せんばやまのたぬきちのブログ

たぬきちのトイガン&サバゲーに関するブログです!

コンパクトハンドガン王決定戦 IN たぬきちの里

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

今夜はちょっと趣向を変えまして、表題のような企画をやってみたいと思います。

要するに、我が家にあるコンパクトなハンドガンの撃ち比べですね。

コンシールドなハンドガンというのもなかなかロマンがありますよね。

それらのトイガンの実際の性能はいかほどなのか。さて試してみましょう!

 

参加選手は以下の通りです。

東京マルイ グロック26

ホグワーツ グロック42

・マルゼン ワルサーPPK/S

・KSC P230アーリーHW

・WE M&Pコンパクト

 

約8m先のターゲットへ向けて、委託なしで両手保持での射撃での集弾性と、フィーリングについてを検証してみます。

実施日は5月頃でしたので、気温は20度そこそこだと思います。

(WE M&Pコンパクトのみ、8月初旬のトライアルでした)

では、それぞれ見ていきましょう!

 

東京マルイ グロック26 

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※アウターバレル、スプリングガイドのみ社外品へ変更。

まず、これらの銃の中でも初速が最速で65/m程度でした。ブローバックのキレが良く、トリガーが軽いので思わず連射したくなる感じです。

また初速を計測していても、5発中の初速のブレ幅が狭く安定しているのが印象的でし

た。

集弾性もさすがはマルイ製という、貫禄の結果でした。全5丁の中で一番のグルーピングとなりました。

一方で、撃発音は結構大きく、甲高い音がしますね。

そして意外と暴れん坊で、銃本体の軽さもあって連射してしまうと落ち着かない感じがしました。片手で連射するシチュエーションなどではかなり命中精度も落ちそうです。

また、コンシールドにしては大き目ですのでその辺はどうなんでしょう。ズボンの内側に仕込みたいなど、用途によっては使いにくさもあるかもしれません。

 

 

ホグワーツ グロック42

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こちらは台湾製品で、実銃にももちろん存在するグロックのコンパクトモデルです。

グロック19をそのままスケールダウンしたようなモデルで、ノーマルサイズのグロックと比べるとまるでミニチュアみたいです。(下の総評に比較写真があります)

さて実射性能ですが、まず初速は56m/s程度でした。コンパクトなハンドガンはどれもおおむね初速は低めなので、その中でもまあ普通くらいの初速ですね。

こちらのモデルはスライドおよびアウターバレルがメタル製なので、スライドを引くと耳さわりの良い金属音がします。

ブローバックは強めで、金属音と相まって“銃を撃っている”感が強いのが好印象ですね。それと引き換えというか、そうすると必然的に撃発時に銃が跳ねるのはもう致し方ないですね。

マルイのグロック同様、初速の幅が狭く安定している点も好感です。

 

 

・マルゼン ワルサーPPK/S

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※グリップが木製品に交換してあります。

まず初速ですが、60m/s程度出ていましたので早い方ですね。ブローバックの速度が速く機敏な印象で、その割には銃が跳ねにくいです。

これは構造的にグロックなどと違ってチャンバー&バレルが銃のフレーム側に固定されているためだそうで、銃が上に逃げない分、手首に衝撃を強く感じますね。

気になったのは小さい割には音が大きい点です。サイレンサーを付けていてもそれはあまり変化はない感じでした。

またデコッキング機能搭載なので、初弾を装填したあとでもハンマーを安全位置まで戻せるので、サバゲーなど装弾し待機する機会が多い場合にはハンマースプリングがへたらずに済むので重宝する機能です。装弾数が22発と多いので実戦向きでもありますね。

 

 

 

・KSC P230アーリーHW

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初速は52m/s程度と控えめですが、その分これらの銃の中ではいちばん静かです。

PPK/Sと同じくバレル&チャンバーがフレーム本体に設置されているので、ブローバックによる銃の跳ね上がりがほとんどないのが印象的です。

ただし、冷えに弱いようで連射するほど初速が下がるのがやや気になりますね。まあ、装弾数が12発なので連射して使うような銃じゃないですね。

グルーピングについても上々でしたので、ここ一番というときに、ワントリガー・ワンキルな使い方が出来れば本領発揮といったところじゃないでしょうか。

シルエットも含めPPK/Sによく似ていますが、こちらはマットな仕上がりで落ちついた風情があります。

 こちらもデコッキング機能付きです。

 

 

・WE M&Pコンパクト

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ついでと言ってはかわいそうですが、せっかくなので上記四丁と比べてみましょう。

マルイ製純正パッキンへの交換後の初速で64m/s程度なので、マルイのグロック26と初速はいい勝負ですね。

こちらはスライド、アウターバレルともにメタル製ですのでブローバックに重みがあります。さりとてモッサリした感じはなく、撃ち味のフィーリングはとても良いです。

パッキン交換後は特に命中精度に関しても上々で、こちらもマルイのグロック26に匹敵する結果でした。

グロック26に比べてトリガーはやや重め、銃本体のウェイトも重めなのでじっくりとした射撃ができる感じです。

 

 

総評

さて総評ですが、性能的にはマルイ製品およびマルイ準拠のモデルが一枚上手という結果です。一方でグロック26およびM&Pコンパクトは大き目な部類ですので、コンパクトさを求めるならPPK/SやP230が明らかに小さいですね。

 

ちなみにたぬきちがこの中でゲームで一番使用しているのは、グロック42です。それはグロック42がグロック兄弟の中でも比較的知られていない珍しい部類の銃であること、そしてメタルスライドのフィーリングが気に入っているため、という理由が大きいですね。

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グロック17との大きさの比較。グリップの厚みも断然細いです。

 

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ゲームでは長物からサイドアームに持ち替えるのは階段やCQBエリアなど狭く入り組んだ場所です。出会いがしらに撃ち合いになるようなシチュエーションですので、命中精度よりも抜きやすさなどの要素が重要なので、銃自体の性能差という意味ではどれを使っても実際のところ大差はないというのがたぬきちの印象です。

小さく軽く、ホルスターやマガジンの入手性も良く、撃ち味や手触りの良いもの・・という風に選ぶと、たぬきち的にはグロック42になったという事ですね。

 

サバゲーで良くある話ですが、最強銃は何か?という問いに対する答えは、結局は“自分の好きな銃”が最強じゃないかとの事です。

みなさんも、ぜひいろいろ試してみて自分好みの一丁を見つけてくださいね。

 

以上、たぬきちでした。