せんばやまのたぬきちのブログ

たぬきちのトイガン&サバゲーに関するブログです!

A&K ウィンチェスターM1892 レビューです

みなさんこんにちわ。たぬきちです。

最近、ゲーム『レッドデッドリデンプション2』のテザー広告を見てすっかり惚れてしまって、今更ながら『レッドデッドリデンプション1』をやっているたぬきちです。

 

今年の春先頃、アメリカのドラマで『ウェストワールド』というものをDVDで見ましたが、まさにこんな感じでしたね。

プレイヤーは西部開拓時代の荒くれものとして、正義のために銃を取るのかアウトローに徹して好き放題生きるのか、自由に選択しながら物語が進んでいくガンアクションゲームです。

 

先日のブログの通り、西部劇が大好物なたぬきち

これはもう、鼻血噴出ものです!

 

というわけで、今日のレビューはこちら。

ばーん!(銃声風)

 

 

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西部劇、特に古い時代に製作された作品ではシングルアクションアーミーと共に本当に良く目にする銃。

ウィンチェスターM1892です。

こちらはA&Kのガスガンになります。

 

リアルウッド、フルメタルなので見た目にも重厚感があって格好いいですね。

たぬきちとしても、これまで手にした長物の中では一番格好良く、また見た目にも美しいフォルムをした銃だと思います。

 

まずこの余計なもののない、すらっとした銃身が美しいですね。

ハンドガードやストックのウッド色と黒鉄色とのコントラストも美しく、ハンドガードを留めているタガやトリガー付近にある輪っかが、なんとも西部開拓時代の空気感を醸し出しています。

 

 

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この輪っか、スリングスイベルかと思いきやそうではなくて、もともと馬の鞍に銃をかけるために使ったものだそうです。

まさに西部開拓時代を生き抜いてきた、カウボーイたちの銃ですね。

 

それにしても、現代の銃に見慣れてしまうと、なかなか不思議な形をしているレシーバーですね。

 

 

 

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形状からわかる通り、このライフルはレバーアクションで弾丸の排莢・装填を行います。

 

レバーを前に倒すと、上部排莢口カバーが開いて弾倉から次弾が装填され、空薬莢が排出されます。

このトイガンでも、排莢口から次弾が装填されるのが確認できます。

 

このアクションがなんとも西部劇っぽいですね。

 

 

 

 

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 このトイガン、実はマガジンというものがありません。

実銃同様、銃本体に直接BB弾を挿入します。

 

レバー付け根の少し上に、変な形の窓が見えますね。

あちらに、専用の冶具をつかってBB弾を装填するようになっています。

実銃ではこの窓から、一発一発、弾丸を親指で押し込んで装填するわけですね。

なんともカッコいいなあ。

 

 

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アサイトはフリップアップ式で、本来はこのように立てて使います。

これは実銃の弾道が山なりだった為で、銃身を目標に対して少し上目に発射することで着弾を合わせるようになっているようです。

 

トイガンでも長距離を狙えばそのような弾道になるので、ある意味そこもリアリティがありますね。

ちなみにこのリアサイトは倒すと低いサイトが現れるようになっています。

良くできていますね。

 

さて、冒頭の方でたぬきちはこの銃について「製作年の古い西部劇で良く見かける」と書きましたが、それには理由があります。

西部開拓時代にこのウィンチェスターライフルを一躍有名にさせたのは、実はこのM1892ではなく、M1873というモデルなのです。

なので、コルトSAAとともに”西部を征服した銃”と呼ばれたウィンチェスターは、M1873という事です。

 

ではなぜ、「製作年の古い西部劇でよく見かける」のでしょう。

これは一説には、白黒映画が全盛だったころに西部劇ブームが起きた際、入手性の悪いM1873に対し、M1892は容易に数を集められたため、映画の製作陣が時代考証を幾分無視してこのライフルを採用したためといわれています。

ランダルカスタムで有名な『拳銃無宿』のジョッシュ・ランダルの愛銃も、時代考証からすればM1873であるはずのところ、ご多分に漏れずM1892を切り詰めた銃が使われているそうです。

 

 ま、おとなの事情という事ですね。

 

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それはともかくとしても、この銃の美しい姿、西部開拓時代の面影を色濃く残したディテールは持つ者を熱くさせるだけのものがあります。

A&Kのこのモデルは実射性能は大したことがないのですが、まあそれでも壁に飾るのには申し分ないフォルムを持っていますね。

 

まったく、秋の夜長に西部劇を見ながら触るのに最適な銃です(うひ)

たぬきち的にはおおいにアリです。

過ぎた時代に思いをはせるための銃ですからね。

 

それではまた近々。

たぬきちでした。