みなさんこんばんわ。たぬきちです。
今宵は最近弄ったG3A3のお話です。
なかなかサバゲに遊びに行けもしないくせに、銃いじりはやりたくなるもの。
今年の春先に、JGのG3A3を買っていじろうかと考えたたぬきち。
しかしいざ欲しいとなったら、肝心のJGのG3A3は見つからず。
G3A3もそうですが、G3SASや他のバリエーションも含めて昔は良く売っていたのになぁ。
欲しいと思ったらどうしても欲しくなってしまう物欲魔人のたぬきちです(^^;
春先、税金の還付金をGetしたこともありまして。
うっかり”JGではなく”WEのG3A3を買ってしまったのでした。
長い、ごつい、カッコいい!
そしてがつがつ来るリコイル!
プレススチールのリアルさ!
質実剛健なくせに細身でインテリジェンスを感じさせる見た目。
やはりG3A3はバトルライフルの中では出色の存在です。
ドカンと来るリコイルショックはGBBの中でも一等級。
見た目のリアルさも一等級です。
間違いなく、トイガン的な面白さの塊ではある。。。ものの。
しかしも。
30m先の的に、まったく当たらない(T-T
弾が撃つたびに違う方向にそれていく。
マルイ純正タイプのパッキンではあるものの、マルイ純正や対応タイプのパッキンに交換すると初速が激落ちする。
WE製品対応を謳っているGUARDERのパッキンでさえ、初速が激落ち。
そうすると初速的にデフォルトのパッキン一択となりますが、チャンバーを丁寧に組みなおしても首元を固めても弾道は安定しない。
もしかしたら激烈なブローバックのせいで弾道がぶれてしまうのかも。
うーん。
たぬきち的には長物は長距離を狙う専用品なんだよなぁ。
これぞ、無用の長物??
なんちゃって(^^
いやいや。
6万前後もする高価なトイガンで無用の長物とか言って笑っている場合じゃないでしょう!
というわけで。
一通り触ってみて、手の打ちようがないことが分かったという事で。
この銃は、あっさりと手放してしまったのでした。
それからしばらく。
フルオートしか撃てないジャンク品という触れ込みでの出品です。
JG製だし、ジャンクだし。
先日のWEのトラウマ(?)もありまして。
大丈夫かな?と思いつつ。。
やっぱり入札しちゃうたぬきち(^^;
すると、あっさり落札出来てしまいました。
いやー。
先日のWE製G3A3といい、悪い流れだしなぁ。
大丈夫かな。
ま。落札しちまったもんは、仕方がない(笑)
ここは一つ、気を取り直してG3A3を触ってみましょうか!
分解してみたところ、ジャンク理由だったセレクター不具合の原因はすぐにわかりました。
セレクターと連動しているカットオフレバーが破損し、スプリングを受ける部分が折れています。
(写真では中央の黒い樹脂パーツの上部中央、小窓あたりに本来は小さなスプリングがあります)
そんなところが折れることもあるんですね。
カットオフレバーは強化品を注文。
分解し、しげしげと見まわしてみると、メタルギアボックスはきちんと清掃し適量のグリスアップが施され、内部を通る配線も固定してある。
SHS製と思われるローディングノズルに、モーターはマルイEG1000に交換済み。
それ以外はデフォルトかと思われるセットアップ。
お金をかけずに必要箇所を弄ったという雰囲気で、玄人じみた、好感が持てるいじり具合です。
外箱、取説等もそろった内容で、外装も新品かと思うほど。
これはなかなか良い出物を拾う事が出来たようです(^^
せっかくなので、ざっくりとレビューしましょうか。
ストック、ハンドガードは樹脂製。
メカボックスおよびアウターバレルは金属製。
この製品では、レシーバーも樹脂製となっています。
樹脂製レシーバーについては意見が分かれるところだと思いますが。
おかげで見かけによらず軽く、長時間構えても疲れにくいのでまさにゲーム向きといえそうです。
留意したいのはまさにその樹脂製レシーバー。
マウントベースを設置している部分も当然樹脂製なので、破損しやすいと思われます。
まあ、スコープを持って振り回したりしなければ大丈夫でしょう。
運搬中も、スコープは外したほうがよさそうですね。
レシーバーは溶接痕なども再現されていてなかなかの見た目です。
ホップはチャージングハンドルを引いた状態で調節します。
この製品、絶版となっているマルイのG3シリーズのコピー商品のはずなので、
もしかしたら、マルイのPSG1のメカボックスを流用すれば、疑似ブローバックになるかもしれませんね。
やはりG3A3はストックおよびハンドガードのODカラーが格好良く。
なかなか見た目の満足度が高いトイガンです。
さて、肝心の実射性能ですが。
500mmを超える長いインナーバレルにフルサイズシリンダーのメカボックスを持つ電動ガンですのでね。
スペックにたがわず、長距離射撃の弾道安定性も十分な性能がありました。
中古品なのでインナーバレルも社外品なのかもしれませんが。
分解して覗いてみたところ、真鍮製のインナーバレルはゆがみもほとんどない状態です。
もともとゼロホップで90m/s程度でしたが、50mを狙う適正ホップで81m/s程度まで落ちてしまう状態でしたので、そこは持ち帰って整備しました。
面ホップをダイヤルゼロでもすでに幾分かかる状態に設定し、その状態で初速を95m/s
程度で調整。
これで50mをゆうに狙える、狙撃銃として使えるG3A3となったはずです。
たぬきち的には年に1回行くかどうかという頻度ではありますが。
外フィールドでのサバゲ用として、ぜひ使ってみたい一丁です。
電動ガンの場合、中身はいくらでもチューンのしようがありますのでね。
今回のJG製G3A3の場合、その利点が十分に活きた一丁となった気がします。
紆余曲折しましたが。
やはり、結論としてはG3A3は格好いい!といったところでしょうか(^^;
はやくこいつを使ってみたいな~。
果たして、いつ外サバに行けるんでしょうかね(^^;
ま。いじっているだけでもすでにずいぶん楽しめていますのでね。
それではまた近々。たぬきちでした。