みなさんこんばんわ。たぬきちです。
しとしとと降る梅雨の長雨、といえば、もはや過去の話。
日本の風土気候もたぬきちの幼いころと比べてもずいぶん変わって来たように思います。
今般、豪雨災害に見舞われた地域の方々に、まずお見舞い申し上げます。
コロナ禍で身動きが取りずらいため、といえばキレイな言い訳ですが。。
たぬきちは雨の合間を縫って、IBF9のシューティングレンジへ手持ちの電動ガンの評価のために行ってきました。
自粛疲れ対策や経済対策であることも含め。
極力、我慢しないで済む部分では体もおカネも動かすことも大事。
それも一つの真理とも言えそうですのでね。
今宵はその折の備忘録ですが。
一緒に楽しんでいただけると幸いです(^^;
それでは、行ってみよー☆
まず一丁目はこちら。Jing Gong製 G3A3 電動ガンです。
いやはや。
長くてスリムなツートンカラーがなんとも凛々しい銃ですなぁ。
たぬきち的には所持品のキャパシティの中で、電動ガンというよりもスナイパーライフルという別枠で扱いたいという思いもあり。
ぜひ50m先の金属プレートを容易く鳴らせる性能を持たせてやりたいトイガンです。
既報の通り、中古で入手したこのトイガン。
ライトチューン済みでしたが、たぬきちリファインにて面ホップパッキンを搭載。
0.2g弾での適正ホップで95mps程度の高出力が出ています。
この状態で、弾道は素直で直進性はまあまあ高い感じですね。
連射時の弾道も散り散りにはならず、安定しています。
さすが、フルサイズのシリンダーに500mmを超える最長クラスのインナーバレル。
レンジでは0.25g弾を使用しています。
肝心の50mのターゲットもよく当たる部類です。
さすがにいくらか山なりの弾道にはなるものの、4倍設定のスコープでは十分目視の範囲での上下動で目標に向かって吸い込まれていきます。
出力といい弾道性能といい。
ひとまずチューン完了といえるレベルかな(^^
長い割には樹脂製ボディで軽量。
剛性に目をつぶればゲーム向きなこのトイガンですのでね。
あとは実戦あるのみですね。
さてさて。お次はこちら☆
うーん。G3A3を見た後だと。
まずは見た目が、なんともずんぐりしているような(^^;
前出のG3A3は、そういう意味でもスナイパーライフル枠。
一方こちらはカービンライフルと、ジャンル違いですのでね。
銃身が短い分、実際のゲームにおいては取り回しはこちらが絶対優位。
それぞれ棲み分けが違うというわけです。
さて、今回がブログ初出のこのトイガン。
ヤフオクで中古で出ていたものを入札したところ、格安で入手できた一品です。
たぬきち的に、この銃の何が良いかと言いますと。
まずは前述の取り回しの良さですが。これはゲームのみに言えることではありません。
ストックを畳めば、大き目のリュックサックに入ってしまうこのトイガン。
これは、実際にサバゲに行く際のバックアップガンとしても実用的という事です。
そして、前出のG3A3とマガジン共有できること。
これも運用上、自室のキャパシティにも荷物的にも有利に働く条件です。
東京マルイ製であることの安心感。
これはまず海外製にはないバリューがあります。
そして安価であったこと。
身もふたもないようですが、たぬきちにとっては、電動ガンはあくまでバックアップ。
ここに大枚を投入せず、安価で最大限の実利を得ようとすれば、選択肢的に何がふさわしいのか?
その問いに対する、一つの実験という意味合いでの購入でもありました。
今回、中古購入した状態で、このトイガンの初速は88mps程度でした。
レンジイン前夜になって、他の電動ガンとの比較の意味も含めて初速調整を実施。
メインスプリングをバトン90に交換。
初速が危険領域だったのでゼロホップでもあらかじめホップが掛かるように、山なしパッキン+ゴム版から切り出した自作押しゴムに交換しました。
レンジで調整し、この状態で適正ホップで96mps程度。
電動ガンはこのあたりの調整が腕の見せ所ですのでね(^^
良い感じの高出力です。
弾道の直進性は、すばらしいの一言。
今まで弄ったトイガンの中でも最高クラスかもしれません。
写真の通りオープンタイプのリフレックスサイトで狙うのですが。
20mから10m刻みで50mまで。
レクティルから大きく外れることのない、上下動の少ない直進的な弾道で射撃が可能でした。
畢竟、50mのターゲットを鳴らした回数もこのトイガンが今回の三丁で一番多かった気がします。
メインスプリング交換以外、固着気味だったメカボ内部のグリスを洗浄し再度グリスアップした程度のリファインチューンですが。
セミオートのキレも良く、音も静か目でフリクションを感じさせないメカボックス。
さすがのマルイ製といったところでしょうか。
モーターは初期搭載のEG700のまま。
使用したリポバッテリーはミニSタイプで、Cレートが30Cと放電能力が高かったこともフィーリングに寄与しているかもしれません。
ちなみにG3A3と下のAR15は20Cでしたが、やはり30Cの方がフィーリングは良好ですね。
その分30Cの方がヒューズを飛ばすリスクが高いわけですが(^^;
ハンドガードがきしむし、マズルが14mm逆ネジ仕様ではない設計の古さがネックではあるものの。
スタンダード電動ガンとしてはもう、申し分ない性能を発揮してくれました。
さて、最後はこちらです!
DoubleBel AR15 TTIカスタムです。
昨年末に購入し、しこしこと整備を続けてきたこのトイガン。
今回、客観的な評価の意味も込めて他の電動ガンと比較するためレンジに持ち込んでおります。
他のトイガン二丁と比べると。
まず外装がフルメタルなので剛性についての安心感は100%こちらが優位ですね。
また同じ理由で見た目のリアリティも間違いなくこちらが上。
トイガンはあくまでおもちゃとはいえ。
リアリティは魔法のスパイスですのでね。
しっかりと、鉄と硝煙の世界に没入させてくれる存在感があります。
一方、実射性能はどうでしょうか。
ゼロホップでの初速は95mps程度出ていたはずですが、適正HOPで0.2g弾にて初速88mps程度と、思いのほか初速は出ていない様子。
体感的にはそれほど遅いとは感じませんでしたが。
他の二丁がその点、調子が良かったのでちょっと気になる部分です。
肝心の弾道は、左にやや巻き上がるような癖が出ています。
毎度毎度そうなるので、狙いは付けられますが。これも改修の余地ありです。
他の二丁に比べると、連射するとやや散る風情もありますが。
50mのターゲットもまあまあ当たるので、単体で見ればそれなりの実射性能はありますね。
ゲームに投入できるレベルではあるものの、改善の余地がある。
今回、他の二丁と比べてみた印象としてはそんなところでしょうか。
他の二丁では成功していたので。
パッキンを山なしにして長掛け仕様を試してみるべきかもしれません。
総括、というほどのことでもありませんが。
今回感じたのは、ライフルスコープよりもオープンタイプのドットサイトの方が電動ガンは撃っていて気持ちが良いという事。
具体的に言うとこんな感じです。
ライフルスコープ(スナイパー)のイメージって、レクティル中央に対して弾がまっすぐ突き刺さるように飛んで、着弾までの時差もほぼなく標的を引き金ひとつで撃ち抜くような感じじゃないですか。
そういうイメージに対して、実際はどうしてもBB弾は山なりにポーンとゆるく飛ぶ。
そのイメージとの差が、実はあまり心地よくない事に気が付いてしまったのです。
実際のところ、50mのターゲットはスコープなしでも狙えるし、当てることが出来る。
覗けば周囲に対する視野も狭まるライフルスコープですのでねぇ。
これってホントに必要か?と問うと。
要不要の二元論でいえば、トイガン遊びでは必須ではないでしょう。
スコープを載せたライフルの見た目の雰囲気や、遠くが手に取るように見える優越感は認めるものの。
わざわざそれを覗き込んで慎重に狙っても、BB弾は緊張感少なめにポーンと山なりに飛ぶわけです。
気が付いてしまったこの違和感。。。
(え、いまさら?(^^;
一方、オープンサイトの場合、飛んでいく弾をもっと客観視しながら射撃が出来る。
砲撃戦の映像で見るような、幾分山なりに弾丸が飛んでいく感じ。
やや山なりに飛んで、それでもちゃんと標的に吸い込まれていく弾丸。
撃っているのは当然自分なんですが。
飛んでいく弾を客観視している感覚の方が、結構気持ちが良いなと。
今回のレンジインで、あらためてそう思いました。
振り返ると、我が家には多種多様な光学機器もありますのでね。
そのうち、それらの使用感についてのレビューや比較もやってみようかな。
AR15TTIはさっそく長掛け仕様に改修したので、それもいずれレンジで評価しなおさねば。
トイガン遊びは、こうやって延々と続くトライ&エラーです。
それはとりもなおさず、延々と楽しめるという事でもありますね。
それではまた近々。
たぬきちでした。