せんばやまのたぬきちのブログ

たぬきちのトイガン&サバゲーに関するブログです!

UMAREX ワルサーPPQ M2 GBB レビューです!

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

持ち物が増えるたびに所持品の見直しをして、ひとまず不要と思われるものをヤフオクで放出するのですが。

その結果、懐具合が良くなるとどうもまた新しい買い物をしてしまうたぬきちです(^^;

 

今回はマルゼンから久々にガスブローバックハンドガンのワルサーP99が再販されるとの事で、ずっと気になっていたモデルなのでついついポチってしまいました。

 

それでですね。

今夜はP99のレビューかと思いきや、その発売日を待つ間にワルサーつながりで他に欲しかった品にも食指を伸ばしてしまいまして。

 

という事で!

今宵はこいつのレビューです。

 

じゃじゃん!出でよ、実銃じゃないけど本物シリーズ!?(笑)

 

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UMAREX製 ワルサーPPQ M2 GBBです!

 

いやいや。P99もそうですが、ずっと気になっていたんですよね。

マルゼンP99はワルサー社と正式契約のうえ、実銃の設計図を元にトイガン化したことで有名ですよね。

ワルサー社の公認モデルとして、P99のJPバージョン、P99の6mm弾バージョンというお墨付きを頂いているという。

なんとワルサー社の博物館にも展示してあるそうですよ。

たぬきちは実銃に対してそこまであこがれがないのですが、やはりホンモノという言葉は胸をくすぐるものがあります。

 

一方のこちら。UMAREX社製PPQなのですが。

UMAREXというのはドイツのトイガンメーカー。この会社、なんとワルサー社の親会社であります。

経営不振に陥った実銃メーカーをトイガンメーカーが買収して危機を救うなんて。

この話自体、なんだかワンダーな雰囲気のあるお話ですよね。

 

そのUMAREXが企画販売しているこのPPQですので!

もちろん実銃ベースの外観に期待が膨らむわけです。

 

 

 

 

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ワルサー社のロゴがなんともいえぬリアリティを醸しています。

 

全体的に青味がかった黒色をしていて、アルミスライドに樹脂製シャシーという構成です。

重量感があって、銃としての実存感がとてもよく表現されていると思います。

 

 

 

 

 

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グリップは一般的なチェッカリングやステッピング加工とは違い、エングレーブめいた彫り込みが施されています。

 

深くはないもののフィンガーチャンネルも造形されていて、手にとてもよくなじむ感じがとても好感です。

 

P99もそうですが、このPPQもグリップのバックストラップが交換式になっています。

ただし、こちらも共通ですが交換用のバックストラップはワルサー社に注文しないと手に入らないという(^^;

いやはや。本物は違いますなぁ。そこまでしなくても。うーん。

 

 

 

 

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反対側も、当たり前のようにフル刻印となっております。

白色のインレタがとてもアクセントになっていて格好いいですね。

 

PPQはP99の後継機だそうで、良く似通った外観をしています。

 

トリガーの上に見える長いレバーはスライドストップで、銃の右側と連動するアンビタイプになっています。

左利きの人には嬉しい機能なのかな。

 

その前方に四角いパーツがありますね。

マルゼンP99はこの四角いパーツがマニュアルセーフティになっていますが、PPQはマニュアルセーフティの機能はありません。

どうもセーフティはトリガーセーフティのみみたいですね。

 

この四角いパーツですが、下に下げるとスライドが外せるようになります

ガバメントやグロックの場合、スライドストップと兼用になっている機構ですがP99、PPQでは別になっているんですね。

 

 

 

 

 

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フロントサイトおよびリアサイトはホワイトドットが入っているタイプで視認性は良好です。

バックパネル部分にはP99ではコッキングインジケーターがありますが、PPQではそれはオミットされているんですね。

実銃もそうなのかな。

 

そういえば、スライド左側後端付近にP99にはデコッキングボタンがありますが、それもオミット。

PPQはP99の進化系ですので、生産性等を考慮してそれらを設計から除外したのでしょうか。

このあたりのストーリーも調べてみれば、P99と並べた時に感じるものもまた格別になりそうです。

銃の進化を体感できるようで、こういうのってけっこう楽しいですよね。

 

 

 

 

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パッケージはこんな感じです。

UMAREX社の企画ですが、製造は箱の裏書を見るとVFCとなっていて、MADE IN TAIWANとの表記があります。

 

昨今、台湾はトイガン製造における先駆者になりつつありますね。

中華製とひとくくりにされがちですが、台湾製品は良品が多いように思います。

 

箱の柄はグリップに彫り込まれた模様ですね。

PPQの文字がなんとも渋みのあるデザインです。

 

箱の大きさも国内製ハンドガンの3分の2くらいでコンパクト。

素敵なパッケージングです。

 

 

 

 

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さて、気になるのは実射性能ですね。

 

表面温度計で25°C程度になるまで手でマガジンを温めて計測したところ、初速は75m/s程度となりました。

初速、動作ともまずまず良好です。

 

ヘビーウェイト樹脂やメタルスライドの場合、そのスライドの重さゆえに動作がモッサリしやすいですが、この個体はモッサリ感が気になるという事はなく、好感の持てる撃ちごたえがあります。

 

メタルスライドにメタルアウターバレルを標準装備していますので、心くすぐる金属質の動作音がします。

 

遠距離射撃についてはまだ未実施なのでわかりませんが、ひとまずしょぼくれた初速ではないので一安心でした。

全体的にはトイガンとしてまず不足のない良好な製品だと思います。

何よりリアルフル刻印なのが、やはりときめきますよね。

 

さてさて、こうなるとマルゼンP99が俄然楽しみになってきました。

再販される最新ロット。

奮発してメタルアウターバレル&サイレンサーセットと20mmアンダーマウントキットも併せて注文しているので、それらも含めて非常に楽しみです。

 

今はまだガスブロには寒すぎるので尚早ですが、暖かくなってきたらハンドガンメインでもインドア戦を戦えるように頑張ってみよう。

 

夜な夜な、そんなことを考えているたぬきちでした。