みなさんこんにちわ。たぬきちです。
いやはや。今年も早いもので残すところあと今日、明日だけとなりました。
自宅の大掃除もそこそこに、実家に帰ってきたたぬきち。
草刈りも昨日のうちに済ませた事だし。
今日は実家のガレージに転がしてるコイツをレビューしてみましょうか。
安価だけど意外とイケてる?!
案外コンパクトな狙撃銃!
じゃじゃん!
AGM M1カービンです!
安価な銃ってなかなか気を引きますよね。
安いけど、これって本当に使えるのか?って(^^;)
たぬきちも小さな期待と大きな不安を胸に、まあ失敗しても勉強代といって笑い飛ばせるくらい安価だし。
そう思ってずいぶん前に購入したのでした。
届いて箱から出して眺めてみると。
樹脂製ストックの出来もなかなか。
M14よりもふたまわりくらい小ぶりな銃身は軽くて構えやすく、これはこれで好印象。
不安より期待の方が膨らむ外観に、胸をなでおろしかけたのですが。
ボルトを何度引いてもシアが掛からず、トリガーもぷらぷら。
なんじゃこれ?
撃ってびっくり!どころか、
撃てなくてびっくりだよ!(-。-;)ガーン
仕方がないので一発も撃てないまま全バラシしたところ。
内部でスプリングがひとつ、外れて転がっておりました(@_@)
組み立てたあと、動作チェックとかしないんですかね。。
組み直した後は至って快調。
まさに「組立済み、未完成品」といった感じの箱だしでした(^^;)
さて、気を取り直してレビューと参りましょう。
外観は、ウッドストックタイプの樹脂製ストックと突き出したマガジンがまず気になる点でしょうね。
樹脂製ストックはウッド風のプリントではなく、樹脂そのものに数種類の素材が練り込まれているようで、なかなか質感は出ていると思います。
スプリングフィールドM1903などに比べて大きさが小ぶりに感じますが。
実物大よりもやはり縮小されているようですね。
Wikipediaの諸元と見比べても、一割ほど縮小されているようです。
樹脂製ストックということもあり軽いので、狙撃姿勢で疲れにくいのは利点かもしれません。
ストックから突き出したマガジンについてはM1の改良型、M2の特徴ですので製品名も本来はM2が正解のはず。
40発装弾出来るのは利点でもありますが。
ここはVSR-10のような、ボディラインに溶け込むマガジンにしてくれたら良かったのにと思ってしまいます。
安価品にしてはストックに+ネジが見えない作りで、そこは高評価出来る点ですが。
そういう意味でも、マガジンはどうもいただけないですね。
このモデルは可変ホップ内蔵で、調整は上部のダイヤルで行います。
クリック感はありませんが大きめのしっかりしたダイヤルですので調整しやすく、撃っているうちに回ってしまうこともありません。
ダイヤルの先に見えている小さい穴はたぬきちがあけたもの。
ここに長柄のビスを使って、マウントベースを取り付けていた跡です(^^;)
VSR-10のようにリアサイトを外したネジ穴を使って二点で留められるので、ちょっとした改造でスコープを乗せられます。
サイトビューです。
ピープサイトなので大雑把にしか狙えませんが、着弾を見ながら修正していくことで20m先の空き缶に当てる程度の精度はあります。
個体差もあるかもしれませんが、たぬきちの個体は85mps程度の初速があります。
あと。
このトイガンの難点のひとつに、チャージングハンドルの引きにくさがあります。
そもそも引きがやや重いことに加え、チャージングハンドルの持ち手部分が短いことも引きにくさを助長している要素。
小指しか掛からないので連射していると痛くて嫌になってきます。
縮小されていることの悪弊かもしれませんね。
さて。見てまいりましたAGM M1カービンですが。
いかがだったでしょうか。
おおむね4千円前後という安価で手に入る事もあり。
たぬきちの中では割と嫌いじゃないトイガンなのですが。
いかんせん、箱だしで撃つことすらままならない場合もあるというのは、品質管理上、日本人の目には有り得ない商品だとも言えます。
そういう、意味の分からないレベルのトラブルを笑って許せる人でない限り、あえて手を出す事はしない方が無難かもしれません。
たぬきち的には、田舎のガレージに適当に投げ込んでおいて、今回みたいに帰郷した際の暇つぶしくらいでちょうど良い気がします。
このトイガンをメイン武器に活躍している方がいたなら、それは相当な猛者であり、相当な変人でしょう(^^;)
敢えてやろうとは思いませんが。
そういう無茶っぷりも、きっと楽しいものでもありますよね。
武器選びにこそ、その人の人間性が現れるというもの。
トイガン遊びって、ほんと深いなあ。
なんちて(^^;)
それではこの辺で。
たぬきちでした。