みなさんこんばんわ。たぬきちです。
前回のブログに引き続き、今宵は最近調整が完了したカスタムグロックを紹介しようと思います。
二夜連続で更新なんて久しぶり♪
今宵のゲストはこちら!
じゃん!
SAA Glock17 SAIカスタムです!
こちらはStorm Airsoft Arsenalというメーカーがモデルアップした、Salient Arms Internationalというカスタムメーカーがビルドアップしたカスタムグロックのエアソフト版です。
Storm Airsoft Arsenalというメーカーは実に実態がつかみにくいメーカーです。
古くはStark Armsという名前やHogwardsという名前で活動していたトイガンメーカー(企画会社なのかな?)の変遷の果ての姿のようです。
それも、今ではどうもVFC/Umarex のガスハンドガンを作成している下請け会社のような位置づけにも見える活動をしている様子。
たぬきちも実態がよくわからないので、この辺りの事情はうわさの又聞きだと思ってください。本当につかみどころがないんです。
ただ一つ言えるのは、品質的には高い部類の製造部門を持つ組織であるという事。
SAAのグロック17、Hogwardsのグロック42を持っていますが、どちらも素性のいいトイガンです。
このグロック17 SAIカスタムもBELLが安価版を出していますが。上記のような事情もあり、また前回ブログのTTIの時にも書いたように過去の失敗もありましたので。
どうしてもこちらが良かったので、ずいぶん探して入手しました。
カスタムアップされたメタルスライドにゴールドのアウターバレルが実に美しいですね。
またSAIカスタムのトリガー&セーフティ搭載で、黒金にオレンジの挿し色になっていて素敵なアクセントです。
刻印やインレタも雰囲気があって、とても所有感を満たしてくれる外観です。
写真のマガジンは使い古しのSAA製のものですが、BELLのTTIもこのSAIカスタムも同様に東京マルイのマガジンで普通に運用可能です。
様々な味わいの違うトイガンを共用マガジンで運用できるのも、カスタムグロックの利点の一つですね。
サイトピクチャです。
やや高めのアイアンサイトでホワイトなどはなく、単純に半円形のへこみが目安として彫られています。
カスタムガンにしてはシンプルですね。
スライド上部です。
TTIもそうでしたが、スライド前方の三面を排熱&軽量化のための肉抜きがなされ、SAIカスタムではさらにスライド後方もフルート状の肉抜きがなされています。
見た目のインパクトもさることながら、ガスブロにとっては切れ味を決める重要なスライドの軽量化に貢献してくれています。
こういう、きちんと意味のあるカスタマイズになっているという事も満足感を増量してくれる大切な要素だと思います。
それにしても、排莢口のあたりの金色が削れてしまうのはどうも痛々しい。
モノが美しいだけにやや切なくもありますね。
まあ、実用品として触っている以上、味だと思うしかないです。
銃口付近です。
こちらのモデルも、銃口内側に11mmのネジ山はないですね。
このSAIカスタムには、BELLのTTI には見られなかったライフリング風の造形が見られます。
トリガーはSAIのカスタムトリガーが奢られています。
これがなかなか格好いいじゃないですか。
登場時のグロックの大きな特徴だったトリガーセーフティに挿し色を持たせているあたり、グロックのアイデンティティを主張しているようでヒストリカルなようにも感じられます。
うーん。良いセンスだ。
アウターバレルの下にリコイルスプリングが見えているのも、なんだかメカニズムが見えている感じでなかなか味じゃないですか。
さて、肝心な実射性能の話に移りましょうか。
デフォルトの初速はおおむね75Mps程度でしたのでまずまず速い部類です。
パッキンを東京マルイ純正に交換したところ、初速は72Mps程度と若干低下。
たぬきちの経験上、海外製ハンドガンのパッキンを東京マルイ純正パッキンに交換すると初速が落ちるものが多いですが、この銃の下落率はごくわずかですのでパッキン交換だけでも十分遊べると思います。
リコイルも強く鋭く、実射性能はまずまずといったところだと思います。
先にも書きましたが、東京マルイのグロックマガジンが使えるので運用上とても便利ですね。
ロングマガジンももちろん使えますので、本体以外に予備マグを買う必要がないのでお財布にも優しいし、部屋が不必要に散らからないで済みます(^^;
トイガンマニアにとっては、増える一方のマガジンというのも地味に悩みの種ですからね。
さてさて。今回もいかがだったでしょうか。
カスタムグロックというのも奥が深く、またサードパーティの交換パーツも多いので更なる深みにはまるのも良し。なかなか楽しいものだと思います。
たぬきちにとってはなんといっても『ジョンウィック』に登場した銃であり、そのバリエーションの広がりがトイガンとしても広い世界観を感じられ、ついつい集めてしまっております。
運用上、操作感が共通していて持ち替えてもさっとなじむのも好感点。
トイガン業界でも、グロック系、ハイキャパ系が二大巨頭ですしね。
こういう収集する楽しみもトイガン遊びの醍醐味の一つだと思います。
それでは今宵もこのあたりで。たぬきちでした。