せんばやまのたぬきちのブログ

たぬきちのトイガン&サバゲーに関するブログです!

ホグワーツ グロック42 ガス漏れ修理です!

みなさんこんにちわ。たぬきちです。

2週間ぶりくらいにグロック42を触ったところ、マガジンのガスが抜けていて「ムムっ」となったのですが。

案の定、ガス漏れが発生していました(^^;

 

これまで何でもなかったんですがねぇ。。。

 

でもまあ、こういうマイナートラブルを自分の手で解消するのも楽しいもの。

それじゃ、せっかくなので整備しましょう!

 

 

 

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 というわけで、ホグワーツグロック42です。

 

メタルスライドを標準装備していて、小さい割に重厚感のあるトイガンです。

撃ち味も意外とはっきりしていて、メタルスライド&メタルアウターバレルが奏でる金属音が実に小気味良く、とても好印象がありますね。

たぬきちのお気に入りのハンドガンの一つです。

 

もっとも、ガスが漏れてちゃあ遊べません!

さて、それじゃいっちょ直しちゃいましょう。

 

まずは診察結果なのですが、ガス漏れはマガジン底部付近からのようです。

 

このマガジンを分解するのは初めてですが、構造はおおむねどれも一緒のはず。

ともかくやってみましょうね。

 

 

 

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まずはマガジン底部にあるへクスネジを外しましょう。

ガスが入っているとこの時点で底部パネルのへりからガスが噴出します。

この内側がガスタンクなんですね。

場合によってはこのへクスネジを増し締めしただけでも漏れがおさまることもありそうですが、今回はそれだけでは漏れは止まりませんでした。

 

原因は何だろうな~。わくわく。

 

 

 

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底部パネルを外すと、そのさらに奥にマグバンパーを留めているへクスネジが見えてくるので、それも外しました。

ようするに二重底構造になっているんですね。

 

ガスを入れて実験した結果、ガス漏れはマガジン本体とこのマグバンパーの接合部から発生しているようです。

 

この接合面にはOリングやガスケットの類がなく、ネジの圧着力のみでガスを受け止めている構造。

 これじゃ遅かれ早かれガスは漏れますね。

接合部分に液体ガスケットを塗布して組み立ててみましょう。

 

 

 

 

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マグバンパーを組付けたら底板を取り付けるのですが、ここでも一仕事しておきましょう。

 

底板との接合部にOリングが仕込まれていますので、そのOリングにセラミックグリスを揉みこんでおきます。

同じように、Oリングを受け止める部分にもグリスを塗布しておきましょうか。

 

この時、シリコンスプレーみたいな塗膜の薄いグリスだとすぐに飛んでしまうので、粘度の高いグリスを使いましょう。

その方が長持ちするはずです。

 

底板を留めるへクスネジにも小さなOリングがありますので、そちらも同じようにグリスで揉んでおきましょう。

せっかくばらしたので、出来る限りの対応策をやっておけば安心です。

 

 

 

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液体ガスケットがはみ出しましたね(^^;

 

わずかな隙間でも意味をなさなくなりますので、思い切りよく塗るのが正解なのでこれはこれでOKです。

生ゴムよりもやわな素材なので、硬化したらカッターで削ってしまいましょう。

 

 

これで作業完了。試してみたところガス漏れは止まりました。

構造的にマグバンパーとマガジン本体の接合部はガスが漏れやすいので、もしこのトイガンを持っている人で似た症状があった場合はこの作業をやってみてくださいね。

 

もののついでに初速を測ってみたところ、6発撃って56~50m/s程度でした。

盛夏の初速が61m/s程度だったので初速に関しては一年を通して安定しているようですね。

ブローバックのキレも1月末のこの時期にしてはとてもきびきびしています。

さすがに連射するとモサッとしてきますが。

まあそれはガスブロの宿命ですのでね。

 

 

なんだってそうですが、使える状態を維持するためには時々使わないとやはりだめですね。

ガス漏れに気が付いたのがサバゲの時じゃなくてよかった(^^;

いざ使いたい時に不調だとがっかりしますからね。

 

マガジンにガスを入れて保管している人なら、ときどきバルブを押してガスが抜けてないかをチェックするだけでも違いますね。

みなさんもトイガンの健康チェックはまめにやってあげてくださいね。

 

それではまた。たぬきちでした。