せんばやまのたぬきちのブログ

たぬきちのトイガン&サバゲーに関するブログです!

【たぬラボ】BOLT Airsoft AKS74UN リコイルショック付き電動ガン

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

いやはや。関東でも小雪がちらつくような寒波が襲来してきておりますが。

みなさまおかわりありませんでしょうか。

 

前回記事に引き続き、今回はBOLT AirsoftのAKS74UNについての内容をお届けしたいと思います。

 

 

 

 

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月イチでチームの仲間と一緒にサバゲを楽しんでいるたぬきちですが、

12月度は九龍戦闘市街区にて遊んでまいりました。

 

写真では二階のキャットウォークから地上階の敵をショットガンで撃っている様子のたぬきち(^^;

なかなかアグレッシブな様相を呈しておりますね💦

 

冬場のインドアサバゲにおいてはエアコキショットガンはやはり心強い武器でしたが。

それとは別に、前回ブログで登場したBOLT Airsoft AKS74UNでも戦い、なかなかの戦果を挙げることが出来ました。

 

 

 

 

 

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BOLT Airsoft AKS74UNリコイルショック付き電動ガンです。

こちらに当日はC-MOREタイプのドットサイトを搭載し、入念にHOP調整をして使用。

 

激しいリコイルショックもあるものの、調整するとおおむねまっすぐ飛ぶ弾道は箱出しでもインドアサバゲでHITを量産できるだけの素質があることがわかりました。

 

さすが。最近のBOLT製品は優秀だなぁ。

 

現場で見つけた難点としては、11.1vのハイレスポンスと引き換えなのか、セミオートで戦っている際に時折二発バースト射撃をしてしまうこと。

フルオートで戦っているわけではないし、まあ一般的なスタンダード電動ガンでも起きうる症状ではあるんですが。

HITをとるような肝心なシチュエーションの時に限ってバーストが起こるので、何とも渋い後味が残るような。

敵さんに悪いというか。心苦しい一面もありました(><

 

 

一方、ゲーム終了後に自宅で初速をはかって判明したのですが、HOP調整後の初速が60m/s程度しか出てなかったことが判明。

 

むむむ。由々しき事態じゃありませんか。

撃ち味や弾道は良いとしても。電動ガンで初速60m/sではどうにも心もとない。

 

そして前回ブログで書いた通り、事前の下調べによるとすべてのネジ類が永久強度のネジ止め剤で固着されているので分解に難儀するモデルとのこと。

 

これはまた。手こずらされそうなにおいがプンプンしてきました💦

 

 

 

 

 

 

 

 

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主な問題はイモネジの類です。

他のブロガーの方の記事を読む限り、ヒートガンを用いてネジ止め剤を溶かしてイモネジを回すとのこと。

 

ヒートガン??

そんなもの持ち合わせてないぞ??

 

だいいち、ヒートガンで温めるとフルメタルのレシーバーが全体的に熱くなって扱いが厄介になりますよね。

 

そこでたぬきちはこんなものを使用してみました。

 

 

 

 

 

 

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ポケットバーナーです( ´∀` )

 

炎の先端温度は1300度まで達するという売り込み文句の、いわゆるターボライターの類ですね。

電気工事士をやっている友人からもらい受け、田舎の家で野良仕事をする際に使ったりしていたものです。

 

ヒートガンの代わりにこれを使い、ネジ類の頭を焼けばネジ止め剤をピンポイントで焼き切れるのではないかという算段です。

 

前回ブログの段階では半田ごての使用を考えていたのですが。

このポケットバーナーの方が簡便だということに気が付いたので使用してみました。

 

 

 

 

 

 

 

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動かないネジはともかくバーナーであぶって回します。

この方法によって、大きな苦労もなく分解することが出来ましたが。

 

写真中央のプラスネジを外し、下側にあるイモネジを外すとレシーバーカバーと一体になっている部材が外れます。

その下にあるのがアウターバレルと本体との連結部分。

ここにあるイモネジが直列で二個入っていて、これが取れずにネジをなめたという記事が多く、たぬきち的にも事前に危惧していた部分です。

 

触った感触からすると、以下のような構造になっているようです。

 

一つ目のイモネジはバーナーで焼くと普通に外れました。

二つ目も同じくバーナーで焼くのですが、回り方の手ごたえが一つ目と違います。

あるところまでは軋むような感じでどうにか回ってくれるのですが、あるポイントまで来るとそれ以上回らなくなります。

ようするに外れない。

なるほどこれを無理にトライするとネジがなめてしまうわけですね。

 

たぬきち、ここでハタと気が付いたのですが。このイモネジ、上に回し切って抜かなくてもアウターバレルは外れます。

 

推察ですが、この一連のイモネジは二段階にタップを切られているんではないでしょうか。

 

要するに、奥側のイモネジを締めた後、ピッチの違うもう一つのイモネジ用のタップをもう一度切りなおしているのではないか。

 

イモネジはふたつとも2mmのへクスなのですが、おそらく穴の奥と手前で微妙にピッチが違う。

だから手前側のイモネジは上から外れるが、下側のイモネジは途中まで来ると急に噛みこんで動かなくなるような様子を見せるのではないでしょうか。

 

どうしてこんな手の込んだつくりになったのかいまいち釈然とはしませんが。

たぬきちが触った感触からは、そういう所見でした。

 

繰り返しますよ。

たぬきちの個体では二個目のイモネジは全部取らなくてもアウターバレルは外れましたので目的は達成です。

ネジがなめるほど遮二無二回す必要はなしでした。

 

すべての個体で同じかどうかわかりませんが(ー-;

 

あーまどろっこしい💦

 

 

 

 

 

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さて、アウターバレルが外れたところで初速低下の原因をやっつけましょうか。

 

初速低下の原因は複合的なものでもあるとも思いますが、一つ明らかなのはこの押しゴムが固いことです。

そのおかげで、HOP調節の際のスイートスポットが異様に狭く、ほんのわずかHOPをかけすぎるとBB弾が圧迫されすぎて初速が落ちる。

 

化け物の正体見たり枯れ尾花、といった風情でもありますが(^^;

ふたを開けてみればこんな些細なことで初速が出ず。

バーナーで炙ればイモネジも割と簡単に取れるわけです。

 

この辺の情報不足も手伝ってか、このAKS74UNは世間では評判はあまりよくないようですね。

しかしも、やってしまえばスタンダード電動ガンをいじるのと大差ないような(^^;

今回いじっているのはあくまでチャンバーまでなので、メカボックス本体がまた難儀なのかもしれませんが。

たぬきちは結構拍子抜けしたような、構えすぎていたような気分でおります。

 

 

さて、話を戻しましょう。

 

パッキンと初速について調べてみましたが、マルイ純正およびPDI Wホールドパッキンでは初速が60m/s程度までしか出ず。

インナーバレルか、あるいはノズルとの相性で気密が落ちるんじゃないかな。

 

仕方がないのでパッキンはノーマルを使用し、押しゴムのみマルイ純正に変更。

押し量が足りていない雰囲気だったので両面テープを帯状にしたものを仕込んでかさましして、その状態でレンジに持ち込んで試射してみました。

 

適正ホップで初速は82m/s程度。

この状態で、0.2g弾を使用して40m先のターゲットに水平の弾道でヒットできる精度が出たので、パッキンも素性は悪くないようです。

初速の変動幅が77~93m/s程度と数字だけ見ると暴れ気味ですが、実際に撃ってみるとそれほど気になるものでもありません。

そもそもサブマシンガンだし、リコイルショックが強いので弾道は暴れてなんぼ、抑えてなんぼのトイガンだ!ってな具合でしょう。

 

平均値でいえば82m/s前後なので、これならインドアでもアウトドアでも使いやすい出力かと思います。

 

 

 

 

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さてさて、見てまいりましたBOLT Airsoft AKS74UNリコイルショック付き電動ガンですが。

どうでしょうかね。

 

たぬきち的にはひとまずチャンバーまで手を入れられることがはっきりしたのでまずは何より。

前述のとおり、インドアでもアウトドアでも使用に耐える実射性能を発揮してくれたのでほっとした感じではありますね。

 

なにせ、このトイガンのために我が家のスタンダード電動ガンはほとんど放出しちゃったんだから。

Point of no returnを踏み越えてるわけですよもう💦

ほんと、うまくいってくれてよかった(^^;;

 

いじれるとわかった以上、あとは使って楽しむだけですね。

 

アウトドアフィールドではURG-I、インドアフィールドではAKS74UNと使い分け、住み分けも出来てる気がするし。

我が家の電動ガン事情はこれでひとまず落ち着くのかな。

 

これからまだまだ続く寒い季節にめげず、楽しくアグレッシブにサバゲをエンジョイするうえで、やはり楽しく激しく動作する電動ガンはきっと活躍してくれることでしょう。

 

どうでしょうかね(^^;

 

それでは今宵もこの辺で。

たぬきちでした。

 

 

 

 

【レビュー】BOLT AIRSOFT AKS74UN リコイルショック電動ガン

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

朝晩の冷え込みが一層厳しくなってきましたね。

秋口に腰を痛めたたぬきちにとっては試練の時期の到来を予感させる今日この頃ですが。

みなさまお変わりはありませんでしょうか。

 

さて今宵はとうとうこんなものを入手してしまいましたのでさっそく紹介したいと思います。

 

極限のリコイルショック!?

いろんな意味でこいつはすげぇぜ!

 

じゃじゃん!!

 

 

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BOLT AIRSOFT AKS74UN リコイルショック電動ガンです!

先日入手したBOLT AIRSOFT URG-Iが箱出しでもとても素晴らしい性能を発揮してくれましたのでね。

ついついサブマシンガンカテゴリーの電動ガンについてもBOLTのリコイルショック付き電動ガンに更新してしまおうかという欲求にあらがえず(^^;

 

全長はAR-AIMSよりもラッパハイダー分だけ長い程度なので、ストックを折れば普通にバックパックにも投入可能なこのトイガンです。

とうとう我が家のスタンダード電動ガンはBOLT製品へと更新されることとなりました。

 

 

 

 

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リコイルショック付きであることがもちろん最大の理由ですが。購入に踏み切った決め手はもう一つあります。

AKS74Uについてはトイガンを各社リリースしていますが。BOLTのAKS74UNはストックの角度が射線に対して深めに降下しています。

このおかげで、インドア戦でガスマスクを装備するたぬきちでもストックに頬付けするのが容易に可能となるのです。

M4系のように射線と並行のストックを持つ銃の場合、ガスマスクの頬部分の厚みが邪魔をして普通に構えるとサイト類を覗くのに難儀するんですよね(^^;

 

ごくごく個人的な理由ではありますが。

このストックの角度のおかげで、このトイガンたぬきちのインドア装備に対するマッチングが良いのです。

 

ここ、結構重要ですよ!(笑)

 

 

 

 

 

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さて、気を取り直してレビューしてまいりましょう。

フルメタルのスチールプレスレシーバーに、飴色に輝くハンドガードはもちろんリアルウッド。

リアリティに溢れる黒染めのボディは傷がつけばつくほどAKらしさを増すこと間違いなしでしょうね。

マガジンは樹脂製で、同じく樹脂製のグリップはこの製品ではベークライトの赤茶色ではなく黒色。

うーん。これはこれで似合っているのかな。

 

マガジンは460発のゼンマイ式多弾マガジンだそう。

リアルカウントでゲームをしているたぬきちにとっては、ここは弾数少なくて良いからスプリング給弾式が良かったな。

 

 

 

 

 

 

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海外製のAK製品では割とありがちですが、各所、エッジの立ち具合が半端ないので素手で不用意にこすると皮膚が切れます。

まあでもこの無骨さがAKらしさでもありますね。

サイドのレールマウントも切り立った造形が美しくすらあります。

 

 

 

 

 

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初期的な難点なのかもしれませんが、この個体では付属マガジンに対して挿入口が幾分狭く、マガジン前側をひっかける際に強い抵抗があります。

もっともマガジンが樹脂ですので、使っているうちに削れてくるので症状は改善するはずですね。

 

ちなみにスタンダード電動ガンのAKマガジンに対応するという記事をどこかで見かけた気がしますが、BB弾の給弾口の位置がすこし違っているようで、すくなくとも我が家のAR-AIMS用のワッフルマガジンは刺さりませんでした。

 

まあこれに関しては純正品に勝るものなし、ということでしょうかね。

 

 

 

 

 

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BOLTのAKS74UNの中でもこの製品はH.A.M.M.E.R.という新機構を搭載したモデルで、従来型に比して重量を増したボルトは11.1vでの駆動により強烈なリコイルショックを生み出します。

それゆえ、この製品ではすべてのネジ類が永久固定レベルでネジ止め剤で固定されているらしく、整備性が相当犠牲になっているというような記事も見かけました(^^;

 

さて実射性能についてですが。

まだ室内でのみしか撃っていないので遠距離については未知数ではあるものの。

まずはやはり強烈なリコイルショックに驚かされました。

URG-Iについてもそうでしたが、それに輪をかけてこちらの製品のリコイルショックは強烈です。

フルオートで撃つならば、実銃よろしく暴れる銃身を抑え込むような扱いが必要なんじゃないでしょうか。

 

ただ、幾分心配なのが初速。

80m/sから92m/s程度までバラツキがありますね。

これに関してはレンジで実射してみないとわかりませんが、初速のばらつきは大概の場合弾道の散らばりに直結しているはずです。

 

理由は何だろうなぁ。

 

セミオートで撃つと5発に1回くらいバーストすることがありますね。

ボルトの停止位置からして、重たいボルトに引っ張られてオーバーラン気味のようにも見受けられます。

給弾位置が毎回微妙に違っているということなんでしょうかね。

だとすると初速のばらつきは持病と言えるかもしれません。

ボルトの重さ、11.1vでの駆動がデフォルトなので、それに起因しているなら仕方ないということでしょう。

 

分解が容易でないとしても、いずれチャンバーまでは分解してパッキンをいろいろ試す必要はあるはず。

ヒートガンであぶりながらネジ止め剤を溶かすのだという記事も見かけましたが。

はんだごてでネジを熱したら同じことが出来るのかな。

 

さてさて。これはまさに、新しい冒険の始まりということでしょうか(^^;

 

 

 

 

 

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さて。ざっくりと見てまいりましたが。

BOLT AIRSOFT AKS74UNリコイルショック電動ガン

いかがでしょうかね。

 

まだまだ未知数的な要素は多いものの。強烈なリコイルショックはガスブロ長物もかくやといった様相でもあり。

たぬきち的には11.1vのバッテリーがURG-Iと共用できるし、季節を問わず冬場でも安定稼働する電動ガンですのでメインにしろサブにしろサバゲに持っていく機会が多そうな。

 

ともかく撃って触っていじってみないといけませんね。

新しいものに取り組むのは楽しいもの。

うまくいくかは毎度毎度わかりませんが。それこそ冒険の本質でもありますね。

 

 

それでは今宵もこの辺で。

たぬきちでした。

 

 

 

 

【たぬラボ】Crest M56DL ②

皆さんこんばんわ。たぬきちです。

先般、チームメイトの友人から預かった例のショットガンがようやくまとまったので、今宵はその顛末のお話を書き散らかしたいと思います。

 

一筋縄ではいかないと思ったけど!

やっぱり大変だったよハイこれじゃじゃん!!!

 

 

 

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セットアップが完了した、Crest M56DL エアーコッキングショットガンです!

 

 

いやはや。今回ばかりは本当に、なかなかどうなることかと思いましたが(^^;

チームの仲間からの依頼でしたのでね。なんとか落としどころまでたどり着けてほっとしております。

 

紆余曲折しましたが。最終的なセットアップ内容はこちら。

 

・インナーバレル交換(マルイ製)

・チャンバー一式交換(マルイ製)

・ホップパッキン交換(宮川ゴム製)

・シリンダー&ピストン交換(CYMA製)

 

 

 

実際にはこれの数倍のセットアップを試していますが。

結局落ち着いたのがこれ、という意味です(^^;

 

順を追って解説しましょう。

 

まず、ノーマルパッキンのままだと飛びがバラバラなのでパッキンを交換するのですが。

これが独自形式で、チャンバー一式を交換しないとマルイ系のパッキンへの交換ができません。

しかるにチャンバー一式をマルイ製へ交換するのですが、その際に弾道精度向上の期待を込めてインナーバレルも三本ともマルイ製に交換しています。

 

この製品のシリンダー&ピストンもなかなか曲者です。

基本的に工作精度がよろしくなく、特に摩擦が強いようでコッキングが重くなる原因を作っています。

 

 

 

 

 

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ノズルの形状が特に悪く、角が立ったノズル先端はパッキンへの挿入がスムーズに行われず、パッキンをめくって変形させてしまう様子がありました。

(上の白い方がCYMA製、下がCRESTのもの)

 

またこのノズルはマルイ系パッキンとの相性が悪く、マルイ系パッキンと合わせると初速が落ちてしまいます。

 

そこでCYMAのシリンダーキットへ交換となるわけですが。

これがまた、この製品のシリンダーキットは微妙に形状の合わない箇所があって、そのまま装着するとコッキングしてもシアーが掛からなくなってしまいます。

 

 

 

ま。必要なら加工するまでです。

 

残念ながらこれに関しては先達の情報がありませんでしたので、間違い探しというか、形状の差異を見つけてはそれを整えるという作業(^^;

うまくいくかどうか、たぬラボの真価が問われる瞬間ですね。

 

 

 

 

 

 

 

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都合、二か所の切削をするのですが、部材は両方ともピストン側です。

 

まずはピストンの台座の端の部分を切り欠きます。

まるで囲った部分の切り欠きがCYMA製にはないので、この分を加工することになります。

 

手っ取り早く、リューターで切り飛ばしましょう。

塩ビ管よろしく粘り強い素材なので、カッター等で削るのは現実的方法ではありませんでした。

 

 

 

 

 

 

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もう一か所は、ピストンの根本の微妙なでっぱりです。

こちらも切り飛ばしてしまいましょう。

 

この二か所の加工をすることで、CYMA製のシリンダーキットがCREST製品に使用可能となります。

 

 

 

 

 

 

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さて、あとは肝心カナメのパッキンですね。

パッキンは、宮川ゴム製の海外製ショットガン向けのものを使用しました。

これが最強クラスの集弾性を発揮してくれるのです!

 

 

シューティングレンジで試射したところ、

40m程度まで、A4にまとまるくらいの散り具合でほぼ直進していく弾道は素晴らしいの一言でした。

依頼主の「40m先を狙えて、50mも届くショットガン」という要望を、これでようやく達成することができました。

 

これに先立って別の友人のCYMA M870エアコキショットガンを修理かたがた調整し、パッキンだけ宮川ゴム製品へ交換したのですが。

それだけでこの素晴らしい遠距離射撃性能が発揮できていましたので、CYMAのショットガンユーザーにはおすすめですよ!

 

 

 

 

 

 

 

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いやはや。今回ばかりはどうなることかと思いましたが。

Crest M56DLエアコキショットガンが、ようやくひとまず落着といえるところまで到達できました。

 

もう。下手に独自規格とかやめて(笑)

 

トイガンをいじるほど、やはり東京マルイは業界内では偉大な存在だなと実感するたぬきち

実射性能を求めると、結局マルイ製品へ寄せていく作業になるんですもの。

 

海外製品のうまいところは、そんなマルイのラインナップにないニッチでマニアックな商品をロールアウトしてくるところ。

で、それを購入すると結局中身をマルイに寄せることになるわけです。

 

なんかこう、最初から中身はマルイのOEMです、みたいな企画・販売ってできないもんですかね。

・・・権利の問題でできないか(^^;

 

いちユーザーとしては、好みの製品を高精度で使うには、やはり中身を自力でチューンしていく以外になさそうですね。

この試行錯誤や工作のプロセス自体、楽しめるものでもありますがね。

 

はあ・・・。ひとまず肩の荷が下りました(^^;

 

それでは今宵もこの辺で。

たぬきちでした。

【たぬ雑記】オアシスへ行ってきました(^o^/

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

月日の過ぎるのは早いもので、いつの間にか2021年も師走を迎えた今日この頃。

すっかり寒い日も増えてきましたね。

 

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

 

たぬきちはひと月に一度、チームの仲間と一緒に各地の定例会にてサバゲを楽しんでいるのですが。

11月度は埼玉県にあるオアシスというフィールドにて遊んできましたので、

今宵はその時のことを書き散らかしたいと思います。

 

 

 

 

 

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11月も半ばとはいえ、当日の朝はずいぶんと肌寒かったです。

それでも日が昇るにつれ気温も上がり、日中はソフトシェルジャケットを着こんだ姿だと汗を結構かくくらいの好天に恵まれました。

 

日中、いちばんおいしい時間帯ではガスブロも元気にガシガシ動いているようでしたが。

今回は先日購入したBOLT AIRSOFT URG-Iの実戦投入と、タボールと比べた時の評価をしようと思って、長物はその二丁のみ持参しておりました。

 

 

オアシスは埼玉県にあるサバイバルゲームフィールド。

それほど広くはないものの、長距離で射線の通る場所あり、ブッシュあり、CQBエリアあり、建物ありと構造のバリエーションが豊か。

侵攻ルートも比較的に多く、一日遊んでも飽きさせない懐深さのあるフィールドです。

 

当日は前述のとおり、タボールとURG-Iという二丁の電動ガンをメインに遊んできましたが。

マガジンは軽いし連射もできるし、遠距離にしろ近距離にしろ安定して射撃ができるという意味では、やはりゲームユースではガスブロに比べて電動ガンは遊びやすいですね(^^;

 

 

 

 

 

 

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先日紹介したBOLT AIRSOFT URG-Iリコイルショック電動ガンです。

 

0.25g弾使用にて遊んできましたが。

音や衝撃は質的な差こそあれガスブロに近いものもあり、11.1vの立ち上がりの良さも手伝って電動ガンであることを忘れさせるような撃ち味は特筆に値するものがありました。

 

マルイの次世代M4系とは違ってボルトストップ機能がありませんが、実際にサバゲに投入してみるとタクティカルリロードする機会が断然に多いのでネガティブに感じることもなく。

 

単発なら40m程度の距離でもヘッドショットも狙うこともでき、連射するとがつがつとしたリコイルショックも楽しめる。

軽量なマガジンは多数携行するのにも負担も少なく、また取り落としてもリップが割れるなどの心配もなく。

 

一日通して使ってみましたが。

非常に遊びやすく五感も満たされ大満足の一丁でした。

 

 

 

 

 

 

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比較対象としてS&T タボール21ブローバック機能付き電動ガンを持っていきましたが。

 

やはり動作面では11.1v製品と比較すると7.4vの電圧では立ち上がりがモッサリ感じてしまいますね。

トリガーに対して撃発がリニアでない感じといえば良いでしょうか。

 

セミオートを多用する場合にはどうしてもモサッとして、バリケード越しに撃ち合った場合などにタイミングが合わないと感じる場面もありました。

 

ただし、フルオートで使用する分にはあまり気にはならないですね。

リコイルショックではないにしろ、開閉するボルトカバーは頬付けした頬骨越しに激しめの音とカツカツとした衝撃を脳天に叩き込んでくれます(^^;

 

ブルパップ構造に由来する長いインナーバレルは遠距離に対する射撃の安定性をもたらしてくれますので、遠くの敵にフルオートで撃ちこむような使い方がこのトイガンにはふさわしいように感じました。

 

 

 

URG-Iと比較するなら、タボールの一番の利点は本体代金が半額以下というセールスバリューでしょうか。

撃ち味に関してはスタンダード系電動ガンの中では優秀な方だと思います。

あとは独特なこの見た目が好きなら、外見上にもアドバンテージがある可能性もありますね。

たぬきちはタボールを使っている人をフィールドで見かけたことがないので、他人と武器が被りにくいというのもポイントになるかもしれません。

 

今回、オアシスでURG-Iを気に入れば、スタンダード電動ガンをすべて放出することも考えていたたぬきちですが。

 

結論としては、URG-Iは自分のニューノーマルとして鉄板の位置を築くだけの満足度がありました。

そしてタボールは異色系武器として手元に残したいというのが今の結論かなぁ。

 

たぬきちトイガンについては見切りの早い方だと自認していますが。

タボールは切り捨てられない魅力があるトイガンだと再認識した感じでもあります。

 

 

 

 

 

 

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他に、当日はセカンダリとしてCarbon8 M45DOC Co2ハンドガンを持参しておりましたが。

 

こちらはさすがのCarbon8というか、さすがのCo2ドライブですね。

発砲音がもうモデルガンかと思わせるような迫力のある破裂音で、撃つと近隣の味方が驚いて振り向くほどの撃発音があります。

 

そして侮りがたいのが命中精度の高さ。

CQBでのクイックショットからの、遠目のバリケの影から出ている人影への狙撃と。これ一丁でも結構遊べてしまうくらいの精度の良さがありました。

 

いかんせん、リアルカウントで遊ぶと7+1発なのでリロードが忙しいですが(^^;

それも味わいの一つと達観できるのであれば、ハンドガン無双を目指すような玄人はだしな遊び方もできる優秀なトイガンです。

 

 

 

 

さて、当日のゲームの様子なのですが。

当日は15人VS15人程度の対戦となって、6人で参加していたたぬきちたちのチームは途中で戦力バランスの見直しで3人ずつ敵味方に分かれて戦うこととなりました。

 

普段背中を預けて戦う心強い味方か敵にまわるといかに手ごわいのかと思い知る一方、戦い方の傾向という手の内を知っている以上、対策を考えて戦えるというマッチアップの面白みを味わうことができました。

 

フィールドの四隅にあるフラッグをめぐる攻防がメインですが、これがいざ攻めてみるとフラッグをとる段階で「あれ?こっちのフラッグで合ってたっけ?」となったり。

たぬきちも戦っているうちに方角を忘れたようで、落とすべきフラッグとは違うフラッグを鳴らしてしまって敗戦になってしまうハプニングもありました。

 

まあ、勝ち負けというよりは戦っていること自体が楽しいですのでね。

(自己弁護(^^;)

それに関して文句を言われることもなく、むしろ「自爆ボタンを押してしまったー!!」などと頭を抱えては、仲間のみんなと笑いあう顛末となりました。

 

 

 

 

 

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うーん。やはりサバゲは楽しいですね。
当日を思い出しながら、あらためてしみじみとそう思ってしまうたぬきちですが。

 

せっかく緊急事態宣言も解除された昨今ではあるものの。

あらたな変異株の出現でさっそく雲行きが怪しくなってきてしまっているのが気がかりでもあります。

 

月に一度の楽しみですのでね。

開催不能という事態に再び陥らないよう、皆さんと一緒に個人でできる防疫措置をできる限り続けていかねばなりませんね。

 

 

 

 

 

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これから寒い季節を迎えるにあたり、今回のオアシスではBOLT AIRSOFTのURG-Iが信頼性の高いメインウェポンとして運用していけそうなことがはっきりしたという事も大きな収穫でした。

 

そして意外なほどにS&Tのタボールを気に入っている自分に気が付かされることにもなりました(^^;

 

いやはや。

やればやるほど、サバゲトイガン遊びっていうのは面白いものですね。

 

さて、次回12月度は我らのホームフィールドを自認している九龍戦闘市街区です。

いまから楽しみで、考え始めるとわくわくして夜も眠れなくなってしまうほど。

さあさあ、たぬきちの本領発揮だぞ(笑)

 

それでは今宵もこの辺で。

たぬきちでした。

 

 

 

 

 

 

【レビュー】BOLT AIRSOFT GEISSELE URG-I リコイルショック電動ガン

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

11月に入り、朝晩の冷え込みが一層と進んだ気がします。

今年もはやくも残り二か月かと思うと、日々がいかに飛ぶように過ぎているのか気づかされて愕然としますね(^^;

 

みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

 

さて今日はこんなものを買ってしまったので早速紹介しようかと思います。

 

いよいよ来たか、次世代化への大本命!

我が家のスタンダード電動ガンを無双駆逐するニューノーマル!?

 

じゃじゃん!

 

 

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BOLT AIRSOFT GEISSELE URG-I リコイルショック電動ガンです!

 

おかしいなぁ。マルイの次世代電動ガンを欲しいなあと思っていろいろ情報収集していたのですが。

なぜか、結局購入したのは台湾のBOLT AIRSOFT製のこのモデルになりました(^^;

 

銃器=舶来品という概念が、頭のどこかにあるからでしょうかね。

海外製品の、どこかこちらを突き放してくるようなある種の疎外感にこそロマンを見出しているっていうことでしょうか。

東京マルイ製のURG-Iと見比べて、それほど迷いもせずにこちらを選んでおりました。

 

さて、URG-Iとはまずなんぞや?というところなのですが。

URG-Iは東京マルイからもモデルアップされていますので詳しくは他のサイトに譲るのですが、要するに米軍の特殊部隊であるグリーンベレーで最近採用されているのがこのタイプのライフルである、ということのようですね。

 

特徴的なのは、ごく最近までM4のメインストリームであった四面レールを廃し、八角形の細身のハンドガードにM-LOKで後付けで好きな場所に拡張レールを設置するというタイプであるということでしょうか。

 

ゴテ盛りにするのはあまり好きではないたぬきちにとって、裸のこの細身の状態のハンドガードがまた味わい深く、格好いいもののように感じます。

 

そして機関部はあくまで熟成の進んだM4A1そのものですので、トイガンとしても確立しきっているモデルであると言えるかと思います。

 

 

 

 

 

 

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グリーンベレーでは各種任務に合わせ、さぞかしゴテ盛りにして運用されているかと思いますが。

シンプルに光学機器をちょい載せしただけの姿が、シューターズライフルとしてのAR15そのままといった風情でもあります。

 

要するに、ミリタリー色が強すぎないというのもポイント。

サバゲでは特定の軍装をしないたぬきちにとって、米軍色が強すぎる銃というのも身になじまない気がして気が引けるのですが。

このURG-Iはその点、最新のAR15として使用できるのでどんな装備にもなじみやすいトイガンじゃないかと思います。

 

GEISSELE(ガイズリー)のハンドガードも含め、レシーバーもフルメタルですので持つと武器としての力強さ、心強さを感じさせてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

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リアル刻印モデルですので、いたるところに刻印があって雰囲気を盛り上げてくれています。

 

ガイズリーのハンドガードの造形がなんとも美しく、現代的で洗練された風情がありますね。

黒染めのレシーバーに対して、ハンドガードは若干緑がかったような色をしています。

 

マガジンハウジングにあるシールはBOLT AIRSOFTの製品であることを示しているシールです。

これはこれで味なので、ひとまずははがさないでおこうかと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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逆サイド。

レシーバーはオーソドックスなM4A1そのままの姿をしています。

あえて言えばトリガーガードが別注品なのかな。

一方、マルイ製では普通のストレートタイプのトリガーガードのようですね。

 

ほかに目を引くのは、エアボーンタイプのガイズリーのチャージングハンドルです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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このチャージングハンドルもガイズリーの刻印入り。

アサイトについてはマルイのURG-Iは目盛入りの調節機能付きのリアサイトですが、こちらのモデルでは簡素なフリップアップサイトになっております。

 

 

 

 

 

 

 

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マルイのモデルとの見た目上の一番の違いはこのストックです。

マルイのURG-Iではオーソドックスなクレーンストックとなっていますが、このBOLT AIRSOFTのURG-IはPTS CTRタイプのオリジナルストックとなっています。

 

細身でスタイリッシュなURG-IにはこのCTRタイプのストックの方が似合っているような気がするし、M4の数あるストックの中で個人的に一番好きなのがCTRなので、けっこう気に入っている部分でもあります。

 

バッテリーはストックエンド、バットプレート部分に11.1v 15cのBOLT純正の専用品を縦向きに入れるタイプです。

 

 

 

さて肝心の実射性能なのですが。

今回、箱だし状態で試射してきましたが。

ホップ調節のみで、0.25gのBB弾使用にて40mの皿型ターゲットにバシバシ命中させることができる精度があって驚きました。

平たく言えば、40m先にいる人間に対してヘッドショットをゆうに狙えるということですね。

 

発射時に振動を発するB.R.S.S.(ボルト リコイルショックシステム)はすでに洗練された感もあり、電動リコイルシステムの面白みを十二分に味わうことができます。

 

リコイルショック自体はガスブロのような肩を叩く衝撃ではなく、銃が強く揺れるといった風ではありますが。

スタンダード電動ガンにはない”撃っている感”は電動ブローバックの醍醐味を感じさせてくれます。

 

初速はこのホップ調節済みの状態で、0.2g弾にて計測して93m/s程度と必要十分なパワーが出ています。

 

ネガティブポイントとしては、撃ちはじめに若干の弾上がりの悪さが見受けられましたが。

それも撃ちこむうちに少なくなったので、慣らしが終わると発生しなくなるようなタイプのトラブルかもしれません。

 

これについてはもう少し様子を見てみないとわかりませんね。

 

ちなみに、マガジンはスタンダードタイプのM4マガジンが共用可能です。

ボルトストップ機能はないので、全弾撃ちきっても撃発は可能なタイプとなっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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さて、見てまいりましたBOLT AIRSOFT GEISSELE URG-I リコイルショック電動ガンですが。

いかがだったでしょうか。

 

まずスタイリッシュな見た目がとても良いですよね。

11.1v仕様なのでレスポンスも良く、リコイルショックも強めで撃っている感が楽しめる、とても五感に響くトイガンかと思います。

色もブラックのほかにグレー、タンカラーの三色展開となっているので、自分の好みのカラーリングを選べるのも良いですね。

 

これからますます寒い日が増えてきますのでね。

サバゲでも、フロンやCo2やらガスガンに加えて、寒い環境に対して信頼性の高い電動ガンも併せて持っていく機会も増えるので、きっと活躍してくれることでしょう。

 

さてさて。ついに我が家のスタンダード電動ガンはこのURG-Iによって放逐されてしまう運命になるのか。。

どうでしょうかね(^^;

 

それでは今宵もこの辺で。

たぬきちでした。

 

 

【たぬラボ】Crest M56DL

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

いやはや。季節はあっという間に巡るもので朝晩はずいぶんと涼しくなってきましたね。

コロナ禍とはいえ、ずいぶん罹患者数も落ち着きを見せ始めた今日この頃。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

 

たぬきちは相変わらずトイガンライフを楽しみつつ、ブログの更新をなかなかしないという現状(^^;

最近ではすっかりゲームに没頭するのが好きになってしまったようです。

やはり、ゲームがいちばんお金の掛からない趣味ですよ!( ´∀` )

 

トイガンもクルマも、現物を手に入れ始めたら散財はキリがないですからね。

(いまさらか・・・( ´∀` )

 

 

ま。でもやっぱり一番楽しいのはゲームでさんざん没頭して遊んだ後、その実物に触れるときですね(^^;

結局時間もお金も使ってしまっていますが。。。

人生、楽しんだ者こそが真の勝者ですよ!

 

 

というわけで、今宵はこんなものを紹介していこうと思います。

じゃじゃん!

 

 

 

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Crest M56DL 三発発射式エアコッキングショットガンです。

こちらはサバゲ仲間の某ナイスガイの依頼で、内部調整を頼まれているものです。

元となっている銃はイタリアのベネリM4というオートマチックショットガン。

トイガンとしては中華製ショットガンで三発発射式、中身についてはマルイのM3スーパーのコピー品のようですね。

 

ポンプアクションの引きが重いのが難点ですが。

上部レール搭載でなかなか精悍なたたずまいです。

 

 

 

 

 

 

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このモデルの大きな特徴はこの独特な伸縮式ストックでしょう。

根元から動かす際にはストックパイプごと時計回りにややひねり、それからチークパットの下の丸いボタンを押して展開します。

 

初期ポジション以外に4か所のポイントがあり好みの長さに調節できますが。

最後はそのまま引き抜けてしまうのでコルトM4のクレーンストックのようなつもりで動かすと抜けて目が点になってしまいます(^^;

 

 

 

 

 

 

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実銃ではチャージングハンドルがついているはずですが、それはオミットされているようです。

 

箱出しでの初速(一発装填時)は75m/s程度と低め。

さてさて。

持ち主からのオーダーに応えるべく、こいつを調整していかねばなりません。

 

 

 

 

 

 

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整備を始めるうえでまず最初の難関が、ストックパイプを外すのに150mm以上の長さのある4mmの六角レンチを探すことです(^^;

 

探してみると、これがなかなかないんですよね。

 

たぬきち

Heyiarbeit T型六角レンチ

というツールの4mmのものをチョイス。

これでもまだ長さが数センチ足りなかったため、ハンドル根本の樹脂部分を2cm分程度、のこぎりで切り落として専用ジグとしました。

 

さてさて。

長い闘いの始まりです( ´∀` )

 

 

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安価品のためアウターバレル、シェルチューブ、インナーバレル、ストックパイプ以外はほとんどの部品が樹脂製で耐久性が低いのがまず気になりますね。

樹脂製品に金属製のねじを使用しているため、3回程度の脱着でもねじ山が馬鹿になるものが出始めます。

 

組んでみて試射してまたばらして問題を解決して、という繰り返しの作業となるうえで、そもそもねじの脱着で破損の恐れがあるというのは大きな不利です。

 

はやめの段階で設定を出して、手を止める必要がありそうです。

 

 

 

 

インナーバレル、チャンバー等の問題点

 

 

 

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総じて工作制度が低く、耐久性にも乏しいこの製品。

インナーバレルのホップパッキンとの接合面である切り欠きの工作制度が低く、1mm以下程度のクリアランスがあって気密が悪い。

 

写真でわかりますかね。

パッキンのリムがインナーバレルに接地していないんですよ💦

これじゃ気密もくそもあったもんじゃないですよね。

 

パッキンを切れば事は早いのですがパッキンのホップ山がその位置にあたるので実施できず。

逆に、インナーバレルの方をリューターで削って、三本とも調節することとなりました。

 

すり合わせの工作をして組みなおすと、初速が75m/s→85m/sへ改善。

とりあえず、問題をひとつ潰せたかな(^^;;

 

 

パッキンは、マルイのものは直接使用不可でした。

 

他者さんのブログでマルイのものとパッキンは互換しているとあったので期待しましたが駄目でした。

マルイパッキンを載せてチャンバーに組み込むと左右が圧迫され、真円ではなく0の字型になってしまう。

またチャンバー+パッキンをマルイ製に交換した場合、バレルベースに組み込むと1mm程度のクリアランスが生じガタが出て気密が低下するらしく、初速が65m/s程度(一発装填時)まで低下。

またその状態だと給弾が不安定になり、一発装填での射撃が困難となってしまいます。

 

以上の点から、チャンバーまわりは結局デフォルトへ組みなおすことにしました。

 

これらの作業を進めるうちに、バレルベースの二つあるねじのうち一つがつぶれてしまったため、瞬間接着剤を駆使して脱着をしている状態となっています。

 

 

 

 

機関部の問題点

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こちらも総じて工作制度が低く、耐久性に乏しいです。

 

シリンダー&ピストンの工作制度が低く、摩擦抵抗が高いわりにエアロスが大きい。

シリンダ出口の給弾ノズル内にバリがあったため、バリ落としも兼ねて棒やすりで内径を広げてみた。

上記の初速が75m/s→85m/sへ改善したのもこの影響もある可能性がありますね。

 

 

 

 

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シリンダー&ピストンはほぼCYMA製のものと互換するものの、ピストンの台座の一部に切り欠きの加工が必要。

この加工をしないと先台を引いてもトリガーシアが掛からない。

今回は不可逆作業を避ける観点から切削はせず、ピストンの台座のみデフォルトのものに付け替えてみました。

 

シリンダー&ピストンのみでのフィーリングは上々だが全体を組んでみると引きが軽くなったような様子は感じられず。

初速も上昇したわけではなかったため、結果的にはあまり効果のあるスワップとは言えませんね。

 

スプリングは電動ガンサイズのものとスナイパーライフル系のものを組み合わせたようなダブルのスプリング。

これが引きが重い原因を作っている様子。

スプリングガイドの根本にワッシャーがあるが、これを増やすとシアーが掛からなくなった。

そもそも引きがかなり重たい銃なのでスプリングを強化することは現実的ではないと判断。

 

上記のような顛末にて、こちらもデフォルトで組みなおすことにしました。

 

 

 

 

 

実射性能

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都合、パーツについてはすべてをデフォルトのものとして組みなおした状態で、単発での初速が85m/s程度の状態での実射です。

 

この状態では、弾道がバラバラでなかなかの暴れん坊ですね。

 

三発のうち一発は割とまっすぐに飛ぶものの、二発は20m程度からドロップしてしまう。

散り具合からするとインドアでなら実践投入も可能ではあるが、いかんせんコッキングが重すぎて連射はできそうにないですね。

 

持ち主の「遠くを狙える銃に出来ないか?」という期待に応えるには、どうしたらいいか。。

 

うーむ。

これはなかなかの難題となりそうですね(^^;

 

 

 

 

 

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さて。ひとまず見てまいりましたCrest M56DLですが。

いやー。てこずらされる予感しかしません(><

 

今後の措置ですが。

現状の出力からパワーアップは引きの重さを考えると結構つらいですね。

シアーが掛からなくなる条件がシビアなためできることが限られているというのも難しくしている要因です。

ほぼ同じピストンを使っているCYMA製品はもっと軽い引きでも同じくらいの初速が出ているので、そのあたりから打開策がないか検討。

 

より遠距離での精度を出すことを考えるならチャンバーから先をすべてマルイ製品に交換してみるというのもありじゃないでしょうかね。

 

 

 

いやはや。

ショットガンは機構が複雑でチャンバーも3つをバランスよく調整しなきゃならないし、やはり難しいですね。

そのぶん、腕の見せ所とも言えますが(^^;

 

今回ばかりはどうも強気なことをいう気になれないたぬきち

うーむ。どうなることやら、ですね。

 

それでは今宵はこの辺で。

たぬきちでした。

 

 

【たぬ自慢】永久不滅のサイドウェポン。

みなさんこんばんわ。たぬきちです。

いやはや。サバゲ好き、あるいはトイガン好きになると、どうしても次から次と様々なアイテムが欲しくなってしまいますよね。

たぬきちも、興味に任せて買い散らかしてはオークションで放出するというサイクルで多種多様なトイガンをこれまで触って来ました。

 

サイクルの流れに従って放出されてゆくものがある一方、手元に残り続けるものがあるのもまた事実。

たくさんのアイテムと見比べてきた中で、それでも手元に残り続けるアイテムにはやはりそれ相応のたぬきちにとっての価値があるという見方も出来ますね。

 

そこで、今宵はこんなものを紹介してみようと思います。

 

基本にして終着点!?

トイガン遊びの最初はマルイ、行きつく先もやはりこれ??

 

 

じゃじゃん!

 

 

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東京マルイ グロック26 ガスブローバックガンです!

 

いやはや。

このトイガンたぬきちトイガン遊びを初めて最初期に購入したものなのですが。

ついに手放されることもなく、いまだに現役でサバゲにも持って行っているアイテムです。

 

言わずと知れたハンドガンの二大巨頭の一翼、グロックシリーズ。

その中でも、東京マルイにしてみても最初期にモデルアップした製品です。

トリガーのコッキングインジケーション機能がないなど基礎設計の古さも否めないものの、このコンパクトさにして高い命中精度はやはり東京マルイの製品なのだと唸らされるものがあります。

 

装弾数についてはリアルカウントを第一是としているたぬきちにとって、10発という弾数はガバメントをしのぐ火力です。

ダブルカラム仕様のマガジンは冷えにも強く、小型軽量のスライドと相まって冬季でも動作に不安を抱くようなことはほとんどありません。

 

まさに、信頼のセカンダリウェポンです(^^

 

 

 

 

 

 

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グロック34 TTIカスタムとの比較です。

全長もグリップの長さもずいぶん小さいのがよくわかりますね。

 

海外製のグロックトイガンの多くは、内部はマルイ製品のクローンである場合がほとんど。

初速が高く遠距離も狙えるこのグロック34とも、グロック26はいざとなればマガジンを共用することも出来るわけです。

 

インドア戦においての使い勝手の良さ。幅のある運用方法。

これがグロック26の大きなポイントですね。

 

また、マルイのガスハンドガンの中では最安の部類でもあります。

身に着けても、意外と使わないことも多いわりにぶつけたり落としたりしやすいセカンダリウェポンです。

安価であることは惜しみなく使えることにも直結するので、大きな優位性でもありますね。

 

 

 

 

 

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たぬきちの個体はもともとスライドとシャシーの継ぎ目からスライド表面にオイルのにじみがありました。

拭いても拭いてもにじむので、拭くのが面倒くさくなったたぬきち

 

そこで、台所用スポンジの研磨剤入りの硬い面でスライド表面を均一にこすってヘアライン仕上げのような筋目を付けてあります。

これによってオイルにじみがスライド全体に均等に行き渡り(^^;

艶めかしくも深い色合いのスライド表面となっております。

 

 

 

 

 

 

 

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マガジンです。

現在ではどのハンドガンにもある、フォロアー最下部付近の切り欠きがないため弾込めは上部からのみ可能となっています。

 

こういうところに基礎設計の古さが見え隠れしているものの。

リアルカウントでは装弾数も10発ですのでね。

そこはそれ、手で一発ずつ込めてもせいぜいその程度の事です。

 

たしか、WE-Tech から出ているグロック26用のマガジンにはフォロアー下部の切り欠きがあるので、気になる人はそれを試してみるのも良いかもしれません。

 

冷えには本当に強いようで、厳冬期でも生ガスぶっしゃー!になったことがない気がします。

 

 

 

 

 

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サードパーティ製品ですが、14mm逆ネジ仕様のアタッチメントの付いたアウターバレルも流通しています。

 

かつてはこの姿で九龍戦闘市街区で遊んでいたこともありますが。

やはりグロック26はあくまでセカンダリですのでね。

サプレッサーを付けて使うなら、それはプライマリ武器の方でしょう。

 

グロック26はあくまでセカンダリ

そしてその用途での使い方がどの銃よりぴったり来るトイガンだと思います。

 

 

 

 

 

 

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たぬきちにとって、セカンダリとしてのグロック26の立ち位置を決定的にしたのはやはりジョンウィックです。

 

火力の強い武器をメインとし、サブにグロック26を身に着けるジョン。

独特の近接戦闘術を駆使しつつ、あれやこれやと武器も変えつつ肝心なところでグロック26も使って戦っています。

 

コンパクトでコンシールドなグロック26です。

やはり使いどころはセカンダリ

いざというときのため、懐に隠して挿しておきたい一丁なのです(^^;

 

 

さてさて。

肝心の実射性能は、さすがのマルイ製です。

初速は9月のこの時期で68m/s程度出ていますので、コンパクトハンドガンにしては上々なもの。

 

銃が小さくぶれやすいので遠距離射撃は難しさがありますが、フラットな弾道で30m程度までふわっと飛ぶのでリーチもあります。

 

あえて難点を探すなら、トリガーが軽いので慌てると意図したタイミングよりも早く撃発させてしまいやすいです。

この辺は扱う人間の技量の部分でもありますね。

 

 

 

 

 

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さて。見てまいりました東京マルイ グロック26ですが。

いかがだったでしょうか。

 

もともとジョンウィックよろしく、エージェント系の装備で戦うのが好きなたぬきちにとって、やはりこの上なくしっくりとくるセカンダリなのは間違いないです。

デトニクスなども何度も買おうかと迷ってはみたものの。

装弾数の多さ、冷えに対するダブルカラムの強さなどどこをとってもグロック26は他のコンパクトハンドガンに見劣りする部分がありません。

 

突き詰めるなら、トリガーのコッキングインジケーターは後発のグロックモデルのトリガーにスワップすれば良いことだし、マガジンの切り欠きもリューターで切り飛ばせば使い勝手は向上します。

 

グロック19なども魅力的だとは思いましたが。

マルイのグロック19はスライドを動作させた時のガボッというなんともくぐもった音と感触がどうも好きになれませんでした。

 

そこへ行くと、グロック26はもっと軽やかなスライドの引き心地があり。

軽量コンパクトなスライドはブローバックスピードも速いので撃ち味も良く。

 

やはり、セカンダリとして装備する上では不足のない性能を有したトイガンだと思います。

 

何より安いし(^^;

安さはバリューだ!(笑)

 

 

それでは今宵もこの辺で。

たぬきちでした。