みなさんこんばんわ。たぬきちです。
いやはや。関東でも小雪がちらつくような寒波が襲来してきておりますが。
みなさまおかわりありませんでしょうか。
前回記事に引き続き、今回はBOLT AirsoftのAKS74UNについての内容をお届けしたいと思います。
月イチでチームの仲間と一緒にサバゲを楽しんでいるたぬきちですが、
12月度は九龍戦闘市街区にて遊んでまいりました。
写真では二階のキャットウォークから地上階の敵をショットガンで撃っている様子のたぬきち(^^;
なかなかアグレッシブな様相を呈しておりますね💦
冬場のインドアサバゲにおいてはエアコキショットガンはやはり心強い武器でしたが。
それとは別に、前回ブログで登場したBOLT Airsoft AKS74UNでも戦い、なかなかの戦果を挙げることが出来ました。
BOLT Airsoft AKS74UNリコイルショック付き電動ガンです。
こちらに当日はC-MOREタイプのドットサイトを搭載し、入念にHOP調整をして使用。
激しいリコイルショックもあるものの、調整するとおおむねまっすぐ飛ぶ弾道は箱出しでもインドアサバゲでHITを量産できるだけの素質があることがわかりました。
さすが。最近のBOLT製品は優秀だなぁ。
現場で見つけた難点としては、11.1vのハイレスポンスと引き換えなのか、セミオートで戦っている際に時折二発バースト射撃をしてしまうこと。
フルオートで戦っているわけではないし、まあ一般的なスタンダード電動ガンでも起きうる症状ではあるんですが。
HITをとるような肝心なシチュエーションの時に限ってバーストが起こるので、何とも渋い後味が残るような。
敵さんに悪いというか。心苦しい一面もありました(><
一方、ゲーム終了後に自宅で初速をはかって判明したのですが、HOP調整後の初速が60m/s程度しか出てなかったことが判明。
むむむ。由々しき事態じゃありませんか。
撃ち味や弾道は良いとしても。電動ガンで初速60m/sではどうにも心もとない。
そして前回ブログで書いた通り、事前の下調べによるとすべてのネジ類が永久強度のネジ止め剤で固着されているので分解に難儀するモデルとのこと。
これはまた。手こずらされそうなにおいがプンプンしてきました💦
主な問題はイモネジの類です。
他のブロガーの方の記事を読む限り、ヒートガンを用いてネジ止め剤を溶かしてイモネジを回すとのこと。
ヒートガン??
そんなもの持ち合わせてないぞ??
だいいち、ヒートガンで温めるとフルメタルのレシーバーが全体的に熱くなって扱いが厄介になりますよね。
そこでたぬきちはこんなものを使用してみました。
ポケットバーナーです( ´∀` )
炎の先端温度は1300度まで達するという売り込み文句の、いわゆるターボライターの類ですね。
電気工事士をやっている友人からもらい受け、田舎の家で野良仕事をする際に使ったりしていたものです。
ヒートガンの代わりにこれを使い、ネジ類の頭を焼けばネジ止め剤をピンポイントで焼き切れるのではないかという算段です。
前回ブログの段階では半田ごての使用を考えていたのですが。
このポケットバーナーの方が簡便だということに気が付いたので使用してみました。
動かないネジはともかくバーナーであぶって回します。
この方法によって、大きな苦労もなく分解することが出来ましたが。
写真中央のプラスネジを外し、下側にあるイモネジを外すとレシーバーカバーと一体になっている部材が外れます。
その下にあるのがアウターバレルと本体との連結部分。
ここにあるイモネジが直列で二個入っていて、これが取れずにネジをなめたという記事が多く、たぬきち的にも事前に危惧していた部分です。
触った感触からすると、以下のような構造になっているようです。
一つ目のイモネジはバーナーで焼くと普通に外れました。
二つ目も同じくバーナーで焼くのですが、回り方の手ごたえが一つ目と違います。
あるところまでは軋むような感じでどうにか回ってくれるのですが、あるポイントまで来るとそれ以上回らなくなります。
ようするに外れない。
なるほどこれを無理にトライするとネジがなめてしまうわけですね。
たぬきち、ここでハタと気が付いたのですが。このイモネジ、上に回し切って抜かなくてもアウターバレルは外れます。
推察ですが、この一連のイモネジは二段階にタップを切られているんではないでしょうか。
要するに、奥側のイモネジを締めた後、ピッチの違うもう一つのイモネジ用のタップをもう一度切りなおしているのではないか。
イモネジはふたつとも2mmのへクスなのですが、おそらく穴の奥と手前で微妙にピッチが違う。
だから手前側のイモネジは上から外れるが、下側のイモネジは途中まで来ると急に噛みこんで動かなくなるような様子を見せるのではないでしょうか。
どうしてこんな手の込んだつくりになったのかいまいち釈然とはしませんが。
たぬきちが触った感触からは、そういう所見でした。
繰り返しますよ。
たぬきちの個体では二個目のイモネジは全部取らなくてもアウターバレルは外れましたので目的は達成です。
ネジがなめるほど遮二無二回す必要はなしでした。
すべての個体で同じかどうかわかりませんが(ー-;
あーまどろっこしい💦
さて、アウターバレルが外れたところで初速低下の原因をやっつけましょうか。
初速低下の原因は複合的なものでもあるとも思いますが、一つ明らかなのはこの押しゴムが固いことです。
そのおかげで、HOP調節の際のスイートスポットが異様に狭く、ほんのわずかHOPをかけすぎるとBB弾が圧迫されすぎて初速が落ちる。
化け物の正体見たり枯れ尾花、といった風情でもありますが(^^;
ふたを開けてみればこんな些細なことで初速が出ず。
バーナーで炙ればイモネジも割と簡単に取れるわけです。
この辺の情報不足も手伝ってか、このAKS74UNは世間では評判はあまりよくないようですね。
しかしも、やってしまえばスタンダード電動ガンをいじるのと大差ないような(^^;
今回いじっているのはあくまでチャンバーまでなので、メカボックス本体がまた難儀なのかもしれませんが。
たぬきちは結構拍子抜けしたような、構えすぎていたような気分でおります。
さて、話を戻しましょう。
パッキンと初速について調べてみましたが、マルイ純正およびPDI Wホールドパッキンでは初速が60m/s程度までしか出ず。
インナーバレルか、あるいはノズルとの相性で気密が落ちるんじゃないかな。
仕方がないのでパッキンはノーマルを使用し、押しゴムのみマルイ純正に変更。
押し量が足りていない雰囲気だったので両面テープを帯状にしたものを仕込んでかさましして、その状態でレンジに持ち込んで試射してみました。
適正ホップで初速は82m/s程度。
この状態で、0.2g弾を使用して40m先のターゲットに水平の弾道でヒットできる精度が出たので、パッキンも素性は悪くないようです。
初速の変動幅が77~93m/s程度と数字だけ見ると暴れ気味ですが、実際に撃ってみるとそれほど気になるものでもありません。
そもそもサブマシンガンだし、リコイルショックが強いので弾道は暴れてなんぼ、抑えてなんぼのトイガンだ!ってな具合でしょう。
平均値でいえば82m/s前後なので、これならインドアでもアウトドアでも使いやすい出力かと思います。
さてさて、見てまいりましたBOLT Airsoft AKS74UNリコイルショック付き電動ガンですが。
どうでしょうかね。
たぬきち的にはひとまずチャンバーまで手を入れられることがはっきりしたのでまずは何より。
前述のとおり、インドアでもアウトドアでも使用に耐える実射性能を発揮してくれたのでほっとした感じではありますね。
なにせ、このトイガンのために我が家のスタンダード電動ガンはほとんど放出しちゃったんだから。
Point of no returnを踏み越えてるわけですよもう💦
ほんと、うまくいってくれてよかった(^^;;
いじれるとわかった以上、あとは使って楽しむだけですね。
アウトドアフィールドではURG-I、インドアフィールドではAKS74UNと使い分け、住み分けも出来てる気がするし。
我が家の電動ガン事情はこれでひとまず落ち着くのかな。
これからまだまだ続く寒い季節にめげず、楽しくアグレッシブにサバゲをエンジョイするうえで、やはり楽しく激しく動作する電動ガンはきっと活躍してくれることでしょう。
どうでしょうかね(^^;
それでは今宵もこの辺で。
たぬきちでした。