さてさて。今回は先日の通り2018年夏の福袋・ガスブロ3万円分で引き当てたS&T製のガス長物についてのレビューです!
(↑↑サプレッサー等一通り装備してみました!)
まずは外観ですが、ひとめで目を引くのはこの15インチあるKEYMODハンドガードですね!長いです!
磁石はつきませんが軽金属製のようですのでおそらく材質はアルミだと思います。
KEYMODの中をフルフローティングで貫通しているアウターバレルも同じ素材かと思います。
KEYMODはレシーバーにはめ込み式で連結されていて、首元の二本のボルトで絞めこんで固定しているタイプです。
ちなみにその締め込み圧を受けているのは強化樹脂製のレシーバーではなく、アウターバレルを固定している金属製リングですのでKEYMODの締め込みすぎでレシーバーを痛めることはなさそうです。
次にストックです。
ストックはVLTOR IMODというタイプのレプリカのようです。
伸縮段階は初期位置以外に5か所で固定できるタイプです。いわゆるシックスポッド?
一応、電池ストッカーも再現されています。
さて、気になるレシーバーです。強化樹脂製とのことですが、見た目のプラスチック感はあまりないマットな表面仕上げになっています。
強度が幾分不安ではありますが、実銃でも強化樹脂製レシーバーを持つライフルも昨今は多くあるし、トイガンでもUMPやG36なども、海外仕様の15気圧ガスガンでも強化樹脂を使っています。国内向け5気圧フロン134a仕様なので、たぬきち的にはそれほど心配はないのではと楽観しておりますが、さてどうなることでしょう。
それはきっと、今後の使用状況に大きく依存することでしょう。
ウェスタンアームズのM4をモチーフにモデルアップしているとのことで、テイクダウンも実銃同様、セレクタそばのテイクダウンピンを一本抜くだけで機関部を露出することができます。
この辺のリアリティはもはやガスブロM4では定番ですね。
レシーバーで一番心配なのは、20mmレールです。
用途柄、どうしてもネジで絞めこむ部分ですので長い目で見ればここはおそらく傷みが出やすい部分かと思います。
KEYMOD部分はもちろん軽金属製ですので問題なしです。
もしレシーバー部のレールの傷みが気になる場合には、別途マウントベースのエクステンションを買って最初からそれを噛ませて運用する手もあるかもしれません。
ま、逆に言えば傷んでどうしようもなくなったらそうすればいいかもしれませんね。
トイガンは実用品なので、使ってなんぼ、傷んで当然とたぬきちは思っています。
永遠でない、そのはかない一時期を、楽しく一緒に過ごせればそれで充分です。
さて、肝心の実射性能ですが、箱出し状態では初速計測のみを行いました。
初速は初弾で86m/s、あとは撃つほど落ちますが、70m/s程度でおおむね安定するようです。
撃ち味は豪快で、スポーツラインという言葉の軽さがみんな吹っ飛ぶ激震を全身で体感出来ますよ!
動作もおおむね良好だと思います。
チャージングハンドルを引くとダストカバーが開くギミックもリアリティを感じさせてくれます!
この後、お決まりの初期整備を行いますが、それは長くなるのでまた次回。
どうぞお楽しみに!