みなさんこんばんわ。たぬきちです。
梅雨も中休みとなった休日に、最近入手したアイテムを中心にレンジへ持ち込んで調整して来ましたので、今宵はその折の備忘録です。
この日、持ち込んだアイテムはこちら。
S&T M40A3 sport line
S&T M40 Real Wood
WE R5 RGP
MATADOR Tactical M870 DESTROYER MOD1
TM M&P9 Cuntom
おやおや、確かに新アイテムがありますね(笑)
さあて、ばんばんやっていきましょう!
まずはこちら。
MATADOR Tactical M870 DESTROYER MOD1です。
前回ブログで紹介したガスショットガン。
ガスショットガンといえば、どれをとっても箱出しでは鬼ホップが一般的ですね。
うれしい誤算だったのですが、このトイガン、箱出し状態でのホップのかかり具合はまさに適正でこのままゲームに使用したいと思うほどの状態でした。
0.2g弾使用6発モードで20mでA2用紙くらいの広さ、30mではその倍くらいの広さに拡散しながら飛ぶ感じです。
弾道はおおむねフラットで極端な鬼ホップやドロップ弾となるものもなく、ショットガンに求める理想の弾道ともいえる散り具合です。
BB弾を0.25gにするとおおむね素直な弾道は変わらぬまま、散らばる範囲が狭まるだけの印象でした。
すごいなマタドール!
すべての個体でこういう結果が得られるのかどうかは怪しいにしろ、たぬきちのゲットした個体は一言で素晴らしいと言い切れる箱出し性能という結果でした。
ただし、難点が全くないというわけではありません。
シェルに目いっぱいBB弾を装填して挿入すると、最初のコッキングが出来ないという症状が時折出ました。
フル装填でないシェルならその症状は起こらず、またコッキングしている状態でフル装填のシェルを入れた場合は通常に動作する。
そしてその症状は100%出るわけではなく、高頻度ではあるものの、フル装填したシェルを挿入した場合でも通常動作することもあります。
おそらくローディングゲートが過度に押されることで動作を阻害しているような雰囲気ですね。
シェル挿入時の角度によって起きないことがあるような雰囲気でもあるので、もしかしたら挿入口の奥にゴム版のようなものを仕込んで反発させれば解消しそうな気もします。
このあたりの調整は海外製品では序の口ですのでね。
全バラシが必要じゃないだけでもとても優秀なトイガンだと思います。
ここは要調整ですね。
さてさて、次です。
S&T M40 Real Wood
前回のサバゲでスナイパーライフルの面白さを再発見したたぬきち。
そういえば、これまでスナイパーライフルは何丁か触ることはあっても、それを使いこなしてみるということはありませんでした。
ある意味、未踏破地帯とでも言いましょうか。
突き詰めて、いろいろ触ってみれば楽しめる余地がまだまだ残っている分野ということじゃないかと思ったわけです。
手始めに何を買おうかと迷ったのですが。
サバゲに投入することもある程度考え、自分の装備との整合性を考えたうえでこのM40および、後述するM40A3 Sport lineを購入したのでした。
久々にリアルウッド製品を手にしましたが。
まず、このウッドストックがなかなか良いですね。
サバゲで使って傷つけてしまうのが惜しいようでもありますが、そもそも実売価格が2万ちょいで入手できていますのでその辺はもう、惜しみなく使い倒すのもありなのかなと思います。
使い古したウッドストックのライフル、というのも味があるのではないかと想像できてちょっと楽しみでもあります。
このトイガン、チャンバーはVSRタイプでパッキンはマルイタイプのハンドガン用のパッキンがそのまま使えます。
レンジに持ち込むにあたり、インナーバレル清掃、パッキンをPDI Wホールドパッキンへ変更、シリンダーまわりの清掃&グリスアップ、初速調整を行いました。
適正ホップ状態で初速が93m/s程度。
コッキングもトリガーフィールもまあまあ問題がないレベルです。
射撃時の使用弾は0.25g弾で、40mは直進弾道で毎回ヒットが取れる感じ。
45m、50mではレティクル上の目盛りを見て多少上目を狙って毎回ヒットに近い弾道が望めるレベルでした。
うーん、なかなかいいぞ。
40mで毎回ヘッドショットが取れるレベルならサバゲでも活躍できそうですね。
難点があるとすればウッドストックが重いのでCYMA MDT LSS-XL SRS-Liteなどと比べると、立射で狙い続けるのがややつらいか。
そのあたりの使い心地は、実際に使ってみてどう感じるかですね。
あとはリアルウッドで箱出しの新品だとやはりラフに使うのがためらわれてしまう点かなあ。
2~3年も使い続ければいい感じのリアルウェザリングになるんでしょうけど(^^;
それにしてもCYMA MDT LSS-XL SRS-Liteの軽さは尊いなと思い知らされますね。
こういう再発見も今回の醍醐味とも言えますね。
さて、次ですね。
S&T M40A3 Sport Lineです。実売価格で1.2万円くらいで入手。
もともと好きなモデルで、スポーツラインではないスタンダードモデルを持っていたことがありました。
なめらかなボルトアクションに上々のトリガーフィール。2点で調節できるホップアップシステムなど好モデルでしたが、マクミランストックがいかにも重く、設置しないと使えないタイプのスナイパーライフルという感じでした。
今回改めてスポーツラインを購入したのは前述の安価であったこともありますが、何よりスタンダードモデルから1kg近く軽くなったことでサバゲでも使える重さになったのではないかと考えたからです。
チャンバーはかつては2点調節タイプであったのが、スポーツラインではM40と同じくVSRタイプに変更されています。
M40A3もレンジインに際してM40とほぼ同じメニューで初期整備を施しました。
インナーバレル清掃、パッキンを宮川ゴムの一撃というモデルへ変更、シリンダーの清掃&グリスアップ、初速調整です。
ゼロホップ付近で96m/s程度、適正ホップで93m/s程度といったところ。
PDI Wホールドパッキンと撃ち比べてみましたが、ほぼ同等の弾道となり遜色つけがたいくらいどちらも上々でした。
旧来のスタンダードモデルに対して軽くなり使いやすくなった反面、難点に思う部分もありました。
M40A3 Sport lineのマガジン位置はホップレバーの真下に位置し、マガジン交換の際にホップレバーを触ってしまうことがたびたびあり。
ホップの調節をしているのに、設定ずらしてどうする??
ってなことが何度かありました。
まあ気を付けてさえいればいいことなんですがねぇ。
一生懸命になればなるほど、そういうのに気を遣うのが煩わしいと感じました。
また立射でも左手で触る位置なので注意が必要かなと。
設定が決まってしまえば、何か詰め物をするなどして固めてしまえば良いかもしれないし、あるいはホップレバーを切って短くすれば多少はよくなるのかもですね。
M40との比較になりますが。
M40はこの点、切り込まれたストックの側壁で守られているので気になりませんでしたね。
リアル志向の人にはこむしろこの切り込みが気になるのかもしれませんが。
たぬきちにとってトイガンは実用品なので使いやすさって大事だと思います。
今回はレンジだったので、伊達な感じの対物50mm口径の大きなライフルスコープを乗せてみましたが。
実用で考えるなら搭載するスコープももちろん極力軽量なものが良いですね。
さて、お次はWE R5 RGPガスブローバックライフルです。
こちらは最大初速で96m/s程度が出る設定でしたが、ちょっと限界水準過ぎるのでNPASを絞って最大値で90m/s程度に抑えました。
その状態であらためて0.25g弾でホップ調整をしてみたところ、弾速が落ちたとしても40mもまあまあ狙って当てられる弾道を得ることが出来ました。
マルイ製品を使ってみるとわかるのですが。
弾速が遅かろうと、ホップが適度にかかっていれば40m程度のリーチはとれるという好例かもしれませんね。
とりあえず望み通りの結果が得られましたが。
あとはサバゲで使ってみながら詰めていく感じですね。
さて、あとは今回はおまけみたいな感じですが。
TM M&P9 Custom
TM Hi-Capa改 STI仕様
この2丁のハンドガンを持ち込んでおりました。
どちらも中身はノーマルのまま。
ハイキャパが初速77m/s程度、M&P9が初速68m/s程度です。
弾道はマルイのノーマルの期待値通りといった感じで、30m程度までは”当たりそうな”弾道をきちんと描いてくれます。
そこはそれ。
さすがのマルイ製品の弾道だとしても、ハンドガンですのでね。
ストック付きのトイガンに比べたら、実際に30m先のターゲットに当てるのは至難の業なのですが。
きちんと狙えば当てられそうなきれいな弾道を描いてくれました。
さすがマルイ。この点については脱帽としか言いようがないですね。
さて今回もたくさん撃ってきましたが。
やはり、遠くの的にきちんと当たる銃というのは撃っていて気持ちが良いですね。
今回持ち込んだS&Tのスナイパーライフル2丁はどちらも安価であるものの、ちょっとした整備できちんとスナイパーライフルらしい性能を発揮してくれました。
反面、これらを使ってみて改めてCYMA MDT LSS-XL SRS-Liteの軽さの尊さに思い至らされるような気もしました。
使ってみてわかることは多いし、そうは言っても最強が唯一無二ではなく自分のフィーリングに合うトイガンを選べることが大切なんだとも思うし。
銃もそれぞれ個性がありますね。
それにしてもMATADOR Tactical M870 DESTROYER MOD1の箱出しでの弾道のすばらしさには唸らされるものがありました。
もう一息、フル装填時のシェルマガジンを問題なく使えるようにしてやらねば。
やればやるほど楽しいことに行き至るという。
トイガンライフというのはホント、楽しいものだなと実感しますね。
それでは今宵もこの辺で。
たぬきちでした。