せんばやまのたぬきちのブログ

たぬきちのトイガン&サバゲーに関するブログです!

【たぬラボ】BOLT Airsoft MP5A4 Tactical 中古品の調整につき

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

お盆休みの時期も終わったとはいえ、まだまだ酷暑の続く毎日ですね。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

 

たぬきちは訳あってここ数日、電動ガンのチューニングをしておりました。

今宵は備忘録を兼ねて、内容を書き連ねたいと思います。

 

被験者はこちら!

じゃじゃん!!

 

 

Bolt Airsoft MP5A4 Tactical BRSS リコイルショック付き電動ガンです。

なかなか勇ましいというか、色気のある見た目です。

最近、訳アリ中古品ということで格安で入手したアイテムです。

 

そもそもなんでまた急に、このガスブロ日和のこの季節に電動ガンをいじり始めたのかというのも、理由はきちんとあるのですが。

このブログでもたびたび書いていますが、やはり40m、50mと長距離を狙うとなると、やっぱり電動ガンなのです。

 

スナイパーライフルとしても使えるような電動ガンをきちんと組みたい!

それも、リコイルショックのあるBOLT製品で!

というのが今回の基本コンセプトです。

 

BOLT製品の泣き所でもあるリセール価格の低廉さを逆手にとって、今回は中古品をチューンして行こうというのがサブコンセプト。

このトイガンも、電子トリガー搭載だがフルオートは撃てず、セミオートポジションはバイナリトリガーになっているということからジャンク品扱いでオークションに出ていた代物でした。

 

さてさて。これまで何丁もBOLT製品をいじり倒してきたたぬきちです。

腕が鳴るぜ!

などと軽く考えていたのですが。これがまた大変なジャーニーとなりました。

今宵はその備忘録、ということです。

 

 

さてさて。このトイガンですが。

リアル志向なリコイルショック付き電動ガンにバイナリトリガーとは何とも異形と言いますか。

相容れないものをチャンプルしたセットアップです。

 

 

 

 

 

 

 

中身を空けてみたところ、

Double Eagle DFCS2.0 電子トリガーアセンブリという製品が組み込まれておりました。

 

情報通り、セミオートポジションはバイナリ化され、フルオートポジションもまた同じくバイナリでフルオートにならない状態です。

 

ん~。

電子トリガーっていじったことがないんですが。

ひとまずググりまくって上記製品のマニュアルを探しましたが見当たらず。

個人のブロガーが簡単な取説の写真をアップしていてくださっているのを見つけ、他の製品の操作方法や設置方法から類推してさまざま試してみましたが。

バイナリを通常発射に戻すことは出来ましたが、フルオートポジションは単発発射とするのがせいぜい。

それどころか、何かの拍子にトリガーが反応しなくなったり、急にギアがギャーと鳴ってから回りしたりする始末。

 

 

うん。わからん(笑)

 

 

たぬきち的には電子トリガーを活かすことよりも、普通に撃てる状況にさえできれば目的へ向かって邁進できますのでね。

ここはひとつ、電子トリガーは引っこ抜いて。

マルイの中古のメカボからノーマルトリガーを移植し、極力メーカーリセット状態へ持っていく方向でニコイチ、サンコイチとなる作業を進めました。

 

BOLTのメカボックスにマルイのVer.2トリガーアッセンブリを移植するのにも多少の切った張ったもありましたが。

アッセンブリごと移植できたので、苦手なはんだ付け作業を回避できました。

 

 

この状況でレンジに持ち込みましたが。

どういったわけか、セーフティポジションでも撃ててしまう。

セミオートポジションはセミオート。

フルオートポジションはセミオート。

 

むむむ。。。ぜんぶセミオートじゃねぇか(笑)

 

 

この状況、マルイのセレクタープレートにBOLTのセレクターパーツ(セレクタレバーの内側にある楕円状のパーツ)が相性が悪くてこのような状況になっているわけですね。

 

ひとまずマルイのセレクターパーツを注文しつつ。

 

レンジでは40mのターゲットを小気味よく鳴らす弾道。

初速は88m/s程度とやや控えめ。

BOLT製品の初速調整で毎度のジレンマですが、重たいリコイル装置を同時に動かしているメカボックスに負担を掛けずにどう調整していくのかが腕の見せ所なんですよね。

 

たぬきちはリアルカウント運用しかしないので、それほど気にしすぎる必要もないのかもしれませんが。

11.1vのハイパワー駆動させているわけで、負荷が大きいとすぐに内部破壊につながりかねない、というのはBOLT製品のアキレス腱でもあります。

 

 

 

弾道は良いので、初速をもう少し上げたいな。

後は、ゲームに投入するためにもセレクターの問題を解決しないといけませんね。

 

というわけで自宅に戻り、再度、初速の計測などし始めたのですが。

どういうわけか、通電したりしなかったり。

 

むむむ・・・?

 

どのみち初速調整もあるのでメカボックスを開けましたが。

どうも、BOLTのタペットプレートにマルイのトリガーの内部パーツが干渉し、タペットプレートの動きの阻害をしているような。

それともう一つ。この時点では注文していたSBDが届いておらず、11.1vで焼かれたスイッチや配線というのも気にかかる部分です。

 

ひとまずタペットプレートはマルイのものに差し替え、カットオフレバーを社外品に交換。

メインスプリングを数種類試し、インナーバレルも即席で4cmほど長いものを作って試してみましたが、初速は何をやっても88m/s程度で変わらず。

 

んーなんだろうなぁ。

 

そしてこのあたりでハタと気が付いたのですが、セレクターパーツをマルイのものにするのではなく、セレクタープレートをBOLTのものを使えばセレクターポジション問題は解決するはずですね。

 

 

 

これは他のBOLT製品の写真ですが、今回の素体に使用されていたセレクタープレートもこれと同じアルミ製のプレート。

BOLTのものとみて間違いないかと思われます。

 

あらためて手に取ってみて違和感があって気が付いたのですが、今回のMP5A4に使用されていたこのプレートには、トリガー上部の前垂れ部分の内側に白いテープが巻かれていました。

 

これはDEの電子トリガーにセレクタポジションを認識させるために巻いてあったようですが。

たぬきちの違和感はもうちょい斜めなところにありました。

 

ダブルイーグルの製品化されているメカボックスにもアルミのセレクタープレートが使用されている写真を見ましたが、白テープは巻いていない。

白テープは旧来タイプ(マルイタイプ)の樹脂製のセレクタープレートに使うものであって、おそらくこのアルミ製セレクタープレートには不必要な工作なのではないか。

 

前の持ち主が混同し、アルミのセレクタープレートに本来不要な白テープを貼って、セレクター位置の不調が出ていたのではないか?

 

この気付きとSBDがないままではスイッチ焼けが進行し新たなトラブルを生みかねないことから、たぬきちはもう一度、ダブルイーグルの電子トリガーを試してみることにしました。

 

 

 

毎度毎度そうですが。電動ガンの調整というのはしつっこい作業ですね。

 

電子トリガーを組み込んだところ、セイフティーセミオートは期待通りそれぞれ。フルオートポジションはセミだったりバーストしたりという、もう一歩な感じまで到達しました。

 

ときどき止まって動かなくなることもあり。

また、フルオートポジションについての設定をするとバグって止まって動かなくなるようなそぶりもあり。

初速の調整ももう一息やりたいな。。

 

などと全バラシを繰り返していたら、ちょっとしたファンブル発生。

 

 

 

 

今回、新品で投入したSHSの18:1のスパーギヤが舐めました。

つまらない原因も発覚。

何度も全バラシをするうちに、シムの一つが内部に落ちてギヤの動きを阻害してしまったようでした。

 

あうち💦

 

18:1は最もオーソドックスなギアですのでね。

替えはいくつか持っているので事なきを得ましたが。

凡ミスですね。

 

凡ミスついでに、モーターを外す際にメカボ内部のケーブルをこじって傷つけてしまったのでビニテで補修したり。

メカボのネジが一本、舐め始めてしまったり。

 

開け閉めをすればするほど、手あかがつくといいますか。傷んで来てしまいますのでね。

そろそろケリをつけねば。

 

などと言っているうちにBOLT純正のハイトルクモーターの端子クリップ(バネ)を飛ばして壊し、別のモーターから移植して直してみたり。

 

 

 

直ったモーターの確認をS&TのG3という電子トリガーの入った実験用に持っていたメカボックスで試したところ抜けなくなり、こちらも内部の配線をこじって銅線が飛び出す始末。。

 

もう足掛け3日の作業です。

さすがの長丁場で疲れて来たのか(^^;;

 

BOLT MB-300ハイトルクモーターを直してMP5A4で試しましたが。代替で入れていた手持ちの中華ハイトルクモーターの方が相性が良く、BOLTのモーターは結局バックヤード行きとなりました。

 

ここまでやって。

現状、セミオートしか撃てません。

フルオートポジションは撃てたり撃てなかったり。

そしてフルオートポジションをバーストにする設定を行うと動作不良が起きてトリガーのチップがダウンするという。。。

 

まあ、元はジャンク扱いの中古品ですのでね(^^;

セミオートは電子トリガーの高感度設定のおかげで切れ味抜群だし、スイッチ焼けの心配は一切ない。

そしてもちろんBOLTの持ち味の強力なリコイルショック付き。

 

リアルカウント運用、まして今回のコンセプトはロングレンジ仕様の長物ですからね。

ひとまずはこんなところで手を打って。

あとは使ってみてからまた考えましょうかね。

 

 

 

 

 

 

いやはや。電動ガンの調整っていうのは、実にしつこい作業ですね(^^;

ま、それが楽しいので良いんですがね。

 

このBOLTのMP5A4って、レシーバーの色がODがかっていて、どことなくG3A3みたいですね。

もともとG3A3が好きなのですが、リコイルショック付きのモデルがなく残念に思っていたので、たぬきち的には見た目はかなりツボです。

同じBOLTのMP5でも、比べてみるとMP5KSSはさらにリコイルショックが鋭く、BOLT製品の進化を感じることも出来ました。

 

あとは使ってみてだなー。

 

備忘録なのでもう少しだけ書きつけると、

マガジンキャッチボタンが死ぬほど硬くて下側の押しボタンだとマガジンが一切抜けなかったので内部のスプリングを弱装品を作って調整したり、

メカボックス上部についているリコイルショックユニットの動きが渋かったので、そちらも調整してなめらかに動くようにしました。

 

はぁ、さすがに疲れた(^^;

 

まあでも、休日に全力で整備に没頭できたので楽しい時間でございました。

長文、お付き合いくださってありがとうございました(^^

 

それではまた。