みなさんこんばんわ。たぬきちです。
先日に引き続き、今回はガスブロ長物が気温差によってどれくらい初速に影響を受けているのかを比較してみたいと思います。
ガスブローバックガンをこれから買おうか迷っている方の参考になればいいのですが。
たぬきちの所持品は偏っているからなぁ。。(^^;
さて、本日の登場トイガンはこちらです。
KSC MP7A1 Ⅱ
S&T AR-15A4 Slender KM 9
KSC KrissVector
KSC AKS74U
うわぁ、やっぱり偏ってる(^^;
それでは張り切っていってみましょう!
KSC MP7A1 Ⅱ
言わずと知れたガスブロ長物におけるオーソドックスなトイガンの一つですね。
盛夏でもブローバックのキックの強さは控えめなものの、大味ではない分、動作の安定性が高いような撃ち味がある一丁です。
さて、実際の数値はどうなのでしょう?
1月 72m/s
6月 78m/s
8月 78m/s
11月 70m/s
減衰率 10.3%
これだけ見ると素晴らしく安定しているようですね。
実際は初速を測っている室内のその時点での室温にも左右されているはずですので参考値に過ぎませんが、この結果はなかなかのものですね。
前回のブログ同様、減衰率とは最速を叩いた計測数値に対する最低値がどれくらいのパーセンテージで出力減衰しているのかを示しています。
昨シーズンは冬場でもインドアゲームでバリバリ使っていた個体ですので、寒さにも一定以上の強さを見せていたのは確かですね。
それでも、真冬においては連射時には生ガスぶっしゃー!が発生したことも数回ありました。
セミオートメインで、なおかつセミ連射などをしないように使用する前提であれば冬場でもメインウェポンを張れる性能はあります。
その場合でも、極力マガジンウォーマーなどを使用しながらが安心ですが。
さて、引き続き見ていきましょう!
S&T AR-15A4 Slender KM 9
ここ1年半ほどで普及しつつあるS&T製のガスブロ長物スポーツラインシリーズの一員です。
マルイ製電動ガン用パッキンを使用できるなど、いじれる要素が多めなのが好感の持てるトイガンですね。
たぬきちも気になっていたので昨夏購入し、まだ1年を通して所持していたわけではないのですが比較してみようと思います。
ガスブロ長物らしいドカン!とくる撃ち味が楽しめる一丁ですが、ガス消費量などは意外と少なめで比較的経済的な一面もありますが。
さて、初速で見るとどうでしょう?
1月 56m/s
7月 83m/s
8月 74m/s
11月 63m/s
減衰率 32.5%
7月が8月より高いのは、購入時のパッキンの方が幾分初速が早く、またあとからインナーバレルをタイトなショートバレルに入れ替えたためですね。
デフォルトのパッキンは弾道がちぐはぐなものの、初速はマルイ製よりも早かったです。
ショートバレル化したのは連射時の初速低下を抑える試みです。
この二点の交換&調整をしているので参考値でしかありませんが、結果を見るとやはり冷えには弱い印象が否めませんね。
この季節でもドカッとくるリコイルショックは楽しめますが、冬場はこのトイガンでフィールドで撃ち合うのは動作不良が心配です。
そのかわり、夏場はとても楽しいですよ。
以前レビューしていますが、整備性やマガジンの入手性が良いなど好感点もいろいろあります。
ドカドカと撃ちまくってはマグチェンジしてという一連の戦闘動作を安価に楽しめるという意味では、まさにスポーツラインという立ち位置にふさわしいトイガンじゃないでしょうか。
それでは次に行ってみましょう!
KSC KrissVector
このブログでの登場率が高い、たぬきちお気に入りのトイガンです。
つい先日ですが、年始にもインドアサバゲで使用してきましたが、冷えにはめっぽう強い印象でした。
マガジンウォーマーも使用しての運用でしたが、ゲーム中に動作について不安を覚えるようなことは一切なく、ある意味ガスブロとしては季節感がないと思うほどでした。
それでは数値で確認してみましょう。
1月 72m/s
10月 80m/s
11月 75m/s
減衰率 10%
サンプルが少ないので数字的にはおおざっぱではありますが、減衰率も10月初旬の数値に対して1割程度の減衰となっていますね。
9月に入手した際には、確か80台半ばくらいの初速だったと思いますので実際には盛夏に比べると15%程度の減衰率になると思います。
体感的なことでいうならば、この寒さの中でも衰えを知らないような動作の安定感がありますね。
この調子でこの冬場のシーズンを乗り切れるのかどうか。これからが楽しみなところでもあります。
さて、あとは何があったかな??
KSC AKS74U
ガツンとくる撃ち味とボルトの金属音がとても印象的なトイガンです。
マガジンがヘビーで重量感があり、動作も含めてとてもリアリティがあります。
一方で、ガスの消費量が半端なく、貧乏性のたぬきちには使用がためらわれるほどでもありました。
そのため一度手放したものの、恋しくなって再度入手してしまったくらい印象深い撃ち味があります。
さて、数字で見るとどうなのでしょう?
5月 82m/s
6月 85m/s
7月 87m/s
9月 87m/s
10月 85m/s
11月 83m/s
減衰率 5.4%
真冬の時期の数値がないため、減衰率はとりあえず他のトイガンとの比較にはなりませんが。それでもこれを見る限り、とても安定感のある初速カーブですね。
数値上の記録が残っていないものの、一方では厳寒期に使用した際には生ガスを吹きやすかったような印象もあります。
マガジンが重量級であること、燃費の悪さもヘビー級であることを除けばとても魅力のあるトイガンですので、たぬきち的にも機会があればまた入手したい一品でもあります。
まとめ
さて、見てまいりました長物比較ですが、いかがだったでしょうか。
(写真はKSC AK74MにLCTのリアルウッドストック&ハンドガードを改造し装着したものです。なつかしいなぁ)
あくまでたぬきちの手元の記録に基づいているので同一条件下での比較ではありませんが、トイガン選びの参考程度にはなるのではないかと思います。
まあ、こう書いておいてなんなんですけど。
やはり厳寒期には電動ガンやエアコッキングガンで遊ぶのが季節感があって良いような気もします。
そうでないと、一生出番が来ないトイガンがたくさん出てきてしまいますしね。
ガスガンに限らず、魅力あるトイガンはたくさんあるとたぬきちも思います。
そうであってこそ、夏場はやはりガスブロを使いたい!という事になるわけですね。
それでは今宵もこのあたりで。
たぬきちでした。