さて。たぬきちはまた楽しいトイガンを手に入れてしまいました。
こちらです!
え?なんの銃かわからない?
表題のとおりです!(笑)
モノはヤフオクで中古で出ていたものです。
その時は普通のフラットダークアースだったんですが、思わず塗装の実験台にしてしまいました(笑)
実は以前にも一度、同じものを福袋で入手したことがありました。
その時には箱出しのレビューを書くためにレンジでホップ調整をしながら遊んだ程度だったので、今回は改めて内部調整も含めていろいろと遊んでみようかと思ったわけです。
で、さっそくの青っぽいしましまカラー化です(笑)
家にあるBDUの柄を参照しつつ、アメリカ海軍の迷彩カラーに似せて彩色してみました。
手描きで迷彩をやるのは初めてだったので6時間かかりました(汗)
でもまあ、遠目にはきれいにみえるでしょ?
さて、この彼は入手時に初速が93m/sありました。
初速は上々なので機関部以外をばらしてチェックしてみたところ、ホップパッキンもまあまあ良さそうだったのでそのままレンジへ持ち込んで、実射チェック。
ところが撃ってみるとどうも時計回りにロールが出るのです。
仕方がないので持ち帰り、チャンバーまでばらして整備です!
(がっかりするより腕が鳴ってしまうたぬきちの悲しきさが。。)
さて、ばらし方を簡単に列記しますね。
まずはトリガーガードを外します。これは二本のボルトで止まっていますので、それを外します。
するとあら不思議、ストックがごっそり外れて上下に分割されます。
整備性が良いですね。
次に、マウントレールを外します。
これも見えている4本のボルトを外せば簡単に取れます。
さくっとぐりぐりやっちゃいましょう。
さてお次はいよいよアウターバレルを外します。
アウターバレルを外すには下側の根本に見えるイモネジをまず抜きます。
するとアウターバレルそのものが回転させることができるようになりますので、ぐるぐる回して外します。
機関部が外れたらもうあと少しです。
マガジンのハウジングを外しましょう。
これもハウジング前後についているネジを外せば簡単に取れます。
ハウジングを外すと前がわのネジ穴の近くにイモネジが見えます。
これを外せばインナーバレル&チャンバーが出現します。
インナーバレル&チャンバーを引っ張り出したら、チャンバーの左右にあるイモネジを外します。
そして忘れずに、ホップ調整ネジを二本とも回し切っておきましょう。
ここまでくれば構造は一目瞭然ですが、ホップ調整ネジをしめることでパッキンを押しているアームが持ち上がってホップが弱くなる構造です。
回し切っておかないと、ホップパッキンを圧迫したままの状態になりますのでチャンバーからインナーバレルが抜けません。
さていよいよ丸裸になりましたね。
チャンバーからは引き抜くだけですので、多少硬くても引き抜いてしまいましょう。
さて、肝心かなめのホップパッキンに到達しました。
見てみると、パッキンやバレル開口部の構造はどうやらマルイ準拠の電動ガンタイプのようです。
これなら単純にパーツ交換だけでも精度アップが期待できますね!
PDIのパッキンと比べたところ、長さが短いようですのでパッキンを少し切り詰めます。(写真右がPDIパッキンです)
気密保持のため、念のためシールテープを巻いてからパッキンを装着。
もともとついていたパッキンを調べたところ、BB弾を保持するリップ部分にバリがありました。こういうのがロール弾道の元なんです!
海外メーカーのこういう部分のクオリティが上がらない限り、日本のトイガン企業はまだ安泰ですね。
さて、組み上げて試射してみたところ、初速も分解前とほぼ一緒でした。
あとは再度シューティングレンジに持ち込んで実射してみないとですね!
以上、たぬきちでした。