S&T スプリングフィールドM1903 リアルウッド エアコッキングガン レビューです!
みなさんこんばんわ。たぬきちです。
日に日に涼しい日が増えてくると、そろそろほしいなと思い始めるのがガスブロ以外の装備ですね。
ガスブロももちろん良いのですが、寒さに影響されないのはやはり電動ガンやエアコキです。
そこで!というわけではありませんが、今夜はこいつのレビューをば!
じゃん!
S&T スプリングフィールドM1903 リアルウッド エアコッキングガンです!
いやぁ、木肌が美しいですね!
このトイガン、実は買うのは二丁目です。
昨年も寒くなって来た11月頃に入手し、手を入れながら楽しく遊んでいました。
スプリングフィールドといえば、やはり映画『プライベートライアン』のジャクソン二等兵を思い出しますね。
信心深く、神に祈りを捧げながら敵を狙撃する凄腕の狙撃手です。
まあ、そんなイメージで銃を組み上げてみたのですが、いじりやのたぬきちのこと。
いじり終るとしばらく飾って、それも飽きると「使ってないならもったいないからオークションで流そう」と、他者に譲ってしまいました。
それから半年ほどしたある日。
8月末に再販されるという情報を聞きつけ、再度入手したいと考えて注文し、楽しみに待つことに。
しかし。8月末になっても、9月末になっても再販延期が続いておりました。
それがついに、唐突に!
突然、販売元から送られてきたのでした(^^;
どうも大っぴらには再販している様子はないので、あらかじめ予約していた人にのみ先行して販売をしているような雰囲気ですね。
という事は、最新ロットをいち早く入手できたのかも。
というわけで、さっそく見ていきましょう!
まずパッと見て、あからさまに前回のロットと違うのはリアルウッドのストックの仕上がり具合です。
前回のロットでは割と材の表面のテクスチャーのある、木の手触りのある仕上がりとなっていました。
よく言えば素朴で木のぬくもりがありますが、乾燥気味で割れの心配をしてしまう感じのガサガサした仕上がりでした。
一方のこちらはというと、磨き上げられ、木目も美しく浮き立った滑らかな仕上がりになっています。
前回ロットでは表面保護のため蜜蝋で磨き上げたたぬきちですが、こちらは箱出しでも高級感のある艶やかな仕上がり。材の保護としても堅牢かと思いますので、見た目も含めストックは上々な仕上がりだと思います。
ボルト回りです。
前回のロットではもっと真っ黒でツヤテカな機関部でしたが、こちらは割とマットな仕上がりですね。
箱出しでの初速は85m/s程度と、前回とほぼ同様です。
中距離ライフルとしては上々ですが、スナイパーライフルとして使いたい人にはもう一息、パワーがほしいところですね。
前回ロットではこのリアのアイアンサイトを外してマウントレールにすぐに付け替えてしまっていたので、たぬきち的にはアイアンサイトがなんだか新鮮です。
上下左右に調節のできるリアサイトです。
スナイパーライフルとして使うのでなければ、このままでも十分に雰囲気のあるサイトですね。
ホップ調整はレバー式で、この位置(機関部右手のストックの合わせ目)にあります。
いくつか前のロットではこのホップレバーのアームがプラ製で、強くかけたくてもかかりが悪くて往生したそうです。
前回ロットでは金属製に代わっていました。
今回はまだ分解していないので何とも言いきれませんが、前回同様金属製じゃないかと推測します。
どうだろう。
まさか先祖返りはしないでしょう?
ボルトを引くとこの位置まで後退します。
後退量は少なめな気がしますね。
その分、VSRなどに比べても引きはやや重いと思います。
箱出しではボルトを戻す際に少し力が必要ですね。
チャージングハンドルを強く押し返すのがためらわれるなら、ボルト後端のツマミのようなものを手のひらで押すと比較的楽にボルトを戻せます。
トリガーは前回同様、ぷらぷらとよく動きます。
前回はトリガーメカに電動ガン用のシムを噛ませてぷらぷらしないように工作しましたが、このぷらぷら具合もなんだかヒストリカルというか、昔の銃はこんな風だったのかもしれないと思わせられたり。
ぷらぷらするのがどうしても嫌でなければ、別にこのままでも良いかもです。
機能的には何も不足はありません。
ボルト部分にはこのような刻印がありますね。
むむっ。レミントン??
改めてウィキペディアを見てみましたが、モデル後期にはレミントン社が米国政府から請け負ってM1903A3というモデルを製造していたそうです。
よく見るとそれらしき刻印もありますね。
スプリングフィールドだけどレミントンとはこれ如何に。
こういうところにもこの銃のたどった歴史が潜んでいるというのも面白いですね。
ストック後端にはバッテリーを入れるスペースの蓋があります。
・・・というのは冗談ですが、何を入れるのかわからない小さなスペースがありますね。
たぶん実銃を忠実に再現したんだと思いますが、何を入れたんだろう。。
クリーニングアイテムかな?
バットストックは金属製ですので幾分滑りやすいです。
一応、フロントサイト付近も見ておきましょう。
フロントサイトは金属製で、切り欠きにはめ込んだ構造。
前側からイモネジで固定していますので、実はけっこうなくしやすいです。
使っているうちにイモネジが緩んでしまうのでしょう。
特にスコープを搭載している場合、フロントサイトが脱落していても気が付きにくいでしょうしね。
首元を止めている金具の下部には銃剣を付けるためのアタッチメントがあります。
たぬきちは見たことがありませんが、もしかしたらM1903用の銃剣が売っているのかも。
たぬきち的には銃剣は危ないので要らないかな。
銃剣付きの状態で壁に飾りたいなどの用途であれば、付けても良いかもですね。
さてさて、見てまいりましたスプリングフィールド M1903ライフル。
命中精度に関しては実射してみないとわかりませんが、前回ロットではそこそこてこずらされたような気がします。
変わっていなければ、ホップパッキンがS&Tオリジナルタイプです。
またホップ機構が今一つ貧弱で、調整が必要だったと思います。
ただ、いじり方さえ分かっていれば素晴らしい性能が発揮できますよ!
たぬきちはこれに細身のスコープを搭載して、50mのターゲットにバシバシと当てて有頂天になった楽しい思い出があります。
実射レビューなりチューンレビューなり、この銃も引き続きブログでアップしますね。
それでは今夜はひとまずこの辺りで。
たぬきちでした。