せんばやまのたぬきちのブログ

たぬきちのトイガン&サバゲーに関するブログです!

マルシン シングルアクションアーミー(新型) レビューです!

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

早いもので、あっという間に暖かい日が多くなってきましたね。

サバゲーマーも電動ガンからガスガンに持ち替え始める今日この頃。みなさんもそろそろ衣替えを考える季節じゃないでしょうか(^^

 

なんやかやと、冬場もガスブロメインだったたぬきちですが。

ようやく使える銃の選択肢が増えてきたという感じがします。

 

さて、そんな今日この頃ですが。

今宵はこんな銃を手に入れたので、比較&レビューと参りましょう。

 

出でよ!西部を征服した銃!

 

 

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マルシン コルト シングルアクションアーミーです!

 

いやー。シングルアクションアーミーって格好いいですね。

西部のにおいがするなあ。

 

今回入手したマルシン製はXカートリッジというライブカートタイプの弾にBB弾を詰め込んで銃に装填するタイプで、西部劇さながらのガンアクションが楽しめる一品です。

 

木製グリップが奢られているタイプで、新古品のような状態のものを格安で入手することが出来ました。

真鍮製のカートが男心をくすぐりますね!

 

 

 

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まず外観をざっと見ていきましょう。

 

バレル左側にはメインの刻印があります。

タナカ製ペガサス機構搭載のシングルアクションアーミーと比べると、大きくてはっきりした刻印です。

 

エキストラクターというのでしょうか。発砲後の薬莢を押し出すためのロッドもリアルに可動します。

写真で言うとバレル下部に見えている、スプリングの入った筒状の部分ですね。

 

シリンダー下側に見えているフレームのパーティングラインははっきり見えてしまっているのがちょっともったいない感じです。

 

 

 

 

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シルバーのハンマーは金属製のよう。

グリップシャーシおよびトリガーガードなどを構成するフレーム部分は樹脂にメッキという仕様になっています。

 

ピカピカして美しいですね!

 

黒鉄色の部分はヘビーウェイト樹脂製です。

 

 

 

 

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フレーム左側にも刻印があります。

コルトのトレードマークの跳ね馬も見えますね。

 

それにしてもメッキの艶ピカがたまらなく美しい。

 

このモデルではグリップパネルはデフォルトで木製パーツとなっています。

やはり銃にウッドパーツという組み合わせは色気があって素敵ですね。

 

 

 

 

 

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銃の右側にはほとんど刻印はありませんが、マルシン製品であることを示す一文のみ、控えめにシリンダー下側に刻印されています。

 

 

 

 

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さて、この銃はライブカート式という事で、BB弾を込めたカートをこのようにして一発ずつシリンダーに込めていきます。

 

この動作がもうロマンの塊というか、西部劇好きにはたまらない瞬間です!

このトイガンはグリップにガスタンクがあるタイプですので、ガスはグリップ底部から注入します。

 

実射性能は銃本体を多少温めた状態で60mps程度です。

旧来のタイプだとホップなしだったようですが、新盤となったこのタイプでは固定ホップを搭載し飛距離が飛躍的に伸びたとのこと。

 

少し温めた状態で撃つと15mでは昇竜拳になりかけていましたので、常温状態で撃つとちょうどいいホップの掛かり具合となるのかもしれません。

 

 

 

 

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さて。タナカのシングルアクションアーミー(下側)とのツーショットです。

どちらも中古で入手していますが、タナカ製の方ははた目にも結構傷みがあります。

 

でもこの銃に限れば、傷みはむしろ存在感アップに貢献しているような気がします。

なんせ、西部を征服した銃ですからね。

戦いの傷跡があるくらいの方が、リアリティがあって良いような気がします。

19世紀の銃ですからねぇ。

 

銃身の刻印の違いもはっきり判りますね。

タナカ製の方はマルシン製に比べるとだいぶ控えめな印象の刻印です。

 

 

 

 

 

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銃口の違いも、史実派というかモデルガン的な楽しみを志向する人には大きな違いかもしれません。

 

左がマルシンで右がタナカ。

タナカ製の方が銃弾の通り道としてはリアルだし、真鍮製のインナーバレルが銃口から見えないように工夫が施されていますね。

 

 

 

 

 

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この二丁の大きな違いはライブカート方式かそうでないかでしょう。

 

ゲートを開けて見比べるとこんな感じになります。

意外と、この状態だとタナカ製(右側)の方がリアルな見た目ですね。

もっとも、薬莢をシリンダーに込めるアクションを味わえるという意味で大きなアドバンテージを持っているのはマルシン製です。

 

タナカ製の良さはガスを込め、BB弾を込めるというトイガンとしての機能のほぼすべてをシリンダーに集約しているところ。

そのおかげで撃鉄の引き具合、シリンダーの回転具合、トリガーの引き味などシリンダー内部以外の部分でのリアリティを確保しているとのこと。

 

それぞれ、味わいがあります。

 

 

 

 

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撃鉄が落ちる先の部分はどうでしょう。

 

マルシン製はのっぺりしている感じですが、タナカ製はガスバルブのノッカーが見えています。

タナカ製はこのノッカーを撃鉄が叩くことでガスを噴射しBB弾を発射。

マルシン製はその機構は内部に隠れているようです。

 

ちなみにタナカ製のこの個体では、銃本体を温めて撃つと90mps程度の初速が出ます。

 

命中精度に関して言えば、どちらもお世辞にも良いとは言えない感じです。

マルシンの昇竜拳に比べれば、タナカの方が直進する気がしますが。

それでも15m先のA4ターゲットペーパーを撃っても5発中3発当たれば御の字という程度なので、やはりどちらも良いとは言えないことには変わりないですね。

 

まあ、リボルバー式のトイガンですからねぇ。

これでも初速、命中精度とも20年前に比べたらだいぶ良くなりましたね。

 

 

 

 

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さて。いかがだったでしょうか。

二丁のピースメーカー、それぞれに魅力があると思います。

 

重量の比較だとマルシン製が600g強、タナカ製が800g強です。

より堅牢で質実剛健な感じがするのがタナカ製。一方のマルシン製は動作を楽しむ目的で作られた模型というような感じがします。

 

ライブカートを込めるアクションを楽しめるのはマルシン製。

撃鉄、トリガーのフィーリングはタナカ製の方が実物に近いらしいし。

 

どちらか一方を選べと言われると本当に迷うトイガンだと思います。

 

両者触って比べてみると、たぬきち的にはタナカ製の方が好きかな。

90mpsを発生する高出力は撃発音も素晴らしく強烈で、撃っている感じがより強い気がします。

さりとて、ライブカートを込めるアクションはそれはそれで何物にも代えがたい喜びを感じてしまうのも事実。

 

うーん。実に悩ましい。

 

サバゲーで使うことはなくても、このアイテムさえ手元におけば西部劇を見るのが何割り増しかに楽しくなること請け合いですのでね。

西部劇好きにはたまらないトイガン達であることは間違いないと思います。

 

うーん。トイガンって、本当に楽しいですね。

それではまた。たぬきちでした。