みなさんこんばんは。たぬきちです。
たまには自分のお気に入りの銃の紹介でもしてみようと思います。
じゃじゃーん!
KJワークス GEMTECH Oasisです。
現状、絶版状態で入手困難の一品ですね。
細身の銃身は前半分が銃身一体型のサプレッサーになっていて、固定スライドというだけでも発射音が小さいのでより一層の静音効果があります。
見た目も含め、まさに暗殺者の銃として隠密行動にうってつけの一品ですね。
もともと、KJワークスMK1を母体としたメーカーカスタムガンなので、基本構造はMK1と全く共通です。
悩みどころも共通していて、箱出し状態ではトリガーの引き切りが激オモで、この重さはよく「腱鞘炎になるほど」と称されるほど。
また、固定ホップのエアガンに多いつまづきホップ構造のため、撃つたびにホップのかかりがまちまちで弾が散ってしまう。
もちろん、たぬきちの個体はそれらの対策を独自に施してあります!
トリガーの重さには主に二つの原因があります。
一つは内部構造の擦り合わせの問題で重さが生じていることで、もう一つはトリガースプリングの強さに由来するもの。
内部構造については全バラシを行い、すり合わせの悪い箇所を研磨しグリスアップをすることで改善ができます。
またトリガースプリングについては直径5mmの押しバネをアマゾンで購入し、適宜初速やトリガープルの重さを見ながら長さを調整しています。
おかげで、片手で小さな的を狙った場合でも引き切りの重さによる引きブレがほとんどなくなるくらい、トリガープルの引き切りは軽くなっています。
ちなみにたぬきちはトリガースプリングを留めているベアリングを整備中に手が滑って飛ばしてなくしてしまったことがありますが、このベアリングは6mmなので実はBB弾で代用できたりします。
もう一つの悩みどころ、つまづきホップ構造に由来する弾道の散りの解決方法はいくつかあるようですが、チャンバーの切削は大掛かりで不可逆作業のリスクもあるのでこの銃では避けています。
たぬきちの解決方法はいたって単純。電動ガン用のWホールドタイプのホップパッキンをKJ用のサイズ(7×8mm)に切り出して装着するだけ。
なまこ型の山を持つつまづきホップからWホールドタイプのパッキンに代わることでホップのかかり具合がだいぶ均一化できます。これで20m程度までは再現性の高い直進弾道を得られるのでお手軽かつ効果の大きな改良点です。
固定ホップで初速が高いこともあり、20mくらいの距離まではこのパッキンなら力押しで直進させることができるという感じです。
30mを超える距離だとやはり散らばりを感じますが、交戦距離を間違わなければいいだけの事。たぬきちはインドアフィールドのみで使用しているので、これで性能的には十分なのです。
また、一息にトリガーを引き切らず、毎回引き切り直前まで引き絞ってから引き切ることでチャンバー内でBB弾とパッキンとの関係性が毎回同じになり、再現性の高い弾道が得られるという話も聞いたことがあります。
やってみると確かにまちまちにトリガーを引くよりは集弾性が上がる気がします。
ちなみにたぬきちのオアシスはグリップを木目風に、排莢口から見えるボルト部分をシルバーに塗装しています。
この辺りはMK1と部品が共通なので、塗装しても安価で元に戻せるのは利点ですね。
また、フレーム上部はMK1のリアル刻印 バージョンに換装しています。
やっぱりリアル刻印ってかっこいいですよね。
冬場でも安定して動作するため、インドア戦では無二の相棒です。
なにより見た目がカッコいい!この銃はそれに尽きます。
以上、たぬきちの愛銃自慢でした。