せんばやまのたぬきちのブログ

たぬきちのトイガン&サバゲーに関するブログです!

【たぬ雑記】東京サバゲーパークで遊んできました

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

いよいよ朝晩の冷え込みに冬の到来を感じつつ。

晴れた日の青空の抜けるような空の高さに、サバゲをやりたくていてもたってもいられなくなるたぬきちですが。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

 

たぬきちは先日、11月度の定例サバゲで東京サバゲーパークへ行って来ました。

今宵はその時のことを書き散らしたいと思います。

 

 

 

 

 

11月も後半に差し掛かり、朝夕はずいぶん肌寒くもありましたが日中は小春日和で動くと汗ばむ陽気。

 

噂通りの大人気フィールドで、当日も130人もの人たちと遊んできました。

 

 

 

 

 

 

 

(東京サバゲーパークHPより)

千葉にあるフィールドには割と言えることではありますが、ともかく広いというのが第一印象。

MAP中央の朝礼広場に130人が余裕で集まれる広さです。

観戦台ですら、おそらく余裕で全員登れるだけのスペースがあります。

 

フィールドが広いこともさることながら、広々としたセーフティやシューティングレンジ、ショップ、トイレも更衣室も広々として使いやすい。

 

当日はたぬきちは使用しませんでしたが、3ガンマッチが体験できるタクトレフィールドも併設されていて、それだけを目当てにしても遊びに来る甲斐があります。

 

 

 

 

 

 

 

(東京サバゲーパークHPより)

フィールドは中央に観戦台を挟んで左右に特色の異なった二つのエリアが広がっています。

 

右側Aフィールドは市街地を模した建屋+バリケード+CQBのエリア。

左側Bフィールドは防塁に囲まれて3次元的に入り組んだ戦場エリア。

 

ところどころに高台や櫓があり、バリケでの遠距離戦、CQBでの突入戦、細い通路や廃棄された車両、バスなどもあってロケーション的に参加者を飽きさせません。

半地下の通路や小窓など意外なところに射線が通っている場所が多くあり、素人がうかうか歩き回るとどこからか意味不明な場所から撃たれてしまう魔窟でもあります。

 

左右を隔てる観戦台は下の数か所が通路となっていて、A・Bのフィールドを行き来しながら戦うことができます。

HEADS'川越でも似たような構造を見ましたが。

あちらは観戦台下を抜ける際にたいてい渋滞が起こっていましたが、このフィールドではその手のボトルネックは特に気になるほどは発生しないのが不思議。

 

 

 

(東京サバゲーパークHPより)

特に、攻めるに難しく守るにも難しいと思ったのがBフィールドのこの土塁。

当日は立ち枯れ始めた雑草が土塁の上に生い茂り、かなり視界が悪く。

待ち伏せるには格好の場所でしたが、攻め手に出るにはかなり難しい場所で、東京サバゲーパーク初参加のたぬきちはここで何度も敵の餌食になりました(^^;

 

待ち伏せするのには良いという面もありましたが、参加人数が多くすぐに位置ばれして優位性が保てなくなるというパターン。

 

下がるにも、人気ポジションには味方も多く。位置替えせずに粘ってその場でやられるという感じ(^^;    

 

特にこの土塁エリアは人気の侵攻ルートがあるようで、味方の渋滞に巻き込まれると身動きがとりずらくなる一面もありました。

 

その分、不人気ルート??を進めば敵の懐深くまで飛び込めるものの、囲まれてハチの巣になるという。

 

たぬきち的にはBフィールドはそういった遊びにくさがありました。

 

事前に見ていた人気サバチューバーの動画では人気ルートを駆け上がるシーンがよくあったので、やり方次第なんでしょうね。

 

 

 

 

(東京サバゲーパークHPより)

一方のAフィールドはオーソドックスな市街地戦エリア。

Aフィールド中央には櫓があり、ほかに奥側にも東京マルイタペストリーの掲げられた2階建ての建物(通称マルビル)があって、攻守ともに良いアクセントになっていました。

 

特に殲滅戦において、両チームがランダムに動く中では高台からの射線に不注意になる場面が多いようで、このAフィールド中央の櫓からたぬきちは多数のヒットを取ることができました。

 

人数が多いとどうしても味方の動きに合わせ気味になり、結局、終始様子を見ながら動く感じで若干気疲れしたたぬきち(^^;

 

後半戦は櫓を取ることに専念し、そこからの狙撃に徹したことで自分なりの面白みを見出しましたが。

 

CQBエリアなどほとんど行かなかったので、東京サバゲーパークを楽しみつくすにはまだまだ奥が深いとも言えそうです。

 

 

 

 

 

全ゲーム終了後に隊長に撮ってもらった当日のたぬきちです。

 

夕暮れの光で分かりにくいですが、ONE TIGRISのプレキャリを今回初めて使ってみました。

朝夕の寒さにも特に胴体部分が暖かいので、おなかの弱いたぬきち的には好アイテム(笑)

 

事前に見た動画ではハンドガンと長物をスイッチしながら侵攻する場面が多く、寒冷時にも信頼性の高いカーボネイトM45DOCをセカンダリに装備していましたが。

CQBエリアに縁遠かったのでほとんど使わずでした(^^;

 

長物はBOLT Airsoft PMC-QとICS HERA Arms CQRの二丁をチョイス。

 

 

 

 

 

 

ICS HERA Arms CQR。

前半戦はこいつをメインに戦いました。

マークスマンライフル風のストック形状に合わせ、エクステンションバレルで全長をあえて長くしてみましたが。

これはこれで、なかなか似合っているような。

 

プリコック機能のおかげで7.4vでもセミオートのキレは抜群で、一瞬のチャンスを逃さない追従性に絶賛ほれ込み中です。

後述のBOLT Airsoft PMC-Qと比べるとリコイルショックがないわけですが、その分射撃は正確ともいえます。

 

見た目の特異性もあり、所有感を満たしてくれる一丁ですね。

 

マガジン相性も幅広くスタンダード電動ガンM4用なら大抵使える勝手の良さもあります。

折りたためないので可搬性に若干の難がありますが。ネガティブポイントの少ない良いトイガンだと改めて実感しました。

 

 

 

 

 

もう一丁は、BOLT Airsoft PMC-Qリコイルショック付き電動ガンです。

後半戦はこのトイガンをメインで遊びました。

 

激しいリコイルショックと11.1vの立ち上がりの良さで実戦でのフィーリングも上々。

フルオートでは散り散りになるものの、リアルカウントで戦うたぬきちはフルオート戦でも基本的にセミしか使わないのでその点は不利に働くこともなく。

 

URG-Iに比べ近距離戦用をイメージして組んでいますが、当日は櫓の上からの遠距離射撃でも活躍してくれました。

 

BOLT Airsoft製品の持ち味はなんといっても激しいリコイルショック。

撃発音も大きく、がつがつと肩を叩く銃底が戦っている雰囲気を何倍にもマシマシにしてくれます。

 

それでいて基本的にはスタンダード電動ガンなので射撃の正確性はガスブロ長物を簡単に凌駕しているわけで。

リーチの長さと射撃感を両立させた非常に優れたトイガンだと再認識させられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(東京サバゲーパークHPより)
いやはや。やはりサバゲーって楽しいですね。

そして千差万別・多種多様なフィールドの存在が、その沼の無限の深さ広さを生み出しているわけです。

 

当日は隊長親子と元自衛官の若者と4人でクルマに乗り合わせて参集しましたが、遠出で長丁場ではあったものの往来の時間も楽しく。

まるまる一日、楽しさに没入した時間を過ごすことが出来ました。

 

初見のフィールドだったので勝とうと思えば難しくもあるわけですが。

仲間と過ごす一日はそれだけでも楽しさ満点で。

それに加味して、不慣れなフィールドをやりこなす方法を仲間と一緒に探る楽しさもあります。

 

遊び慣れたフィールドはそれはそれで良さもありますが。

時には遠征して様々なフィールドを体感するのも、サバゲの楽しみの一つなのだと再確認させられたたぬきちでした。

 

プレキャリを着込めば胴体部分はホッカホカなのも実感できましたしね(^^;

来月以降の寒い時期も乗り越えて楽しんでいけるよう、装備品もまた煮詰めていこうと思います。

 

あー。今回も楽しかったな。

早くも次月が待ち遠しい(^^;

 

それでは今宵もこの辺で。

たぬきちでした。

 

 

 

 

 

【たぬラボ】BOLT Airsoft URG-I リコイルショック付き電動ガン 解決編

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

とうとう、たぬきちもコロナに掛かってしまいました。

今日から一週間は出社できず。

とはいえ微熱とのどの痛みが多少あるものの、それ以外たいして具合が悪いわけでもないたぬきち

 

ここはひとつ、気を取り直して。

 

時間があるうちにやれることをやっちゃいましょう。

 

 

 

 

BOLT Airsoft URG-Iリコイルショック付き電動ガンです。

 

早くも購入から1年以上が経ちました。

その間、フィールドで実際に使うことわずか。

あとは時間をかけて調整を続けております。

 

先日のまとめ編やシューティングレンジでの様子でも書きましたが、

目下、マガジンと本体の相性で振り回されておりましたところ。

 

 

 

AIRSOFT97さんの過去記事から有用なものを見つけました。

 

 

 

https://cyma.militaryblog.jp/e450670.html

 

 

「マガジンで初速が変わる??」

という見出しの記事で、これは電動M4系ではままある症状のようですね。

 

AK系でもインナーバレル&チャンバーを本体に挿入する際にインナーバレルにバネを噛ませ、チャンバーをメカボックス側へ押し当てるのですが。

この押し当てが弱いと初速が落ちるということがあります。

M4系で言えばチャンバー上部に細い径のスプリングがあって、それがチャンバーをメカボックスに押し当てる役割をしています。

 

 

それにしても、PMC-Qに比べてもURG-Iはマガジンによる初速の差異が激しくて。

BOLTのURG-I全般に言えることなのか、それともたぬきちのがハズレ個体だったのかわかりませんが。

なかなか手を焼かせてくれます。

 

それはそれとして。

 

先日のレンジでの印象から、50mの着弾精度をもうすこし高めたいと考え始めたたぬきち

PDI Wホールドパッキン装着、初速96m/s程度の先日の状態で、50m付近では山なりに左にロールする癖が見受けられました。

 

もう一息。

4倍スコープを覗いて撃つのにふさわしい弾道にしたい。

 

そこでパッキンを宮川ゴムのスリックタイプにし、押しゴムはSPARK猫なでHOPというアイテムに交換。

長掛け仕様に換装してみました。

 

 

 

 

 

 

うーん。おかしいなぁ。

先日レンジで試した際には一番相性が悪かったのに、

この状態では、なぜかDMTのPMAGが一番安定しているんですよね。

 

うーん。

ここで一つの疑問が浮上してきますね。

 

パッキンを交換するたびに、マガジンの相性が変わるのはなぜだろう。。。?

 

 

多分、パッキンを交換するたびに、というのではなく、

見落としている何かがあって、それが変化の条件になっているのではなかろうか。

 

 

 

うーん。

パッキンが、チャンバーとメカボックスの密着具合に

なんらかの影響を与えているということ?

 

 

 

ここでたぬきちは一つ、試してみたいことが浮かびました。

インナーバレルの挿入位置を深くしてやれば、メカボックスとチャンバー(詳しく言えばメカボックス側のノズルとチャンバー内のパッキン)の接合が深くなり、気密がアップするのではないか?

 

理屈としては至極全うですが、やるとなるとなかなか大変です。

 

 

 

 

 

 

たまたま自室に転がっていたインナーバレル。

374mmという微妙な長さは何のインナーバレルだったんでしょうか。

 

もともとインナーバレルの固定用の切り欠きの位置の差による初速低下を疑っていたこともあり、このほかにもライラのプロメテウス、自分で切り出したステンレスのインナーバレルなど数本のインナーバレルをとっかえひっかえしていたたぬきち

 

とりあえずこのありもののインナーバレルをURG-Iのものと同じ長さに切り詰めて、より深い位置で固定できるよう固定用の切り欠きと、長掛けホップ用のホップ窓を改めて切削して、試してみましょう。

 

まずは同じ長さになるようにパイプカッターで首ちょんぱです。

 

 

 

 

 

 

パイプカッター以外にたいした工作機械があるわけでもないので、とりあえずリューターで頑張ります。

 

①が今回新しく切削した固定用の切り欠き。

②はもともとの切り欠き。

③は今回改めて開削するホップ窓です。

 

固定用の切り欠きはBOLT純正インナーバレルよりも0.5mm深い位置で固定されるように位置を決めています。

 

まず固定位置を決めたうえで、ホップ窓は長掛けホップ用にいくぶん幅広になるように切削します。

チャンバーにパッキンなしで挿入してみて、ホップ窓の限界の広さを狙いました。

 

 

 

 

 

切り欠きとホップ窓の開削完了です。

出口の方からインナーバレルをのぞき込んで、バリがなくなるように開口部を面取りします。

念のため、BB弾も通して普通に通ることを確認。

 

ホップ窓はBOLT純正よりも1.5mm以上広い開口があります。

これで長掛けホップの押しゴムにも対応できます。

 

 

 

 

 

 

 

さて、実際にこれで組んでみたところ、効果はてきめんでした。

加工前、このインナーバレルに宮川ゴムのスリックパッキンに、猫なでHOPという押しゴムで初速が90m/s程度だったところ、インナーバレル加工後には97m/s程度まで出力が上昇。

 

やはりチャンバーとメカボックス(本質的にはパッキンとノズル)の間のクリアランスが初速低下の大きな原因だったようです。

 

前回掲出の電動M4用マガジン各種でもそれぞれ初速が93~97m/s程度となり、10発トライアルでもダブルフィードされる様子もありませんでした。

 

今回の件をまとめると、以下のようになるかと思います。

 

少なくともたぬきち所有のBOLT URG-Iの純正チャンバーは、

マルイ準拠のものに対してインナーバレルが浅めの位置に固定されるため、

マルイのパッキン、マルイ準拠のインナーバレル等を使った場合、

初速の低下がみられる。

 

対策としては、

インナーバレルがより深く固定されるよう、固定用の切り欠きの位置を修正したインナーバレルを使うこと。

 

 

あー面倒くさい(^^;;

普通のユーザーはそんなことまでやらないでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

ダメなところも多いものの。やっぱり格好いいんですよね。

BOLT Airsoft URG-Iリコイルショック付き電動ガン

 

ガスブロとCo2の中間ぐらいの大きな撃発音も勇ましくていい。

スリムでスマート。

インテリジェンスを感じさせる現在進行形のM4の姿でもある。

 

たぬきちにはこのトイガンに惚れて、AR15TTIから乗り換えたというバックストーリーもあります。

 

さんざっぱら書いたように、あちこちにアラがあるトイガンでもありますが。

いじればなんとかなるものです(^^;

ダメな子ほどかわいいと言いますか。

いじるほどに愛着が湧くような気もなくはないですしね。

 

さあ、調整も済んだし、

あとは遊ぶだけだ!

(あれ? このセリフ、こないだも言った気がしなくもない・・・)^^;

 

 

今回ひとまず試みに長掛けホップを試すべくインナーバレルまでしつらえましたが。

おそらく深く刺さるインナーバレルであればマルイのパッキンでも初速は落ちないはずだと思われますのでね。

もし長掛けパッキンに不満があるようなら、パッキン&押しゴムを変えてマルイパッキンにしても良いかも。

 

そのあたりはもう。あとは撃ってのお楽しみですね。

 

配線を引き直してみたり、

インナーバレルをハンドメイドしてみたり。

まったく、トイガンいじり冥利な銃ですね。

 

早くレンジで試したいのに、

そういえばコロナ罹患中なので身動きが取れないことに気が付いたたぬきち(><

 

まあ、腐るもんでもあるまいし、

今は自室でできることをやって過ごすしかありませんね。

 

それでは今宵もこの辺で。

たぬきちでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

【たぬ雑記】IBF9 シューティングレンジにてBOLT2機種の現状把握をしてきました

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

秋晴れ、朝夕はきりっと涼やかな空気が進む秋の気配を感じさせてくれる今日この頃ですが。

みなさま、トイガンライフを楽しんでいらっしゃいますでしょうか。

 

本日は高尾山近くにあるIBF9というフィールドのシューティングレンジにて、懸案になっていた2丁のトイガンを試射して来ましたのでその備忘録です。

 

 

 

 

 

BOLT Airsoft URG-Iリコイルショック付き電動ガンです。

もろもろ調整し配線引き直しまで実施した力作です(^^;

 

今回の懸案事項は以下の二点。

 

・いまだ散見される給弾不良につき対処を考えたい

・PDI Wホールドパッキンへパッキン変更したので弾道の確認

 

この二点を明らかにするため、実射テストをしようというわけです。

 

 

 

まずはマガジンの相性を確かめましょう

 

はい、持ってるマガジン全種類持ってきました(^^;

 

左から、BOLT純正(BK)、BOLT純正(TAN)、UFCのPMAG、DMTのPMAG、CYMA タンゴダウンタイプ、CYMA M4純正タイプです。

 

これらを10発ずつ撃ってみて、そのうちミスフィードが何回あるかで相性の良しあしを見てみようというわけです。

 

結果

・CYMA M4純正タイプ

・BOLT純正(BK)

 

上記二種については10発中すべての弾が普通に発射されました。

 

・DMTのPMAG

・CYMA タンゴダウンタイプ

 

上記二種については10発中3発のダブルフィードがありました。

 

UFC PMAG

 

こちらについてはダブルフィードあり、不発ありとさんざん。

 

おかしいなぁ。

部屋撃ちではUFC PMAGが一番まともだったんですが。

 

マガジンの相性についてはもう少し使ってみないと何とも言えない雰囲気。

給弾不良がマガジンの各種形状に由来するものなのか、

マガジンの刺さり具合、ブレ具合によるものなのか。

もう少し使ってみないと、確定的な答えと言い切るのは難しい感じですね。

 

今回のレンジインでは、部屋撃ちで発生しなかった(気が付かなかった?)ダブルフィードも見受けられました。

 

思い返すと部屋撃ち時に極端に低い初速が示されることが時折ありましたが、もしかしたらそういう時にはダブルフィードしていたのかもしれませんね。

部屋撃ちでは気が付かなくても、長距離へ撃ち放つレンジにおいては二発発射されているのは見てわかるわけですから。

 

今後は部屋撃ちで極端に初速が低い撃発があった場合にはダブルフィードと見た方が良いのかもしれません。

 

ダブルフィードの対応策として、タペットプレートのセクターギアにかかるV字型の部分の先端を切り詰める方法もなくはないですが。

不可逆作業になるわけで。

これについてはもう少し様子を見てから考えようかと思います。

 

弾道については50mのターゲットまで届くものの、緩やかに左まわりにロールする山なりの弾道です。

 

うーむ。

CYMA MP5SD6やS&T タボールのように、スーッと飛んでびしっと当たる直進弾道が欲しいんだけど。

それら2丁はマルイ純正パッキン装備。

やはりすべての精度はマルイへ通ず、ということでしょうか。

 

PDIパッキン装着の現状にて初速が96m/s程度。

マルイのパッキンでたしか88m/s程度に低下してしまうので、初速を1割ほど増してマルイパッキンを装着する仕様に変更することも検討しても良いかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

さてもう一丁は、BOLT AIRSOFT PMC-Q リコイルショック付き電動ガンです。

 

前回ブログで箱出しのレビューをした後、全バラシを敢行。

・SHSのギヤへ変更

・シム調整

・清掃&脱脂&グリスアップ

・スプリングはノーマルのまま

・ピストンのOリング交換

・PDI Wホールドパッキンへ換装

・押しゴムはマルイ純正

 

たったこれだけですが、全バラシしてのファインチューンを施しています。

やはりSHSのギヤの方が鳴りが静か。

 

この状態で初速92m/s程度と扱いやすい初速です。

 

 

 

 

 

こちらもマガジンの相性のチェックを行いました。

 

・BOLT純正(TAN)

・CYMA タンゴダウン

UFC PMAG

 

上記三種ではミスフィードの類もなく、上々な動作でした。

 

・CYMA M4純正マグ

・DMTのPMAG

 

上記二種ではダブルフィードが数回ありました。

 

うーん。URGとPMC-Qでの相性を見る限り、DMTのPMAGはBOLTのM4製品には向かないような印象ですね。

 

弾道に関してはURG同様、多少山なりに飛ぶものの50mのターゲットまでおよそ問題なく狙えるもので上々でした。

 

URGはリューポルドのHAMAという4倍スコープ、

PMC-QはEO-TeckのEXPS3のレプリカにて実射。

 

双方おなじくPDI Wホールドパッキンを装着しているので、実射性能は似たり寄ったりのはずですが。

4倍スコープを使うと40mを超えた先での山なり&ロール弾道が気になってしまうということも、仕上がり具合の印象を左右している気もします。

 

同じ弾道なら等倍のEXPS3で狙って撃っている方が気持ちがいい。

50m付近がよく見える4倍スコープでは弾道の粗が目についてしまうというわけです。

 

 

実際のサバゲでは遠くに見え隠れしている相手の姿がきちんと視認出来て良いという側面も当然ありますが。

倍率スコープを使うのは良し悪しだなとやはり思ってしまうたぬきちでした。

 

 

 

 

 

さてさて。

結果をまとめるならば、PMC-Qは実戦レベルの完成度。

よりロングレンジの戦果を求めたいURG-Iについてはトライ&エラー継続、というところでしょうか。

 

ノーマルのノズルでは給弾不良が、変更後のSHSのノズルではダブルフィードが気になっている現状です。

確実に、そして一発のみを給弾させるにはSHSのノズルでタペットプレートのV字の頂点を削るのが現状推測できる対応策なのかな~。

 

うーん。やはり電動ガンの調整はしつっこい(^^;

 

まあともかくはPMC-Qが実戦投入レベルであったことが一番の収穫ですね。

引き続き、これらBOLT製品の動作や実射のクオリティアップについて研究を進めて行こうと思います。

 

それではまた近々。

たぬきちでした。

 

 

 

 

 

 

【レビュー】BOLT AIRSOFT PMC-Q リコイルショック付き電動ガン

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

 

季節の巡るのは本当に早いですね。

先週より今週、今秋より来週と。天気がわかって一雨降るごとに気温が下がっていくのを実感するような日々ですが。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

 

たぬきちは来るべき冬に備えて、などと最近よくのたまいますが(^^;;

またもやこんなものを手に入れてしまいましたので、

今宵はこいつの紹介をしてみようと思います。

 

いでよ、極限リコイルショックの電動PDW!

じゃじゃん!

 

 

 

 

BOLT AIRSOFT PMC-Q リコイルショック付き電動ガンです!

 

たぬきちは自他ともに認めるエアソフト沼の住人なので、もはや買っちまった的なことを後悔めいて言うつもりも毛頭ありませんが。

先日のICS HERA Arms CQRに続いて、ペースの早いこと(^^;

まあ、その分様々なアイテムをヤフオクで放出もしていますのでね。

出たり入ったりする、その頻度が我ながら早いなとは思うわけです。

 

さてこの商品。何が良いかといいますと。

春先からこの時期までにかけて、主に交戦距離が中距離よりも近くなるF2プラントなどのインドア戦においてガスブロPDWをメイン武器に使って遊ぶ機会が多いたぬきち

 

これから始まる気温が低下する冬の時期を見据え、

インドア戦で使えるPDWのリコイルショック付き電動ガンを入手したかったというわけです。

 

 

 

こちらPMC-Qですが。

まず外観上の一番の特徴は、なんといってもこの短いバレルと付属のQDサプレッサーでしょう。

 

KACタイプのショートサイレンサーはQDタイプで、片手でも抜き差しできるほど固定がラクチン。

ハンドガードはまさに手のひら一つ分程度の長さしかなく、先端ポジションを教えてくれる下部のハンドストップはラバー製。

 

 

 

QDサイレンサーを取り外すとこんな感じで、

いかにもやりすぎ感のある短いバレルが何とも印象的ですね。

 

インナーバレルはKACタイプのハイダーに隠れてはいるものの、先端間近までの長さがあって切り欠きから覗いています。

 

そもそもサイレンサーなしでの運用はほぼ考えていないパッケージングなのでしょう。

ごろっとしたKACタイプサイレンサーが特殊部隊的な雰囲気を醸していて格好いいので、たぬきち的にも基本的にはサイレンサーありきで運用することになるかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

初期型ではBOLTの社名ロゴの刻印だったようですが、こちらサイレンサー付き限定モデルではコルトの跳ね馬の刻印ですね。

実銃準拠にそれほどこだわるたぬきちではありませんが、無駄におもちゃっぽくなる危惧を思えばコルト刻印の方がまずまず無難じゃないかと思います。

 

刻印は使いまわしではないようで、個体番号がURG-Iと違っていて好感(^^

 

 

 

 

 

 

 

グリップ、ストックはTANカラーのMAGPULタイプ。

PMCと銘打つだけあって、使用者個人が作戦内容に応じてチョイスしたような取り合わせでリアリティが感じられて良いですね。

 

たびたび書いていますが、M4のストックの中ではCTRストックはたぬきちの一番のお気に入りでもあります。

 

BOLTではストックエンド、バットプレート内に縦向きに11.1vバッテリーを挿入できる構造になっています。

 

 

 

 

 

トリガーガードもカスタム品で幅広のものが奢られております。

こちら側は刻印の類も少ないので、マガジンハウジングのシールがちょうどいいアクセントになっていますね。

 

URG-Iでもそのままにしてあるので、こちらPMC-Qでも貼ったままにしておこうと思います。

 

 

 

 

マガジンはTANカラーのPMAGタイプのスプリング給弾式140連マグが付属しています。

 

このマグ、どうもマガジンキャッチの掛かりが悪く、

試射の段階で初弾を撃った際にリコイルショックでマガジンが落下するということを二度繰り返しました(^^;

 

社外品のマガジンはどれもちゃんと刺さるんだけどなー。

 

でたでた。

URG-Iでもさんざん悩まされた、BOLTの微妙な製品クオリティ。

 

全体的に悪くないのに、こういったところに詰めの甘さがにじみ出ていますね。

 

2021年秋にURG-Iを発売して以来、新作のインフォメーションがないBOLT Airsoft です。

もしやこういう初期不良の積み重なりで、開発や製造販売が滞っているのかしら。。。

 

たぬきち的には良いんですよ。

どうせ不満な点はすべていじっていくし、そのトライ&エラーが楽しいと思っているので。

 

ただ、製品クオリティの高さに慣れた日本の一般ユーザーにとっては面白くない事案としてクレーム対象になっていることも多いのではないかと心配してしまうところではあります。

 

 

 

肝心の実射性能についてですが。

まだ部屋撃ちをしただけの状況ですが、純正マガジンの刺さりが悪いことを除けば、純正マガジンや他の社外マガジン数種類で試しても88m/s程度で初速は安定しています。

 

ギアをSHSのものに交換したURG-Iと比べると、やはりギア鳴りはうるさいような。

 

リコイルショックはURG-I同様強烈で、短く軽い銃身を持つ分、PMC-Qの方が暴れるような様子もあって楽しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、見て参りましたBOLT Airsoft  PMC-Qリコイルショック付き電動ガンですが。

どうでしょうかね。

 

全体の雰囲気、撃ち味についてはまずまず。

実射性能やギア鳴りについては調整をしていく必要もあるかと思いますが。

今のところ、AKS74UNやURG-Iで見られたセミオートで複数発撃発してしまう症状は見受けられません。

個体差なのかな。。。?

発売順序ではPMC-Qが一番古いんじゃなかったかな。

 

毎度毎度思うのですが、BOLT製品はリコイルショックが強烈だし見た目も上々ですのでね。

何か不具合や不満点が出てきたら、それらを一つずつつぶしていけばいいだけのこと。

 

こちとら、BOLT製品についての経験値もだいぶ上がってきましたのでね。

調整する時間さえ確保できれば、きっとこのPMC-Qも良いトイガンとして仕上がってくれるはずだと思います。

 

さてさて。どうなることやら(^^;

 

レンジでの様子等、また追って書きたいと思います。

それでは今宵もこの辺で。

たぬきちでした。

 

【たぬ告知】S&T タボール21 Pro について

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

いやはや。9月のシルバーウィークに続いて、10月も3連休の最終日です。

 

たぬきちはこの3連休は愛娘が親戚のもとへ泊りで遊びに出かけているのを良いことに、家の片づけと電動ガンの整備にいそしんでおりました。

 

その成果の一つが、先日のBOLT Airsoft URG-I リコイルショック付き電動ガンです。

 

そしてもう一つ。

今月10月の月例定例会に参加するため、ICS HERA CQR電動ガンの初速調整等を行っておりました。

 

部屋を片付け、HERA CQRの初速調整をして、たぬきちはやおら気が付いたのです。

 

おや?

HERA CQRの存在は、たぬきちがこれまで愛してやまなかったS&Tタボール21Proの存在意義をオーバーライトするものなのではないのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

S&Tタボール21Pro電動ブローバックモデルです。

 

たぬきちがこれまで愛してやまなかったこのモデル。

気に入っていた部分は主にこの数点。

 

電動ガンであり、電動ブローバックモデルであること

サバゲフィールドで他人と被らないモデルであること

・QDスプリング機能を搭載していること

・マガジンがほかの電動M4と共有可能であること

・プリコック機能と、その解除方法

 

 

これらの点が、たぬきちにとってこのモデルの持つおおきな魅力だったわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてこちら。

昨今入手したICS HERA CQR電動ブローバックガンです。

 

S&Tタボール21Proについてですが、かのモデルに求めていた要件・性質がことごとくこのモデルによってオーバーライトされたことに、たぬきちは気が付いたのです。

 

 

 

曰く、

 

電動ガンであり、電動ブローバックモデルであること

 

まずは電動ガンであり、気温に左右されず初速が一定であることはどの電動ガンでも共通です。

そしてHERA CQRもまた、タボール21と同じく電動ブローバック搭載モデル。

 

 

 

 

サバゲフィールドで他人と被らないモデルであること

 

HERA CQRについてはたぬきちの行く一般的なサバゲフィールドでは見かけることはまずない。

もしや41PXでおすみ社長が宣伝していたので、UAB勢の方がおすみ社長よろしく「キレッキレ~!」などと口にしつつBLACK FOXや41ARENAなどで遊んでいるかもしれませんが、少なからず、たぬきちがよく行くフィールドでは見かけません。

(UAB勢のみなさんをDISる意図ではありません。あくまで住み分けの問題として)

 

 

 

 

 

・QDスプリング機能を搭載していること

 

電動ガンをいじるたぬきちにとって、メインスプリングのレートを試すうえで簡便なQDスプリング搭載モデルの電動ガンは欠かせない存在。

手元のツールボックスからメインスプリングを取り出した際、スプリングレートを書いたメンディングテープが剥がれてレート不明となったスプリングをすぐに試せるQDスプリング搭載電動ガンは、どうしても手元に欠かせない存在なのです。

 

 

 

・マガジンがほかの電動M4と共有可能であること

 

S&T タボール21Proにて使用のTANカラーPMAGはDOUBLE BELL AR-15TTIからの流用品。

ICS HERA CQRもまた、BOLT Airsoft URG-Iの純正マグを流用し常用。

無駄な費用が掛からないことは大きなメリットです。

 

 

 

 

・プリコック機能と、その解除方法

 

S&T タボール21Proはプリコッキング機能こそありませんが、電動ガンの常としてオーバーラン状態が半分程度、プリコッキングの機能を賄っています。

 

ICS HERA CQRはそもそも電子トリガー内蔵のプリコッキング仕様。

 

そしてタボールはボルトストップを解除するボタンが逆転防止ラッチの解除を兼ね、プリコック状態で静止していたピストンをスタートポジションまで稼働させることが可能。

 

ICS HERA CQRはセレクターボタンをSAFEへ入れることでプリコック状態が解除される仕組みを内蔵しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかるに。

あんなに愛してやまなかったS&Tタボール21Proについて。

ICS HERA CQRへと、存在を更新しうるという判断へとたぬきちは到達したわけです。

 

 

 

振り返れば、昨年の今頃、我が家の電動ガンをBOLT Airsoft の電動ブローバック製品へと更新したという出来事がありました。

 

あの際には、BOLT Airsoft 製品の導入と引き換えに、それまで愛してやまなかったDOUBLE BELL AR15 TTIや、DOUBLE BELL AR-AIMSなどのスタンダード電動ガンを放出したといういきさつもありました。

 

その際にも残した、S&T タボール21Proモデルです。

 

その理由は上記の通り。

特にQDスプリングの機構がほかのモデルではなかなかないこと。

あとはS&Tタボール21Proの再販価格が低いことが、手放さなかった理由となりました。

 

まあ、再販価格についてはいかんともしがたいとして。

たぬきちの自室の許容量にも限界がある以上、優先順位をつけて、その下位に当たるものから順に手放していくより、致し方がないということでもあります。

 

 

 

 

 

 

 

2021年11月度のチームの定例サバゲにて、たぬきちはタボール21Pro電動ブローバックモデルを使用しています。

 

セミオートではブルパップライフル特融のもたつきがありますが。

このオアシスというフィールドなどフルオート使用可のフィールドにおいては、そのウィークポイントはチャラになります。

 

 

 

 

バトン謹製、ミニSバッテリー相当7.4vリポバッテリーは30cの放電レートを持ち、このバッテリーを使用することでタボール21は実銃と近似値となる700発/分の射撃レートを発揮できます。

 

そしてたぬきちがせっせと調整してきたロングバレルは、40mにしろ50mにしろ、光学機器のレティクルに合わせて射撃するだけで容易に陥落させることができる射撃性能を発揮してくれるわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだか格好つけて言いすぎている気もしてきますが。

 

少なくとも、たぬきちはこのタボール21やCYMA MP5SDなどを敵方に持たせるなどもっての他。

これらを渡した相手が敵に回るのは御免こうむりたいと思うほど、イージーにHITを取れる、しかも安価な電動ガンだと思っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上記の通りなのですが。

名残惜しくもあるものの、このタボールをヤフオクにて出品する運びとなりました。

 

ぜひとも遠方の方にご入手いただいて、たぬきち同様楽しんでいただければと思っております。

 

 

page.auctions.yahoo.co.jp

 

 

たぬきちスぺシャルといえば聞こえはいいのですが。

あくまで個人チューナーの伊達と酔狂の産物なので、

必要に応じて追加でいじれる中級以上の方に入札いただけることを推奨いたします。

 

 

 

 

こちら、タボールを放逐へ追いやったICS HERA CQRですが。

 

こちらは新品で6万ではきかない高額商品ですが、タボールは入手価格が中古で1.5万円程度と破格です。

 

タボールの一番の強みはそのバリューにあると思います。

 

 

3丁目となった今回のタボールも、所有1年半にて放出となりましたが。

たぬきち的にはとても印象に残るスタンダードタイプの電動ブローバックモデル電動ガンとなりました。

 

浮気性のたぬきちのこと。4度目がないとも言い切れませんが(^^;;

それほど。

S&T タボール21Pro電動ブローバックガンは安価な割に見どころの多いトイガンだと思います。

 

以上、告知させていただきました。

それではまた近々。たぬきちでした。

 

 

 

【たぬラボ】BOLT Airsoft URG-I リコイルショック付き電動ガン まとめ編 (追記あり)

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

ここ数日、上着が手放せないほど日中も寒かったのに、今日からはまた汗ばむ陽気が数日間。

季節の変わり目って着るものに困りますよね。

それもこれも、季節が秋の色を濃くし、いずれ来る冬の到来を予感させるものでもあります。

 

朝晩の肌寒さに季節の変わり目を感じる今日この頃。

みなさま、お変わりありませんでしょうか。

 

たぬきちは来るべき冬の到来に備えるべく、

というほど大げさなものでもないのですが(^^;

BOLT Airsoft URG-Iの整備を進めております。

 

今宵はそのまとめ編ということで、

箱出し状態から現状へ至るまで、必須であった事項をまとめてみようと思います。

 

 

BOLT Airsoft の電動ガンを使っている人をほかに見たことがないたぬきちですが。

このログがあれば、BOLT製品でもある程度は戦えるようになるはずですよ!

 

 

それでは、行ってみましょう!

 

 

 

 

 

 

BOLT Airsoft URG-Iリコイルショック付き電動ガンです。

 

まずはデフォルトでの問題点ですが。

 

① 慢性的に給弾不良気味

② セミオートなのに数発撃ってしまう

③ 駆動音がうるさい

 

この三点がたぬきちの個体に見られた箱出し状態でのウィークポイントです。

 

基本的にデフォルトの状態での命中精度もよく、撃ちごたえはガスブロ長物もかくやと思わされるほどで、磨けば光る逸材だとたぬきちは期待をして接して来ました(^^;

 

弱点があるなら解消すればいいだけのこと。

面倒くさがらずにやっつけていきましょう。

 

 

 

 

 

 

① 慢性的に給弾不良気味

デフォルト状態では、セミオートにしろフルオートにしろ、撃っていると10発中2~3発ほど給弾不良にて発射されないサイクルがありました。

 

マガジンの給弾口のリップを薄く削る等も試してみましたが、

一番の理由はローディングノズルの長さが短いことのようです。

一般的な電動M4のローディングノズルの長さは21.4mmですが、BOLT純正ノズルは21mm程度しかありません。

 

短い分には給弾されそうな気もするんですが(^^;

 

症状は、SHSアルミシールノズルに交換することで一切出なくなりました。

 

 

 

また、デフォルトのローディングノズルに対してはマルイ純正やPDIのパッキンでは初速の顕著な低下がみられました。

 

一方、SHSのノズルではマルイのパッキンでは初速が低下する現象は解消されませんでしたが、PDIのWホールドパッキンでは初速の低下が穏やかなものになりました。

 

 

試しにチャンバーの交換も試してみましたが、給弾不良はチャンバー交換では解消されませんでした。

純正チャンバー自体はダイヤル式で可動範囲が広く、PDIのパッキンにマルイの押しゴムで、ゼロホップから限界ホップまでかかるようになります。

 

 

純正のスプリングでは適正ホップ付近で初速90m/s程度でしたので、メインスプリングに1.5cmほど別のスプリングをかさましして96m/s程度まで出るようにしました。

 

 

これで給弾不良とパッキンの問題は解決です。

 

さて、次ですね。

 

 

 

 

 

② セミオートなのに数発撃ってしまう

 

BOLT Airsoft AKS74UNでも全く同じ症状がみられましたのですが、

セミオートポジションなのに、デフォルトではなぜか数発撃発してしまうことが多々ありました。



これに関してはAKS74UNもURG-Iも同様で、

BOLT純正ギアとBOLT純正カットオフレバーの相性が悪いことが原因のようです。

 

SHSの18:1のノーマルギアに対してBOLT純正カットオフレバーではきちんとカットオフされ、

BOLT純正ギアに対してサードパーティ製のカットオフレバーでもきちんとカットオフされます。

 

 

要するに、

BOLT純正ギアとBOLT純正カットオフレバーとでは、相性が悪くセミオートでもカットオフがプアで数発撃ててしまう、ということです。

 

 

うーん。

BOLT純正の内部パーツ同士で相性が悪いなんて。

 

外観の良さやリコイルシステムの強烈さはともかくとしても、

それ以外、特に内部パーツはけっこうずさんなのだと言わざるを得ないですね。

 

 

まあ、その外観やリコイルショックは値段なりの価値を発揮していると思うので、引き続き弱点をつぶしていきましょう(^^;

 

 

上記の通り、セミオートで数発撃ってしまう症状はギアかカットオフレバーを社外品に交換することで解決できました。

 

 

また、

③ 駆動音がうるさい

についても、SHSの18:1ノーマルギアの方がギアノイズは少ないですね。

 

2度、交換を繰り返して試してみましたが、BOLT純正ギアは鳴りがうるさく、SHSのギアの方がまともな動作音でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他、こまごまとした部分ですが。

BOLT製品は純正品オプションのバッテリーの使用を強く推奨されていますが、URG-IではバッテリーコネクタがBOLT純正バッテリーと嚙み合わせが悪かったのでコネクタ及び内部端子を社外品に交換。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、このモデルではメカボックスにアクセスする際、毎回バッテリーケーブルを切る必要があります。

 

写真のケーブルの被覆の下、はめ殺しのギボシで左右がつながっているのですが。

それを外さないとストックパイプを止めているリングが外れず、ストックパイプが外れません。

 

しかるに組み上げる際に何らかの方法でケーブルをつなぎなおす必要があるのですが、つなぐ際はつけ外しが確実でコードも切らずに済むのではんだ付けしてしまうのが一番の方法でした。

 

ケーブルをすべて引き直す気があれば、いっそコネクタ部分を外してリングをくぐらせる仕様に変えた方が整備性が良い気がします。

 

 

 

また、

強烈なリコイルショックでネジが緩むため、毎回すべてのネジをネジ止め剤で止めるのですが。

ネジ止め剤を使って止めているネジを抜き差しするので、どうしてもナメてしまうネジが出てきてしまうので、M3およびM2のネジセットを購入しておかないといちいち困る羽目にあいます。

 

同様に、ナメたネジを抜くための工具も持っておかないと、いちいち作業が途中で止まってイライラさせられてしまいます。

 

 

あと目下の謎が一つあって、

マガジンの給弾口のリップを削っていないマガジンと削ってあるマガジンで初速の差が見られたんですよね。

 

給弾口のリップを削ったマガジンでは初速が96m/sまで出るのに、新品のマガジンでは初速が75m/s程度となってしまいました。

給弾口のリップを削ってみましたが、85m/s程度まで初速が上昇。

 

うーん。なんだろうなぁ。

 

もしかしたら、チャンバーがリップのバネで押される分だけ気密が下がるということかしら。

 

むむむ。

そんなことってあるのかなぁ。

 

これに関してはもうすこし触り続けてみないと、すぐにはわかりませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

さてさて。

BOLT Airsoft URG-Iリコイルショック付き電動ガンですが。

この、手の掛かりようです(^^;

 

それでも、やはり見た目の良さとリコイルショックの激しさは、問題点をぬぐうモチベーションたりえる十分な魅力があるとたぬきちは思います。

 

まあ、単純にいじくるネタが多いトイガンこそいじり甲斐があるということでもあるのですが(^^;

 

やってみるもので、

それぞれの問題点も結局解決することはできました。

だいぶてこずらされたのも事実なんですがねぇ。

 

 

ま、

せっかく使える状態になったので、あとは楽しく使うだけですね。

 

 

いずれこの銃をもってサバゲに遊びに行く日を、今日のところは楽しみにして。

さすがにくたびれたので今夜はちゃんと休もうと思います。

 

それでは今宵もこの辺で。

たぬきちでした。

 

 

追記:

 

食事をして自室に戻って、ふと社外品のマガジンを試したくなったたぬきちは、新しい事実にたどり着きました。

 

UFCのマガジンだと初速がもう少し高いところで素晴らしく安定するのです。

 

それをヒントに、たぬきちは初速が安定しなかった理由にたどり着きました。

 

BOLT Airsoft URG-Iの純正マガジンはマガジン挿入口に対して遊びがあって、それが故に刺さっている角度に応じて初速が変動していたのです。

 

なんと、BOLT Airsoft URG-Iは純正マガジンですら社外品に劣る!?

という、すばらしくズッコケる答えに到達したたぬきち

 

はあ。。。

 

ちょっと初速が高すぎるのよね。。。

 

 

これでは是非もないので、

仕方なく再度全バラシを敢行。

 

 

その際に、

ケーブルのはんだ付けをカバーしていたビニールテープにわずかに焦げがあるのを発見したたぬきち

 

 

うーむ。

このままだといずれビニテが解けて、最悪漏電してケムリを吹きかねない。。。

 

 

そこで一念発起したたぬきち

 

結局、テフロンコードで配線引き直しを敢行。

 

 

はんだ付けしてあるトリガースイッチなどははんだをはがし、金具などは再利用。

 

もちろんストックパイプ上のケーブルの継ぎ目もなくし、末端のコネクターを取り外しすることでばらしたり組み立てたりする仕様に変更。

 

これで漏電する心配は、普通の電動ガンと同程度まで低下しました。

サバゲ中に煙を吹いてギャー、とかって絶対に嫌ですもんね。

 

 

初速を増すためかさ上げしていた詰め物は除去し、この状態で96m/s程度で安定動作。

 

 

 

 

 

いやはや。

さすがにくたびれました(^^;;

 

 

しかしもこれで現状、不安や不満のある点をすべて対処しきりました。

 

 

時間のあるに任せ、今日はとことん工作にいそしんだたぬきちですが。

 

電動ガンの調整って、いっつもしつっこいですよね。

でも、その没頭している時間がたまらなく好きでもあるんですよ。

 

今日は普段やらない配線引き直しまでしてとことん疲れましたが(^^;;

これだけやれば、さすがに打ち上げでもやりたい気分です。

 

 

さて、ビールでも飲んで寝ましょうかね。

 

長文、お付き合いくださいましてありがとうございました。

それではまた、近々^^

 

 

 

 

 

 

【たぬ雑記】みんなの森のシューティングレンジにて現況確認

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

いやはや。一年というのは夏が終わると途端につるべ落としと言いましょうか。

9月があっという間に過ぎ、今日からもう10月に突入してしまいましたね。

 

というわけで、暦の上では後半戦なのですが。

天気予報によると、季節外れの残暑で夏日がまだ数日続くようです。

 

もう暑いのは良いよ。などと仕事中は思ったりもするものの。

ガスブロ好きのトイガンフリークとしては別です。

 

過行く季節を惜しむような心持で、

たぬきちは手持ちのガスブロ長物のピーク時の動作・性能の確認をすべく、みんなの森というフィールドのレンジに行って来ました。

 

今宵はその際の記録として書付けておこうと思います。

初速の表記はすべて0.2g弾にて計測した数値です。

 

さて、今宵も書き散らしますよ!

 

 

 

 

WE-Tech R5 RGP

たぬきちの夏のアウトフィールドでのメイン武器にして、ショットガンやスナイパーライフルじゃないレミントン、R5 RGPです。

 

現状、マガジンを日向に置いておいた状態で初速90m/s程度。

NPAS搭載なのでもう少し限界値のパワーを狙えるかもしれませんが、弾速チェックで引っかかっては意味がないので迷うところです。

 

あらためてレンジで撃ってみると、0.25g弾を使用して40mでもわりとよく当たりますね。

 

ELCAN SPECTORがよく似合っているような。

弾道的にも40mで4倍スコープで気持ちよく撃てる弾道です。

先日TENKOOで物足りなさを感じたのがうそのよう。

 

ただし、やはり比べると40mでの弾道や50mへのアプローチという面では電動ガンにさすがにかなわない。

 

この銃の持ち味は撃ち味の良さと見た目ですかね。

気温30℃での撃ち味は豪快そのもの。

ガスブロですのでキレの良さは電動ガンとは比肩に能わない。

トリガーを引き絞り、シアが切れた瞬間にドンと来る撃発のこのダイレクト感はやはりトイガンとしてはガスブロライフルでしか味わえないものです。

 

最近ではPDWこそガスブロにふさわしく、ライフルサイズはもう電動ガンの領域だと思い始めたたぬきちですが。

あらためてレンジで撃ってみると。

この銃に限ればアサルトライフルとしての責務を果たしてくれるガスブロ長物だと、留飲を下げるような思いもあります。

 

昨年の今頃は、気温が低下した時期でもCo2マガジンでこの銃を使おうと画策していましたが。

電動ガンに使用機会を与えたいという点と、Co2でドライブした際の内部破壊のリスクを考えると今はCo2マガジンでの使用はしないつもりでおります。

 

 

 

 

WE-Tech KAC PDW

WE-Tech G36cでもそうでしたが、撃ち始めにホップの不安定さがありますね。

それでも、2マグくらい撃っているとホップが安定してきて、0.25g弾にて40mのターゲットにヒット性の高い弾丸を叩きこめるようになります。

R5でもそうですが、やはりガスブロ長物のヘッドショットの限界値は40m程度のようで、そこから先は急に不安定になりますね。

 

ちなみにパッキンはR5がPDIでこのPDWはデフォルトのままです。

 

撃ち心地はR5に比べてガツンと単純で硬質な衝撃があります。

後退するボルトを受け止めているスプリングが細く、衝撃が 割とダイレクトにバッファに伝わるからでしょうか。

計っていませんが、動作しているボルト自体はR5よりも重量がありそうな気がします。

この二丁はマガジンを共用するのですが。

そのあたりも撃ち味の違いに表れているようですね。

 

PDWをインドア戦の武器だと仮定した場合、この銃は狭い穴などにも撃ち込める精度の高さとガツンとした撃ち味を与えてくれる最高のバディになりえるんじゃないかと思います。

30mのヘッドショットが毎度のように取れる精度。

ガスブロPDWとしては上々でしょう。

 

 

 

 

 

WE-Tech G36C

今回レンジには持ち込みませんでしたが、比較の意味で掲載しておきます。

 

初速で言えば最大95m/sと電動ガンに匹敵する初速があります。

0.25g弾を使用した場合、40mでも上々の命中性があり、リコイルショックも最上級。

強化樹脂製レシーバーで作動音はソリッドではありませんが、スプリングの鳴りなのか涼やかな金属音をわずかに含む心地よい動作音がします。

 

難点はマガジンポーチがM4系と共通化できないこと。

M4マグに比べ大きく、連結アタッチメントが引っかかるので出し入れに難儀します。

 

アタッチメントにて二個セットで組み合わせて運用するつもりで4マグ持っていますが。

予備マグはダンプポーチに入れて運用するのが手っ取り早いのかな。

これがこの銃の一番の泣き所ですね。

 

さてどうしましょうかね。

 

 

 

 

 

TM MP7A1 GBB

初速は最高値で76m/s程度で頭打ち。

使用弾は0.25gだと40m手前でドロップしてしまうので、0.2g弾での運用がベストのようです。

0.2g弾使用だと40m程度までフラットな弾道で飛んでくれるので、まさにインドア戦向きな一丁と言えそうです。

 

円安&原材料費高騰でぜいたく品であるトイガンが加速度的に入手困難になっていく中で、安価で入手性抜群なPDWとして今後ますます注目されていくモデルじゃないかと思います。

 

マガジンを直射日光に当てすぎると、セミオートでの撃ち始めに2バーストショットとなることがしばしばありました。

 

この銃に限った話ではありませんが。

マガジンの温めすぎには注意したいところです。

 

 

 

 

 

 

 

KSC KRISS Vector

陽光でマグが温められると初速93m/sぐらい出ていましたが、標準的には気温30℃で86m/s程度の初速が出ています。

 

TM MP7A1と同じく、こちらも0.25g弾だと40m程度で顕著なドロップがあり、運用的には0.2g弾が妥当のようです。

MP7と同じく、インドア戦がメインフィールドとなる武器かと思いますので使用弾については0.2gのみを想定しておくべき銃のようです。

0.2g弾使用にて40mをほぼフラットで飛ぶ弾道なので、インドア戦であれば長距離射程でもバチバチとヒットを取ってくれそうですね。

 

幸か不幸か、クリススーパーVシステムの存在のためにリコイルショックが控えめで撃ち味にはやや欠ける印象もありますが。

特異な存在であるガスブロKRISSを使用する満足感が、足りないもののすべてを埋めてくれることでしょう(^^;

 

マガジンが売っているのを見かけたらまた買っておきたいところ。

今年の春先に香港から買い付けた際には、船便で荷物が届くのに3か月かかりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

さてさて。気温が安定しているうちに、手持ちのガスブロ長物についてピーク時の初速や動作を確認しておこうという企画だったわけですが。

やはり、撃ち味で言えばR5などガスブロのアサルトライフルは最上級の高揚感を与えてくれますね。

撃っている感というものが半端ないと言いましょうか。

トイガン遊びの醍醐味、銃を模したアイテムで遊んでいるのだという実感を十二分に与えてくれますね。

 

MP7やKRISSなど小型PDWの場合でも、撃発音や肩を叩くリコイルショックは確かに手の中にあるものが銃であり武器であるのだと感得させてくれます。

 

まあ、電動P90でも撃てば内部メカの動作で多少の振動を体感できますが。

より強く肩を叩く”撃っているのだ”という実感は、人を傷つける覚悟を自分に突き付けてくるようでもあり。

サバゲでのヒリヒリするような戦場の感覚を大いに盛り上げてくれる要素になっているような気がします。

 

電動ガン隆盛の時代ではありますが。

ゲームに投入するかどうかはさておいたとしても、トイガン好きであればガスブロ長物はぜひ体験してみてほしいアイテムであるのは間違いありません。

 

それでは今宵もこの辺で。

たぬきちでした。