せんばやまのたぬきちのブログ

たぬきちのトイガン&サバゲーに関するブログです!

九龍迷宮街区 シューティングレンジへようこそ! その②

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

調整中のトイガンもろもろを担いで昨日、例の八王子のサバゲーフィールド『九龍迷宮街区』さんのシューティングレンジへ行ってまいりました!

 

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奥行き50mあるレンジで、見ての通り作業台にもなるテーブルも含めてこの空間を貸し切りで使わせてもらえるので、調整には大変重宝しております(^^

 

ただ当日もお昼の時間には先客のかたがいらっしゃったりして、最近では当日連絡ではすぐにレンジインできないこともあり。

こうやって広告をしてしまうのがなんとも好し悪しな感じもするたぬきちですが。

ともかくお世話になっているレンジですので、お客さんが入るのは本質的には嬉しいことです。

 

しかも!

当日は、「これからレンジへ行ってきまーす」とLINEで流したところ、急きょサバゲ仲間の方が駆けつけてきてくださりまして。

しかも息子さんの愛銃だという、GHKのガスブロAK74というお土産付きでした。

 

たぬきちもいろいろ持ち込んでいたこともあり。

いやいや、話がはずむはずむ(^^;

やはり同じ趣味というのは人と人とを深く結びつけるものですね。

 

さて、本日のメニューは下記のとおりです!

盛りだくさんですよ!

 

DE M40A3 スナイパーライフル

WE XDM-40

KSC KrissVector

S&T AR-15A4 Slender KM 9

KSC MP7A1-2

GHK AK74MN改

メニューを見ただけでも結構おなか一杯ですね。

さあ、ばしばし撃っていきましょう!

 

DE M40A3 スナイパーライフル

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さて、さっそく一番気になるやつを見ていきましょう。

 

どうなることかと思ったダブルイーグル製M40A3でしたが、弾道は思いのほか素直でのびやか。

0.25gのBB弾で、30mならターゲットに5発中4発命中させられる程度の精度はあります。

 

このレンジのターゲットは直径20cmくらいの金属製の円盤ですので、命中すると金属板のキレイな音がします。

 

50mでも惜しい弾道を描くのですが、10発中1発当たるかどうかというところですね。

まあ、高出力なので50mは余裕で飛びます。

 

アンダーレールはやはりぐらつくので要改修ですね。

コッキングがやや重く、初速が危険水域すぎて鼻血が出そうになりました。

やはり、スプリングを切った方がよさそうですね。

 

VSR-10リアルショックバージョンの箱出しでは50mは届かなかったので、値段の割にはおおむねまともな性能ではないでしょうか。

とはいえ、初期整備の手間を差し引くとVSRの方が安心感もあって費用対効果は高いですね。

(元も子もないようなことを言うたぬきち(笑)

 

VSRを使い飽きて他のスナイパーライフルがほしい人。

あるいは軽いスナイパーライフルを持って走り回りたい人なら買っても損はないです。

ただ、どちらの場合でも銃を自前でいじれることが前提となるので敷居が高いですね。

 

単純に精度の良いボルトアクションライフルがほしいなら、VSRを買ってお金をかけた方が結果は出るかと思います。

たぬきちのように物好きで銃いじりが好きなタイプなら、手間をかけるだけの隙だらけなので楽しいかも。

そんなトイガンですね。

 

さて、次行ってみよう!

 

WE XDM-40

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WE-TECH製XDM-40 メタルスライド、リアル刻印バージョンです。

 

内部調整でパッキンをマルイ純正に交換してあります。

当日の初速は67m/s程度でした。

あやしいロールなども出ない素直な弾道で、20mのターゲットにビシビシ当たる感じです。

30m程度までは本当にきれいで直線的な弾道で飛んでくれるので、海外製ハンドガンとしては優秀ですね。

何よりリアル刻印の見た目と重量感、そしてスライドを引いた時の金属音がやる気にさせてくれます。

雰囲気と実射性能のバランスがとても良く、好印象。

取扱や整備に難しい点も特にないので、万人にお勧めできる良いトイガンだと思います。

マルイ製のパーツが使えるので整備性、パーツ入手性も良いですね。

 

スライドが軽い分マルイのXDMの方がブローバックスピードは速いと思います。

ゲームユースではそちらの方が分がありそうですが、樹脂フレームはぶつけると傷むしいずれブローバックの衝撃で割れたりもしますね。

どちらがいいかは使う人間の考え次第ですね。

 

 

KSC KrissVector

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最近、思わずぽちってしまいました。

 

ずいぶん前から欲しかったのですが、なんせ廃盤で入手困難、そして何より高額なのでなるべく見ないようにしていたトイガンです。

 

秋口になるとガスガンの中古市場での流通量は増えます。そんな中で見つけてしまった格安品です。

フリップアップサイトがフロント・リアとも欠品で、フォアグリップも欠品。

さらにマズル上部のライトレセプタクルの蓋をこじって取ろうとした跡が付いている品でしたが、さくっと整備しておきました。

 

フォアグリップおよびライトレセプタクルはKSCに問い合わせて調達。

フリップアップサイトは高額なのでマグプルタイプで代用としました。

 

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交換の際に外したライトレセプタクルのハウジング&カバーです。

KSC・クリスベクターのライトレセプタクルカバーはトップレールのネジでとも締めされているのでこじっても取れないんですよ。

無理してこじっちゃだめですよ!

 

さて実射性能です。

当日の初速は81m/s程度でした。

30m程度まではきれいに直進しますね。さすがKSCというか、国産品は安心感がありますね。

連射してもブローバックの動作が安定的なので、そこも安心感があります。

ただ、現場では二度ほど多重給弾してジャムってしまいました。

その場合でも、マガジンを抜いてチャージングハンドルを引くと弾が抜けるので、難しい対処はいらないですね。

サブマシンガンですからね。ジャムるのもリアリティの演出かも??

(原因&対処方法は探ってみないと現状わかりません。。)

 

動作は機敏ですが、リコイルショックは思いのほか小さいです。

クリス・スーパーVシステムのおかげですね。

内部も分解して清掃整備をしましたが、ボルトがくの字に曲がって稼働するというのは本当に不思議な構造です。

きっと銃の駆動メカニズムが大好きな人にはたまらないですね。

そういうのが分かっていると、少ないリコイルショックでも物足りなさは感じないです。

 

2点バースト、フルオートも快調そのもの。

独特な面白みのある、とても秀逸なトイガンだと思います。

ライセンスの問題で廃盤になってしまったことが本当に惜しまれますね。

 

 

S&T AR-15A4 Slender KM 9

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S&TのガスブロM4スポーツラインです。

 

以前、福袋でこれの15インチバレルモデルが当たったものの、初期整備をして少し遊んだ後、ヤフオクで流してしまいました。

そのあともう一度欲しくなり(^^;

インドアゲームでの使用を前提に、9インチバレルのCQB的なモデルを購入したものです。

 

いや、手放してもまた欲しくなるだけの素性の良さがあるのです!(熱弁)

 

例によってチャンバーユニットの研磨等、ほんの少しのことをすれば化けるので、いじり方さえ分かっていればガスブロ長物の調整に挑戦したい人には向いていると思います。

しっかりしたリコイルショックもあるし、チャージングハンドルを引いた時の複雑かつ心地よい作動音など、ガスブロM4の醍醐味を味わわせてくれるだけの素性の良さがあります。

マガジンも三千円台で安いですし。

クリスベクターと比べるまでもなく、入手性の良さは光りますね。

 

さて実射性能ですね。

当日の初速は78m/s程度でした。

30mの的ならどうにか当てられるような感じですので、主にそれを狙って遊ぶことになります。

経験上、40mはもはやガスブロの大きな壁と言えると思います。

そういう意味ではこのトイガンもガスブロ長物としてはまずまずの精度と言えそうです。

比べるならば、30mの的撃ちの精度はベクターやこの後出てくるMP7には若干劣るような気がしますが、そのどれをとっても長距離での精度においては電動ガンやエアコキ長物にはかなわないのは変わりないです。

 

それはもう構造上の問題なので仕方ないですね。

ガスガンは撃つたびにマガジンの冷えによって次弾撃発時の気化率が変わってしまって、初速が変化してしまう。

初速の変化はホップの掛かり具合にも影響を及ぼすので、必然的に撃つたびに違う弾道になる。

これはもう液化ガスの気化膨張を使う構造上、致し方ないです。

 

さてこの個体の話に戻りましょう。

連射時には後半に動作の弱まりを感じさせるものの、スライドストップまできちんと作動しきるので、M4ガスブロとしてはまずまずじゃないでしょうか。

時々フライヤーが出るのが若干気になりますが、そう多くはないです。

 

一方で、リコイルショックは本日のラインナップの中で明らかに一番強烈で、撃っているという感覚が一番強く、トイガンとしてとても好印象ですね。

チャージングハンドルを引いた時やボルトを閉塞させた時の音など、感性に響くものがあります。

費用対効果の高い、良いトイガンだと思います。

 

KSC MP7A1-2

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昨年の冬に中古で入手したものです。

 

入手直後、使っているうちにピストンヘッドが割れてしまいました。

この症状はKSC MP7A1にはつきもののようですね。

メーカーに部品を問い合わせたところ、出荷時の構成から対策品に切り替わっていたので対策品を組み込み済みです。

その後、動作はすこぶる良いですね。

 

マグネシウム製軽量ボルトが採用されていて、寒い季節でもガシガシ動きますし、弾切れまで一気呵成に撃ち尽くすことができます。

一方で、その分明らかにリコイルショックが犠牲になっていますね。

上記のM4ガスブロとは特性的に正反対と言えそうです。

 

さて、実射性能ですが、初速は80m/s程度でした。

やはり30m程度までは狙える感じですが、それ以上の距離だと散ってしまいますね。

リコイルの衝撃が少ない分、銃が暴れないので扱いやすい印象です。

弾道の安定感、ジャムなど動作不良のない安心感は素晴らしいです。

 

サバゲでも、自分の相棒としてはとても心強く、信頼めいた感覚を覚えるほどです。

ガスブロの場合、長物であっても精度の問題でどれもインドア向きとなります。

そして重く長いボルトより、小さく軽量なボルトの方がガスブロで作動させるには適していると思います。

そういう意味ではMP7はガスブロ長物として理想的な一丁というか、あるべき姿ではないかと思っています。

 

 

GHK AK74MN改

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さて、本日最後のレビューです。

サバゲ仲間の方がこいつを担いで駆けつけて来てくださいました。

なのでたぬきちの持ち物ではないのですが、せっかく撃たせていただいたのでレビューしちゃいます(^^

 

まず、AK74MN改としている理由ですが、ストックを樹脂製のものからスケルトンストックに交換しています。

持ち主さんの趣味だそうで、KSCの電動AK74MNも同じ仕様になっていました。

同じ仕様で電動&ガスブロの二丁を仕立てるなんて、愛としか言いようがありませんね(^^;

 

GHK製AK74は初めて持ちましたが、KSCのAK74GBBよりも軽い印象で、細く握りやすいグリップもあいまって扱いやすい印象です。

リコイルショックは思いの他軽いですが、撃発音が甲高く金属音も混じるので銃を撃っているという感覚が濃く、けっこうテンションUPに貢献していますね。

 

弾道はのびやかで素性の良さを感じさせるものの、ホップ調節のスイートスポットが狭いのか調整に手間取る感じです。

ダイヤル式のホップ機構も硬くて回しにくいです。

海外製のトイガンは往々にしてこういう細かなところにあらがありますね。

たぬきち的には腕が鳴る部分です(^^;

 

ホップ調整が済むと、30mまでは直進します。

そこから先は様々な方向にばらける感じでした。じつにガスブロらしい弾道です。

特筆すべきは初速の速さですね。

この個体は5発のアベレージでも93m/s程度出ていました。

 

もう一つ特筆するとしたら、マガジンに弾を込めるのが実にやりにくい。

マルイのローダーでは歯が立たず、仕方がないので一発ずつ込めて試射しましたが、ゲームユースで考えるとこれは何か手を打ちたいですね。

休憩時間にマガジン一本分、装填できない(><

 

でもやはり、何よりパワフルなのでうまく調整すれば長距離も狙えるようになるかもです。

5発のアベレージも振り幅が狭く、冷えに強い構造なのかもしれません。

 

まとめ

連休だけあって、今日はたくさん書いてしまいました。

諸々ありますが、たぬきち的にはDE製M40A3が一応の性能を見せてくれたことと、クリスベクターが思いのほか動作良好、性能もまずまずで、あらためてとても気に入りました。

 

やはり、トイガン遊びは面白いですね!

また個別にもレビューをしていきますね。

 

それではまた。たぬきちでした。