みなさんこんばんわ。たぬきちです。
トイガンの世界は実に奥が深いものですね。
現在新品として流通しているもの他、販売終了しているものの中にも面白いものも多く存在しています。
入手困難品の多くは高値で取引されている現状もありますが、中にはジャンク品として放出され安価で入手できるものもあります。
ジャンク品扱いされてしまう理由もそれぞれですが、中にはまだ直せば遊べるものも混ざっていることもしばしば。
たぬきちも最近、思わぬ安価でジャンクとして入手した品物がありましたので今夜はそれを紹介しましょう。
いでよ!過去の遺物!
タナカワークス製 Umbrella MAGNUM REVOLVERです!
そういえばシルバーメッキのトイガンを手にするのは初めてな気がしますが、結構艶やかな輝きがありますね!
2008年製造らしく、ジャンク理由は古いことと外装の傷み。そして機能不全(ガス漏れ、弾が出たりでなかったりするなど)でした。
まさにジャンクと言える内容ですね。
それにしても捨て置くには惜しい代物です。
それに、内部機構はペガサスとのこと。
以前、タナカのペガサス機構を搭載したシングルアクションアーミーのジャンク品を直したことがあったたぬきちはこれを安価で入手しました。
触ってみると、確かに注入直後からガス漏れ音がします。
そのためか、撃発してみても初速45m/s以下で飛んだり飛ばなかったりする状態。
こいつぁ手こずらせられそうだぜ!
そう思ったのですが、シリンダーの分解&洗浄&注油&精密再組立てで普通に直ってしまいました(^^;
ご丁寧に取説に分解方法まで書いてありましたので大した手間もかからず。
拍子抜けしましたが、拾い物だったことには間違いありませんね。
初速も、温めると90m/s程度で安定的に発射出来ます。
さすがペガサスですね!
しかしも、外装の状態はたしかに良くありません。
メッキ内部の腐食によって表面が浮き上がってきてしまっています。
今はまだ剥離するほどではありませんが、腐食の進行は止められないのでいずれ全塗装するしかなくなるでしょう。
鏡面仕上げの塗装なんてやったことがないので。こればっかりは未知の世界ですなぁ。
打つ手がほかにないのかも含めて、よくよくリサーチして掛からないといけません。
どうかなぁ。案外、実用品として使いつぶすつもりで気楽に使うのが良いのかも。
右側面です。
調べてみましたが、バイオハザード0というタイトルのゲームの中で出てくる架空銃のモックアップだそうですね。
モデルはスミス&ウェッソンM29だそうで、44マグナムを使用する大口径リボルバーです。
このアンブレラマグナムですが、どことなくトーラス レイジングブルに似ていませんか?
実はたぬきち、マルシンから発売される予定のCo2版レイジングブルを心待ちにしていたのですが、延期を繰り替えすばかりで一向に発売されず。
その未練も手伝って、このアンブレラマグナムに興味を持った次第でありました。
スイングアウトしたシリンダーを銃口側から見ています。
右下に黒光りしているシリンダーがありますね。この内部へ9発と、それ以外の各シリンダーへ1発ずつ給弾するので合計14発を装弾できるようになっています。
撃発後の空の状態のシリンダーは黒光りの位置であらためて内側から給弾される仕組みになっています。
要するに、初弾は外側から給弾し、次弾以降は内側から給弾されるわけですね!
なんだかじつにややこしいシステムですが、なぜだかさすがタナカ!と言いたくなる独自視点の設計です。
シリンダーをグリップ側から見ています。
左上のシリンダーにガスの注入口が見えていますね。
ここへ、ペガサス特有のエクステンションノズルを介してガスを注入します。
慣れないと、この時点で盛大に吹き戻します(^^;
インナーバレル内部にホップパッキンが見えていますね。
固定ホップですが、評判では命中精度は良いようです。
たぬきち自身はまだ15m程度までしか試していませんが、A4程度の大きさのターゲットならビシビシ当たる感じでした。
同じく.44マグナム弾を使用するコルト アナコンダをベースとした架空銃のコンストリクターとのツーショットです。
ごつさが際立つコンストリクターに比べ、アンブレラマグナムはスマートな形状に見えますね。
アナコンダやM29と比べたらアンブレラマグナムだってバレルが太いはずですが、第一印象としてはすっきりした精悍さがあります。
レイジングブルはひとまずあきらめて、当面はこの銃で遊んでみようかな。
独特の美しさがある銃だと思います。
思いもよらず入手できた銃でしたが、整備後は安定してパワフル、命中精度もリボルバーにしてはまずまずです。
外装に難がありますが、前述のとおり普段使いには気兼ねがなくて良いかもしれません。
たぬきちはバイオハザードは初期作品をやった程度でファンというほどの者でもありませんが、ことトイガンにおいてはベレッタを中心にガンフリーク心をくすぐるアイテムがたくさんあって魅力を感じております。
子だぬきの世話でトイガン遊びも思うほどやれない現状、あらためてゲームにはまる余裕もないですが。
サバゲの世界ってある種のごっこ遊びだし、拡張現実の一種かと思うのでゲーム世界との親和性は高いですよね。
ゲーム世界との相乗的な楽しみの広がりというのもまた、トイガン遊びに深い奥行きを与えてくれるものだと思います。
機会があればバイオハザードも初期作品から最新作まで順を追って遊んでみたいものですが。
そんな時間がとれる日がいつか来るかな。。
それではまた近々。たぬきちでした。