みなさんこんばんわ。たぬきちです。
嫁たぬきが娘を連れて帰郷しているのを良いことに、ここぞとばかりにブログを更新しているたぬきちです。
さて、今夜は気になっていたこいつをどうにかしちゃいましょう。
カモン♪
タフガイそうで意外と繊細?!なマイ・レミー☆
Golden Eagle M870 SFカスタム改 ウッドストック ソウドオフ です。
名前が長いですな。
かんたんに説明しますと、Golden Eagle製 M870 SFカスタムにリアルウッドのフォアエンド&ソウドオフストックを装着したものです。
内容的には過去の記事にありますのでご参照ください(^^;
さて、今宵はこやつの不具合を直していきます。
何かというと、タイトルにもある通り弾ポロ・しょんべん弾(下品)という症状が出ておりました。
もう少し具体的に書くと、発射時に毎回1発、2m程度で失速して落下する弾が出て、時には銃口からBB弾がポロっと零れ落ちることもある、という症状です。
中身がマルイのガスM870シリーズのコピーであるこの製品。
マルイのガスショットガンにも似たような症状が出ることがあり、おおむねホップパッキンのズレによるもののようです。
さっそくバラして確認してみましょう。
というわけで、インナーバレルとホップパッキンが出てきました(笑)
途中経過は過去のブログにありますのでね。ざっくり割愛します。
ホップパッキンを外す前に銃口側から覗いて確認しましたが、見た目でわかるようなズレはありませんでした。
本当にここが原因だろうか。
うーん。もどかしや。
弾ポロ、給弾不良、弾詰まりなどの原因として良くあるのが、このパッキンがチャンバー内部でずれてしまうという現象です。
今回はセオリー通り、接着することでズレを防止するという加工を施します。
マルで囲んだ部分にわずかに瞬間接着剤を付けて、パッキンを貼り付けてしまいましょう。
その際、銃口側から覗き込んでバランスよく固定出来ていることを確認しておきます。
ズレた位置で固定しても弾道は悪くなるし結局引っかかってパッキンがずれては意味がありませんから。
組付ける際にはチャンバー側と銃口側がよじれていないか確認しましょう。
これがよじれているとノズルがまっすぐに刺さらず抵抗となってパッキンがずれる元。
弾道もよじれてしまいます。
さて、これで組み上げたところ初速は3発で80mps弱。5m程度先のA4サイズのターゲットを撃ちこんでみましたが、ドロップ弾(しょんべんしょんべん言うのはやめましょう)もないようです。
これでとりあえず満足・・・しておけばよかったのですが。たぬきちは一つ気になることを見つけてしまいました。
撃発後、フォアエンドが定位置に半固定されるはずが、どうもゆるゆるです。
もう少し説明しますと、多重給弾の防止でフォアエンドは一度引き切って戻すと固定され、動かなくなりますね。
撃発すると固定は解けるのですが、勝手に動かないように、本来は再度引く際には軽く抵抗があります。
ところが、このM870では撃発後、銃を上向きに立てるだけで半分くらいコッキングされてしまうほど、フォアエンドが自由自在に動いてしまいます。
10回ほど半バラシを繰り返しながら症状を調べたのですが、この症状はBB弾の入っているショットシェルが装填されている際にのみ起こるようで、空撃ちではちゃんと半固定されています。
どうも、給弾ルートを開放・閉塞しているローディングバーの閉塞が悪いようです。
昔の写真からの流用ですが、このマル印のでっぱりが問題の部分です。
フォアエンドから伸びているアクションバーのレールに噛みあって、フォアエンドの半固定、給弾ルートの開放・閉塞をするパーツです。
破損している様子もなく、動きがそれほど渋いわけでもありません。
ひとまずメカボックス本体を開ける直前までの半バラシで10回ほど組立て・試射を行ってみましたが解消されず。
あとはメカボの分解をして、直接部品を眺めてみるかどうかというところで今回は手を止めました。
撃発後にフォアエンドが動きやすいという事以外、特段調子が悪いと言い切るほどではないからです。
パッキンの件もあるので、ひとまずこのまま様子を見てみて、不調が出るようならメカボックスもばらすことになるかもしれません。
今宵のところは普通に射撃できるようになったので手打ちとしましょう。
エアコキにしろガスにしろ、M870はマイナートラブルも多く、一言で言えば壊れやすいエアガンです。
分解にも気を遣うのでしばらく避けておりましたが、今回の件でひとまず半バラシなら5分で出来るようになりました(^^;
不調が起きるのも、それを直すのもトイガン遊びの一部分。
まあ、気長に付き合ってあげるしかありませんね。
それではまた。たぬきちでした。
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トイガンの所持、使用は当事者に相応の責任が伴うものです。
また当ブログはたぬきち個人の事例を示しているのであって、万人にトイガンの加工・調整・改造を勧めるものではありません。
【たぬラボ】では今後もトイガンを『楽しく、安全に、法令を遵守した中で』遊び倒すための調整や実験などを行っていきます。
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