せんばやまのたぬきちのブログ

たぬきちのトイガン&サバゲーに関するブログです!

ダブルイーグル M62(M40A3)スナイパーライフル 初期整備①です!

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

先日レビューしたダブルイーグル製M40A3の続きです。

 

前回の終わりで箱出し状態でシューティングレンジレビューをするか迷っていたたぬきち

箱出しレビュー後にレンジで初期整備を行うことも含めて分解手順を確認していたのですが、こんなものを見つけてしまいました。

 

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下水の配管かと見まごうようですが。

インナーバレルの内部です(汗

 

こりゃいかん。

どうみても、機関部からグリスを吹いている様子。

こんな状態じゃ、まともな弾道はまるで期待できませんね。

 

かくして、初期整備をした後で、レンジへ持ち込むことに決定しました。

さあ、やると決めればやるぞ。たぬきちはやれば出来る子YDKなのです!

 

それでは、ダブルイーグル製M40A3の初期整備編。

行ってみましょう!

 

 

チャンバーおよびインナーバレル整備

まずはストックと機関部を分離しましょう。

 

 

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三か所のネジを外します。

 

前側二か所は2.5mm、トリガーガード後ろのものは4mmの六角レンチを使用します。

この二種のレンチは製品に付属しています。

長柄のL字レンチ、それも頭が面取りしてあるものなので使い勝手は良いです。

 

 

 

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ネジは脱落防止で内部で滞留するようになっています。

ところどころ、心配りのある構造をしていますね。

 

 

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アウターバレルとシリンダーの連結部です。

このT字型のパーツひとつで止まっています。

 

見えている二つのネジを外したら、ドライバーで指しているあたりをこじりながら外します。

 

 

 

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外したところです。

首元がこの穴に挿した樹脂パーツだけで止まっています。

構造はチープですが、こういうところに安価製品なりのオリジナリティがありますね。

一点止めですが、ストックで3点止めしていることで精度を保っているんでしょう。

 

きっとそうだ。

そう思いたいたぬきちです。

 

あとは普通に引き抜くと、機関部からバレル部分が外れます。

 

 

 

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チャンバーおよび給弾口付近です。

こちらも見えている二つのネジを外します。

 

カバーが取れると、ホップレバーの根本に留めているネジが露出しますので、それも外しましょう。

 

 

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そうしたらチャンバーユニットを機関部側へ送るようにして引き抜きます。

 

この時、ホップレバーの台座が引っかかるので、チャンバーユニットを横向きになるように回してやると摘出出来ます。

 

 

 

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摘出完了です。

インナーバレルはアルミ製のようですね。

 

インナーバレルの素材については高硬度のものほど良いですね。

真鍮製の黄銅色のものが一般的です。

アルミ製はそれよりも柔らかい素材なので、力が掛からないように扱いましょう。

 

なんだアルミ製かよ。けっ。

 

と思いがちですが、よく考えるとVSRも一部の製品以外はアルミ製インナーバレルなんですよね。

3発発射のショットガンタイプのトイガンの多くもアルミ製バレルを採用しています。

 

上記の通り、真鍮製のものの方が頑丈で精度が出やすいようですが、だからと言ってアルミ製インナーバレルが必ずしも精度が悪いというわけではありません。

外圧に弱く、削れやすいのは確かなようですが。

長い目で見れば内部が削れて精度が落ちることもあるかもしれませんが、何万発も撃ったあとの話ですのであまり気にする必要はないように思います。

 

まあ、インナーバレルを買い替えるとなれば、どうせ買うなら真鍮製かさらに高精度なステンレス製を選びますが(^^;

ひとまずここはこのインナーバレルの精度を見てから考えればいいことですね。

 

 

 

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さて、チャンバーユニットです。

見えているネジをすべて外します。

写真が切れかけですが、右端のホップユニットの極小ネジも外します。

 

 

 

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ぱかっと割りましょう。

この時、給弾口にあるゲートを抑えているスプリングがありますので飛ばさないように気を付けましょう。

 

さてさて、ここで困ったことが一つ発覚しました。

チャンバーはVSRタイプなので当然マルイ製ホップパッキンが使えると見込んでいたのですが、パッキンはDEオリジナルのタイプでした。

 

うーん。

このオリジナリティはいただけませんね。

何がどうであれ、主要箇所にマルイ製を使えることが精度を上げるうえでは一番の近道なのですが。

 

ホップ窓の位置が違うので簡単な加工ではマルイ製パッキンへの換装はできそうにありません。

まあ、マルイ製だけが世界で唯一の高精度というわけではないので。

ここはひとつ、出来る限りの内部清掃をして、あとは精密に組立てみるしかないですね。

 

インナーバレルからホップパッキンを外し、パッキンは脱脂洗浄をしましょう。

 

 

 

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さて、冒頭の写真です。

内部が相当汚れていますね。

 

バレルリフレッシャーを通してみたところ、あめ色のグリスが垂れるような勢いで押し出されて出てきました。

これは明らかに、シリンダーから飛び出してきているものですね。

 

初速も高いので、このグリスの噴き出しさえなければ機関部はいじる必要はなさそうなのですが。

グリスが吹いている以上、見過ごすわけにはいかないですね。

 

長くなりましたので、続きは初期整備②と題して別にアップしますね。

 

今宵もお付き合いくださってありがとうございました。

たぬきちでした。