トイガン遊びの場合、ガス代、弾代などが掛かりますね。

ガスガンの使用頻度によっては、ガス代が地味に掛かってくるという印象もあります。

 

ランニングコストで考えるなら、総じてサバゲの方が割安感があるプライスではないでしょうか。

 

趣味としてのサバゲの弱点

さて、このように考察してゆくとサバゲの利点ばかり見えてきた気がしますが、果たしてそれだけでしょうか。

 

前述の通り、ゴルフはれっきとしたスポーツですのでやはり敷居が高く、それなりに生活の一部に組み込むくらいのつもりで取り組まなければモノになりません。

そうして身に着けたゴルフのスキルは、社会へ出ると社交力として発揮される場面が意外と多くありますね。

 

会社のコンペでもそうですが、ゴルフが上達すると必然的に上位にいる社長や立場のある人たちからの覚えもめでたくなってくることになります。

たぬきちが所属したいくつかの会社では、毎度のごとくゴルフは社内・社外ふくめ立場のある人たちの社交場として機能していました。

 

 

 

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一方でサバゲはどうでしょうか。

 

近年、ブームとしてもてはやされたこともありサバゲの認知度も向上してきたとはいえ、まだまだサバゲは社会的にはアンダーグラウンドな趣味ですね。

 

こと日本においては、実銃を模したトイガンの存在自体、社会的には悪いイメージを引きずっている現状があるように感じます。

 

殺人事件の犯人の自室から多数のトイガンが発見された、などという事をわざわざ声高にニュースは広宣流布します。

トイガン所持と殺人には何の因果もないはずなのに。

 

由々しき事ではありますが、実情としてはまだまだトイガンもそういう目で一緒くたに見られている節が確かにあると思います。

これはとても悲しいことです。

 

このように、社会性、社会認知度に関しては、ゴルフとサバゲでは比べるべくもないのが現状です。

 

会社の上司に言われた言葉。

「そりゃ楽しいんだろうけど。サバゲやってて、何になるの?」

この上司とはゴルフもするのでサバゲに誘ったのですが、この一言にうまく返すことが出来ずに悲しい思いをしました。

 

たしかに、ゴルフは社会人としても役に立つ趣味です。

サバゲにはそういう要素が低いのは、否めないところです。

 

 

たぬきち、結局サバゲをどうするの?

 

さて、究極的な副題に自分自身ではっとしてしまいますが(^^;

 

たぬきちサバゲを含め、トイガン遊びが大好きなのには変わりありません。

サバゲでいえば、あの短い時間に凝縮されたスリルと爽快感は他では得られない特別なプレジャーだと思います。

また、トイガン遊びで考えた場合、海外製のトイガンをチューンして国産に見劣りしない性能を引き出せた時の喜びなどは格別なものがあります。

 

子育てで時間&お金のしばりがきつくなった現状、ゴルフは絶えず練習が必要なので、実質的にすでに続行不能状態です。

寂しいことですが、ともに研鑽を積んでいたゴルフ仲間からおいて行かれる自分を思うと、そう見切らざるを得ないのが現実です。

 

一方のサバゲトイガン遊びは、あわただしい日々の中でふいに得られた寸暇でも楽しむことが出来る。

 

たぬきちにとって、この差は大きいです。

 

トイガン遊びの場合、単純にコレクションとしての趣味性もあります。

また、簡単なプリンキング(的撃ち)なら部屋の中でも楽しめます。

とても身近で、手の中にきちんと納まるプレジャーがそこにある。

 

トイガン遊びとはそういうものだ。(えっへん)

今回の考察の中で、たぬきちはそう思いました。

 

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あ、写真を撮る楽しみもある(笑)

 

結局、心をくすぐってくれる気がするんですよね。

それを自分の手で磨いたり、的を撃ったり。

この一連の雰囲気自体に、心がときめく感じが良い。

 

子育て中の寸暇で何をする?

たぬきちなら、トイガン遊びをする!

 

結局そういう答えなのでした。

子だぬきがBB弾を飲み込まないように、密室に籠って続ける趣味です。

そういう、秘密主義的な感じも大人の趣味としては悪くない気もします。

 

 

さんざん乱文乱筆しましたが、今日のところはこれくらいにしておきますね。

この問いはきっと、自らに問い続けることかと思います。

このブログもまだまだ続けますよ。

 

最後に、たぬきちにはゴルフ趣味の人をこき下ろす意図は全くありませんので、どうかあしからず。

出来ることならゴルフもやりたい欲張りなたぬきちなのです。

 

さてと。また現実に戻らねば。

 

以上、

子育て中に中抜けしてブログを書いている、たぬきちでした。

たぬきちの、冬場に使いたくなるトイガン三選です!

みなさまこんばんわ。たぬきちです。

さてさて、寒い日々がいよいよ到来しつつありますね。

真夏に絶頂期を迎えた我が家のガスブロ軍団も、今は勢力衰退の一途をたどっております。

サバゲーの装備も、季節に合わせて衣替えの時期ですね。

 

そこで今回は、冬場にこそ使いたいたぬきちの装備をいくつかご紹介していきます!

それでは張り切って参りましょう!

 

 

まずはこれです!

じゃじゃーん!!

 

 

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KJワークス製 Gemtech Oasis 固定ガスガンです。

なんと、のっけからガスガンが登場しました!(^^;

 

おっかしいなぁ。ガスガン帝国は衰退してるんじゃ。。

まあ、ともかく見ていきましょう。

 

このガスガンの良いところは、何より初速が安定していることです。

11月末の今現在で、5発計測で88m/s~87msという安定した高出力を誇ります。

このトイガンは固定ガスガンなので、BB弾を撃ち出すことのみにガスのパワーを使っているため、ガスの吐出量は最低限で高燃費、かつ高い初速を生み出します。

また銃身の前半分はスポンジの詰まったサイレンサーですので、発砲音が静かで独特な籠った音がします。

 

BDU派のたぬきちは、冬場はスーツ系黒服にこの銃一丁でサバゲに参戦することもしばしば。

ホルスターも胸にタテに差し込むホルスターを使って、ヒットマン(暗殺者)風のいでたちをして、雰囲気自体を楽しんでおります。

 

 

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それにしても、なんでこのトイガンを冬場に使いたいのでしょうかねぇ。

 

それは二つ理由があります。

 

一つ目は、夏場にはやはりガスブローバックの爽快さを味わいたいので、どうしても夏は固定ガスガンであるこの銃を使う機会が少ないため。

もう一つは、このトイガンを使うなら服装も黒服系が良い。そうするとどうしてもワイシャツにネクタイにベスト、そして上着を黒で揃えて、その上着の内側にこの銃を挿したい。要するに、夏にそれをやると暑くるしいわけです。

逆に、冬場の寒い時期ならこの装備で動くにもちょうどいい。

 

それらを総合すると、やはり寒くなるととたんに登場回数の増えるトイガンなのです。

 

精密射撃の精度はあまり高くはありませんが、20m程度なら力押しで直進する感じの弾道を描くのでインドア戦では精度が気になることはほとんどありません。

黒服で暗がりに潜んで暗殺プレイをするのに、発砲音が小さいことも含めてこれほどジャストなトイガンも他にない気がします。

 

たぬきち的にはマイベスト・フェイバリットなハンドガンです!

残念ながら販売は終了し絶版状態なので、もし見かけたら欲しい人は迷わず即買いな一品です。

 

 

 

さて、たぬきちの冬に使いたいトイガンをもう一つ紹介しましょう!

次は何だろ?!

 

じゃじゃん!!

 

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CYMA製 M870ミドル ショットガンです!

 

こちらはエアコッキング・3発発射タイプのショットガンですね。

これを使っていて、ゲーム中に味方に「変わっていますねぇ」と言われたことがありますが、どういう意味だったんでしょうかねぇ。

ガスガンじゃない、不便なエアコキだからかなぁ。

 

でもエアコキが良いんですよ。

だって、冬ですよ?

 

ガスガンの場合、気温によってガスの気化率がずいぶん変わるため、弾道もまたそれに応じて変わってしまいますね。

それに比べると、エアコキは一年を通して同じ弾道を描いてくれます。

その代り、もちろんコッキングは重いし6発発射機能もありません。

それでも、その安定した射撃能力は魅力がありますね。

そして、ガス切れを気にする必要がないのでよりゲームに集中することが出来る気がします。

お財布にも優しいですしね。

 

 

 

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このミドルサイズというのも、インドア戦においてはエキサイティングなんです。

 

というのも、この長さは取り回しがはっきり言って悪い。

それを、頭を使いながらシチュエーションに合わせて構え方を変えながら使うのが楽しいんです。

 

例えばバリケードに隠れて遠くの相手を狙うなら、ノーマルに構えればいい。

それが侵攻するうちに路地を曲がるシチュエーションでは短く構えるため、フォアエンドを顔に寄せるほどに引き寄せて構えて、接敵のその一瞬に備えるわけです。

場合によってはそれを、左右切り替えながら行う。

 

ふいに接敵した場合、初弾を当てられるかどうかが勝負の分かれ目になります。

初弾を外した場合、こちらはフォアエンドを引かないと次弾が撃てません。

この一発勝負な感覚が実にエキサイティングで面白いのです!

 

また、狭い路地や階段などに侵入する際には、メイン武器であるこのM870は邪魔なので床に置き捨てて(苦笑)ハンドガンに持ち替え侵攻することを選択することもあります。

不便ではあるものの、こういうシチュエーションって気分的に盛り上がる気がしませんか?

 

結局、簡単な勝負よりも少し難しい勝負に挑む方が、より大きな興奮が得られるんじゃないでしょうかね。

そしてその勝負は挑んだ時点ですでに喜びを得ているわけなので、勝ち負け自体が絶対的な価値ではないのです。

そういう意味では、ちょっと扱いが難しいトイガンの方が、より味わい深く、多くの喜びをもたらしてくれるトイガンだと言えそうですね。

 

 

最後にもう一丁、冬場に使いたいマイフェイバリットを挙げるならこれですね!

 

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またもやM870の登場です!(笑)

こちらはS&T製 M870 ソウドオフ。エアコキなうえに単発式です \^o^/

 

とうとうエアコキなうえに単発になってしまいましたが、遊んでみるとこの不便さが病みつきになりますよ!

(我ながら、なんだかすっかりM的な発言ですねぇ。。。)

 

一発勝負の緊張感もしかり、ポンプアクションの動作の楽しさもしかり。

トイガン遊びの醍醐味がギュッと詰まった一丁だと思っております。

しかも、アイアンサイト含めサイト類すらない、ネイキッドなトイガンです。

 

こんなもの一丁でも(こんなもの一丁だからこそ??)、エキサイティングな戦闘体験が出来るのがサバゲの魅力だなと思います。

 

以前のブログでも書きましたが、このトイガン、実際のところよく当たるんですよ。

このサイズ感が良いのか、単発ゆえに引きやすいフォアエンドが奏功しているのか。

 

グリップを鼻先に構えて、筒先を相手に向ける。このシンプルなサイティングがやり易いうえ正確性が高く、マルゼンCA870ゆずりの集弾性を誇るこのM870の射撃精度のおかげなのか、本当に面白いようにヒットが取れてしまう。

少なくとも、このトイガン一丁でも一般的な他のプレイヤーの方たちと渡り合うことが出来るだけの性能を秘めていますよ。

 

 

 

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いやはや。なんだかすっかり、たぬきちのMさを披露する回になってしまいましたね。

 

夏には夏の、冬には冬の使いたいトイガンというものがやはりありますね。

みなさんはこの冬はどんな装備をしてサバゲーを楽しむのでしょう?

きっとそれぞれ趣味嗜好の出るテーマじゃないでしょうかね。

 

 

いやー。トイガン遊びって本当に楽しいですね。(水野治夫風)

それではまた。たぬきちでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

九龍迷宮街区 シューティングレンジへようこそ! その④

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

いやはや。だいぶ寒くなってきましたね。寒いのが苦手なたぬきちにとっては、辛い日々の始まりですな。

なんといってもガスブロのパワー低下が著しいのがいまいましい!

(そっち??)

 

ま、それは仕方がないのでね。

こういう時期にはおとなしく、エアコキのトイガンで遊ぶのが楽しいですよ!

そう、電動ではなくエアコキです。

 

エアコキの何がいいのかと申しますと。

コッキングという動作、このアクションが良いのです!

 

というわけで、エアコキのライフルを引っ提げてシューティングレンジへ行ってきましたので、その様子をまとめてみましょう。

 

いざ!レッツラ・ドン!

 

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今回の持参武器は以下の通りです。

 

S&T スプリングフィールドM1903

WE P-90 GBB

マルシン コンストリクター

KSC KrissVector

 

秋の名残を惜しむべく、スプリングフィールド以外はガスガンでしたが(^^;

さてさて。それではいざ、シューティン!シューティン!!

 

 

S&T スプリングフィールドM1903

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前回のレンジインでは40mは届いたものの、出力不足から50mのターゲットのヒットがろくに取れなかったM1903。

出力調整および、ホップ機構の調整を行ってのレンジインです。

(このあたりの調整内容は過去記事にありますのでご参照おば)

 

いやいや、見かけと実力がようやく釣り合ってきたと言いますか。

出力アップのおかげからか、初弾から50mのターゲットにヒットを連発しました。

緩やかな山なりで50mまで直進する、とっても気持ちの良い弾道です。

弾はBLS製の0.25g弾を使用しています。

 

調整したホップ機構でのゼロホップでこの弾道なので、0.2g弾だと浮き上がってしまう感じです。

一方で、もう少し重い弾も使用できるくらいのホップの余裕もありますね。

50mを狙うなら今の設定で0.25g弾、40mを風などの影響を受けずに直進弾道で確実にヒットさせたければもう少し重い弾でも良いのかも。

 

やはり東京マルイ製のノーマルパッキンは秀逸だという事でしょうか。

過去記事にある通り、このM1903は諸事情からマルイ製ハンドガン用ノーマルパッキンを搭載しています。

ハンドガン用のパッキンでも、出力やバレル長次第では50mを狙えるなんて。やはりおそるべしマルイ製品、ですね。

 

50m先へやすやすと届くリーチの長さ!

スプリングフィールド製ボルトアクションライフルの本領発揮ですね!

 

これでひとまずはこのトイガンも調整終了となりましたので、いずれオークションで出品することになるかと思います。

その際にはまたこのブログでもちゃんとお知らせしますね!

 

 

さて、次です!

 

 

 

WE P-90 GBB

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いやー。手にしてみたいと思いつつ、流通量が少ないのでなかなか手にできずにいたものを中古で入手しました。

WE-Tech製 P-90 GBBです。

 

詳しいレビューは後日あらためてブログにアップしますので、ここでは実射性能について触れたいと思います。

 

まず初速なのですが、まちまちですが、結構速めですね。

現状、5発計測で77m/sから86m/s程度まで出ています。

動作は良好ですが、さすがにフルオートだと10発も撃たないうちにガスを吹いてしまいますね。

 

遠射をしてみると、やはり不安定な初速と比例して弾道もまちまちですが、左右のブレは少ないので30m程度まではマンターゲットならヒット出来そうな性能です。

 

この辺り、もっと気温が高い時期ならば安定するのかもしれませんが。

いかんせん、これからの時期においてはおおむねこんな感じなのでしょう。

 

もっとも、ほとんどインドアフィールドでしか遊ばないたぬきちにとっては、確実に動作してまっすぐ飛びさえすれば上々なのでね。

性能的にはガスブロらしいというか、必要最低限は整っているという感じです。

 

ちなみに、マガジン装填時にガスが本体へある程度注入される仕組みのこのトイガン

交換のためマガジンを外すと本体に溜まったガスが「ブシューッ」と噴き出すため、ある意味サイバーな感じです。

インドアフィールドでは、隠密行動時にはマグチェンジしない方がよさそうですね(^^;

 

 

さて、次は最近仲間入りしたあの銃です!

 

 

マルシン コンストリクター

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いやー。50mのレンジで使うようなトイガンではないのは重々承知しておりますが(^^;

やはりホップの掛かり具合を見るには、長い距離を飛ばしてみないとね。

という事で、実射テストです。

 

銃本体をヒーター(ふ卵器?)で温めながらホップ調整をしてみましたが。

まあー。やはり弾道は暴れますね。

10mのターゲットはまあまあヒット出来る感じですが、20mのターゲットがもうつらい感じの集弾性です。

これはもう、ライブカート式のリボルバーなら仕方がないというか、当然というか。

そんな中でも、初速が高いので遠くまで届くという意味では、このトイガンは優れてはいますね。

 

あと、一度温めてしまえば冷えにも強い性質がありますので、そういう意味では年中使える部類のガスガンかと思います。

もともと連射性能がウリ、というわけじゃないですしね。

 

たぬきちのよく行くインドアフィールドでは出会いがしらに撃ち合いになったりするので、そういうシチュエーションであればゲームでも使えるんじゃないでしょうかね。

もっとも、この銃を手にゲーム参加している人がいたら、相当物好きかと思われるでしょうね(^^;;

それはそれで格好いいものですけどね。

 

さて、本日最後の一丁は。。。これです!

 

 

 

KSC KrissVector

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これも最近このブログでよく登場するトイガンですね。

前回のレンジイン時にはストックレス状態でも素晴らしい遠距離射撃能力を見せてくれましたので、今回はこの通りストック付きの仕様でのレビューとなりました。

 

このモデル、冷えに弱いというレビューをどこかで見た気がしますが、まったくそんなことはないですね。

気温10度程度でもマガジンの加温をせずにも安定動作し、初速は74m/s程度は出ています。

タテともヨコとも取れない不思議な衝撃を生み出すスーパーVシステムのリコイルショックはこの時期でも健在です。

 

遠距離での射撃性能については、やはり素晴らしいものがありますね☆

50mのターゲットにもたびたびヒットさせられるくらい、遠距離でものびやかで安定的な弾道を見せてくれます。

これまで手にしたガスブロ長物の中ではトップクラスの直進性能を発揮してくれました。

 

こうなるとむしろ、SMGだからとオープンダットサイトを装着してきたことが悔やまれるくらいです。

ショートスコープでも載せて狙撃仕様にしてみるのも、性能的にはアリかもしれません。

(見た目的にはナシな気もしますが・・・)

 

ま、たぬきち的にはクリスは腰だめにして使いたい銃なので(^^;

必要以上とはいえ、性能が高いのは大いに歓迎ですのでね。

 

 

 

さてさて、見てまいりました今回のレンジでのレビューですが。

冒頭に書いた通り、そろそろ寒さ対策として、武器も衣替えの時期ですね。

 

M870(ポンプアクション)が大好物なたぬきちにとっては、いざ本領発揮!の時期でもあります。

いずれ近いうちに、冬場の武器選びについての考察などやってみても面白いかもしれませんね。

 

みなさんは、これからの寒い季節にどんな武器を選びますか?

 

それではまた近々。

たぬきちでした。

 

マルシン コンストリクター 追加装備です!

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

先日レビューしたマルシン コンストリクターですが、先日の通り追加で購入したものが届きましたのでレビューの続きです!

 

いざ!雄たけびを上げろポチっ!

(ぽちっとな!チャリーン、お買い上げ~)

 

 

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木製グリップ&追加のカートです!

 

なんか、むちゃ格好いいですね!

たぬきちは興奮しすぎて鼻血で失血死しそうです。

 

やはりリアルウッドをまとうと銃器はとたんに色気が増しますね。

この製品のカートは薬莢も弾頭も再現性が高く、見た目のインパクトはとても鬼気迫るものがあります。

ホローポイント弾はこういう弾頭のものもありますね。

 

 

 

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このカートボックスのデザインもいかしてますねぇ。

 

実銃製品はあまり詳しくありませんが、イメージできる実銃のカートはこんな感じだったように思います。

Cal.6mmとあるあたり、この製品を実銃と並べても遜色ないものづくりだぞ、と言わんばかりのマルシンの熱意と言いますか。

トイガンをおもちゃと思ってなめるなよ!我々は本気で作ってるんだ!

というような自信のようなものを見た気がします。

 

冷たく輝くカートの質感もまた美しいですね。

 

 

 

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グリップはチェッカリングが施され、コルトのメダリオンも奢られております。

 

マッチングも問題なく無加工でポン付け出来ました。

おそらく国内製造なんじゃないでしょうかね。

 

これまでAKやらM870やらガバメントやらCz75やら、様々なトイガンのリアルウッドハンドガードやグリップを見てきたたぬきちの目には、そう見えます。

(いやいや、大げさでなく海外製品は本当にいい加減なつくりのものが多いです!)

 

色合いもリボルバーというキャラクターによく合っていると思います。

 

 

 

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迫力があり、そして色艶めいた魅力もありますね。

 

いよいよ寒くなって来たので、そろそろガスブロはシーズンオフです。

当然この銃も初速低下の影響は避けられませんが、それでも、ホットカーペットで20分ほど温めた状態では、86m/s程度の最大初速で、6発撃つ間に83m/s以下に下がらないという実射性能でした。

 

これならオフシーズンでも屋内で的当て等をして遊ぶのに何ら問題はなさそうですね。

 

マルシン コンストリクター。

たぬきちは大いに気に入ってしまいました。

 

こうなると、アナコンダにも食指がのび・・・(わおーん)

まてまて。

またポチが鳴き始めそうなのでもう少し落ち着いてから考えましょうね。

ぽちり始めると、つい、ぽちり癖がついてしまっていけません。

 

みなさんも、トイガンで身を持ち崩すのはやめましょうね。

楽しくなくなっちゃ、意味がありませんから。

 

それではまた。

たぬきちでした。

マルシン コンストリクター レビューです!

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

いやはや、久しぶりにポチがわんわんと騒ぐのでどうしようもなく。

ポチっとやっちゃいました。

 

えーい、ポチっとな!

(チャキーン。お買い上げ~)

 

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マルシン コンストリクター Xカートリッジ 6mm HW です!

 

やばい!

恰好良すぎて鼻血が出そうです(はやくも大興奮

 

それというのも、何を隠そうリアルカートモデルのリボルバーを買うのが初なのです!

やはりリアルカートのリボルバーっていうのはしびれるものがありますね。

 

コンストリクターとは何かというお話をまずしなければなりませんね。

 

 

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モックアップ元の銃はコルト・アナコンダというリボルバーです。

 

コルト社のメインラインナップはかつてはキングコブラやパイソンに代表される357マグナム弾を使用したモデルが主流でした。

S&W等、競合他社がより強力な44マグナム弾を使用したリボルバーをリリースするにつれ、コルト社でも44マグナム弾を使用する銃を売り出す必要が生じ、そこで投入されたのがこのアナコンダという大型リボルバーでした。

 

このアナコンダという銃を元に、PPC風の味付けをしてマルシンが市場投入したのがこのコンストリクターというトイガンです。

PPCというのはFBIがハンドガンの技量向上を目的に創設した競技だそうで、実在するその競技銃をモチーフにマルシン・アナコンダをメーカーがリファインしたモデルになります。

 

なので、コンストリクターという実銃は存在しないようですね。

 

 

 

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競技銃として使われることをイメージして作られているため、このトイガンはバレルの上下ともデフォルトで20mmレールになっております。

 

なので、特別なアタッチメントを介さずに各種サイトやウェポンライト等を設置できるとのこと。

これはリボルバーとしては画期的ですね!

 

ちなみにこちらサイドにはマルシンの企業名が刻印されています。

架空ガンというとどこか空々しいようなイメージがありましたが、このトイガンでは企業名がなんとも誇らしげに見える気がします。

 

マルシンさん、よくこんな格好いいトイガンを作ってくれましたね。

 

 

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真鍮製のカートがなんとも美しいですね!

 

これはマルシンのお家芸ともいえるXカートリッジの44マグナムバージョンです。

コンストリクターの他、アナコンダ、アンリミテッドリボルバーとも互換するようです。

 

Xカートリッジの特徴はなんといってもその命中精度ですね。

本来、リボルバータイプでリアルカート方式のトイガンというのは極端に命中精度が低いです。

理由はシリンダー、カート、バレルの関係が弾倉の回転の影響で射撃ごとに毎回微妙に変わってしまうためです。

 

Xカートリッジはそんなリボルバー×リアルカートのトイガンの中では、とても安定的な射撃水準を生み出しています。

 

 

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今回、箱出し状態で8m程度先のターゲットペーパーを射撃した結果です。

狙点は全弾、ターゲット中央です。

 

箱出し状態でもA4のターゲットに全弾命中すること自体、リボルバータイプだと難しいはずです。

理由は前述の構造上の再現性の低さのみならず、初速が低く冷えにも弱いため連射に向かないためです。

 

この個体でも箱出し時は初速が50m/s程度(!)と、一瞬「やっちまったか??」と思わされましたが(^^;

ガスの入れすぎだったのか、30発ほど撃つうちに初速が70m/s程度で安定するようになりました。

 

そこからは、73~70m/s程度をキープしていたので冷えに対しても安定的なようですね。

 

そして、ワンチャージで60発以上撃てる燃費の良さも高評価出来るポイントです。

 

 

 

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まだまだ触り始めなので、使っていくうちにネガティブポイントも出てくるかもしれませんね。

 

可動パーツが多いので、今のところ耐久性が幾分心配ですね。

おそらく微妙な線で命中精度を維持しているんじゃないかと思うので、使い込んでいくうちに可動各部のあそびが出始めて精度が落ちたりしないかどうか。

 

 

 

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また、このごつさが格好いいのですが。

カート込みで1.6kg(!)と超ヘビーなのです(><

 

こいつを片手で扱えるほどの腕っぷしは、さすがにたぬきちも持ち合わせておりません。

これは間違いなく、たぬきちの所持してきた中で一番ヘビーなハンドガンですねぇ。

個人的には筋力アップに貢献してくれそうでちょっと期待してみたりして。

 

うーん重い!

 

 

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さて、見てまいりましたが。

どうでしょうかね。コンストリクター。

 

初速は今現在の気温下での、我が家のハンドガンの平均値くらい出ていますね。

命中精度はマルイ製のオートマチック拳銃には遠く及びませんが、リボルバーとしては上々の部類です。

ホップの掛かり具合も気になりますが、その辺も含めて近日中にレンジに行かないといけませんね。

 

わんわん鳴くポチにあおられて、こいつの装備品をいくつかポチってしまいましたのでね。

それも含めてまた追ってレビューしていきたいと思います。

 

たぬきち的にはまたトイガンの面白みの新たな局面に突入してしまいそうな予感がしております(^^;

いやはや。沼が深くてそら恐ろしいこと。

こんなにどっぷりはまり込める趣味っていうのもなかなかありませんよ(^^;

 

それではまた近々。たぬきちでした。

 

 

S&T P-90 電動ガン レビューです!

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

日に日に冬の気配の近づいてくる今日この頃。みなさんどうお過ごしでしょうか。

寒くなってくると「やっぱり電動ガンって信頼性が高くていいよね」とかと思わずつぶやくことが増えてきますよね。

(え?ない?)

 

たぬきちも何丁か電動ガンを持っています。

その中でも、今宵はたぬきち的にベストガンな一丁をご紹介しましょう。

 

はいこれドン!

 

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S&T製P-90電動ガンです!

 

流線形のフォルムがなんとも格好いいですね!

この個体ではドットサイトとサプレッサーを装着しています。

 

P-90といえば、ベルギーのFN社が開発した銃で、PDW(パーソナルディフェンスウェポン)として有名ですね。

FN社ではこの銃のためにライフル弾を短くしたような弾丸を新規開発。同じPDWのカテゴリであるMP5が拳銃弾を使うのに対して、この銃では準ライフル弾なので貫通性能がとても高いようです。

そのあたりの火力による制圧力を期待されてか、1997年に起きたペルーの日本大使館人質事件では突入部隊が使用したそうですね!

そもそもは砲兵など後方部隊のセルフディフェンス用に開発されたらしいのですが、特殊部隊が使用しているようなイメージが強いのはこの事件があったためですかね。

 

 

 

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さて、それでは細部を見ていきましょうか。

 

東京マルイもこの銃をモデルアップしていますが、S&T製の大きな違いはこのレシーバー(ドットサイトが載っている、銃の前半上部)がメタル製であることです。

東京マルイ製品はデフォルトではトップにドットサイトが標準装備されていますね。

ドットサイトは金属製のようですが、このレシーバーは樹脂製だそうで仲間内でも破損したという話を聞いたことがあります。

 

マルイ製品でも、TRという製品はどうなんでしょうかね。

このS&T製P90と同じくメタル製なのでしょうか。

その辺は情報がないのでわかりませんが、少なくともこのS&T製P-90は、レシーバー全体がメタル製ですので剛性は高いと思います。

 

また、刻印の類として三か所に白あるいはグレーで印字がされていて、雰囲気を盛り上げてくれていますね。

 

 

 

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マガジンの装弾数は50発で、スプリング給弾式です。

半透明なハウジングの中に、キャロット色の弾頭のダミーカートがずらっと並んでいるのが見えますね!

このビューが超リアルでとても格好いいです。

 

社外の多弾マガジンの多くはこのダミーカート部がシールだったりBB弾がモロ見えだったりするようです。

たぬきち的にはゼンマイを巻くのがかったるく、持って走るとジャラジャラ鳴るので多弾マガジンは好みません。

どうせ買うなら、ダミーカートの見えるスプリング式がやはり良いですね。

 

 

 

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 銃の右側です。

こちら側には刻印の類はありませんね。

これがどれくらいリアルなのかよくわかりませんが、それでもダミーリベットや流線形の造形によって美しいフォルムをしています。

 

また、三面レール+14mm逆ネジアウターバレルが標準仕様となっているので、必要十分な拡張性を持っているのも好感点ですね。

サイドレールは1ノッチ分のショートレールですが、ライトなど小物をつけるならこれで足ります。

 

 

 

f:id:tanukichi-in-mtsemba:20181111220422j:plainそういえば、セレクタの部類がサイドビューからは見当たりませんね。

 

それもそのはず。この銃のセレクタはトリガー部分にあります。

トリガー下のダイヤル状の部品で発射モードを制御しています。

Sがセーフティ、1が単発、Aがフルオートです。

 

近未来的なフォルムもそうですが、こういう部分も他には見かけない構造なんですね。

まったく、この銃の設計者はさぞかしSF好きな人物なのでしょうか。

 

構えてみると、トリガー前方のアーチに左手を添えることになります。

セレクタはその左手の親指で操作できる位置に配されているので、くせがありますが操作性はなかなか良いですよ。

 

ちなみにチャージングハンドルは可動するので引くこともできます。

電動ガンなので、引いたところで何かが起こるわけではありませんが(^^;

実銃はトイガンと同様に樹脂フレームだし、射撃時にもチャージングハンドル等外から見える部品が可動するわけではないようです。

そういう意味では、スタンダードタイプの電動ガンではあるものの、実銃ベースで見た時のリアリティは担保されているとも言えますね。

この銃の良いところはたくさんありますが、この点もたぬきちは好感点です。

 

 

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さて、実射性能ですが。この個体は箱出しで初速が90m/s程度でした。

 

購入後すぐにマルイ製のパッキンに交換してしまったのでデフォルトでの射撃精度はわかりませんが、現状では50m先のマンターゲットに狙って命中させることが出来るくらいの精度があります。

弾道は素直でホップの掛かりも上々。この辺りはマルイ製品のコピーモデルにマルイのパッキンを装備しているので信頼感はありますね。

 

フルオートメインで戦おうと思うと、装弾数50発のマガジンなのですぐに撃ち切ってしまいますね。

まあでも、リロードもトイガン遊びの醍醐味の一つですのでね。何本でもマガジンを持っておいて、撃ち切ったらリロードすればいいことです。

そういう意味では、多弾マグは楽しみを省略しているような気がしてしまうのでやはりあまり好みません。

 

本体の音が漏れにくい密閉構造と相まって、サイレンサー装着の効果はとても大きく射撃音はトストスッという「これぞサイレンサー装備の銃!」といった感じです。

その辺も含めて、とても遊びやすく感性も刺激してくれる良いトイガンだと思います。

 

 

 

 

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さて良いことずくめのようにも見えるP90ですが、難点もあります。

ブルパップ構造独特のこの高さのあるストックが邪魔をして、頬付けがとてもしにくいです。

 

高さの低いダットサイト等を使うと、ずいぶん首を折らないとサイトが覗けません。

特にサバゲ使用時においてはフェイスマスク等をしている場合がほとんどでしょう。これはなおさら辛いものがありますね。

 

対応策としてはサイトを高くすることです。

エクステンションレールでかさましするか、最初からハイマウントなサイトを装着すれば覗けるようになります。

その場合、公差によって距離ごとに縦方向の着弾位置がずれることになりますが、それもその前提で射撃に臨めば良いこと。

射手の技量で補正して、その結果ヒットが取れるととても嬉しいものです。

そういう意味では、射手としてのロマンも味わえるのだという理解の仕方でどうでしょうかね。

 

 

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あと難点がもう一点。

 

バットプレートを外して内部にバッテリーを入れるのですが、この内部スペースがとても狭いです。

しかも!デフォルトではこの狭いスペースにヒューズボックスがあるのでバッテリーを仕込みづらく、無理に押し込めばケーブルを痛めてしまいそうなほどです。

 

そこでたぬきちの個体ではヒューズボックスを外してヒューズレス化しました。

写真では本体から出ているケーブルは黒色と銀色ですが、銀色側がもともとは赤色コードで、メカボックスとコネクタの間にヒューズボックスがありました。

この作業でははんだ付けが必要ですが、これ一つやっておくことでだいぶバッテリーは入れやすくなりますよ。

 

購入後、ホップパッキン交換、ヒューズレス化の他、SBDキットを装着しています。

SBDはスイッチの焼けを予防する回路ですね。

メカボックスについては今回は開けていませんが、至って快調ですのでひとまずこのままで遊ぼうと思っています。

メカボの音もそれほど気にならないレベルですので、その点も上々ですね。

 

設計思想の違いで世界には様々な銃がありますね。

その中でも、P-90はとてもユニークで洗練された銃だと思います。

S&T製品については値段もお手頃ですのでね。

そのへんも含めて、たぬきち好みの良い銃です。

 

それではまた。たぬきちでした。

 

 

 

撃ち比べ企画☆ガスブロ長物編です!

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

日に日に寒くなる今日この頃ですが。

先日のKSC製MP7A1のレビューにかこつけて、こんな企画を考えてみました。

 

撃ち比べ企画☆ガスブロ長物編!

出場者は以下の通りです。

S&T AR-15A4 Slender KM 9

KSC MP7A1

KSC Kriss Vector

 

それでは、張り切って行ってみましょー!

 

S&T AR-15A4 Slender KM 9

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さて、まずはこの方からご登場いただきましょう。

M4(M16)タイプのガス長物を、S&TがWA製品を元にスポーツラインとして製品化した一品です。

厳密にはマガジンが互換するも動作は不完全との情報もあるので完全コピーではないようですが、これ単体で見ればWA製M4のクローンと言ってもよさそうです。

 

しかもホップパッキンは東京マルイ電動ガンタイプが流用可能な優れもの。

海外製品と侮りがたい動作性&実射性能を秘めています。

このあたりの個別の詳しいレビューについては過去記事をご覧くださいね。

 

さて、実射性能を見てみましょう!

今回は各銃につき、7.5mほどの距離からテーブルに肘をつく形での委託姿勢で射撃をします。

射撃はセミオートで5発です。

的のセンターを狙うのを目的とせず、5発全弾同じ狙点でグルーピングを見ることにします。

 

それでは行ってみましょう!

 

 

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横に散っているのがやや気になりますが、一番右の着弾以外で考えればまずまずのグルーピングじゃないでしょうか。

 

初速は初弾で71m/s程度。

盛夏では83m/s出ていましたので、やはり気温の低下に伴って着実にパワーダウンしていますね。

 

それでも、今回登場の三丁の中で一番の激しいリコイルショックは健在です!

一発ごと、撃つたびに跳ね上がる銃身に肩を叩かれる感覚はまさに射撃!という感じでガスブロ長物の醍醐味を味わわせてくれます。

 

この後フルオートも試しましたが、さすがに5発も連射すると息が切れてきて、ボルトの後退不足で給弾されなくなりますね。

この辺りは大量吐出したガスの圧力で重たいボルトをガシガシ動かしているので宿命と言えましょうか。

さりとて、意外なほど燃費が悪くないのが好印象でもありますね。

 

 

さて、次いってみよー!

 

 

KSC MP7A1

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前回記事で登場した、KSCのリトルダンディーことMP7A1です。

 

言わずと知れた国産モデルガンメーカーKSCがモデルアップしたサブマシンガンです。

MP7といえば、ビンラディン暗殺指令を受けた米軍特殊部隊がヘリボーン作戦で使用していたと言われている銃ですね。

それだけコンパクトで、制圧力にも優れた突入作戦に有効なパッケージングを持った銃だという事ですね。

 

こちらのトイガンはKSCの伝家の宝刀、システム7を搭載しています。

軽量マグネシウムボルトと相まって動作性は極めて高く、たぬきちは昨シーズンは冬場でもずっと現役使用していました。

 

さて、実射性能はどうでしょうかね。

レッツシューティングです!

 

 

 

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タテに若干散りましたが、まずまずじゃないでしょうか。

 

初速は初弾で72m/s程度。

盛夏でも77m/s程度でしたので、気温差による影響はまだそれほど受けていない印象ですね。

 

先日のレビューにも書きましたが、ブローバックは実にこじんまりとしていて、鋭く小さいリコイルショックがむしろ印象的です。

それが動作の着実さにつながっているようで、ある種の安心感もありますね。

この辺りはトレードオフの関係なので、大味・豪放なブローバックとどちらが良いかは意見が分かれるところかと思います。

 

実銃でも小口径弾を使用するこの銃ですので、そのへんの使用感もトイガンとしてモデルアップしているととらえることもできます。

たぬきちは持っていませんが、東京マルイ製MP7ガスブロの方がリコイルショックは強いようですので、好みによって選びようがあるかもしれませんね。

 

 

さて、最後の一丁です。

 

 

 

 

KSC Kriss Vector

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出ました!KSCのイカ大王こと、KrissVectorです。

 

実銃ではどんな機関が採用しているのかいまいちよくわかりませんが、この形状の奇抜さから映画などにはたびたび登場していますね。

先日、九龍迷宮街区でのレンジシューティングではガスブロとしては驚異的な遠距離射撃を見せてくれましたので、期待大ですね!

 

それでは行ってみましょう!

 

 

 

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やや左よりに集弾していますが、集弾性能は良いですね!

ドットサイトのゼロインをきちんと施せば、全弾灰色の枠内(直径30mm)に入りそうです。

 

当日の初速は76m/s程度。

9月下旬の初速で80m/s程度でしたので、こちらもまだそれほどは気温差の影響を受けてはいません。

ブローバックは至極快調。わりと強めな撃発音に比べて、肩を打つリコイルショックは少なめです。

そもそも、リコイルショックが不思議な打感というか。

例えるなら、クルマのエンジンの揺れに近い感覚といえば良いですかねぇ。

 

クルマのエンジンの揺れは前後左右に複雑に揺さぶられる感じですよね。

あんな感じで、ローリングするような複雑なリコイルショックがあります。

 

これはもちろん、クリススーパーVというリコイル軽減システムによるものですね。

後退してきたボルトが途中で下方向へ移動方向を変えるためです。

 

イングラムM10やMP7など小口径のサブマシンガンを採用してきた米軍では、一方で「小口径ではストッピングパワーが足りない」という議論が起こりました。

いわゆる45口径神話によるものです。

設計が古く装弾数も少ないM1911(いわゆるガバメント)が現代でも使用されているのは、その使用弾丸が45ACPという大口径弾だから。

一撃で相手を行動不能にさせる、いわゆるストッピングパワーと呼ばれる性能が米国の兵器市場では常に意識されているようで、このような話はたびたび出てきます。

 

45ACPはそのストッピングパワーゆえに、連射すると銃が跳ねてコントロールが難しくなります。

それを画期的な方法で解決したのがKrissVectorのクリススーパーVシステムというわけです。

 

KSCのKrissVectorではそのスーパーVシステムもトイガンとして完全再現。

ただでさえ優秀なブローバックユニットであるシステム7を、スーパーVシステム上で稼働させているのだから、なんとも凝った作りです。

KSCのイカ大王は、一口で二度おいしいというわけです。

 

 

さて、見てまいりましたガス長物撃ち比べ大会ですが、いかがだったでしょうか。

三者三様、それぞれ味があってガスブロって並べると面白いなというのがたぬきちの率直な感想です。

 

特に際立つのはやはりKrissVectorですが、それもAR-15やMP7と並べることで面白みがはっきりわかるので、やはりオーソドックスなものには王道たる良さがありますね。

このあたり、電動ガンにはない内部構造の違いによって生まれる面白みがガスブローバックガンにはありますね。

 

また、東京マルイ製MP7とKSC製MP7でもつくりの違いから味付けがだいぶ変わってくるようですので、本当に、トイガン遊びっていうのは興味が尽きないですね。

 

それでは今宵もこの辺にしておきましょう。

たぬきちでした。