みなさんこんばんわ。たぬきちです。
いやー。だいぶご無沙汰にしておりました(^^;
というのも、出産で実家に帰っていた嫁たぬきが、子だぬきを連れてわが家へ戻ってきたもので。
もう、てんてこ舞い状態の日々が続いております。
でもまあ、不思議なものでそんな生活にも慣れるもの。
だいぶ子だぬきの抱き方からあやし方から、愚図った時の寝かしつけ方まで少しは身についてきたような。
しかしも、たぬきちの部屋は子だぬきには到底侵入させられないので、本当に片付けもままならないまま開かずの部屋になりつつあります(T_T
今回、画像は大して意味はないのであしからず(^^;
さて、今日は思い立ったのでこんなお題でどうでしょうか。
趣味としてのサバゲを考える
それというのも、出産に伴い育児が始まったことで趣味に割ける時間やお金の割合がだいぶ制限されるようになったたぬきちにとって、
・サバゲとは自分にとって何ぞ?
・今後続けていけるのか? やめるべきなのか?
などという、今まで思いもしなかった疑念が湧いてきたのです。
これを少しひも解いて考察したいな、と思います。
たぬきちにとって最近まで身近な趣味の一つだった、ゴルフを比較対象にしてみたいと思います。
サバゲは趣味としての敷居は意外と低い
さて、大人の趣味において大きな問題なのが、得られる楽しさや喜びに対して発生する『時間とお金の消費具合』ではないでしょうか。
大人の趣味の代表格のひとつであるゴルフ。
会社で大人数が参加するコンペが行われたりするくらいポピュラーな趣味ですが、やってみるとこれが結構難しいですね。
クラブを振ってあの小さなボールにきちんとヒットさせることだけでも、コツを必要とします。
ましてやまっすぐに飛ばすとなると、コンペに合わせて週に数度も練習場へ通う必要があります。
コンペにしろ個人参加にしろ、ゴルフでコースを回って他の人と打数を競うような技術レベルに到達するのには、やはりそれなりに修練が必要です。
当たり前の話、やはりゴルフはスポーツなんですね。
人と競って楽しむレベルまで自分を高め、それを維持するには持続的に練習場へ通う必要があるという事です。
ましてや、新しい仲間を作るために全くのズブの素人を誘った場合、その人が楽しめるレベルまで到達するのには時間、お金、労力のすべてが掛かります。
たぬきち自身、誘ってくれた会社の先輩に迷惑をかけないでコースを回れるように、だいぶ苦労して練習した記憶があります。
一方、サバゲはどうでしょう。
サバゲの場合、フリーゲーム等に参加するのに特別な修練は不要ですね。
サバゲで初心者に感じて欲しい喜びというのは、「スリル」と「射撃の爽快感」かと思います。
サバゲでは、初心者でもその両方を、初回から味わうことが出来るはずです。
もう一歩踏み込んで、ヒットをたくさん取りたいとか、チームの勝ち負けに絡むような活躍がしたいとなればタクトレ等、必要な修練もあるかと思いますが。
そういったものがなくても、初心者でも初日から楽しめるという意味では、サバゲはゴルフと比べた場合の敷居は高くはなさそうです。
また、よく「サバゲはお金がかかる」という意見を聞きます。
これも大事なポイントですよね。
誰だって、趣味に費やせるお金は限りがあるはずです。
費用面で考えると、ゴルフの場合もサバゲの場合も、自分がどこまで求めるのか次第なのでふり幅が大きく、一概に比較ができません。
それでは、最低限で考えた場合はどうでしょう。
ゴルフでは、コースを回るのに最低限必要なものは、
・クラブのフルセット
・シューズ
・ボールほか小物類(ティーやスコアカウンター、マーカーなど)
・ゴルフウェア(コースの格式によってはドレスコードがあるので)
でしょうか。
たぬきちはこれらを2万円以内で揃えました。
シューズや小物は新品ですが、クラブのセットは中古品です。
サバゲの場合、レンタルで済ませるという手もあるかもしれませんが、ゴルフの場合、それは現実的ではありません。
夜ごと別のレンタルクラブで練習して、本番でまた違うクラブを借りてコースを回れば、身に着けた感覚は狂ってきっと混乱すると思います。
そういう意味でも、自分のクラブは購入する必要があると言えるでしょう。
一方でサバゲの場合、前述の通り事前の修練が不要ですので、サバゲ当日に会場でレンタル銃を借りても十分楽しめます。
この点でも、初心者が第一歩を踏み出すのには敷居が低いアクティビティだと言えそうです。
つぎにランニングコストです。
ゴルフは練習場で1時間千円程度、コースで1日1万円からのプレイ費用が掛かります。
一方、サバゲはプレイ代は屋外で1日遊んで5千円程度、屋内で半日遊んで4千円程度が相場かと思います。
諸費用としては、ゴルフの場合ボールをよく無くすのでボール代がわずかに掛かる感じです。
トイガン遊びの場合、ガス代、弾代などが掛かりますね。
ガスガンの使用頻度によっては、ガス代が地味に掛かってくるという印象もあります。
ランニングコストで考えるなら、総じてサバゲの方が割安感があるプライスではないでしょうか。
趣味としてのサバゲの弱点
さて、このように考察してゆくとサバゲの利点ばかり見えてきた気がしますが、果たしてそれだけでしょうか。
前述の通り、ゴルフはれっきとしたスポーツですのでやはり敷居が高く、それなりに生活の一部に組み込むくらいのつもりで取り組まなければモノになりません。
そうして身に着けたゴルフのスキルは、社会へ出ると社交力として発揮される場面が意外と多くありますね。
会社のコンペでもそうですが、ゴルフが上達すると必然的に上位にいる社長や立場のある人たちからの覚えもめでたくなってくることになります。
たぬきちが所属したいくつかの会社では、毎度のごとくゴルフは社内・社外ふくめ立場のある人たちの社交場として機能していました。
一方でサバゲはどうでしょうか。
近年、ブームとしてもてはやされたこともありサバゲの認知度も向上してきたとはいえ、まだまだサバゲは社会的にはアンダーグラウンドな趣味ですね。
こと日本においては、実銃を模したトイガンの存在自体、社会的には悪いイメージを引きずっている現状があるように感じます。
殺人事件の犯人の自室から多数のトイガンが発見された、などという事をわざわざ声高にニュースは広宣流布します。
トイガン所持と殺人には何の因果もないはずなのに。
由々しき事ではありますが、実情としてはまだまだトイガンもそういう目で一緒くたに見られている節が確かにあると思います。
これはとても悲しいことです。
このように、社会性、社会認知度に関しては、ゴルフとサバゲでは比べるべくもないのが現状です。
会社の上司に言われた言葉。
「そりゃ楽しいんだろうけど。サバゲやってて、何になるの?」
この上司とはゴルフもするのでサバゲに誘ったのですが、この一言にうまく返すことが出来ずに悲しい思いをしました。
たしかに、ゴルフは社会人としても役に立つ趣味です。
サバゲにはそういう要素が低いのは、否めないところです。
たぬきち、結局サバゲをどうするの?
さて、究極的な副題に自分自身ではっとしてしまいますが(^^;
たぬきちはサバゲを含め、トイガン遊びが大好きなのには変わりありません。
サバゲでいえば、あの短い時間に凝縮されたスリルと爽快感は他では得られない特別なプレジャーだと思います。
また、トイガン遊びで考えた場合、海外製のトイガンをチューンして国産に見劣りしない性能を引き出せた時の喜びなどは格別なものがあります。
子育てで時間&お金のしばりがきつくなった現状、ゴルフは絶えず練習が必要なので、実質的にすでに続行不能状態です。
寂しいことですが、ともに研鑽を積んでいたゴルフ仲間からおいて行かれる自分を思うと、そう見切らざるを得ないのが現実です。
一方のサバゲ&トイガン遊びは、あわただしい日々の中でふいに得られた寸暇でも楽しむことが出来る。
たぬきちにとって、この差は大きいです。
トイガン遊びの場合、単純にコレクションとしての趣味性もあります。
また、簡単なプリンキング(的撃ち)なら部屋の中でも楽しめます。
とても身近で、手の中にきちんと納まるプレジャーがそこにある。
トイガン遊びとはそういうものだ。(えっへん)
今回の考察の中で、たぬきちはそう思いました。
あ、写真を撮る楽しみもある(笑)
結局、心をくすぐってくれる気がするんですよね。
それを自分の手で磨いたり、的を撃ったり。
この一連の雰囲気自体に、心がときめく感じが良い。
子育て中の寸暇で何をする?
結局そういう答えなのでした。
子だぬきがBB弾を飲み込まないように、密室に籠って続ける趣味です。
そういう、秘密主義的な感じも大人の趣味としては悪くない気もします。
さんざん乱文乱筆しましたが、今日のところはこれくらいにしておきますね。
この問いはきっと、自らに問い続けることかと思います。
このブログもまだまだ続けますよ。
最後に、たぬきちにはゴルフ趣味の人をこき下ろす意図は全くありませんので、どうかあしからず。
出来ることならゴルフもやりたい欲張りなたぬきちなのです。
さてと。また現実に戻らねば。
以上、
子育て中に中抜けしてブログを書いている、たぬきちでした。